※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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仁王の再プレイ中。
完全に一からやってます。今度は旋棍メイン、大太刀サブ。
やっぱり楽しいゲームだなぁ。

執筆、P5R,MHWと同時進行は流石にきついので、P5Rは一旦ストップ。
トロコンしてるし…アワードは流石に面倒くさくなってきたから、もういいかなって。
MHWは悉ネルギガンテも撃破したから、後はゆるゆるやっていきます。

それはそれとして、仁王のウィリアムって元海賊だったんだよなぁ。
外伝ネタとして、アサシンクリードブラックフラッグのエドワードの船にウチの色ボケが乗っていたら…と考えました。
そしてその船にウィリアムも乗っていて、アサシンの技やハンター、モノノフとしての技、ミタマ(ウィリアムの場合は精霊)の力の使い方を教えられていたら…。

…壁越え段差越え暗殺で、仁王がヌルゲーになりそうだw
なお、時代的に無理があったので諦めました。
エドワードは1700年、ウィリアムは1500年代だったよ…。


第517話

 なんかえらく遠回りした気分になったが、安の領域浄化作戦、成功。

 今回はトラブル…と言う程のトラブルは無かった。舞華も言いつけられた通り、暴走したりせず大人しく護衛を務めていた。大型鬼を見つけても戦いを仕掛けたりせず、小型鬼は近付いてきたところを炎で牽制して追い払う。

 退屈だ退屈だとボヤきはしても、いつ何が出てきてもいいように油断はしてないし、索敵も怠らない。出発前にも地図で進む道近辺の情報を確かめていたし、簡易の物だが非常にの備えも持ってきている。

 ヤンキーっぽい言動とは裏腹に、勤務態度は優等生そのものだった。

 

 

「…………」

 

「…さっきから何見てんだよ。気になる事でもあるのか」

 

「いえ……私の部下だった連中を思い出して、あの子達もこれくらいやってくれれば…と思っていただけよ」

 

「…反応に困るな…」

 

 

 舞華も、アサギの魂の叫びを聞いていた一人だ。あんな叫びを挙げる程に擦り切れた人間に対し、何を言えと言うのか。

 首を傾げている初穂は…うん、知らないままでいいよ。悲しい話は、あんまり言いふらすもんじゃない。

 

 

「まぁでも、言いたい事は分かるわね。事前の確認を怠るモノノフって多いのよねー」

 

「あたしもそう見えるってか? …これに関しちゃ、耳に胼胝ができるくらい散々言われたからな。それに、逸れ者ってのは危険に敏感なんだよ。仲良しこよししてる連中と違って、何かあったら自分でどうにかしなきゃなんねーんだ。一見しただけで勝てる相手かどうか判別できるくらいでなきゃ、逸れ者なんざやってられん」

 

「あんた別に逸れ者って程じゃないでしょ。一人でいる事が多いって聞いてはいるけど」

 

「細かい事言ってんじゃねーよ」

 

 

 せやな、ちょっと破落戸入ってるけど、うちの自慢のいい子やな。

 どこぞの筋肉殴り合い漫画で、似たような事言ってたなー。不良の才能、って奴だっけ。

 まぁ、実際の不良にそんなマメと言うか、自分で対処しないといけないと思ってる奴は殆ど居ないと思うけどね。その場のノリで反抗して戻れなくなって、都合が悪くなったら他人のせいにして喚き散らす。…普通の人間も大して変わらんな。

 

 こうして話している間にも、周囲の警戒は怠ってない。任務に出るのは初めての筈だが、危険に敏感と言うのは本当のようだ。まだ索敵の精度が甘くはあるが、そこらへんは場数の問題だな。

 とにもかくにも、舞華を連れてきたのは正解だったようだ。

 一見すると単なるアウトロー、猪突猛進で血の気が多い猪武者が、その実指示と任務に忠実で、用心深く振る舞う。

 未だに味方不信が治ってないアサギに対する、いいパフォーマンスになっただろう。これも一種のギャップ萌えか。

 

 元々、これで意外と役目には素直に従う子だったんだけどね。最初に任せた風呂焚き係も、結局一日も欠かす事なく定時でやってたし。

 

 

 

 

 そんな話をしつつも、特に問題なく現場まで到着。

 ただ、初穂が瘴気の穴封じに手古摺った。やれそうな気はしてきた…と言ってても、実際にやるのは初めてだからな。仕方ないっちゃ仕方ない。

 6回目での成功…早いと思うべきか、遅いと思うべきか。下手するとオオマガトキ第二段が起きる作業を、5回失敗しないと異界を浄化できない。…成功率が高い、とはとても言えないなぁ…。いや知らずにやって、異界に通じる大穴を作っちゃった俺が言うのもなんだけど。

