相変わらず最後のほうは作業ゲーになりますな。
しかしサブイベントが1個だけ進行不能バグの餌食になっているらしく、トロコンができぬ…うぬぬ、なんかこう気分悪いぜ…。
再インストールしても無駄だったし、カスタマーセンターでメール送るかな…。
バイクはあるけど、緊急事態宣言の事を差し引いても、もう少し暖かくなるまでは外出する気になれそうにありません。
次は仁王2の悟り以降か、まだやってないエスコンのDLCを買おうか…
モンハンライズはニンテンドースイッチ持ってないんだよなぁ。
黄昏月惨拾惨日目
はー、どうしたもんかどうしたもんか。
昨日のホロウとの話から、約半日。動揺していた心根も何とか落ち着き、色々と考えられるようになってきた。
考えたところで、色々腑に落ちる結果にしかならなかったんだけどね。最悪な事に。
単なる予測で証明できんじゃろがい!と開き直るには、積み上げてしまった実績が多すぎるし、辻褄が合い過ぎる。
つまるところ、考えれば考えるほど、俺は因縁の戦いに参加できない、参加したら敗戦確定って結論が出てしまう訳だ。
で、それに対するホロウの代替案…ミタマを差し出せ、って話についてだ。
よくよく話を聞いてみれば、死ねと言われている訳ではない。結果的に、それに近いと言えば近いようだが。
すっかり忘れていた事だが、ホロウには『魂喰らい』という機能がある。詳しい話を聞いたのは、これが初めてだ。
他に聞いたのは、最初にあったループの時に触りだけと…ああ、忘れていた繰り返しの中でも、チラホラそんな話が出てたっけな、
これがどういう機能かと言えば、鬼達がやっているようにミタマを燃料として強い力を発揮する、と言うモノだ。トキワノオロチも、ミタマと因果という違いはあっても同じ事をやっているな。
これを使えば、ホロウは凄まじい力を発揮できる。俺の魂を使えば、それこそ真の力を発揮したトキワノオロチに対抗する事も可能…というのがホロウの計算。
あくまで計算上の話でしかないのが難点だ。何せホロウ自身、ミタマ喰らいの機能は一度も使った事がないと来た。
ミタマを捕らえて食って力を発揮するという、まんま鬼のやり方だもんなぁ…。もしも使っている事を誰かに知られたら、それこそ鬼扱いされてしまうだろう。そうなると現地協力者が敵になってしまう可能性が高く、それ故今まで実用した事は無かったのだそうだ。妥当な判断だと思う。
じゃあ今回はいいのかって話だが、相手が俺だしそうそう死なないだろう、と根拠にならない事を言っていた。
死んでもループするだけだと思うが、魂にまで傷がついたら次のループがどうなるか分からんのだけどな…。
そんな訳で、今の俺は2択…いや、3択を迫られている訳だ。
魂を差し出し、千歳達の救助とクサレイヅチ討伐を、ホロウに託すか。
今後のループでホロウが非協力的になるのを承知の上で、知った事かと自ら打って出るか。
今まで積み重ねてきた因果を何とか無効化して、ホロウを納得させて戦いに行くか、だ。
どれにするかと言われれば当然三つ目なんだが、ホロウを納得させる方法も、因果無効化の方法も思いつかない。
幸いもう暫く時間はあるようだが、打開策が思い浮かばないんじゃ同じ事だ。
うーむ……ちょいと気分転換するかね。
自分一人で考え込んでも仕方ない。幸い、今の俺には話を聞いて一緒にあれこれしてくれる仲間が大勢いる。意見を聞くのもありだろう。
……有益な意見を出せる子がいるかどうかは、ちょっと言葉に詰まるけども。
SIDE 明日奈
