結局、起きた皆を集めて乱交…とはならなかった。
鉄火場を、特に山場も無く超えた結果、殆どの子は緊張の糸が切れて眠気がぶり返してきたらしい。…小さく聞こえる、釘打ちの音が気になって雰囲気が出なかった、と言う事もあるかもしれないね。
まー添い寝を求められたから、分身して一人一人に付き添ったんだけども。
分身する為には、少なくとも一人はエロもやっておかなければいけないので、自室で玖利亜の乳首をコリコリし続けました。裸のょぅι゛ょの微かな膨らみをカリカリ引っ掻き続け、遂にはイキッ放しにまで押し上げる愉悦…。
…その興奮が分身にまで伝わって、眠りかけている子達に狼藉を働いてしまったかは定かではない。
ただ、今までお手付きにしてなかった若い浅黄こと浅木が、翌朝から人目を忍んで甘えてくるようになった、とだけ言っておく。
そして、その玖利亜が忘我の境地で、乳首を刺激されたり、体を揺さぶられたりする度に掠れた嬌声を上げている間、俺は凛子と凜花の話を聞いていた。
…文字通りの状況です。ょぅι゛ょを性的に弄びながら、任務から帰って来た二人の話を聞いていました。
二人とも、特に気にしてなかったけどね。執務中、俺が性欲処理係を侍らせてるのはいつもの事だし、体感時間操作を使う為という立派な口実…建前…風流…実利を伴った趣味であるからして。
「ヒッ…ヒッ…ヒゥ…」
「…と言う事が、遺跡の中で起こった一連の出来事です」
息も絶え絶えで、口元から涎が流れ落ちている玖利亜の事をまるで気にせず、残った俺達3人は少々真剣な話を続けている。ほぼ忘我の状態だろうに、俺の腿には幼い割れ目が必死にぐりぐりと擦りつけられる感覚が続いている。
凛花の報告を聞き、頭の中で情報を整理する。凛子にも視線を飛ばすが、特に訂正も追加報告も無し。二人の見解は、ほぼ一致しているようだ。
…遺跡であった事についてのコメントは、博士の言う事をほぼ鵜呑みにしたようなものだったが…これは別に問題ない。自分で全く考えていない訳ではなく、報告はあくまで「博士の見解はこうだった」という前提条件から離れていない。私見を挟んでいないだけなのだ。ただ、遺跡について自分達よりもはるかに詳しく、操作方法まで理解している博士の見解に対し、異論を挟める余地が無かったというだけで。
遺跡であった事は、大雑把に並べると次のようなものだった。
・偶然を装って、凛子・凛花が博士・ホロウと合流。察しているのかいないのか、同行は別に止められなかった。
・遺跡内部の、滅鬼隊源流の人達が封じられている円柱の場に到着。博士は、破損が少なく比較的綺麗な円柱に入るよう、ホロウに指示する。
・ホロウは円柱に入り、博士は遺跡を操作。ホロウが入った円柱は他の隊員の円柱同様に、謎の液体で満たされ、ホロウは意識を失う(溺れた訳ではない)
・暫くすると遺跡全体が震動、灯りが明滅して謎の音声が流れてくる。
博士曰く、『ホロウが円柱で眠った事を切っ掛けにして、船の予備動力が起動したのだろう」との事。
・遺跡の振動は小さくなるも絶え間なく続き、奇妙な感覚に捕らわれる。そして遺跡の外への出入口が厳重に閉ざされた。
博士曰く、『予備動力が稼働したら、すぐに異界跳躍を行ったのだろう』との事。
・大体半日ほどすると、ホロウが円柱から解放される。何やら博士と二人で話し込んでいたが、異国の言葉のようで内容は不明。
・更に時間が流れ、また謎の声が流れる。灯りの一部が消える。
・突然、遺跡が大地震のような衝撃に見舞われて、その機能の殆どが停止。
・博士が『元の場所に戻ったようだ』と言うので外に出ようとしていると、探索に来たきらら・藍那と遭遇、脱出。
……あまり簡潔に纏められていないが、それは置いといて…とりあえず一言。よく帰ってこれたな…。
下手したら予備動力起動したまま、どっか別の時空、時間に跳んで行ってたかもしれん。
「そこは博士はあまり心配していなかったようです。予備動力はあくまで予備で、それも長期間の放置で劣化したもの。万全の状態ならまだしも、遺跡を別の次元にまで連れて行くだけの力は残されていない筈、と」
何にせよ、博士にしては軽率だな…。得体の知れない遺跡の装置を当てにするとか。いや、ひょっとしたら十全に調査したから、予備動力起動も、エネルギー不足で戻ってくるのも、全て想定の範囲内だったとか?