 こりゃ、鬼の手が量産できたとしても、異界浄化の術を伝えていいのかは考え物だな。鬼の手の扱いを充分に修め、術を間違いなく発動させられればいいが、どちらか一つでも欠けた者が行えば、それだけで人類滅亡の危機だ。絶対、「自分なら大丈夫」とか「英雄になるんだ!」とか「半人前扱いしやがって、見返してやる!」みたいな感じで暴走する奴が出るに決まってる。

 

 なお、5回失敗したのにどうしてオオマガトキが起こってないかと言うと、俺が暴走を防いだから。と言っても、その内2回はそもそも術の発動自体に失敗していたらしく、何も起こらなかったのだが。

 横から見てると、何がどうなって失敗したのかよく分かる。こう、穴を塞ぐ為の術と瘴気を反転させる為の術がぶつかり合って歪んだり、瘴気を一か所に集めておく為の動きが強すぎて瘴気濃度が高くなりすぎたり、それらが壊れた瞬間に反動で……ああ、言葉にするのは難しいな。

 とにかく、その兆候が見られた時点で、より強い鬼の手の力で術自体を掻き消す。反発は適当な逃げ道を用意してやればいいだけだ。

 

 最初は上手く行かずに膨れ面になった初穂だが、どこをどう改善すればいいかを伝えれば、反映されるのは早かった。ちなみに、失敗したらオオマガトキというリスクは初穂には伝えてない。それで尻込みされても困るから。…後になってネタ晴らししたら、殴り掛かって来たけどな。更に大和のお頭にもチクりやがったおかげで、またお説教だ。まー無理もないわな。知らずに世界を滅ぼしかねない所業に加担させてた訳だから。

 人の領域を取り返す為に、人を滅ぼす危険を乗り越える。矛盾しているようで矛盾してない。

 

 

 ま、それはいいんだ。そこまでは特に何事もなく進んだ。安の領域が消えた事で鬼達が狂乱していたようだが、里までは余波は届かない。念のため、瘴気が消えた一帯を一通り調査してきた。夜までかかってしまったが、結論としては問題なし。

 大和のお頭の判断で残されていた、雅の領域の残滓が堤防となったからだ。鬼達はそっちで縄張り争いに没頭している。

 

 

 

 

 

 のはいいんだが、そこにきららさんが突っ込んでいったとか何考えてんだ。

 

 

 

 いやマジで何考えてんだ。任務も受けず、手続きもせずに突っ込んでいくんじゃねーよ。いや、一応理由はあったらしいんだ。

 昨日の舞華との小競り合いがトドメになったのもあるんだろうが、せめて準備していけよ。道具は鍛錬場から持ち出した、練習用の手甲。防具は無し、普段着のまま。行き先の方向だけ聞いて、場所や地形の確認もせずに飛び出す始末。幾らフラストレーションがたまっていたからって…こんなん、アサギが血反吐吐くのも無理ないやん。

 里のモノノフからの報せが無ければ、冗談抜きで誰も気付かず放置してたかもしれんのだぞ。

 

 

 事の発端は、俺達が安の異界を浄化したころに遡る。異界が浄化されれば、鬼達は泡を喰って飛び出し、新たな居場所、異界を求めるのは自明の理。

 今回だってそうだったし、雅の領域の一部を残しているのはその為だ。実際にそれらは想定通りに動き、想定通りに機能し、人里へ被害を出す事なく、鬼達を食い止めて見せた。

 

 

 

 

 

 

 丁度、そこに鹿之助達が探索に出ておってのぅ。

 

 

 

 

 

 いやな、あそこって鬼達が狭い領域をめぐって争いまくるから、放っておいても色んな素材やらハクやらが撒き散らかされてるんだよ。

 その分、手負いの鬼や歴戦の鬼も多いんだが…そういったのを避けながら、素材を集めるのに鹿之助は最適で。

 いい稼ぎにもなるし、鹿之助の度胸付け+自信付けにも繋がるから、仲のいい里のモノノフ二人組となら探索に行っていいって事にしてたのよ。

 あの二人、悪運が強いタイプだし、腕の方は……まぁ、戦うならともかく、逃げ隠れしたり生き延びるだけなら、モノノフ全体でも滅多にお目にかかれないクラスだ。あの二人をつけておけば、鹿之助が万一しくじっても、死ぬことはないと踏んでいた。…超重要人物に対する扱いじゃないが、鹿之助本人にも意地があるのだ。

 

 

 で、その領域に向かって、安の領域から締め出された鬼達が集まってくる。それを観測した里のモノノフが、鹿之助と一緒に居るモノノフの友人で、現在探索中だという事を知っていたんだ。

 里で慌てて救助隊を組織すると同時に、俺達にも知らせようとしてくれた……んだが、そこで出くわしたのがよりにもよってきららさんだった。

 舞華と口喧嘩、その後俺にあしらわれてから、皆の所に戻る気にもなれず、森や道の外れを苛々しながら歩き回っていたらしい。

 

