※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

563 / 611
8/4 ご指摘をいただき、会話文の一部を修正しました。
相馬とは初対面、と書いていましたが、429,430で対面済みでした。
申し訳ございませんでした。

ネタが無くなって無理矢理捻り出そうとすると、こんな事になるんだなぁ…。


第563話

 

黄昏月拾肆日目

 

 

 風華を抱えて一晩走る。流石にその状態で、一晩で霊山に辿り着くのは無理だった。明け方くらいになったらちんぽケースにしていた風華を送還し、そこからは真面目に走った。

 おかげで、昼頃には霊山に到着できた。また素っ裸の飛脚に会わないかと憂鬱だったが、杞憂だったようだ。

 

 さて、霊山に到着したはいいが、どうするかな。また直葉の元に世話になるのが一番手っ取り早いし、あの子も喜んでくれるだろうし、ついでに夜は悦ばせるが、前と同じと言うのも芸が無い。

 戻る時にもう一度顔を見せる約束だったから、どの道会いに行くのは変わらないが…。

 霊山の他の知り合いと言えば…九葉のおっさん、雷蔵、美柚と美麻、文美さん、後は誰か居たっけなぁ…。友好的でない相手に会いに行っても仕方ない。兼一君や桐人君の意中の相手を見に行くのも面白そうだが、あまり引っ掻き回すのも躊躇われる。引っ掻き回すどころか、もしも欲望に負けてついつい手を出してしまった日には………考えたくもない。桐人君なんか、女性恐怖症が女性不信、下手をすると人間不信に変わってしまいかえない。

 

 とりあえず飯でも食うか。今から直葉達の家に行こうにも、この時間じゃ道場で仕事中だろう。飯食わしてもらってばかり、と言うのも躊躇われる。

 もしも直葉達がウタカタに来たら、その時に成大に歓迎してやるのは確定として…何か土産でも持って行ってやりたい。ちょっとお高めの饅頭とかでもいいかな。

 

 それはそれとして、飯、飯。空腹による直感と、漂ってくるいい匂いを追いかけてフラフラと足を進める。

 程なくして、昼飯のメニューは決まった。美味そうな匂いに見合うだけの値段のようだが、余裕余裕。いやぁ、金持ってるっていいね。

 普段は全然使わないからなぁ…。飯も寝床も隊の運営資金で、健全な範囲で調達してる。生活費がほぼ必要ないレベルだ。個人的な武器は、正直現状では作る必要が無い。と言うより、今以上に強力な武器を作る為の素材が存在しない。

 そもそも、隊の運営費や積立を差し引いたとしても、収入がかなりの額だから、俺にも相応のハクが入ってくる。多少使ったとしても、溜っていくばかりなんだよなぁ。

 

 

 入った店は、思ったよりグレードの高い店のようだった。一見さんお断りでなくて助かった。

 注文の後、景色のいい個室に通されて、そこで待つ。

 暇潰し用なのか、瓦版が置いてあった。文美さんの会社作成じゃないな。内容からして、霊山の息がかかった会社なのかは…流石にこれだけじゃ分からんな。

 …4コマ漫画が無いのが残念だよなー。文美さんに提案したら根付かないかなぁ。

 

 読み進めていくと、幾つか覚えのある名前や内容があった。

 『次号は北の地を見捨てた鬼を独占取材』とか書いてあるけど、命知らずだなぁ。と言うか受けたのか、九葉のおっさん。

 『暗殺者を抱えていた高官が極刑』……これ、詩乃を囲い込んでいた新川某じゃね?

 『明かされた滅鬼隊の真実、彼らは今何処に』……彼女達じゃなくて彼等、となってるから、あまり深い情報は知れてなさそうだ。

 『最前線・ウタカタの里で激戦続く。霊山から送られた援軍により辛うじて勝利』……この援軍ってうちの子達の事か? 確かに霊山から来たのは確かだが…いや、九葉のおっさんの情報操作っぽいな。こうしておけば、俺達は公的に認められた部隊という後ろ盾を作る事が出来る。

 

 細かい所まで読んでる訳じゃないが、意外と情報が載って…………うん? 『英雄の帰還』…?

