堕陽月伍拾惨日目
昨晩はロリを頂きました。性的な知識すら殆ど持っていないガチロリでした。
…ロリとヤッた事は結構あるけど、純正ロリは久しぶりだなぁ。
きららの洗の…もとい教育を那木に任せ、部屋に戻ってきたら玖利亜が待っていた。
玖利亜はうちの子達の中では珍しく、ツルペタ、低身長、性格まで幼いちみっ子である。雪風的にお仲間と思っているよーだが、当人の性的意識が低すぎて、何の仲間と見られているのか理解できていないようだ。
で、どうした玖利亜。よい子も悪い子も寝る時間だぞ、と言って頭撫でてみたんだけど。
「よとぎの当番…」
と言われた。言わせた犯人は誰なのか答えなさい。
「? 災禍が、ふあんていになって来てるから治してもらえって」
災禍、キサマか。しかし不安定になって来ているのなら、無下にはできん。
このところ、やる事が色々あってスキンシップが少なくなってたのは否定できんし…。玖利亜だけじゃなく、他の子達とももう少し触れ合う必要がありそうだ。まだ喰ってない子を特に。
ともあれ、昨晩は玖利亜をずーっと可愛がっておりました。
文字通り何も知らない子を染めていく背徳感、たっぷり堪能させていただきましたとも。
具体的に言うと、乳首責め特化。性感と呼べるような神経がまだ発達していなかった為、元より敏感な部分にちょっと強めの刺激を断続的に。
小さな体を背後から抱きかかえ、仰け反らせた胸の先端をカリカリッ、カリカリッと引っ掻き続けました。耳元では指の動きに合わせた囁き、抱きすくめる事によって逃げる事も抵抗する事もできない状態。
最初は首を傾げていたのに、徐々に頬を赤く染めて口と目が半開きになっていき、足をピンと伸ばして仰け反る玖利亜は可愛かった。
何が何だかわからなくても、引っ掛かれる刺激が欲しくなって胸を突き出しておねだりする。股からチョロチョロ流れ出ているのにも気付かないほど夢中になって、未成熟な体で必死に男を受け入れる準備を整えていく。
勿論本番もしましたよ。カリカリカリカリ引っ掻きながら。腰の動きと指の動きを連動させて、どっちか片方だけでもされると、連動して他の所も気持ちいいのを思い出してしまうように仕込みました。
いやぁ、初潮すら迎えてないって知った時はついナニがいきり立つ…もとい罪悪感を感じてしまったわ。
玖利亜の体は小さくて抱っこもしやすいので、仕事中に抱き抱えている事もできそうだ。…抱き抱えて何をするかって、そりゃー体感時間操作の一助になってもらうんだよ。
…さて、俺のいつもの性事情はともかくとして、一晩寝込んで魘されて、何とか正気に戻ったきららは、他の面々と一緒に飯を食っている。
朝食はなるべく揃って食べるようにしているが、きららがここで食べるのを見るのは初めてだな。男が居るってだけで、極力近寄らないようにしていたからね。
今は……言っちゃなんだが、あまり居心地は良さそうではない。俺に対する強い嫌悪は消えたようだが、それでも他の男性に対する不信感は残っているし、それ以上に周囲から『今更どのツラ下げて』みたいな視線が向いている。
きららの今までの言動を許そうとしている事事態、うちの子達の間に亀裂を入れるような行為なのは否定できんな。それをどうにかする為に、頭を捻っていた訳だが。
揃っていた皆が飯を食い終わった後、パンパンと手を叩いて注目を集める。
はいはい注目。それじゃ、昨日言ってたきららへの罰の時間だぞ。
「…………」
きららは不安そうな表情を覆い隠し、きららは罰の発表を待っている。
彼女の視線が向いている目安箱は、一見してパンパンになっているのがよく分かった。たった一晩で、これだけ刑を望む声が集まったとも言える。きららに対する悪感情がどれだけ強くなっているのか、よく分かった。
…ある程度は仕方ないとは言え、あまりいい気分のものではない。無責任に、自分には関係ないから、刺激的なものを見たいから殺せ…という感覚も入っているのかもしれない。
だが、おあいにく様。 目安箱の中に腕を突っ込み、自分でも中身が見えないようにして書き回す。
引くのは…………これだ!