 そして、きららさんを里の人達と極力関わらせてなかったのが、ここで裏目に出た。

 見慣れない女=うちの子、という認識を持った里のモノノフが、きららさんに鹿之助達が探索中の異界に、鬼が押し寄せてきた事を伝えたのだ。

 彼女に伝えれば、俺達全体に伝わると考えたんだろう。実際、他の子達だったらそうだった。すぐにでも執事秘書チームに報せて、対策を練った事だろう。

 

 

 …が、きららさんはうちの子達の連絡網とか全然知らない。俺が不在の時、誰が皆を纏めているかなど全く知らなかった。

 明日奈や神夜が相談役みたいな立場になっている事さえ知らない。…あの二人は特に俺にベッタリだから、関わりたくなかったんだろう。

 

 素直に皆に知らせればいいものを、何をどう考えたのか、彼女は自分で鹿之助達を助けに行った。

 これが発覚したのは、里のモノノフ達が救助隊を結成し、俺達の屯所にやってきた時だ。

 里のモノノフの予想では、うちの子達は臨戦態勢を整えている筈だった。何せ、雅の領域の残滓で食い止められる筈ではあるものの、鬼が里の近くまで大挙して押し寄せてきている上、そこには身内が居るんだから。

 少なくとも警戒態勢をとっていなければおかしいだろう。

 

 物々しい装備でやってきた里のモノノフ達を見て、敵対したのか!?裏切りか!?と早とちりしなかったのは救いだったね。

 「何やってるんだお前ら!」と怒鳴りつけられた時は反発を持った者も居たようだが、事の次第を知らされたらそれも吹っ飛んだようだ。

 

 突然、鬼が押し寄せてくるかもしれないと言われて、各々勝手に動き出そうとしたが、そこは神夜の一喝で鎮まった。好き勝手に動くのではなく、各々役割を決めて早急に対処する。

 尤も、当の神夜はすぐに救助隊として前線に向かってしまった為、実際の統率は明日奈と詩乃がとったが。

 

 

 俺達が事の次第を知ったのは、異界浄化から戻ってくる途中。救助隊と鉢合わせした。

 何故、最初の報せが皆に伝わってなかったのか…は、まぁ、なんだ、最初に報せを受けたのがきららさんだって事で見当がついて。アサギが血を吐きながら崩れ落ちた。多分、前にも似たような事があったんだろう。伝令を広めずに自分だけで突貫するような事が。

 流石にこの状態のアサギを連れて行く訳にはいかないので、舞華にはアサギを任せて帰還させ、俺と初穂は救助隊に同行した。

 

 

 

 異界の中では、結構な数の鬼達が氷漬けになったり、粉々にされていた。…これを一人でやったのか…。ちょいと見縊ってたかもしれんな。例え高い戦闘力を持っていても、行動が無茶苦茶だから意味ないけど。

 氷漬けになった鬼達や侵入者にはお構いなしに、あっちこっちで縄張り争い続行中のようだ。

 きららさんには悪いが、まず探すべきは鹿之助とその友人。身内かつ稼ぎ頭な鹿之助が最優先だ。

 悪いがきららさんは…見かけた時に余裕があれば助けもするが、正直ちょっと庇えるような所業じゃないからな…。情報の遮断に独断専行、功を焦った上にろくな準備も対策もせずに戦いに赴く。…はっきり言わせてもらえば、組織を崩壊に持っていく人種だ。このまま異界で果てるようならどうぞご勝手に、としか言いようがない。

 仮に鹿之助達を助けていたとしても、何らかの形での対応は免れない。

 

 

 とにもかくにも、異界の中を探し始める。

 俺の鷹の目と、初穂の鬼の手を使った追跡で、鹿之助達の痕跡は見つかった。…かなり奥の方まで進んでしまっていたようだ。そこから先は、鬼達の争いで痕跡がグチャグチャになって分からない。

 

 

「ちょっと、もう一つ痕跡があるわよ。これがその…きらら、だったかしら? の足跡ね」

 

 

 全然違う方向に向かってるな。異界に到着して、当てずっぽうで探し始めたか…。

 そっちは後回しだ。まず鹿之助達を追う。

 

 

「いいの? 結構な数の鬼に囲まれてるみたいだけど」

 

 

 良くはないが、自業自得だ。鹿之助達を保護した後、場合によっては助けてやるよ。

 あっちで暴れてるのに注意を惹かれてるおかげで、気付かれずに進みやすいし…。

 行くぞ。皆も極力戦闘は避けてくれ。もしどうしようもない状態になったら、さっき渡した特製音爆弾で合図。保護対象を発見したら狼煙で合図だ。

 

 

 

 

