SIDE 浅黄
浅黄は窓から差し込む光の中、未だに慣れない感触に包まれて目を覚ました。
慣れてしまっていた、寝心地が悪く寒い寝所や、任務途中で横にもならずに目を閉じて仮眠をとっていた時の感覚が抜けきらず、目を覚ました時は大抵戸惑いを感じる。特に今回は、規則正しく生活している浅黄にしては珍しく、日中での目覚めなので猶更だ。
辛うじて自室の布団の中である事は理解したが、何故こんな時間に眠っていたのかが分からない。
暫く視線を彷徨わせ、朦朧とした頭で体を起こそうとすると、全身に甘い痺れが走る。思わず迸る嬌声で、ようやく目が覚めた。
任せられている仕事(任務ではなく、隊員達の稽古相手)を終えて暇を持て余していたところ、頭領からお誘い(R-18)があったのだった。そういう行為は基本的に夜と、執務中の体感時間操作だけにしている浅黄は断ろうとしたのだが、あれよあれよという間に押し切られてしまった。元より悪い気はせず、断固断ろうとも思っていなかったので、それはまぁ別にいいのだが。
…ちなみに一言補足を入れておくが、某ソシャゲで言えば彼女はア〇ギ本人ではなく、クローンア〇ギに当たる。舟に封じられ、「まともな上役と、指示に従う同僚なんて恵まれた職場に、私達が巡り合える筈がないッ!!!!!」と魂の悲鳴を挙げた方のアサギがア〇ギ本人である。
体に残る甘い痺れは行為の余韻。気絶して一眠りした後もまだ体が高ぶっているだけでなく、女の最も大事な部分で自己主張するような熱が残っている。彼から注ぎ込まれた精液の熱さである事を、浅黄は…いや、この隊に属する女であれば誰でも知っていた。
随分と濃いのを注いでくれたらしい。股間を見てみれば、流れ出ているかと思われた精は無く、全てが子宮に収まっている。最後の一発は、蓋の役割を果たせるくらいに粘度が高かったようだ。
が、その反面、起きたばかりの体は、おかしな時間に目を覚ました故の眠気と、更に空腹を主張する。
(…若とのまぐわいは、時間を気にしないでいいし、体の調子も整えられるんだけど、お腹が空くのと時間間隔が狂うのだけが難点ね…)
さもありなん。必要時間を凝縮しているだけで激しい運動をしている事には全く変わりないし、事後の睡眠時間も含めると一日が36時間になるくらいの長さに感じるようになる。これで感覚が狂わない筈がない。
そんな事を考えていると、部屋に据え付けられている厨房から見知った顔が出てきた。
「…おはよう、でいいかしら」
もう昼過ぎだけどいいんじゃない、と軽く返す若は、お盆に乗せた濃いめのお茶を運んできた。お茶請けに菓子もついている。
茶を啜り、腹に固形物を放り込んでようやく頭がはっきりした。
「まったく…。無茶をしてくれるわ。まだ体に力が入らない」
めんごめんご、とふざけているとしか思えない返答を返す若だが、浅黄は微笑んで何も言わない。惚れた弱み、と言う奴を存分に満喫していた。
相当に好き勝手してくれたが、実際に浅黄にとって怒りが巻き起こる程の事ではない。かつての環境を思えば、ちょっと強引に部屋に連れ込まれるくらい、どうと言う事は無い。
とは言え、気になる事はあった。
情事の痕跡が色濃く残る体を薄い布団で隠し、膝を抱えて顎を乗せる。
「それで…どうかしたの? らしくないじゃない。…うん、いつも色に溺れているから、普段通りと言えばそれまでだけど、建前でも拒む相手に食い下がった事は無かったでしょう」
…その理由は、そもそも建前でも拒む相手がほぼ居なかったから、でもあるが。
例えお誘いを断られても、代わりに受けたいと願う者がゾロゾロ居る状況なのだ。相手に拘り…どうしてもその時にその相手を抱きたい、という理由でなければ、食い下がる必要も無い。つまりは、性欲処理、或いは女を弄んで暇潰しができればいいという男として最悪な考え方でもあるが。
浅黄の問いかけに、鼻の頭を擦り、大したことではないんだが…と前置きする。
「…睦言の頻度を増やす事にした? ………これ以上? 今でさえ、誰かと絡んでない時間の方が少ないのに?」
これ以上増やすと言われても、普通は物理的に無理なくらいだ。
