※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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どうも、時守です。
今回、うちの色ボケの考え方と言うか行動がキモすぎるかな…と思いましたが、正直今更でした。

それはそれとして、重要報告です。
今回の話で、完全に書き溜めが尽きました。
2話分くらいの文字数だったので、分ければまだ4日間更新を続けられたかもしれませんが、正直言って完全に行き詰っています。
展開が思い浮かばない事に加え、最近では書いていても読み返しても、「これ面白いのかな…冗長なだけだよな…」と、自分自身でさえ思う始末。
更にはリアルの職場で厄介な事になっており、執筆の時間が取れません。

今回の話が終われば、本格的に終わりに向けて話を動かす予定でもあるので、一度頭を冷やし、プロットを練っておきたいと思います。
何度も申し訳ありませんが、暫く更新はお休みさせていただく事としました。
復帰しても、定期更新に戻るかは怪しいところです。

思えば更新止まる止まるも何度目か…。
なるべく早く復帰したいと思いますが、職場が落ち着くのが一か月以上先となりそうです。
エターだけは避けるので、どうかお待ちくださいませ。

…プロット練り直しのついでに、人物紹介も進めておくべきか…。




第576話

 

黄昏月弐拾惨日目

 

 

 はい、皆さんこんばんは。壁にかけてある時計が12回の鐘の音を響かせた直後、日付変更した瞬間です。そろそろ寝ないと明日に響きますが、人によってはこの時間こそが最も盛り上がる時間となります。

  つまり…寝起きドッキリ…もとい、夜這いのお時間でございます。

 ん? 意味が分からない? いつもの事?

 

 いやまぁそうなんだけどね。一日の終わりには、大抵自室で少なくとも5~6人以上の子達を羽化登仙の境地まで連れて行って、ヤり足りないから参加してなかった子達の部屋に勝手に入って、寝ている所をいきなり貫いたりするのが日常だから。

 満足して自分の部屋に戻ったら(夜這いした子の部屋で、我が物顔で眠る事もあるけど)、今度は逆夜這いされる事もよくあるし。

 色ボケしてるのは俺だけじゃなくて、うちの子達もなのだよ。

 

 …話が逸れた。

 ともかく、今回はちょっと違う夜這いなのです。具体的に言えば、同意を取っておりません。アポなしでこっそり忍び込み、嫌だと拒否されても犯します。

 普通、夜這いってそーいうもんでしょ。

 

 

 …普通に犯罪だって? 聞こえませんな。

 

 そして今、俺はその夜這いに誰を連れて行こうか悩んでいる。

 うん? 連れて行くのは女の子だよ。俺、基本的に独占厨だもの。抱きたいと思った相手を、他の男にヤらせてやる理由は無い。

 

 

 まーレズプレイさせるなんて日常茶飯事だから、誰を連れて行っても嫌だと言われる事は無いと思おう。同意を得ずに行為に及ぶ点に関しては………多分、拒絶って選択を考えもしないんじゃないかな。うちの子達にとって、俺との交合=超が付く程極上のご褒美って認識だから、拒む人がいるなんて考えもしないんじゃなかろうか。…そうなるくらいに、毎晩毎晩躾けまくってるからね!

 そういう訳で、うちの子達から拒否反応が出る事は無さそうだが、相手が相手でねぇ…。

 

 もうお気づきかと思うが、今回の夜這いのターゲットはずばり、虚海である。

 

 

 ん? 大和のお頭から、強引な真似をするなと釘を刺された? そんな釘、刹那で抜けちゃったよ。

 

 合意を得ればいい訳だしな。昼間の反応でも確信したが、虚海は睦言に興味津々……いや、ちょっと違うな。自分を抱きしめてくれる男なんて現れない、自分は一生処女のままで、ついでに童貞なんだと諦めて、自分には関係ないと遠ざけていた。

 が、そんだけ抑圧されれば、反動で無意識化の興味は膨れ上がる。ちょいとつついてやっただけで、過剰なくらいに反応する。

 

 

 今、虚海はきっと布団の中で悶えている事だろう。

 本当に『卒業』できるのか、自分の裸を前にしても萎えないのか、いや何故裸を見せる前提で考えている、確かに経験は無いし興味が全く無いとは言わないがこんな流れで経験するというのも、それにしても今更だがどうせ死ぬなら一回くらいは経験してみても…って感じで、ヤッてみたい自分と認めたくない自分の間で悶々としている。

 何でそこまで断言できるかって? 前ループで無理矢理関係を持った後の虚海が、正にそんな感じだったんだよ。

 

 つー訳で、態度は拒否しようとするかもしれないが、真顔で迫れば確実に堕とせる。口説ける。合意を得られる。なのでこれは合法。

 …やっぱり犯罪? 聞こえませんな。

 

 