 

 

 

 ……ほほう。

 よし、飯の後の予定は決まったな。そう言えば、このところ全然あの人に会っていなかったからな。

 今回ループではシノノメの里から霊山に来るまでに少しばかり同行した程度の関係だが、まぁ大丈夫だろう。何だったら、九葉のおっさんの名前を出してもいい。

 …いや、それ以前に『英雄に会いに来た』とでも言えば、あっさりと会ってくれそうな気はする。

 

 …忙しい筈なんだけどね、あの人……相馬さんも。

 

 

 

 さて、飯だ飯! あ、すんません、土産にしたいんですけど持ち帰りって出来ます?

 …持ち帰りはできなかったけど、いい土産屋を紹介してもらった。あと、ご飯美味しかったです。高級料亭な味だったぜ…。

 

 

 

 

 

 

 瓦版によると、相馬さんは百鬼隊としての任務を終え、霊山に戻ってきているそうだ。

 流石に居場所の情報までは載ってなかったが、初期の頃のループではあの人に散々世話になった。霊山での職場の位置も知っているし、行きつけの店も大体分かる。

 まぁ、職場にいるならまだしも、休日として出歩いているとするなら、会えるかどうかは運次第だけどな。行きつけの店しか使わないって訳じゃないし、私用で外出する事だってあろうだろう。

 

 とにもかくにも、行ってみますかね。

 あの人の職場は、霊山の中心…から、ちょっと外れた所にある。お偉いさんなら、中心となっている山に職場を構えるんだけどな。基本的に、職場が山の中心に近付けば近づくほど、地位が上がるように並んでいる。

 …実を言うと、その為にお偉いさんは要らん苦労をしているとかなんとか。何せ、お偉いさんであっても住居は山の外側だ。そこから職場に辿り着くまで、一山超えなければならないのだ。…何でこんな構造にしているのやら。

 

 相馬さんは、「年中、霊山以外の場所を走り回っている俺の為に、わざわざ執務室など作る必要はない。そこらのあばら家で充分だ」などと嘯いて、わざと山から離れた場所に自室と執務室を構えている。

 …これは建前であって、「毎日毎日、意味もなく無駄に長い道を進むのは面倒だ」ってのが本音だ。実際、周囲には店もあり、山の中の部屋で仕事をするよりよっぽど快適だったりする。

 重要な書類や貴重な武具も置いているから、流石にあばら家とまではいかないし、住み込みで警備や家の手入れを行う人も居るんだけども。

 

 

 さて、そんな相馬さんの家にやってきたんだけど……ふむ、こりゃ留守だな。お手伝いさんなのか、百鬼隊の人なのかまでは分からないが、知らない人の気配があるだけ。

 お出かけ中と見た。

 時間からして、飯…にはちょっと遅いな。あれこれ考えるより、聞いてみた方がいいか。

 すみませーん。

 

 

 

 

 

 

「おう、よく来たな。壮健そうで何よりだ」

 

 

 ドーモ、ソウマ=サン、オヒサシブリデス。ハンター…じゃなかったゴッドイーター…でもあるけどモノノフ…で、滅鬼隊頭領デス。

 

 …あっさり会えました。留守だと思ってたら、丁度戻って来たところに鉢合わせした。えらい都合がいいと言うか何と言うか…。これも前ループでの因果の影響だろうか?

 と言うか、その名乗りも相変わらずっすね。時間が繰り返されてるんだから当たり前だけど。

 

 

「話は聞いている。随分派手にやっているようだな。ウタカタの里には、俺の恩人も居るのでな。おかげであの人が助かった」

 

 

 ウタカタに恩人…大和のお頭の事だろうか。確か、オオマガトキで共に戦った事があると言っていたような…言ってなかったような…。男の事だし、結構前のループだしで、あまり正確に覚えていない。

 …俺の事を聞いたというのは、九葉のおっさんから?