でも所詮、予想は予想。いくら博士が自分の頭脳に自信を持っていると言っても、確証も無いのにそこまでやるかと言われると…。
いや、博士の行動についての考察は、一旦止めよう。
重要なのはホロウの方だ。元々、二人が遺跡に赴いたのは、ホロウの記憶を蘇らせる為だったからな。
ホロウが円柱に入った事について、何か説明はあったか? また、出てきた後のホロウの言動に変化は?
「博士が言うには、あの円柱は入った者を封じる物ではなく、治療するのが本来の役割らしい。もっとも、特定の人間…あの遺跡に関係している者でなければ、効力は激減するそうだが」
ふむ。遺跡…『舟』に乗って鬼の討伐に出た連中にしか、効果が無い。
単純に考えれば、そういう機能を持った人造人間、改造人間と、それ専用の調整装置って事なんだろうが…。ホロウも直接ではないだろうが、関係者と言えば関係者だな。同じ世界、同じ国…かどうかは分からんが、限りなく近い技術で『製造』されたんだろう。
だからホロウを遺跡に連れて行ったのか。過去の記憶を刺激するだけでなく、調整装置で脳の不具合を治そうとしたんだろう。
「はい、本人はそのように言っていました。真偽の程は分かりませんが…」
説明を省く事はあっても、無駄な嘘は言わんだろ、博士は。
それで、ホロウ治療が切っ掛けになって遺跡が稼働、結局動力切れになって戻ってきて…?
「いえ、戻る前にホロウの治療は終わりました。記憶は…一部のみ戻った、との事です」
一部? …まぁ、一部でも戻れば充分か。あいつの人生、クサレイヅチを仕留める事だけに注がれてるようなもんだからな。
どの部分を思い出しても、本来の役割は分かるだろう。
…千歳や俺の事は思い出しているだろうか…。その辺、何か言ってなかった?
「戻った記憶が整理できてない、とは言っていました。様子がどうだったかと言われると……」
「考え込んでいたように見えたが、正直な事を言わせてもらうと、空腹に耐えていただけのような気も…」
「…途中でお腹を盛大に鳴らしていたものね…」
…記憶が戻っても腹ペコキャラには変わりなしかよ。
いきなり性格が変わっても、それはそれで困りそうだが。既にホロウの大食いは周知の事実。3杯目を大盛りおかわりしないようなら、体調不良を心配されるくらいだものね。
…ホロウについては分かった。じゃあ、お前達が戻って来た時に言っていた、「強力な鬼が出現する」と言うのは? 直後に博士に否定されてたが。
「それも、遺跡の機能の一つだそうです。これは博士も計算外だったようですが…」
はぁ? 遺跡…と言うか、舟にどうしてそんな機能がついてるんだ? 目当ての鬼を追いかける為の機能なら分かるが、鬼を呼び寄せるって…。
「博士に言わせると、むしろ必須機能だそうだ。この辺はあまり詳しく説明されてないが…舟が本来進む場所…いや空間……えーと、とにかく舟の活動領域と言うのは、恐ろしく広いらしい。そこでただ一匹の鬼を追いかける、見つけ出すのは、砂漠の中から胡麻一粒を見つけ出そうとするようなものだと」
「だから鬼を呼び寄せる、と言う事ね。こっちから探し当てるのが難しいなら、あっちから寄ってこさせればいいじゃない」
成程なぁ…。標的にしている鬼がどんな鬼なのかイマイチ分からんが、確かに納得できる話だ。俺だってクサレイヅチを延々追いかけているが、追いつく事が出来るのは大抵デスワープ直前のみ。それ以外の時は、何処にいるのかすら判明してない。見つけ出すよりも、こっちに呼び寄せる方が効率的なのはよく分かる。
…そこは分かったが、何でいきなりそんな物が稼働してんのかな。
「その辺が、博士にとっても計算外だったようで…。元々、あの遺跡は完全に機能を停止していた訳ではありません。これは、動力源が溜まり次第、時空転移を行おうとしていた事から明かです」
うん、確かに。本来であれば切っておかなければいけない機能が延々と働き続けた訳だな。おかげで必要最低限の動力が溜まった時点で発動し、動力が少なすぎて何処にも行けずに戻ってくるという、完全な無駄遣い。
「それと同様に、幾つかの機能が稼働したままだったのです。ただ、動力不足で効果が出ていなかっただけで。恐らくですが、遺跡が機能停止してあの場所に出現したのは、戦いによる損傷か何かで、ちゃんとした手順を踏まずに…その、『落下』したのではないでしょうか」
成程…。普通であれば停止させておくべき機能が、幾つも動いているのはその為か。
単純に考えれば、引き寄せた鬼にしてやられたか、何らかの自然災害(時空間でどんな自然災害が生じるのかは知らんが)によるものか。
その機能は今も?