 で、ここで悩んでいる理由に戻るんだが……処女は俺が奪う…もとい貰うからいいとして。

 

 

 

 童貞の方、どうすっかなーって事だよ。

 虚海のイチモツが、俺のよりもナンボかデカいって事については、あんまり気にしてない。男として負けたくない部分ではあるが、総合力では圧勝していると自負しているし、何ならドーピング染みた技だって幾つかある。ガチで馬並み、それ以上にする事も出来る。

 でもモノがモノ…何せ鬼の体のモノだ…だから、扱うにはそれなりの技術だって必要だろうし、『梁型ならいいけど、若様以外のちんぽは嫌』って子も居る。『烙印』で体を改造して肉棒を生やさせてフタナリプレイも、人によっては拒否感がある。

 

 オナホで虐めてやるプランも考えたんだが、折角だし処女も童貞も同時に卒業させて滅茶苦茶にしてあげたい。

 それくらい強烈で、忘れられない快感にした方が、気力の元になるだろう。絶望して死を選ぼうとしても、『折角だからあと一回』『死ぬ前にもう一回』『…死んだらこれもできなくなるんだな』みたいな感じで。

 

 うん? そんな都合よくいく筈がない?

 まぁそうだな、オカルト版真言立川流がなければ、そんな展開にはなりゃしないわな。でもそうさせるんだよ。

 

 

 …なんか色々脱線したが、つまり虚海の童貞を捨てさせる為に、誰を連れて行くかって問題だ。

 虚海はまだ、体を自分で動かせないからな…。こっちから虐め…もとい、可愛がってやることになる。…そう言えば、奉仕や受けの技術は色々教え込んでるけど、女側が主導権を取って…って技術を持ってる子は少ないな。いつも俺が虐める側に回ってた。

 

 となると、候補は大分絞られてくる。

 俺と一緒に虚海を手籠めにできる技術を持っていて、虚海のちんぽにも臆さず嫌悪感を見せずに触れられる子と言えば…。

 

 

 静流、だな。

 

 

 色仕掛け用に調整されていただけあって、色香や体を使う事に抵抗が少ない。多少強引に関係を持つ事にも。

 俺…と言うか、主のちんぽに対してはクソ雑魚まんこになるけど、それ以外の技術は上々。『優しく虐める』系の、絡めとって引き摺り込んで溺れさせるようなプレイが得意だ。

 

 

 ふむ…。

 

 

 金髪眼鏡のナイスバディ(テクも極上)が、フタナリ虚海の下半身をがっちり、しかし優しくホールドし、ネズミを弄ぶ猫のような表情で、イキそうでイケないギリギリの状態で焦らし続ける。

 コンプレックスの部分を弄り回されて、涙目になる虚海。しかしちんちんは正直だった。もっとして、と言わんばかりにピクピクと先端から先走りを垂れ流し、優しい声で童貞童貞と小馬鹿にされて、屈辱を感じながらも柔肌に興奮してしまい、そしてM性感に溺れていく…。

 

 

 

 いいね、実にいい。静流の容姿もシチュエーションにこれでもかと言う程相性がいい。

 

 一発突っ込んでしまえばアヘアヘ確定なのがちと残念だが、俺以上のイチモツを持っている静流に弄ばれている虚海を前に、格の違いを見せ付けるように静流を征服するとか、実に燃えるじゃないか。

 虚海の内なる獣が目覚めて、鬼のちんぽをフル活用した精剛になる可能性もあるが、その場合は二人係で静流を汚しに行くので、それもまた良し。

 

 

 

 

 

 

 と言う訳で、静流を呼び出した。

 呼んだ時間が時間だったので、二人っきりでのお楽しみかと期待させてしまったのは悪かった。気合い入れて準備してきてくれたからな…。

 期待とは裏腹に、他の女を襲いに行くから手伝え、なんて言われても即切り替えて承諾する辺り、うちの子達は本当に狂ってる。狂わせた。

 二人きりどころか後ろ暗い任なのは申し訳ないが、その分埋め合わせはするから勘弁してくれ。静流も見られるのは嫌いじゃなかろ。

 

 静流を伴い、人目を避けて虚海の居る家へ。普段に比べ、夜間の警備は厳しい。

 これは別に俺が何かするのを警戒してるんじゃなくて、結界の効かない鬼対策の為だ。

 とは言え、モノノフは基本的に人間相手の戦いは素人…とまでは言わないが、ちょっと心得がある者なら、人目を避けて進むのは難しくない。主力陣クラスの達人が居れば話は別だが、そっちは日中の任務に割り当てられて、夜は普通に寝てるからな。

 

 静流と共に、最小限の明かりだけ灯された里を進む事暫し。

 虚海が居る小屋には、見張りが立たされていた。気配を探ってみたが、中に確かに居るな。

 昼間に俺が立ち去った後、大和のお頭と虚海の間でどんな話がされたのかは分からないが…あまりいい結果ではなかったと見える。

 いや、例えいい結果だったとしても、すぐには見張りを外す事はできんな。

 