明日奈は内心で、頭を抱えて溜息を吐いた。
彼女が居るのは、自分に割り振られた仕事部屋。明日奈自身はこの部屋に居る事は少なく、部屋にいるよりも歩き回ってやるべき事を見つける事の方が多いが、誰かからの陳情を聞く時や、内密の話がある時には部屋を使う。
そう、陳情だ。改めて考えると、頭が痛くなってくる。
明日奈は自分が『優秀な凡人』止まりの人間だと考えている。自分の強さにも容姿にも、その他色々な能力にもそれなりに自信を持っているが、とび抜けた能力ではないし、何より経験不足だ。
何せ産まれてから殆どの時間を、孤立していたシノノメの里で過ごした世間知らず。
実戦を経験したのは割と早い方だったが、その後は持て余されて、時々鬼が出るくらいの巡回ばかり割り当てられていた。この数か月で劇的に戦闘経験は増えているが、それでも決して多いとは言えない。…特に、このウタカタの里では。
とにもかくにも、明日奈は自分が人の上に立つべき人間だとは思っていないのだ。仮に纏め役を担うとしても、数人程度の班長くらいで手いっぱい。
『…なのに、どうしてこんな立場になってるのかしら…』
どう考えても切っ掛けは一つ。あの時から、彼女の運命は急激に変わり始めた。
それはまぁいい。どの道、あの境遇のままではいつか破滅が訪れるのは目に見えていた。あの状況に風穴を開けてくれた事に関しては、感謝するしかない。……念願だった、彼氏にもなったし。
彼と共に里を出た事も後悔してない。見知らぬ土地、見知らぬ人々、美味しいご飯、そこで出会うかつての知人、全力で挑む事が出来る強い敵。そして愛し愛される実感と、夜毎に沈められる無上の悦楽の底なし沼。
一人の人間として、モノノフとして、女として、間違いなく明日奈は 光り輝かんばかりの人生を過ごしている。
ただ、どーして自分が滅鬼隊の子達の纏め役の一人になっているのか。これが分からない。
いや分からなくはないのだ。今は随分良くなってきたが、彼女達が霊山で目を覚ましたあの時、集団行動はおろか常識さえない状態だった。下手をすると自発的な意思があったのかすら怪しい。
そんな彼女達に、自立した生活や、周りに合わせた行動をとれだなんて期待できる筈がない。事実、今や各種書類仕事の主力となった秘書・執事の3人組でさえ、ウタカタの里に訪れた直後は知識と現実との乖離で、全く何もできない状態だった。
であるならば、平凡な小娘であっても自分達がやるしかないじゃない。
…今更投げ出したいなんて無責任な事言い出すつもりはないが、どうして組織人としての経験も無い自分が幹部扱いになっているんだろうか。
そんな半ば現実逃避じみた考えを浮かべながら、対面に座る女……深月に目を向ける。
彼女は相談したい事があると明日奈の部屋までやってきて、深刻な顔で語ったのだ。
「……もう一回、言ってくれるかしら? 何が必要だ、って?」
「ですから……風紀です! 羞恥心と言うか、自制心です! 主に若様に。毎日毎日、その、人目も憚らずにあっちでこっちでいかがわしい事ばかり…。私達の精神安定に必要という理屈では納まりきりません!」
「あー、まー、そりゃねー」
だってどう考えてもお楽しみしてるだけだもの。女の方も。
風紀を正さなければならない、と言うのもすごーくよく分かる。何せこの家(異国ではまんしょん、と言うらしい)では、その手の行為が発生してない時間が無いに等しい。