 

 

「それもあるが、あれだけ大きな騒ぎになれば嫌でも耳に入る。面倒な事だが、政治も俺達の動きに直結するからな。……………ふむ」

 

 

 相馬さんに、正面からじっと見つめられる。他意は無いと分かっているが…微妙にケツがむず痒くなるな。初対面で抱き着かれた時の事を思い出す。

 それに、この人には独特の圧があるんだよな…。威圧なんてしている訳じゃないけど、大きな岩を真下から見据えたような、何かでっかくて重厚な物の気配を感じる。…英雄と称するだけあって、人格的にもでっかいんだろう。

 それはそれとして、人の顔をあまりジロジロ見るのはよろしくない。何か気になる事でも?

 

 

「…ふむ。…………同行した時にも思ったのだが…何処かで会ったか?」

 

 

 ……いや、あの時が初対面で、これが二度目の筈だ。心当たりでも?

 

 

「いいや、俺には無い。あるとしたらお前ではないか」

 

 

 何言ってるのかよく分かりませんね。俺が相馬さんに会っているとしたら、相馬さんだって俺に会ってるでしょ、常識的に考えて。

 英雄ともあろうお方が、いきなりよく分からん事を仰る。

 

 

「何かの拍子に遠目から見た、と言う事も考えられる。…いや、すまんな。気にする程の事でもないか。初対面の人間に、知己を見るような目で見られたので気になっただけだ」

 

 

 ドッキーン

 そんな顔してましたかね…。百鬼隊と隊長殿については、色々噂を聞いてましたからね。初対面じゃない気分になってたかもしれません。

 

 

「そうか。さて、生憎俺も暇ではない。話題の滅鬼隊頭領が会いに来たというから時間を取ったが、要件次第では土産も受け取らずに帰ってもらう事になる」

 

 

 はいな、これ手土産。ちょっとお高めの羊羹。

 で、要件は率直に言えば、有事の際に共闘を図りたい。

 

 

「共闘ね…。率直にちょくに言わせてもらえば、検討には値せんな。俺達は独立した遊撃部隊のようなものだ。凶兆有りとされれば何処にでも行くし、何処ででも戦う。現地に居る者の手を借りる事もあるだろう。故に、要請されずとも共に戦う」

 

 

 特別扱いする理由は無いって事ね。

 

 

「ついでに言えば、お前達の強さにも疑問が残る。…封じられる前の滅鬼隊の話は聞いた。なんとも胸糞悪くなる話だが、それはそれとして能力の評価は甘くはならん。特殊なタマフリを使えるとは言え、準備不足、命令違反、作戦無視、更には支援や補給を軽んじる行動ばかりしてきた隊を信用できると思うか」

 

 

 全く思わん。…が、今はその辺の重要性を叩き込んだ上で運用してるよ。

 そもそも、あいつらがそうやって失敗ばかりだったのは、あいつらを扱ってた連中が記憶を消して学習の機会を学んだり、間違った情報を吹き込んで失敗するように仕向けていたからだ。…元々、あんまり頭よくないのは否定できないけど。

 俺の言葉だけで信用してほしいとは言えないが、ウタカタで大きな問題が起こっていないのは証明にならんかな。

 

 

「ふむ…。覚えておこう。しかし、それを差し引いても共闘要請が必要なのか? 聞いている話では、先日の大戦でもウタカタに大きな被害は無く、巨大な鬼を斬り伏せて追い払ったそうじゃないか。鬼も、そうそう一致団結して何かを企む事は無い。暫くは自分らの食い扶持や縄張りを確固としたものにする為、異界の内で争いに明け暮れるだろう。……それとも、近い内に何かがあると思うのか?」

 

 

 ああ、思う。近い内に、ウタカタ近辺で必ず何かある。先日の戦に負けず劣らず、でかい規模の何かが。

 半ば勘のようなもんだから、根拠を示せないのが痛いけど。

 

 