 さて、どうしたものか。見張りの目を誤魔化すのは朝飯前だが、コトに及んでいる間、一切気付かれないかと言うと、流石にそれは難しい。

 声を抑えてヤるのもオツなものだが、虚海が声を抑えられるとも思えん。そんな生温い快楽で済ますつもりは、俺にも、何だかんだ言って楽しみにしている静流にもない。

 気絶させる…いや、流石に後でバレるな。虚海の見張り兼護衛を任せられるだけあって、待機しているモノノフは中々の手練のようだ。気絶させる事は出来ても、後から『何者かが襲撃してきた』と確実に証言されるだろう。

 

 どうしたものかと思っていると、静流がトントンと肩を突いてきた。

 振り返ると、これ見よがしに懐から取り出した袋を振ってみせる。

 

 中を見てみると……捕獲用麻酔薬。…の、完成一歩手前の状態。ネムリ草とマヒダケを粉末状にして混ぜたモノだった。

 …何でこんなモノ持ってきてるの?

 

 無言で目を合わせると、静流はニコリと微笑んで、粉末を風に乗せてばら蒔き始めた。

 程なくして、見張り役はふらりと倒れそうになる。物音を立てられても困るので、飛び出して支えた。得物の槍に体を預けさせ、一瞬微睡んだかのような状態にする。

 

 

(上手くいったわね、若様)

 

 

 お、おう…。まさか人間相手に捕獲用麻酔薬モドキとは…。いつの間に作ったんだ?

 

 

(若様が寝物語に教えてくれたじゃない。便利そうだから作ってみたのよ。私の能力なら、材料は簡単に増やせるもの。若様の作り方そのままだと人間には強すぎるけど、こうして粉末にして、少しだけ吸わせれば、人間にも丁度いい感じに効くのよ)

 

 

 …一体、いつ誰でそれを実験したのか。そして、それをどうして誰に使うつもりだったのか。静流を呼び出して、そのままこっちに来たんだぞ。つまり使うつもりだったのは…。

 にこりと笑う静流の態度の裏側に、闇を感じた。

 

 ま、まぁ、それはいいか。 少なくとも、俺にはこの薬は効かないしな。ハンターたる者、足元で捕獲用麻酔玉を20個破裂させたとしても、平然としていられるものだ。むせもしない。…俺以外? 使う必要を生じさせない事で、何とか対処しようと思います。今回限りで封印指定です。

 

 

 小屋に忍び込むと、モゾモゾと布団の中で蠢く音が聞こえてくる。やはり虚海は部屋の布団に横たわっている。

 ……こっそり橘花辺りが先回りしてるんじゃないか…なんて思っていたが、それは杞憂のようだ。代わりに、虚空からの視線を感じる。……どうやら雪華が、例によって期待を込めて覗いているようだ。普段より視線が強いな。夢で繋いで、橘花も覗きに相乗りしてないか?

 

 

「…ねぇ、若様。布団の真ん中、盛り上がってない?」

 

 

 漫画みたいに、もっこりと盛り上がってるな。予想通り、悶々としているようだ。

 気にするまいと思っても、つい想像して興奮してしまっているんだろう。

 

 …と思っていたら、虚海が上体をしんどそうに起こして、布団を剥ぎ取ってしまった。時期的に、まだ暑いからなぁ。

 白く、ゆったりとした病衣は、薄っすらと汗で濡れ、肌にへばりついているようだ。

 そして、足の間からは、顔に見合わない、勃起したイチモツが。

 

 

「うわぁ…。本当に若様より、少し大きい…」

 

 

 事実だけど、なんかちょっともやっと来るな。

 

 

「気にしなくてもいいじゃない。大きいって言っても少しだけだし、何よりも若様のと違って大きいだけだもの。若様のは…反りといい熱さといい亀頭の段差といい、女を善がらせて孕ませるのに特化しているって、一目でわかるもの。雄としては圧勝よ」

 

 

 あいつ、雌だから当たり前っちゃ当たり前なんだけどな。あと、孕ませ特化の形になっているのは否定しないが、孕ませたことはまだ数える程しかない。…デスワープでなかった事になっちまったけど。

 つーか、孕ませ特化の形とか、よく分かるなー。誰かの見た?