 …と言う訳で、少数部隊に分かれて探索を開始。極力戦闘は避けるように…なんて言っといてなんだけど、俺はむしろ積極的に鬼を狩った。

 瞬殺すれば手間も取らないし、注意も惹かないし、何よりこの近辺に鹿之助達が居るのだとすれば、安全に繋がる。…きららさんの方に行く鬼も、多少は少なくなるだろうし。

 

 鹿之助達が進みそうなルートを予測し、鷹の目も使って探すが…現在進行形で行われている縄張り争いのおかげで、やっぱり手掛かり無し。

 あいつらの事だから、逃げ回るか隠れるかしていそうなものだが…幾つか心当たりを当たってみたものの、むしろ小鬼が隠れているばかり。こいつらも、周囲の大型鬼の争いから避難しているんだろうか。

 

 

 程なくして、キィンと甲高い音が聞こえた。音爆弾だ。鹿之助達が見つかったのか。

 急いでそっちに向かうと、救助隊の一班と、半泣きになってあちこち煤けている鹿之助と、同じく泣き喚きながら逃げ回っていたらしく顔から出る物全部垂れ流しなモノノフ二人組が居た。その二人組は、救助隊にしがみついて何やら喚き散らしていた。…やっぱ死にそうな目に合いながら死なない人種だな。

 

 

「わわわわわわ若ぁぁぁぁぁ怖かったよぉぉぉぉぉ!!!! 鬼がいきなり大暴れしだしてさぁぁぁぁ!!!」」

 

 

 あーもう、泣くな泣くな。よく無事だった。

 いや、悪かったな。異界浄化に向かった時には探索に出るなって通達しとかなきゃならなかった。

 

 その話は後にして、さっさと帰るぞ。もう暫く、ここは荒れそうだ。

 

 

「うん…そうだ、きららさんは!?」

 

 

 あ? 何でそこであの人が出てくる?

 

 

「助けに来てくれたんだ。鬼に囲まれて逃げられない状態で…きららさんが注意を惹いてくれた間に脱出できたんだけど、あっちこっちで鬼が暴れてるから異界から出られずに…」

 

 

 一度は会ってたのか…。しかし助けに来ておいてそれって、あんまり意味が…いや、結果論だ。少なくとも、一度鹿之助達は助けられてるんだし。もうちょっと人数なり道具なり揃えてきてれば…と思うが、それだと間に合わなかった可能性もある。

 どうしたもんかな。正直な話、きららさんの行動は許容できるもんじゃない。鹿之助の一助になってくれたとしても、それは…。

 

 

「助けに来てくれた時、きららさんが叫んでたんだ。『男だろうと女だろうと、仲間は絶対に見捨てない。あいつらと一緒になんて、絶対にならない』って」

 

 

 …過去の記憶が蘇ったんだろうか? それとも、トラウマが無意識に口に出たのか。

 何にせよ、仲間を想うが故の暴走だったのか。それは免罪符とするつもりはないが、酌量の余地くらいはあるだろうか。うちの子達を、仲間と呼ぶくらいには大事に思ってくれていたのなら。

 

 ……分かった。初穂、こいつらの護衛を頼む。俺はきららさんの助力に行く。

 

 

「いいの? いや見捨てろなんて言わないけど、話を聞く限りでも相当な男嫌いだったじゃない。拗れたりしない? 私が行こうか?」

 

 

 いや、先走ったとは言えうちの子達の為に奮闘してくれてるんだ。その気持ちに礼くらいはしてやってもいいだろ。音を聞いた限りじゃ、奮戦しつつもそろそろ体力に不安が出てきた頃だろうし。

 何より、鹿之助に叫んだ言葉が事実なら、こいつらの保護の為に吶喊してきたんだ。目標が無くなれば素直に引く…と思う。それすら拒むなら、それまでの話だ。

 

 

「そんな醒めた事言わないでくれよ若ぁ! 助けに来てくれた人が、それが原因で死んじゃったら、罪悪感で眠れなくなりそうなんだよぉ!」

 

「あー、私からもお願い。助けられた借りも返さずに死なれると、流石に気分が悪いわ」

 

「俺は割とどうでもいいと言うか、助けられたくないなら別にいいんじゃないかと思うけど…確かに、一時とは言えおかげで窮地を脱出できたしな。すぐ別の鬼に追いかけられたから、あんまり意味なかったけど…」

 

 

 おめーはおめーでもう少し恩を感じたら? まぁいい、分かった分かった。ごねるようなら、張り倒して連れて帰るわ。その後で面倒見切れないから放り出すよ。

 これに関して異論は認めん。動機はどうあれ、あいつはそれだけの事をやらかした。

 

 

「う…」

 

 

 …まぁ、ごねたらの話だ。素直に戻るなら、対応は少しは検討する。そんな顔すんなよ。

 じゃ、初穂、そっちは任せたぞ。

 

 

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