「いや、お前ほどの強者の勘であれば、考慮には充分値する。…向き合っただけで、腹の底が震える程だ…。その強さにも興味が尽きんが、一先ずは置いておこう。…その何かが起きた際に、百鬼隊の助力が欲しいという事か」

 

 

 できれば、だけどな。居なけりゃ居ないでどうにかするさ。

 ただ、それでなくてもうちの子達の事を考えると、いざという時に助けてくれる伝手は作っておきたい。

 今は霊山に粛清の嵐が吹き荒れたおかげで、妙なちょっかいを出してくる奴は居ないが、喉元過ぎれば熱さを忘れると言うだろう。

 

 

「人間の性だな。お前達が成果を出せば出すほど、その危険は高くなる。……助けを求められるのも、英雄の宿命か…。いいだろう。直接どうこうする気はないが、お前達の事は覚えておく」

 

 

 ありがたい。そうしてくれるだけでも…と言うより、現状でそれ以上にやれる事は無いな。

 何かが起こる予感がすると言っても、まだ何事も無いのだから百鬼隊を動かす事はできない。誰かが何か企むとしても、これまた未来の話で、誰がそうするか分からない以上、予防策すら練る事はできない。

 

 

「ところで…お前は異界を浄化する術を使えるのだったな。実際に幾つか消滅させてるようだが…信じがたい話だ。その術は、俺達にも使えるのか?」

 

 

 使う事はできるけど、制御をしくじればもう一回オオマガトキが起こると思え…と言われてるよ。危険すぎて公開も出来ん。

 

 

「…では、例えば異界の流動を、意図的に引き起こす術などは無いか?」

 

 

 流動を…? ………考えた事も無かったな…。

 正直に言えば、それらしい術は無い。博士辺りに相談すれば、何か出てくるかもしれないが。

 

 何でまた、そんな術が必要なんだ? 異界の流動は、人間にとっては歓迎できるもんじゃない。

 長い年月と犠牲を払って、比較的安定した領域を解き明かす事ができた。移動できる道、そこに住む鬼の習性、異界の中で手に入る資材…。

 一たび流動が起きてしまえば、そういった物の全てが無駄になってしまいかねない。

 

 

「…分かっているさ。だが、俺にも目的があってな。異界を全て浄化されても困るのだ。ああ、異界の浄化自体は大賛成だぞ。どんどん浄化して、鬼どもの居場所を全て削り切ってしまえ」

 

 

 浄化させたいのかさせたくないのか、どっちやねん。

 

 

「人と関わり合いになる事がない程の辺鄙な場所に一つだけ異界を残して、他は全て浄化するのが理想だな。そしてその異界の中で流動を起こさせる」

 

 

 …益々訳が分からない。一体何の為に。

 

 

「百鬼隊には、幾つか決まり事があってな。その中の一つに、『誰かが死んだらその意思を継ぎ、願いを叶える』というものがある。例えば、妹を立派に育てあげる、誰かに想いを告げる、家族の元に帰る…とかな」

 

 

 …そうだった。この人は、死んでいった仲間の無念を背負い、そして異界で行方知れずになった亡骸を探し続けているんだった。

 随分前のループで聞いた。すっかり忘れてたぜ…。

 

 と言う事は、流動を起こすのは…。

 

 

「異界の地はただでさえ広大な上に、絶えず流動で場所が入れ替わっている。時間の流れすらあやふやだ。奴らをまだ探し出せていないのは、その為だ。だが、逆に考えればどうだ? 異界を意図的に流動させる事ができるなら…」

 

 

 わざわざ異界の奥地へ向かわなくても、目の前の場所だけ調べればいい。そこに居ないと分かれば流動をおこさせ、別の土地を呼び込む。その繰り返しで、後は確率の問題…と言う事か」

 

 

「そういう事だ。ま、これは俺の都合にすぎんから、無理強いは出来んがな。仲間達の骸を探し出すのと、鬼を全滅させ異界を滅ぼす事。両立させる覚悟はできているが、どちらが重要かと言われれば、後者に決まっている。亡骸は、鬼が居なくなった世界で探せばいい。で、どうだ? 出来そうか?」