 

 

「いいえ。若様が嫌がるから、他の男とは関係を持ってないし、色の術も使ってないわ。ただ、予め刷り込まれた知識なのか、過去の経験なのか…。色々と知ってるのよ」

 

 

 また横になるのかと思った虚海は、憎々し気に自分の股間に目をやる。ギチギチに反り返っているソレが目に入ると、左手を握ったり開いたりした。

 大方、昂ってしまって眠れないのを、イチモツのせいだと思っているんだろう。間違ってはいないな。

 純粋な女、或いは男であれば、自慰でも何でもして性欲を発散させれば、多少は落ち着くだろうが…虚海にとって、それは取りたくない手段であるらしい。

 ちなみに、利き腕である右手を使わないのは、人の手だと鬼のイチモツには刺激が弱いからと思われる。

 

 

「女性の部分だけで落ち着く、って事はできないのかしらね」

 

 

 難しいんじゃないかな。絶頂自体はできるかもしれんが、金玉には精子が溜まってるだろうし、吐き出さないと落ち着かないと思うぞ。

 『烙印』で体を弄って、男性器を生やさせた時には、大体みんなそんな感じだったし。

 

 …静流はそういや、そっち方面は未経験だったな。『烙印』も使ってないし。

 また今度提案してみよう。

 

 

 こっそり見ていると、虚海は躊躇いながら、自分のイチモツに触れるか触れないかのところで逡巡している。

 吐き出してスッキリするならするで、厠でやった方がいいと思うんだけどな。自分の精液が飛び散った布団や部屋で、気分よく眠れるとも思えんし。

 

 さて、このまま虚海が自分の性欲に屈するまで葛藤を見物するのもいいが、流石にそれは哀れと言うモノ。

 何より、覚悟を決められると「自分で処理するから、さっさと出て行け」と言われそうだ。口では拒絶しながらも、心根の期待が隠せない状態が一番落としやすい。

 

 静流に目配せし、気配を消したまま虚海の視界の外を通って背後に回る。

 暗闇の中とは言え、ここまでしても気付かない辺り、精神的にも相当に乱れているようだ。もう、頭の中がエロい事で一杯になっているんだろう。

 

 今にも性欲に屈し、左手をイチモツへ、右手をその下の女の部分に伸ばそうとした時に。

 

 

「こ~んばんわ。一人で慰めちゃう寂しい子、見つけたわ」

 

「!?」

 

 

 おっと、騒がない騒がない。両手も掴んで封じちゃいましょうね~。

 

 背後に回った俺が虚海の左手を掴み、口を手で塞ぐ。

 正面の静流が右手を抑え、足に体重をかけて動きを封じた。反り返っているイチモツが隠れないよう、病衣の裾を開けさせる。

 

 

「…!! ~~!!!」

 

 

 何言ってるか大体予想はつくけど、夜這いに来ました。女連れで。

 うん? 処女卒業、童貞捨てる手伝いをするって言ったじゃん。だから夜な夜な人目を忍んで尋ねてきたんだけど。

 

 

「~~~!!!(許可も得ずに入り込むのは尋ねるとは言わん! そもそも承諾した覚えはないわ!)」

 

 

 でも嫌とも言われなかったし。 

 それに、口ではどう言いながらも、興味津々なのはソッチを見れば…なぁ、静流?

 

 

「ええ、そうね。ふふっ、私に圧し掛かられてるだけで、もう射精しそうになってるわよ?」

 

 

 可愛いわぁ、などと嗜虐的に囁きながら、静流は自由になっている手で虚海の足から秘部、そして玉袋とイチモツにすーっと指を這わす。

 おそらくは自分でも数える程しか触れた事のない花園を、欲望を煽るように微弱な刺激を与えていく。

 

 屈辱にか、意に沿わない快楽にか、目の端から涙を滲ませて藻掻こうとする虚海。だが腕も足もがっちりと捕らえられ、更に擽るような愛撫を受けて腰から力が抜けてしまう。

 心はともかく、体は完全に屈したがっているのを自覚しているだろうか。少なくとも、鬼のイチモツは静流の柔肌の熱さを感じただけで、今にも暴発してしまいそうに昂っている。

 それを見た静流は、にんまり笑って深く息を吸い込んだ。

 

 

「これだけでも、堪らないでしょう? ふぅ~……」

 

「………!!」

 

「ふぅ~………ふふっ、白いの、滲み出てきたわよ?」

 

 

 おおう、どんだけ昂って敏感になってるんだか。まさか静流の息を先端に吹きかけられるだけで、我慢の臨界を超えるとは…。るインドオーガズム、と言うやつだな。

 強い刺激、決定的な刺激で噴き出すのではない。絶頂の瞬間に刺激を止め、しかし精液がダラダラとお漏らしされていく射精。

 あれでは性欲は発散などされるまい。ほんの僅かに漏れた白濁が、虚海のイチモツを濡らしながら滑り落ちる。絶頂してはいるが小さすぎ、溜った欲望を刺激するだけだ。

 

 

「どう? こんな小さな絶頂でも、他人の手で施させると気持ちよさが全然違うでしょう? でも、こんなのはまだまだ序の口よ。今夜はこれが生き甲斐になっちゃうくらい、気持ちよくしてあげるから。楽しみにしててね」