24時間の内、30時間くらいは女体と触れ合っている。オーバーしている6時間に関しては、体感時間操作で水増しした分と、分身して複数人と同時にパコッている分だ。
今この瞬間でさえ、恐らく分身が誰かを犯している真っ最中だろう。浅黄が部屋に連れ込まれる前に、別の『若』が誰かを伴って部屋に入って行くのが見えた。
色事を増やす事自体は問題ない、筈だ。やるべき事はやっているし、相手になる子達もご指名とあらば体力の限りに悦んで応じるだろう。精神的な安定になり、またオカルト版真言立川流なる面妖な術のおかげで戦力増強にも繋がる。色狂いの汚名を被るとしても、それ以上の利益があると言えた。
対外的な問題も特にない。どういう訳だか、ここ最近は里との直接の接触を避けているようだし、頭領としての責務を放り出して遊んでいるとしても、すぐに醜態が知られる訳ではない。
問題点と言えば、事の後に疲れて眠るか腰が砕けるかして、動けない時間が増える程度だ。
だが、理由が分からない。
「どうしてまた。今までも好き勝手やっていたけど、それ以上に、とは思わなかったでしょう」
ムラッと来る→即発散なので、欲求不満にはなっていない筈。…なっていない筈。自分達がクソ雑魚まんこ過ぎて退屈と言われたら真面目に自殺しそうなくらいに傷つくが。
いくら三大欲求と言えど、無限に欲望が湧き上がる訳ではない。胃袋に限界があり、それを超えて物を食べ続ければ苦痛意外の何物でもなくなるように、性欲も欲求以上に発散させようとすれば苦しみになる。
普通は性力体力に限界があり、精巣が空になれば射精もできず、イメージ的に言えばサキュバスにエナジードレインされて骨と皮だけになって塵となって死ぬような末路を辿るのだろうが、この頭領は残弾無限が誇張でもなければ発足でもない。やろうと思えば、食傷状態になって心底ウンザリしながらも、延々と腰を振って射精し続ける事もできるのだ。
「…ふぅん、必要になった? つまり義務? ……そんな訳がないわね。どう見ても必要以上に楽しむ気だもの」
細かい理由までは語られなかったが、どうやら数多くの女をコマさなければならないらしい。
かと言って、必要だからという味気ない理由で行為に走る訳ではないようだ。
それならまぁいいか、と浅黄は考えるのを辞めた。行為がおざなりになる訳ではないようだし、彼が必要だと言っているのなら、嘘ではないんだろう。建前ではあるかもしれないが。
何より、既に自分は纏め役という立場を降りて、彼の先導に身を任せる立場にある。やれと言われればやるまでだし、ヤらせろと言われれば股を開く。それだけの話だ。
だから、浅黄は股を開く。つい先程(実時間で5分前)まで散々弄り回し、巨根をジュボジュボ抜き差しし、若干腹が膨れんばかりに精を注ぎ込まれた秘部と直腸を自ら開いて見せびらかす。
「そういう事なら…もう一度、しましょうか。今日やる事は全てこなしたし、明日はお休み(未だに自分に縁がある制度と信じられない)だから…好きにしていいわよ?」
規則正しく生活していた浅黄だが、偶には羽目を外してハメてもらってもいいだろう。
欲望に素直になった彼女の秘部は、既に準備万端だった。
組み敷かれ、弄ばれ、絞り取り、2匹のケダモノと化しながら、薄れゆく理性の中で浅黄は思う。
ああ、ここでの生活は最高だ。叶うなら、ここでこのまま老いて、或いは絶頂の果てで死んでいきたい。いや、やっぱり死ぬ前に子供を産んでから死にたいかな。でもそうなると、子供を残して死ねなくなるか。
いずれ孕ませてもらう幸福な未来を想い、浅黄は犯されている子宮を更に疼かせる。
かつての悲惨な扱いも、比喩抜きで胃に穴を開けてくる問題児達を束ねた過去も、いい思い出…にはならないが今この時の幸福さを引き立てるスパイスになりつつある。
まとも…と言っていいのか微妙なところだが、しっかりした頭領、頼れる仲間、善良な隣人、暖かく美味い食事と清潔な寝床、戦略的な戦い方、しっかりした事前調査と援護。
何より、こうして抵抗もなく身を任せる事ができる法悦。
かつて受けた凌辱を鼻で笑うような、全てを上書きしていく悦楽。