 

 

 研究はしてみるよ。あまり迂闊に試す事はできないけども。

 この術を研究してれば、相馬さんも色々便宜を図ってくれそうだしな。

 

 

「ははは、強かな事だ。いいだろう、気にかけておいてやる」

 

 

 ついでだし、探している亡骸の特徴を教えてくれ。それっぽいのがあったら、確保しておくよ。

 …もしも行方不明になった亡骸が身に付けている物で、特徴的な物があれば、それも欲しい。そういう品を元にして、広範囲を探索できる能力持ちがうちには居るんだ。

 

 

「ふむ…隊章でいいか。まだ発見できてないのは一人だけだ。弓使いの男で、歳は22。腰にひょっとこ面をぶら下げている」

 

 

 …ひょっとこ? 何故? 確かにそういう防具はあるkが、腰って事は、被る訳でもないでしょうに。

 

 

「何だか知らんが、ひょっとこが好きだったんだ。防具として使える物じゃない、単なる装飾品だ。宴会では被って踊る事もあったな。同じ物が土産屋に売っていたから、見本が必要なら買っていくといい」

 

 

 珍しい趣味ではあるけど、他人に迷惑をかけるようなもんじゃないし、どうこう言う必要もないか。

 百鬼隊の隊章と組み合わせれば特定は簡単そうだ。後は、広大な異界の中で巡り合える事を祈るのみ。

 

 

 

「さて、折角来たんだ。手土産の一つもくれてやりたい所だが、丁度いい物が無くてな。代わりに、英雄の強さを見せてやろう」

 

 

 お、手合わせか?

 

 

「それも悪くないが、モノノフの本分は鬼の討伐だ。任務を受けに行くぞ。そっちの方が鬼も減る」

 

 

 はいな。夜までには終わらせよう。会いに行かなきゃいけない子がいるんでね。

 

 

「女か。聞いているぞ。随分と派手な関係を持っているそうじゃないか」

 

 

 夜の英雄豪傑ですから。夜じゃなくてもやるけど。

 そういう相馬さんこそ、嫁さん探したら?

 

 

「あいつを探し出して、鬼を全てぶっ殺したら考えてみるさ。…尤も、意中の相手には手を出せんがね」

 

 

 あれ、気になってる人が居るのか。相馬さんなら、顔・立場・地位・腕っぷしと揃ってるし、言い寄れば何とかなるんじゃないの?

 

 

「そういうのに靡く人ではない。…何より、汚すような事はできん。恩を仇で返す事になるしな」

 

 

 汚すって。一体誰なんだろうな。何だか知らんが、恋慕と言うよりは神聖視しているような気がする。

 言い寄るのが、恩を仇で返すって……人妻か? ……相馬さんが人妻スキー…あれ、なんか違和感ないな。

 まぁ、あんまりとやかく言う気はないが…兼一君や桐人君と違って、分別のついてる大人だし、老後の事だって考えてるだろう、多分。

 

 

 さて、任務を受けるのはいいが、この辺で手応えのある相手っているのかね。

 霊山の近くの異界は殆ど無いし、あったとしてもうちの子達を隠していたような人工的なものばかり。手強い鬼なんか居ない気がする。

 人の生息域中枢のすぐ近くに、強力な鬼が出るような異界があっても問題だが…。

 

 

 

 強い鬼を討伐する任務はあったが、少し遠出が必要だった。…と言うか、これ普通のお役目じゃなくて、百鬼隊が引き受ける任務だろ。ついでだから手伝えってつもりで巻き込んだようだ。

 便宜を図ってもらう事になるんだし、それくらいは構わんけどね。

 

 

 追伸 馬に乗るのが苦手なので、鬼疾風で走ってついて行った。帰り道では、見ただけの鬼疾風を相馬さんが習得していた。流石の実力。

 さて、遅くなってしまったが、直葉のところに行こうかね。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。