 

 

 欲望が滲むのは、虚海の体だけではない。ビクビクと、薄い絶頂に震える虚海の心も、着実に折れてきている。

 また、虚海を嬲るのを明らかに楽しんでいる静流も、性欲に身を任せようとしている。

 

 このまま虚海が溺れてしまうのを見物するのもいいが、虚海を『女』にする役目は譲れない。

 体に殆ど力が入らなくなっているのを確認して、抑えつけていた腕を解放し、病衣の裾から内側に潜り込ませていく。

 

 指先に微弱な霊力を籠め、鬼の体を撫で上げる。

 

 

「……っ…! く、はっ……な、何故…こんな感触は、一度も…!」

 

 

 なに、鬼の体だって触覚はあるんだ。触り方次第で、いくらでも性感は引き出せるさ。

 鬼の皮膚は普通の人間の肌よりも硬くて厚いから、ちょいと強めに刺激する必要はあるけどね。霊力を通せば、肌の下に隠されている神経を直接刺激するのだって朝飯前よ。

 

 ほれほれ、虚海の体の弱い所はよーく知ってるぞ。虚海自信よりな。このまま、反抗しようとする気力すら湧かないくらいに蕩けさせてやろう。

 

 

「や、や、めぇ……」

 

「だぁめ。若様に抱いてもらえるなんてご褒美なんだから、大人しく食べられちゃいなさい。おいたが過ぎるようなら、おちんちんに悪戯しちゃうわよ」

 

 

 ご褒美なのは自分達にとってだけで、おいたをしているのは俺なのだが、静流はそれを理解した上で言葉で責める。

 更に今にも破裂しそうな剛直を、その深い谷間で包み込んでしまった。ただし、根本は彼女の手がしっかりと握っている。

 射精を禁じられ、そのくせ肉棒には柔らかく暖かい感触で包まれ、虚海の下半身は切なさともどかしさと快楽で、何が何だか分からない状態になっていく。いきり立つ肉棒と玉袋で隠れている秘裂も、強引に貯め込まれていく快楽を逃がそうとするようにだらだらと愛液を垂れ流す。

 

 今にも全てが溶けてしまいそうな感覚の中、虚海はそれでも抗っている。

 本人の精神力故なのか、それとも羞恥心を捨てきれないのか。絶望に抗おうとしていた時期が、彼女を良くも悪くも鍛え上げたのかもしれない。

 尤も、その抗いを辞めさせてしまう方法も、よく心得ているんだけどな。

 

 理性が薄れていく虚海に喝を入れるように、首筋に舌を這わせる。ねっとりとした感触に、ゾクゾクとした刺激を浴びせられて、虚海は寸でのところで我を取り戻した。

 

 

「や、め、ろ……何を…狙って…」

 

 

 ん? 狙い? そりゃ単純だよ。

 

 

 

 虚海が欲しい。俺がかつて知っていた『千歳』ではなく、今の虚海が。

 言ってる意味が分からない? 女として欲しい、と言ってもまだ分からないかな。

 

 ああ、そりゃ確かに、虜にしてしまえば色々協力してくれるだろうって打算はあるよ。でもそれが無くても虚海を抱きたい。抱きしめたい。乱れさせて、俺の痕跡を魂にまで刻んでしまいたい。

 

 

「…な……ぁ…」

 

 

 信じられない、とでも言うように目を見開く虚海。いや、事実信じられないんだろう。

 別に嘘を吐いているのではない。少なくとも、虚海は俺にとって充分に性欲の対象だし、愛着もある。こんなポンコツ放っておいたら、肝心な所で転んで自覚も悪意もないまま大惨事を引き起こしそうだという不安もある。

 何にせよ、俺は虚海を『欲しい』と思っているし幸せになってほしいとも思っている。少なくとも、諦観の中で朽ちていくのではなく、いぢられまくって涙目になるくらいにしてほしいと思う程度には。

 

 異形となった虚海を、そのような目で見る者などいなかっただろう。…いないかな? 体の半分は人間の美少女だし、日本人の性癖なら半分鬼でフタナリでも大喜びする奴は多そうだが。

 信じられないなら、これでどうだ?