異常かつ屈辱的な行為を悦ぶ被虐性癖と、それを満たす嗜虐的な行為。
合意の上であっても悲鳴を挙げるような快感を強制的に注ぎ込まれながら、囁かれるのは甘い愛の言葉。
そして、それらに溺れて屈する事に、何の躊躇いを感じる必要もない。
かつては不本意な快感を強要され、それに耐えなければならなかった。万一屈してしまえば、仲間達を裏切り、果てに用済みになった自分も始末されていただろう。自分の為にも他の人の為にも、どんな拷問を受けても耐え抜かなければならなかった。
それに比べて、同じ事をされていても今はどれ程甘美な事か。
堕ちればいい。狂えばいい。屈服してしまえばいい。
その先で、生涯を通して尽くすと誓った男の手の中により深く落ちていくとしても、何の問題があろうか。むしろそれこそが幸福だと信じられる。洗脳されているかのような考えだが、そうだったとしてもこの中から抜け出したいとは思わない。
楽園に至ったかのような安らかさと共に、浅黄は肉欲の海に深く深く潜り込んでいった。
SIDE 不知火
滅鬼隊の兵舎は、マンションと同じような作りになっている。…変形機能を持ったマンションがあるか、と言われると反論に困るが、構造的にはそんな感じだ。
入口となる扉があって、中にはキッチン・トイレ・風呂などの設備があり、あまり大きくは無いが複数の部屋があり、その住人が思い思いの生活を送っている。
基本的に、一人ずつそれが宛がわれているのだが、不知火はその中では珍しく、雪風と一緒に生活していた。
理由はそう大したものではない。
刷り込まれただけの関係と言えど、不知火にとって雪風は娘だからだ。そしてその雪風も、不知火を母として扱う事に大きな抵抗はなかった。…お婆ちゃんとして扱うのだとしたら、山本お婆ちゃんと被る為に抵抗を見せたかもしれない。
見ず知らずの親子という奇妙な関係から始まった二人だが、割と上手く共同生活を営んでいた。
雪風からしてみれば、任務から帰ったら『お母さん』がご飯を用意して待っていてくれる。風呂を沸かすのも洗濯するのもやってくれる。時々口うるさく、子供にするようなお説教をされる事もあるが、そう悪い気分ではなかったようだ。
不知火にとっては…雪風は、心の支えと言えた。
不知火は、封印される前の記憶を持っている数少ない一人である。だが、その記憶も信を置けるようなものではない。
潜入任務などの為に、かつては人格と記憶を散々弄り回された。その影響で不知火は徐々に不安定になっていき、狂気一歩手前の状態だったのだ。
過去の事を確かめようにも、全ては時と異界に埋もれて遥か彼方。
何もかもが信じられない過去と記憶の中、目の前に残っている唯一の存在が雪風…『娘』だった。
例え植え付けられただけの記憶と感情だったとしても、確かに雪風は目の前にいる。『親子』という関係を受け入れ、娘として振る舞ってくれている。
だから。
だからこそ。
「たとえ若様の要望であっても、私の、そして雪風の記憶を操作する事は断固拒否します」
「…別にいいと思うんだけどなぁ。それくらい…。記憶操作って言ったって、『自分が初めて』って思いこむだけじゃない」
「それでも許しません!」
睦言については大抵の事なら二つ返事で承諾する不知火が、断固として拒否を示していた。
不知火と雪風が暮らす部屋、真ん中にちゃぶ台が置いてある畳が敷き詰められた部屋。特に飾り気も無いが、何となく暖かい印象を与える空間なのは、その住人による影響なのだろうか。
そしてちゃぶ台を挟み、不知火、雪風、『若』が向かい合っている。熱いお茶を啜り、煎餅を齧る雪風と、ヒートアップする不知火。
意外な所で反逆され、『若』は面食らっているようだった。
そう深い考えの元で口にした事ではないのは、分かる。だが地雷を踏み抜かれた不知火は、中々落ち着きそうにない。
(ええ、分かっているわ。この人の事だから、『最近はみんな色々慣れてきたみたいだし、ちょっと刺激的な事やってみよう』くらいの気持ちだったんでしょう)
そこは理解している不知火。この色狂いの考えそうな事だ。
慣れてしまったのなら、その時だけでもいいので忘れてしまえばいい。その程度の暗示くらい、『若』の手管にかかれば朝飯前だろう。色事関係限定であるが。