言うまでも無く主犯は『若様』。仕事しながらでも机の下で奉仕させているし、それ以外の時ではちょっと催したら手近な女を組み敷いて発散している。そしてそれを見つけた者が混ざりに行く。明日奈もよく乱入するし、される事も多い。女同士で慰め合っている事もある。
ついでに言えば、明日奈、神夜、木綿季の3人は暗示なんぞかかってないので、その為の精神安定行為など不要である。単に好き合った男女でベタベタする理由が欲しいだけだ。
風紀、爛れまくりである。何それ美味しいの、と本気で聞き返しそうだ。
(確かに、このままじゃ不味いのよね。里との交流も増えてきて、部外者がやってくる事だって増えてきてる。それに、皆はここの生活しか知らないから、今後も当然ここが基準になる…。そうなったら、独り立ちなんかさせられる気がしないわ。独り立ちと言わないまでも、単独行動とか旅行とか)
かく言う明日奈もつい先日、真昼間から廊下で首輪&尻尾付き四つん這い全裸散歩(匂い付けのオプション付き)で楽しんでいる真っ最中に来客があり、見られる直前に慌てて隠れた事がある。そのまま中止にはならず、声を殺しながら発情犬まんこを虐めてもらったが。あれで見られていたらと思うと背筋に色んな意味でゾワッとした感覚が走る。
このように、この建物内の常識で行動されては、あっという間に痴女扱いされるのが落ちだ。或いは、欲望に任せて知らない男に襲われるか。…知ってる男でも襲われるかな。
常識というか認識を改めさせる為にも、深月の言う通り普段の言動の改正は必要だ。
(…でも、ねえ? …んーっと………あーっと…)
日ごろの聡明さは何処へやら、あーとかうーとか意味をなさない言葉だけが口から零れ出る。
必要である事も、やるべき事である事も分かっている。
でも気が乗らない。
何せ。
(……勿体ない、わよね…)
酷すぎる理由だと理解しているものの、どうしてもこう考えてしまう。
色んな反対意見が脳裏をよぎるが、最後に残るのはコレなのだ。何度考え直してもコレなのだ。
(何が勿体ないって、こんな日常他では絶対経験できないでしょ。朝から晩まで好きな人と爛れまくって、異常な性癖を皆に受け入れられるどころか、自分以上におかしい性癖を持ってる人が居て、そこかしこで見せつけてくる…刺激的な場面を幾つも見られる。時にはそれを自分から経験しに行く。誰に憚る事もなく、欲望を満たし合える。何より抜け出そうと思わなくなる程気持ちいい! この環境を壊すとか、何でそんな事しなきゃいけないのよ)
理性では節制しなければいけないと思っていても、一度覚え込まされた肉欲の味は忘れられない、止められない。止まりたくもない。
まだまだ先がある。色欲の先、法悦の底、被虐と嗜虐の入り乱れる肉欲の先…自分はまだ、そこへ堕ちている真っ最中なのだ。このまま、底の底まで…いや、底を抜いて落ち続けたい。例えその先が破滅でも。
考えるだけで疼き始めた体を抑え込んで、目の前の少女に何を言うべきか考え…。
「………うん?」
「…なんでしょうか?」
緊張した深月の顔をじっと見る。深月はいささか怯んだようだが、真っ直ぐ見返してきた。
だがその態度にこそ疑問が残る。
(…そもそも、何で私に相談する訳? どう考えても、もの申すならあの人……は言ったところで改めるとは思えないから、せめて詩乃か神夜…いや、立場は違うけどやっぱり私と同じね。好きなように交われるこの状況を変えようとは思わないでしょう。…でも、そもそも何でこの子がこんな事を言い出したかって言うと…………)
明日奈の(色ボケした)脳細胞の中で、電流が走る!