 生身の人間ちんぽを後ろからグリグリと押し当ててやる。股の間から、そそり立たせると、先端が鬼ちんぽの半ばあたりをぺちぺち叩いた。

 静流の手とも違う感触が何なのか、思い当たった虚海は赤面しながら呆然とするという、器用な表情を見せた。

 

 男が自分の体で興奮している…という現象は、虚海にとって初体験だっただろう。人外の体にもお構いなしの色狂いなぞ、想像すらしていなかった。

 だが実感として突きつけられたソレは、失われていた雌としての自信の呼び水となり、自分が本当に欲されているのではないか、という考えを思い起こさせる。

 無論、まともな思考と言えるものではない。今もなお静流によって愛撫され、快楽を注ぎ込まれている体に影響されて、何でもいいから行為を続ける理由を作りたがっているだけだ。

 

 

 

 だが、それでも虚海は満たされる。虚海が欲していたものは、それだ。

 愛される事。身も心も受け入れられる事。これに尽きる。

 拒絶されつづけた身の上で、ずっと願い続けていた事だ。例え、そのやり方がまともなモノではなかったとしても。

 

 

 絶句する虚海の唇を奪い、舌を絡めとる。

 鬼の体は体表まで。口の中は普通の人間と変わりない。以前のループでも、何度か強引に奪った唇。落とし方は百も承知だ。増して、虚海は俺の求愛を信じたがっているし、体は犯されたがっている。

 虚海が思い描くような『幸せな接吻』とは全く違う、捕らえた獲物を溶かして吸収するスライムのような接吻でも、心の防壁を壊すには充分すぎた。

 

 舌先を動かし、俺の接吻に応じる虚海。それを見て『堕ちた』と判断したのか、静流は愛撫を次の段階に進ませ始めた。

 これまでは欲望を煽る愛撫。ここからは…ただ只管、雌の喜びを刻む愛撫。

 

 

「二人とも…私も忘れないでよね。ああ、心配しなくても、男の部分も若様は愛してくれるわ。その為に、私を連れてきたんだもの」

 

 

 男の部分を気持ちよくするのは、流石に女には及ばないからなー。

 さぁ、静流。虚海の覚悟も決まったようだし、そろそろ一発ヌいてやってくれ。俺は…女にするからさ。

 

 

「……ん、んむぅ…」

 

 

 何をされるか不安に思ったのか、それを紛らわすように虚海は自ら接吻を求める。ぎこちないが、激しい舌の動きは虚海に注ぎ込まれた快楽と欲望の度合いを示していた。

 それに応じる俺を眺めながら、静流は虚海の鬼ちんぽを包んでいた乳をどかし、今度は顔を近付ける。

 横目で虚海が自分をチラ見しているのを確認して、見せつけるように舌を長く突き出した。

 

 ドロドロとした粘土の高い唾液に包まれたそれを、鬼ちんぽの先端に押し当てる。

 

 

「~~~!?」

 

 

 敏感になっていた部分は、それだけで射精しそうになったようだ。またしても、鬼ちんぽの根元をきつく握りしめて絶頂を阻止する。

 それと同時に、開いた手で鬼ちんぽの隣にある人間ちんぽ…俺のちんぽを弄り始めた。

 

 確実に俺の性感を高めながら、射精したくても射精できないよう、静流は虚海を口で責め立てる。奉仕しており、虚海もそれだけの快感を得ている筈なのに、実態は奉仕される側が虐められている。うん、こういうの好きだわ。

 そして静流に合わせ、俺は上半身の愛撫を深めていく。乳房を弄り、耳に舌を捻じ込み、霊力を循環させて一体感を作り出し…。

 だがまだイカせない。その気になれば、今この瞬間にでも気絶するような絶頂に導けるが、それはあまりにも勿体ない。

 男性の部分、女性の部分、共通の部分を纏めて達させてしまいたい。

 

 じゅるじゅると口淫の音を響かせて鬼ちんぽを嬲る静流を眺めながら、虚海から唇を離す。

 接吻で塞がれていた口から漏れ出てくるのは、日中の虚海からは想像もつかないような情けない声。絶頂を封じられ、翻弄される虚海は、知らない感覚に抗う術を持たない。ただ切ない衝動のまま、体をくねらせ意味の無い喘ぎ声を上げるしかない。

 もっと声を上げさせてやりたくなって、今度は俺が舌を伸ばす。這わすのは唇ではなく、耳。

 耳朶を舐め上げ、唾液を塗し、奥へ奥へと舌を捻じ込んでいく。じゅるじゅると卑猥な音を、これ以上ない程間近で聞かせてやる。

 虚海を卑猥に追い詰めるのは、音だけではなく、感触もだ。他人が触れない敏感な部分を、柔らかい舌で愛撫してやれば、慌てふためいて逃げようとし始める。体に力が入らなくなっているから無駄だけどね。

 

 反対の鬼の体側の耳は、霊力の糸を伸ばして全体を擽るようにしながら侵入する。

 ただでさえ敏感な部分に、体内の快楽神経を直接刺激する霊力を送り込んでいるのだ。更に言えば、霊力に乗せた思いは『愛しい』や『気持ちよくしてあげたい』など。

 耳だけでなく、脳に直接送り込んでいるようなものだ。

 愛される事を切望していた虚海にとって、これ以上無いほどの特攻効果が見込めるだろう。

 

 