大方、『普通の親子を手籠めにして親子丼してみたい』くらいの考えだったんだろう。
それくらいなら、不知火は何も言わない。見ず知らずの家庭を無茶苦茶にするような事ならともかく、自分達でそれをやろうと言うなら大歓迎だ。
親子で『若』に奉仕するなど日常茶飯事だし、娘が居る前で襲い掛かられたり、或いは自分が居るのに娘が抱かれるのを見せ付けるのも問題ない。むしろ興味深いし、見られて燃えるのも事実。
好き勝手に扱われても許せるくらいの愛情と恩義と、快楽に絡めとられている。煮るなり焼くなりお好きに使ってくれればいい。
異常な行為も、良くも悪くも受け止められる。
淫語は当然、お尻も序の口、緊縛から鞭打ちまで朝飯前。なんなら娘に性的に襲われるのだって構わないし、娘を襲うのをお手伝いするのも二つ返事で引き受けよう。親子中を深める触れ合いにしかなってない。
だが、記憶操作と認識操作だけは受け入れられない。他の誰もがまるで問題なしとばかりに了承していても、不知火だけは受け入れられない。
封印される前に施された認識操作と記憶改竄で、不知火にはそれらに対する絶対的な不信感と嫌悪感が植え付けられてしまっている。
『若』が内面観察術で彼女の精神を覗き込んだ時には、『砕けた破片が継ぎ接ぎだらけで団子になってる』と称した程だ。
そこへ、遊びにちょっと刺激を加える為に、心の傷をほじくり返すような提案をされたのだ。そりゃ怒りもするだろう。
雪風からは何か言いたげな、そしてちょっと恨めし気な視線を感じるが、例え娘からの頼みであっても受け入れられない。恨めしそうなのは、勉強の為に自分の代わりに生かせた仕事が上手く行かなかった為だと思うが…。
既に『若』は提案を引っ込め、これ以上追及する気はないようだ。不知火の事情を知りながら、迂闊な提案をした事も悔いている。
これ以上がなり立てても得るものはないと分かっているが、どうにも止まれない。
「…ねえお母さん、そこまで怒らなくてもいいじゃない。ほんの一時の事なんだし、最初からやりたくないならやらない、って言ってるんだし」
「雪風、少し黙っていなさい。記憶はそんな簡単に、消したり変えたりしていいような物じゃないのよ」
「言ってる事は分かるけどさあ…。今のうちに色々愉しんでおいた方がお得と言うか…」
(この際若様ももう少し叱られるべきでしょう。私達も、何もかも言われるがままに受け入れるお人形さんではないと言う事を、改めて思い出してもらわないと)
感情を治められない事についてそう建前をつけて、不知火は抗議を続ける。
この話に飽きてきたのか、若を弁護しようとしているのか、雪風が口を挟むが一顧だにしない。
暫し問答を繰り返し、若からは何度も平謝りされ、不知火はようやく矛を収める。
あまりにも意固地になりすぎて、『一緒にやっていけないのなら仕方ない。元気でな』なんて事になったら、それこそ大事だ。
「…ここまで言っておいて何だけど、私と雪風以外なら暗示をかけたり、一時的に記憶を操作するだけなら何も言うつもりはないから」
「ええ……。お母さん、あれだけ怒ってたのに、さっきの今でそれを言う?」
「人間の意識なんて、元々不安定でどんどん風化していくものよ。意識しなくても誘導されたり上書きされたりする事だってある。演技に集注し過ぎて没頭してしまう事だってある。合意の上で、そういう範疇の事なら、ね」
「まぁ、合意なら簡単に得られるでしょう。それも、若がひどい事や取り返しのつかない事はしないし起こさないって考えてるからだけど
色事関係に限定すれば、である。
色々考えているように見えて、若はかなり大雑把で行き当たりばったり、そして衝動的に行動している事は周知の事実だった。それでどうにかなっているのだからタチが悪い。
「そもそも、私が禁止を訴えても、他の子達が二つ返事で了承してばかりだったら、いつかまたやろうとするでしょう。こういうのを禁止しようとしたら、一人じゃなくて全員で共有しないと止められないのよ」
「うーん…ああ、それであんな話が出てきてたのね…」