取り出した紙を、皆に見えるように広げると。
『 腹 踊 り 』
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………」
「…………………え、なにこれ」
「…………………なん……でしょう…」
「…………………」
何って…これが罰だろ。
「腹踊りって、あれですよね。お腹に顔とか書いて、突き出したり凹ませたりして表情を変えて踊る」
せやな。実は結構難しいんだぞ。表情が変わって見えるくらいの動きは、全身を連動させたり限界まで腹を凹ませ膨らませないと…。
「いやそうじゃなくて何で罰が腹踊りなのよ!? 私、百叩きとかを予想してたんだけど!?」
予想通りだったら罰にならんと思ったんじゃないか?
或いは、ちょっと普通じゃ許せない事だけど、尊厳をかなぐり捨てて恥を掻くなら、まぁ許してやってもいいか、くらいに考えたとか。
または、やっぱり気に入らないから精神的な嫌がらせをして爆発させよう、ってつもりかも。
まぁ、問答無用で追放を引かなかっただけ、籤運としては悪くないと思うが…。どうする?
この罰を一か月耐え抜く事を条件に、ここに居る事を皆に認めてもらう、という話で締結していた以上、俺としては庇う事もできんのだが…。
「…………ちょっと待ってて」
きららは暫く俯いたままプルプル震えていたが、拳を握って調理場に向かった。
やっぱプライドが許さなかったか? 見世物になって堪るかって、怒り爆発するのか? プライド高いからな…同族にはダダ甘になるけど。
しかし実際刑罰としては軽い方だ。重罪に対する致命的なペナルティを、コメディチックな刑罰…悪い言い方をすれば見世物笑い者にする事で相殺しようとしているんだし。
これで投げ出すようなら、正直庇いようが…。
なんて思っていたら、きららはすぐに戻って来た。その手には包丁………じゃなくて、一升瓶と、共用部に接地されていた墨と筆。…おい、それ料理酒…。
「んぐっ…ぬぐっ……んぐっ…ん、ふっ……………ぷはぁぁぁぁ…………やったろーじゃない! 腹踊りでもどじょうすくいでもじょんがら節でも何でも来いやー!!! でも素面だけは勘弁な!」
おおう、鬼の咆哮。料理酒を喇叭飲みして顔を赤くし、思い切りよく着物の上半身を開ける。
ばるんばるんと規格外の巨乳が、サラシの上からでも揺れるのがよく分かった。
唖然としている皆を他所に、自分から腹に筆を入れ、くいくいと器用に腹を出したり引っ込めたり。
酒の力を借りているとは言え、女のプライドも何も投げ出して罰をこなそうとするその姿は、追放一択だった皆にも何かしらの感銘を与えただろう。多分。
「きららさん…お、俺も一緒にやります! 酒、酒…」
「料理酒はさっきの1本だけですよ。ちゃんとしたお酒持って来ましょう」
「朝っぱらからなんだけど、今日は全員休みって事で宴会にしちゃいましょう。全員吐くまで酔っぱらいなさい」
「どこかでこんなお祭りあったわね…。へっそ出ーせよいよい、と」
きららだけに恥を掻かせまいと名乗りを挙げる漢・鹿之助。
正気に戻る前に全員酔わせて、宴会芸に変えてしまおうとする神夜と明日奈。
詩乃は既に追加のツマミを作り始めている。
呆然としたままだった時子に喝を入れ、大和のお頭への伝令を頼んだ。
里と屯所近辺の罠を全て稼働させ、今日一日うちの子達が全く警戒しなくても問題ない状態にしていく。
俺? 俺は目安箱の中身を、一枚を除いてこっそり処分しました。具体的には神機に食わせた。……味が俺にまで伝わって来たけど、これは神機の抗議だったんだろうか?