 ねっとりと、捕らえた獲物をしゃぶるような舌使いで虚海を責め立てる。

 このまま続けていたいのは山々だが、はやいところ一区切りつけた方がいい。音を防ぐような結界を貼っている訳じゃないし、外の見張りもいつまで眠っているか分からない。目を覚ましたら、異常が無いか部屋の中を覗くくらいの事はするかもしれない。

 体感時間操作を使ってはいるが、引き延ばすにも限界はある。

 切りのいいところで虚海を休ませ、諸々の対策を打ってから、回復した虚海と改めてヤるべきだ。

 何より、静流の手コキに俺自身も長くは耐えられそうにない。そろそろ一発射精したくなってきた。

 

 静流に目で合図すると、頷いて少しだけ体勢を変える。

 虚海の入り口に俺のちんぽを宛がうと、上から垂れ下がっている鬼の金玉に竿が触れた。ずっしりとして、中々に重い。こんなの抱えてれば、そりゃ欲求不満だろうよ。それを解消しに来てやったんだけどな。

 未だに耳から…いや、全身を巡る悦楽に悶えている虚海も、いよいよ女になる瞬間が訪れた事を理解したらしい。

 ぐにゃぐにゃに蕩けていた体に、僅かながら緊張で力が入る。

 

 俺の動きに合わせ、静流が大きく口を開けた。嘗め回すだけだった鬼のちんぽに、顔全体で覆いかぶさる。

 咥えられるのだと、虚海は理解したろうか。口の中特有の温かさと湿気、滑りで暴発しそうになっている。静流が射精を抑え込んでいるようだが、それすら跳ね除けてしまいそうだ。

 

 抵抗を掻き分け、虚海の中に入って行く。人の体と鬼の体が交じり合う秘部のこの感触は、虚海以外では味わえないレアモノだ。

 柔らかい部分と硬い部分、そして他に類を見ないくらい強い締め付けと、何よりも非常に硬い処女膜。普通の人間では、この抵抗を貫くのは生身では難しいだろう。奥に辿り着く前に射精するか中折れするか、辿り着けたとしても貫けないかだ。

 それくらい硬い膜を、小細工も何もないちんぽの堅さで捻じ伏せる優越感。

 

 一度膜を破って超えてしまえば、その奥は極楽だ。

 まるで、膜を破った事で主人を定めたかのように、一斉に肉が絡みついて来る。

 気遣いなどまるで無しに腰を動かしてやれば、悦びで獣の声が溢れ出る。膜が破れた傷を抉ろうが、子宮の奥を突き上げようが、その全てが悦び。

 

 

 悦んでいるのは、雌の部分だけではない。鬼ちんぽは静流の口の中にすっぽり含まれ、猛烈なバキュームフェラを受けている。

 ひょっとこ顔もお構いなしに、顔を歪めて鬼ちんぽをしゃぶりつくす静流。激しい頭の上下運動をしながら、何度も何度も喉を鳴らす。

 膜を突き破るのと同時に鬼ちんぽを咥え込み、そして禁じていた射精も解き放ったのだ。

 勿論、我慢などできる筈も無く即座に暴発。口の中から溢れ出すそれを、一部は呑み込み、一部は潤滑油として利用し、重い金玉を空にしようと追撃をかける。舌先で擽り、頬の内側で先端を受け止め、喉の動きで全体を扱き、尿道に残る精液を吸い上げ、指先では金玉と根元を撫で回し、射精直後で敏感になっている鬼ちんぽを何処までも追い詰めていく。

 

 静流の技巧は、俺でさえ唸らずにはいられない程だ。いくら鬼の皮膚が刺激に強いとは言え、それで耐えられる筈もない。

 止めどなく迸り続ける射精の快楽。辛さと紙一重…いや、明かにそれを通り越している状態だが、静流は手と、口を止める事はしない。

 俺が止めようとしないから、と言うのもあるが、虚海がそれを悦びきっているからだ。

 

 鬼ちんぽを絞り上げられながら、俺の肉棒で処女地を蹂躙される。

 雌の悦びと雄の悦びが絡み合い、虚海の中で渦を巻く。

 肉の悦びだけではない。オカルト版真言立川流を用いた精神的交流で、心の底から満たしていく。人肌の温もりが、虚海の孤独と絶望を溶かしていく。

 

 もはや、虚海の中に拒絶は微塵も残っていない。

 ただただ愛される事に耽溺し、拙い動きで愛し返そうとする、健気な生き物がそこに居た。

 

 擦り切れ、何もかもを投げ出そうとした女が見せる、全てを捨てて縋りつく姿。愛おしさと、捻じ曲がった征服欲が膨れ上がる。

 俺の快楽が急激に膨れ上がり、虚海の中のイチモツが内部から圧迫する。自分の上にそそり立つ鬼ちんぽを、体越しにしたから突き上げるように、激しく虚海を責め立てる。

 それを余さず受け止める虚海の腰と、上手く繋がれるように補助し、更に鬼ちんぽを搾り取る静流。

 