雪風は何やら納得しているが、詳細を話すつもりはないようだ。意に沿わない任務(兼訓練)を押し付けられ、えらい目にあった恨みは忘れていない。
それは置いといて、何やら考え込んでいる色狂いが一人。二人は「あ、またろくでもない事考えてる」と思ったが、口には出さずに結論が出るのを待った。不知火としては、また許容できない事を言い出さないか。雪風としては、多少馬鹿な事でも面白そうなら参加するつもりで。
果たして結果は…………許容範囲で『面白い事』だった。
これには不知火さんもニッコリ。
と言う訳で。
「お母さん、お腹空いたってさー。今日のご飯なにー?」
「新鮮な山芋や鰻が沢山採れたから、今日の夕飯は豪勢よ。もう少し待っていなさい」
「はーい。さ、『お姉ちゃん』と遊びましょ♪」
不知火の『料理を手伝って覚えなさい』という視線を振り切って、雪風は『弟』に絡みつく。
『弟』はいつになく初々しく反抗し、抱き着く『姉』の体を引き剥がそうとする。それすら楽しいのか、雪風は更に密着しようとするの繰り返し。
横目でこっそり嫉妬の視線を送りながら、『母』は夕飯と言う名の性力増強メニューを作り続ける。普段の若なら必要ないだろうが、今はこれくらいやっておかなければ。もしもこれで過剰にパワーアップしてしまっても、それはそれで問題ない。
ここはごく普通のモノノフ一家の家。(というシチュエーションの、不知火と雪風の部屋)
父親は居ないが、優しい母と構いたがりの姉、そしてちょっぴり反抗期入った『弟』の3人が仲良く暮している。(父親の名前は、仮に達郎としよう)
今日も今日とて、姉と『弟』は無事に任務を達成して帰って来た。(まぁ、二人が一度部屋の外に出て、そのままUターンしてきただけなのだが)
裕福とは言えないが日々の食事に事欠かず、暖かく和やかな生活を送っている3人。
ただ、変った事が一つ…、。
この母親と姉は、『弟』が大好き過ぎて、その童貞を喰ってしまいたくて溜まらない、超絶息子・『弟』大好きな変態さんだったのです。
反抗期に入った『弟』は二人からのスキンシップを恥ずかしがり、事あるごとに逃げ回ります。
そこで、『弟』成分が枯渇して我慢の限界に達してしまった母と姉は結託し、『弟』を二人ががかりで襲って気持ちよくして気持ちよくなって絞ってラブって溺れてしまおうと企んでいるのでした。
勿論、『弟』はそんな事には毛ほども気付いていません。今までも何度か、睡眠薬や母のタマフリで幻術を見せられ、ちんちんをクニクニ弄られたり、裸を視姦されたり、prprで味見されちゃっている事なんか何も知らないのでした。
その為、現在進行形で抱き着いてジャレてくる姉の手付きが妙に官能的で、ついついオッキしてしまう自分が嫌になっています。姉に触られただけでその反応って、童貞ってレベルの問題じゃないですね。
そうやって姉に体を密かに高ぶらされ、母からはこれでもかという性力増強メニューをぶっこまれ。
同じ部屋での生活ゆえに、自慰で発散する事もできず。風呂上がりの艶姿を見せ付けられて更にギンギンになり。
川の字になって(当然、『弟』が真ん中。3人プロレスに余裕で耐えられるよう布団はピッタリくっつけています)寝るに寝られない夜を過ごし、今日に限って寝相悪く二人がじりじりと接近してきて…。
弟は、二匹の野獣の餌食となってしまったのです。
………というシチュエーションプレイを、『若』自身に暗示をかけて堪能したのでした。不知火と雪風に暗示をかけるのが駄目なら、自分にかけて別のシナリオと役にしてしまえばいいじゃない。
なお、無自覚なオカルト版真言立川流使い手と、処女という設定なのに明らかに異常なテクを持った姉、水商売よりも淫靡な母のぶつかり合いがどのような結果に終わったのかは、ちんことまんこだけが知っている。
襲った二匹の野獣は、『やっぱり人妻や未亡人は、童貞を誘惑して搾り取る姿が特にいやらしいと思うの』『抵抗しようとして、気持ちよさで力が抜けていく姿に、子宮が燃えた』などと供述しており…。
なお、このプレイが後日ホロウに伝わり、とある閃きを彼女に与えるのだが、それはまた別の話…。