「博士が停止させましたが、呼ばれた鬼が近づいてきている可能性はあるそうです。それも、あの遺跡に乗っていた者達が追いかけていた、討伐すべき鬼が」
「鬼とて知性や記憶はある。自分を追いかけていた者がそこに居て、以前に何らかの痛手を被っているなら、今度こそ息の根を止めようと近付いてきてもおかしくない。…逆に逃げる可能性もあるが」
いや、逃げるのはまず無いと思う。何だかんだ言って、鬼達は基本的に攻撃的で狂暴だ。命の危機が近づいても、普通の動物やモンスターみたいに逃げて休むという事はしない。
敵の居場所が分かったら、間違いなく潰しに来る。
…どんな鬼が引き寄せられるのか、予想はつくのか?
「時空を回遊する能力を持った鬼、としか。鬼の生態系は謎に包まれていますし、時空間…という場所がどんな場所なのか今一つ理解できませんが、人が踏み込んだ事の無い場所なのは確かです。そこに生息している鬼がどんな奴なのか、検討も付きません」
…時空回遊となれば、クサレイヅチが真っ先に思い浮かぶが…確かに未知の鬼が出てきてもおかしくない。
博士が言っていた、何だ、トキワなんちゃらって可能性もある。
じゃあ、博士が言っていた「今すぐこの場所には来ない」と言うのは?
「それは博士に聞かなければ…。私達もあの時初めて聞きましたし。頭が良過ぎる人の考えは理解できない…」
それもそうか。
…他に何か報告しておく事はあるか? 無いなら、報告はここで一旦終了とする。
「では、念のために一つだけ。舟が起動した時、中で眠っている者達が目覚めようとしました」
…それは、聞く限りだとかなり大事だと思うんだが。
「いえ、すぐに博士が遺跡を操作して、再度眠らせましたので。『どんな連中にしろ、面倒事の元にしかならん』と」
……超絶ファインプレーだぜ、博士。俺も直接会って人となりを確認した訳じゃないが、きららの過去の扱いを考えるとな…。
そうでなくても、恐らくは長期間、舟という閉鎖された環境で過ごしてきた、異国の集団。一人二人程度ならまだいいが、一気に全員が目覚めて里と関わるとなると、風習や意識の違いで揉めるのは確実。
どっかで解放してやらなきゃならんとは思うが(別に何か義理がある訳でもないけど、きららが仲間を見捨てるのを嫌がるからね)、今はまずい。
いつ強力な鬼が襲ってくるか分からない状況で、身の内に爆弾作りだすような真似してられっか。
んじゃ、全員また眠りについたって事でいいんだな?
…ん、よし、よくやってくれた。まずは体を休めるといい。
「いえ、結局戦闘らしい戦闘もなかったし、舟の中でも交代で睡眠はとったし、特に疲労はありません」
「食事もしたしな。……それよりも、任務の報酬を…」
「ヒッ…ヒッ・・・…イ、ァァァァ…」
足に擦りつけられていた生暖かい感触が、一際激しく動くのが分かる。プシュ、と液体が飛び散ったのが分かった。
目をやれば、とうとう限界を超えたらしく、玖利亜が仰け反って気をやったところだった。脱力して倒れるのを抱えて、布団に寝かせてやる。
やれやれ、悪い子だなぁ。折角夜伽に指名したのに、本番前に眠っちゃうなんて。罰として、子作りはオアズケにしましょうかね。
「…どう見ても、若様が指先一本で玖利亜を滅茶苦茶にしていた…いや、したかったから、意図的にそうしたようにしか見えない」
「そうね、無理と訴えても、容赦なく昂らせ続けていたものね」
どっちにしろ気絶しちゃってるんだから、どーしようもない。
さて、任務の報酬だったか。
ハクは後日纏めて渡すとして…任務を依頼した時に二人が指定してきた報酬は……夜の優先権、でよかったかな?
振り返り、玖利亜の痴態でいきり立ったままのイチモツを見せ付ける。
二人は揃って雌の表情になると、緩やかに帯を解き、服を脱ぎ捨てる。
そして恭しく跪き、卑猥で屈辱的な隷属の言葉を悦んで口遊んだ。