 3人の絡み合いは、俺が欲望を解放した事によって終わりを告げる。

 虚海の中に思い切り精液を吐き出すと、力の限りに締め付けられて歓迎される。それに連動するかのように、静流に咥え込まれていた鬼ちんぽがビクビクと跳ねて、静流の体越しでも分かるくらいの精液を吹き上げた。

 静流も静流で、白濁…いや、汚濁を喉を鳴らして全て呑み込んでいく。精を呑む度に、静流の体が絶頂でビクビクと震えている。

 

 その状態がどれ程続いたか。三位一体、と言い張れるくらいに深い絶頂と一体感。

 全身を包む、心地よい快楽の余韻と虚脱感、幸福感。

 

 いつしか虚海の体から力が抜けて、俺に背中を預けるように倒れ込んでくる。

 同時に、ちゅぽん、と間の抜けた音を立てて、静流が鬼ちんぽから口を離した。離れる時にも残された精を啜り取っていたらしく、虚海の先端からタラタラと唾液が零れ落ちている。

 けふっ、と軽く咳き込んで…いや、どっちかと言うとゲップかな? …静流は明らかに欲望に身を委ねた表情で、呟いた。

 

 

「この味……若様の精液が混じってるみたいね」

 

 

 うん? …比喩じゃなさそうだな。静流が俺の味を間違えるとも思えんし。

 しかしそうなると、虚海は自分が射精された精液を、そのまま自分の精液として射出したという事だろうか? どういう構造しているのやら。

 だが興味深い。精液がそうなるのなら、中で小便とかしたらどうなるのか。尻に突っ込んで出したらどうなるだろうか。

 

 処女を卒業したばかりの虚海を相手にかなり鬼畜な事を考えているが、虚海は虐められて輝くからいいのだ。

 

 

「ぁ……」

 

 

 ? 脱力して呆然としていた虚海が、小さく声を上げる。意味の無い喘ぎではなく、明確な意思が載った言葉のようだ。

 おーい、どうした? 呼びかけながら、まだ敏感さが残るであろう体を、強すぎない程度に愛撫する。

 

 

「ぁ…暖かい…」

 

 

 …………。

 

 

「……男の、腕の中とは……このように心地よいものだったのか…」

 

 

 漏れた言葉の通り、虚海は安心しきった赤子のような表情で、俺に身を預けている。

 絶望に浸った姿は何処へやら。あれほど拒絶しようとしていた性的な行為への嫌悪も全く見られない。

 

 あーもう、可愛いこと言うなぁ、この子は。もう昂ってきちゃうじゃないか。

 

 

「ちょっと、若様? ぐっときたのは分かるけど、もうちょっと抑えた方がいいんじゃない? 初めてなのよ、この子は」

 

 

 だからこそ思いっきり刻み込みたいんだよなぁ。

 …でも、まぁ、そうだな。

 もう一つの主題が残っているか。

 

 

「……ぇ…?」

 

 

 本当は、どっちも同時に卒業させてやるつもりだったんだけどな。あんまり可愛いもんだから、つい先走ってしまった。

 すまんな、静流。色々準備してきてくれたのに。具体的には媚薬とかオナホとか。

 

 

「んー、思ってたより御立派けど、あっという間に我慢できなくなっちゃう情けな~い鬼ちんぽだったものねぇ。結果的にはこれでよかったんじゃない? おしゃぶりだけであれだもの。次に進んだら、あっという間にぴゅっぴゅしちゃうわ」

 

「…何の…話だ…?」

 

「とっても気持ちいいお話よ。ふふっ、夜はまだ長いんだから…最高の一夜にしましょうね」

 

 

 おっと、始める前に結界張って、外の見張り番にも細工して…これで良し。

 さぁ、虚海。無事に女になったことだし、今度は男になってみようか。

 遠慮するな。静流の口は極上だったろう? 女の快楽もいいが、男の快楽は今しか味わえないぞ。呪いが解けたら、多分その鬼ちんぽは消えるからな。

 

 期待……いや、覚悟してろよ。静流の膣内は極上だぞ。

 今度は俺が補助に回ってやる。本当だったら、俺の女を他の男に触れさせるなんて絶対やらないが、虚海は女だしな。女同士だから問題ない。

 

 

「さぁ……楽しみましょう? いきなり本番じゃ我慢でもきないみたいだから、まずは玩具で扱いてあげる」

 

 

 副音声に『搾り尽くしてあげるわ』と聞こえただろう。

 淫魔のような女を前に、虚海は少しだけ怯えを抱き、しかし先程の快楽と安心感を思い出したのか、鬼ちんぽはむくむくと天を衝く。

 捕らえた獲物に圧し掛かるように、静流は美麗な体を見せ付けながら虚海の体に吸い付いた。

 

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