…彼女はにっこり笑い、深月に向かい合った。
嫌な予感を感じた深月が距離を取る前に、閃光のように手が翻り。
「あひゃん!?」
深月の胸を鷲掴みにした。
その時の明日奈の表情は、先程までとは真逆だった。相談を受ける統治者ではなく、獲物を追い詰め、喰らわんとする捕食者の顔。顔芸上手いね。
「深月…。本音を言いなさい?」
「ほ、本音!? あっ、明日奈様、駄目です、胸、揉まないで…!」
「清純ぶってんじゃないわよ。ちょっと揉まれただけで気持ちよくなる事しか頭になくなる雌豚のあんたが、風紀? ご主人様に犯してもらえるなら、どれだけ人目があっても股を濡らして大開にするあんたが? 四六時中、虐めてもらう事ばかり考えている淫乱雌奴隷のあなたが? 説得力ってものがないわねぇ?」
「んっ…んんっ…ち、乳首、捻るの、駄目ですぅ…」
(そうそう、これよこれ。こういう『遊び』が気軽にできるのもいいわよね~。同性の魅力に欲情できるなら、この環境は天国…いえ、色情地獄だわ)
口では抵抗しながらも、体はなされるがまま。明日奈は指先を捏ね回し、言葉でなじって、深月を追い詰める。同じ肉棒の下で、何度も何度も絡み合った仲だ。好きな愛撫や急所など、それこそ目を閉じていても分かる。特に深月は責められるのが大好きな被虐淫乱変態なので、猶更。
当然、こうされる事で深月が悦んでいる事もお見通しだ。
責められるとあっという間に従順になってしまう深月には珍しく、捏ね回して罵っても喘ぐばかりで本音を言わない。
明日奈はちょっと頭に来た。責めていた手を引っ込めると、深月は息を荒くしたまま床に座り込む。床に粘液が垂れているのは今更だ。
明日奈は机に腰かけて、足袋を脱ぎ捨てる。白く細い足が露わとなった。
同性でもつい目で追ってしまいそうな艶めかしい足を、見せつけるようにして深月の秘部へと押し付ける。
「ほらほら、大事な所を踏んであげるから吐きなさい。…違うわね。もっと虐めてほしいなら言いなさい。何を考えてあんな事を言い出したのかしら。淫乱奴隷の分際で、私を誤魔化そうとしてるんじゃないわ。変態極まりない、頭の中に肉欲しか詰まってない無様な理由があるんでしょ? 言ってみなさい」
唇を歪めて、愉悦に浸りながら明日奈はグリグリと足を動かす。無造作にやっているように見えて、的確に深月の急所と趣味を抉っていく。SMのSはサービスのSと言うが、見事に体現していた。
白状しようとしたのか誤魔化そうとしたのか分からないが、声を出そうとする深月を陰核を摘まんで妨害する事数度。
つまらない理由(確信)で頭を悩ませてくれたお返しを終えて、明日奈は口元を抑えて考え込んだ。
ついでに秘部を弄っていた足を引っ込め、深月の顔の前に突き出した。
深月は言われるまでもなく卑猥で卑屈な謝罪の言葉を吐いて、自分の愛液で濡れた明日奈の足の指に舌を這わせて掃除し始める。
「うーん……無理矢理感が足りない、か…」
予想通りに肉欲と異常性癖が詰め込まれた頭アレな忍者みたいな話だったが、悲しいかなここに居るのは爪先から天辺まで仕込まれまくって、彼女達以上に深い肉欲を持つ明日奈。言っている事が理解できてしまった。
(うちの子達は被虐趣味を植え付けられている子が多かったし、それに嗜虐趣味のあの人が拍車をかけたもんね…。好きな人に無理矢理手籠めにされる、って遊びで興奮するって子は結構居るわ。私も嫌いじゃないし)
足の指の間を舐められる感触を楽しみながら、明日奈は思う。ついでに舌を指で捕まえてみた。クイクイ引っ張って遊ぶ。
(でも遊びだもんねぇ…。いや本気であっても困るんだけど。今は誘われたら気軽に受けるし、ごっこ遊びでも『無理矢理』って感じが出しにくいのよね。あの人は抵抗を捻じ伏せて屈服させるのを愉しむところがあるし、もうちょっと抵抗が強い方がいいのかしら)
そうすれば、もっと激しい快楽を…と深月の事を言えない淫乱ド変態な妄想で頭がいっぱいになりそうになった時、明日奈に閃きが走った。
「…そう、そうね。風紀もそうだけど、このままだと風情がないものね。……深月、いい提案よ。ご褒美は何がいい? ……そう、舌を摘ままれた状態で器用に喋るわね。『虐めてほしい』だなんて、骨の髄まで変態よねぇ」
弄ぶだけ弄んで、手土産替わりにしようと明日奈は決めた。