まぁ、それはともかくとして……筆跡鑑定されたら面倒だからな。
一応言っておくと、きららを庇う為にイカサマをした訳じゃない。こうなる事も充分に考えられたけども。
目安箱の中に入っていたのは、皆がそれぞれ書いて応募した罰だ。
だが…頭領が応募してはいけないとも、一人で何枚も入れてはいけないとも言ってない。その事を…どうか思い出して(ry
と言う訳で、この目安箱に入っていたのは、9割以上俺が書いた罰である。一見して分からないように、ちゃんと筆跡も変えてるんだぞ。細かい所見られたらバレるけど。
抽選前に中身を改められたりすると困るので、他の子達の応募用紙も入ったままだ。他の子達の応募用紙は一番下か、一番上部分にあるので、真ん中辺りから引けば大体俺が書いた奴が来る。
この腹踊りだって俺が書いた罰の一つだ。……ちょっと悪い事したな、とは思っている。皆が寝静まってから応募用紙を書いて入れたんだけど、内容考えてる内に深夜のテンションになっちゃって…。まぁでもこれくらいネタに走った方が、意表は突けるからこれはこれで良し。
さて、うちの子達が宴会で理性を飛ばしている間に、明日の分も用意しますか。筆跡はとにかく乱した方がいいな。酔っぱらって、何を考えてこんな罰にしたんだか分からないって感じで。
どうすっかなぁ…コスプレさせてもネタが通じない事が多そうだし、某僕はカワイイ子みたいに、バラエティ系と言うか体張ったアレコレがいいかな…。滝つぼダイブにノーロープバンジー、禁断の獣(と書いてぬこと読む。ネコではない)を手懐けさせる、激辛鍋、我慢大会、名前をトンヌラに変える……滅鬼隊の源流になるくらいだし、ちょっとしたハンター並みの頑丈さがある筈だから、過激なのにしちゃってもいいよね?
宴会準備をしながら考え込んでいると、ふと指先に触れるもの。懐に入れていたそれは、一枚だけ処分しなかった処罰の応募用紙だ。
いや、これ処分と言うか神機に喰わせると、何となく毒とか呪いを受けそうな気がして…。抽選の為、応募箱に何気なく手を突っ込んだ時に、異様な存在感を感じた応募用紙だ。それはもう、「これを引いたらきららがヤバイ」と一発で分かるくらいに。
咄嗟にその紙は指先で折り曲げて握り込んで隠し、普通の一枚…つまり腹踊りと書かれた用紙を引いたんだが、この紙は一体…。
誰にも見られないよう、厠で広げてみる。
………………うわぁ………怨念籠りまくっとる…。
……次の罰には、「アサギに誠心誠意徹底的に詫びる」を入れよう。いや、身に覚えのない事を詫びたところで、誠心誠意にはならない。ただ頭を下げただけだ。「アサギの気が済むまで愚痴に付き合う」くらいにしておくか。そんで、折り目とかで目印つけて、確実に引くようにしよう。
この鬱憤が晴れる前にコレを引いたらと思うとゾッとする…。
とりあえず、この紙は保管しておこう。きっと呪いとかに使ったら、いい媒体になる。
と言うか、これは俺の失策でもあるな。きららの行動を、罰則付きとは言え許して、身内に加える事でアサギのトラウマが刺激される事を見落としていた。
うぅむ…彼女の行動の責は俺にかかるのであって、アサギにはもう影響は及ばない……いや駄目だな。責が及ぶ及ばないに関わらず、近くできららの行動を見ているだけで、またアサギが血を吐きそうだ。
やはり、二人を極力接触させないようにするしかないか。どの道、きららには監視を付ける必要もあるし。
とりあえず、この宴会中はなるべくアサギの近くに居て労わろう。酔っぱらって文句を言われても仕方ないわ。
結局、この日は丸一日宴会と言うか隠し芸大会になった。うちの子達も意外と芸達者である。何処で覚えて来たんだろうか…。
ちなみにきららは、激しく腹を動かした事でアルコールが回ったのか、途中でダウンしてしまった。