狩りゲー世界を完結させてはや4年。月日が経つのは早い物です。
当時以来、仕事やらゲームやら飲酒やらで時間が足りず、情熱とか欲望とかも衰退した感じですっかり筆が遠のいておりました。
「これを書こう!」と思うものもあまりなく、読み専に甘んじておりましたが、最近画像生成AIに触れ始めました。
エロい画像を作るのもいいですが、せっかくだから既存SSのお気に入りシーンを作れないか?と思い始めました。
そして、ものの試しにAIに文章を書かせてはどうかとも思い始めました。
仮にも物書きだった自分がAIに頼るというのは、当時でしたら抵抗があったでしょうが、今の自分としては使えるものは使え、というスタンス。
実際、使ってみないとメリットデメリットもわかりませんしね。
という訳で、4年ぶりのSS投稿です。ご笑納くださいませ。
砦の空気が張り詰めているのを感じる。
風が吹いているのに、誰もそれを感じていない。
俺もだ。フロンティアの季節はいつも無茶苦茶だが、今日はよりにもよって真夏日だ。風もないから実に蒸し暑い。
そのクソ暑い中、周囲は人が放つ熱気に満ち溢れている。関わった事のないハンターたちが、砦で迎撃の備えをしているのだ。
「……団長、砦の西側、見張り台から煙が上がってます」
ん、コーヅィか。お疲れさん。
…息が荒いな。だが、目は濁っていない。
あいつも変わった。昔なら、こういう場面で足がすくんでいたはずだ。
デンナーは?
「砦の上層。弩砲の最終調整中です。ああいうところを見ると、やっぱり私達とは違うレベルなんだな、って感じますね。手際が尋常じゃないですよ」
そうか。……さて、そろそろ見えてくる頃かな。
話には聞いていた…というか、頼まれてもいないのにどう対処するか相談してたら、なぁ…。
まぁ自分で志願したんだけどさ。
「あれがフラグだったんですかね……どうせだったら生存フラグの方を立てたかった…」
金持ちになるフラグもな。
というか、俺がこう言うのもなんだけど、無理してついてこなくてもよかったんだぞ?
「いえ、団長が居なくなったら、私達も結局空中分解して、タカリに戻ってしまうのが目に見えていますし」
…それで命を張れるってのは、割とすごい事だと思うけどな。
「…それに……見てみたいじゃないですか。そんな未知のモンスターなんて。これでも、ハンターになったころは希望や好奇心は持ってたんですよ」
うーん……まぁ、言いたい事はわからないでもないが。コーヅィがこんな事を言うのは本当に意外だった。元々が良くも悪くも慎重、臆病、安全というか保身第一良心第二な性格だから、危険なものには近付きたがらないんだよな。
生きて帰れたら、別れた嫁さんに会いに行くって言ってるし……なんか武勇伝の一つでも立てさせてやりたいもんだが。
……お、それっぽいの見えてきたぞ。森の木が薙ぎ倒されてる。あの辺か…。
「あ、双眼鏡どうぞ。私の分はありますので」
ありがと。
報告では、通常のモンスターとは違うと聞いていたが…。
実際に目にするまでは、どこか現実味がなかった。
こうして砦に来て備えをしている今でも、冗談だろって思ってる自分がいる。
そして、奴は現れた。
「……あれが……」
コーヅィの声が震えていた。その震えは…恐怖とかでなない。どちらかというと呆れというか、現実味のない夢を見ているようなつぶやきだった。
正直、俺も何かの冗談だと思いたい。現実だって偶には間違えたり嘘をついたりするらしいが、そもそもこのメゼポルタでは悪夢みたいな生態ばっかりなんだ。これ以上追加しないでほしい。
「おい、見たか? ……今見てるのか。頭痛くなってくるな。誰か、熱中症で見てる幻覚だよって言ってくれ」
「言っても現実は変わらないんですよねぇ…借金と同じで、逃げたって消えない…」
「それな」
いつの間にか隣にやってきたデンナーが、文字通り頭を抱えながら話しかけてきた。
どこか現実逃避しているような言葉の中に、訳の分からん事態はもう慣れっこだよ、とでも言いたげな諦観が感じられる。
俺も3つの世界を転々として、突拍子もないトンチキな敵には慣れたつもりだけど……。
うん、やっぱフロンティアにいると、自分が『序の口』なんだなぁ…って実感するわ…。
まぁ、でも、うん。
何とかなりそうだよ、アレ。
「…団長、本気で言ってるのか? いやどうにかしないと、みんな死ぬかそれに近い事になる訳だが」
「仮にそうなったとしても、自分で志願してきたんだから自業自得ですよね、私ら…」
ええい、やかましわ。
どう対応するかって思考実験してた時から思ってたが、それが思った以上にドンピシャはまりそうだ。
やっぱり異常個体だな。本来想定されている行動と違う事をすれば、そりゃ歪も出るってもんだ。
お前らだって、見ていて思っただろう?
どう考えても、バランスがおかしいって。
「そりゃそうですがね、それで対処できるかってのは別の話でしょう…団長は霊力なんていう訳の分からない力があるとはいえ…」
「……二足歩行で全力疾走するラオシャンロンを止めるって、どうやるつもりなんですか…」
もう話しただろ。ひっくり返すのさ。
本来、四足歩行のラオシャンロンが直立してるんだ。バランスが悪くなってるに決まってる。
…まぁ、思ったよりバランス取れてはいるな。
「尻尾でバランスとってるようだな。本能かねぇ…。確かに、うまいこと足をすくってやるなり、脛に一発叩き込んでやれば、すっころびそうな気はするが」
脛を狙うなら、相応の威力がいるけどな。
さて、絵面が悪夢だとしても、標的を目視できたのは大きな前進だ。やつが到着するまでに備えを済ませる。
他のハンターたちへは俺から話を通しておくから、こっちの準備は頼むよ。
「ラオシャンロンを霊力でひっくり返すって言って、どんな目で見られますかね…」
「フロンティアにはその手のヤツが定期的に湧くから、うまくいけば儲けものくらいだ。さ、早いところ準備を済ませるぞ」
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そして、時が来た。
狂走ラオシャンロンと称されたソレは、既に双眼鏡がなくても目視できる距離まで近づいている。
こうしてみると、凄い迫力だ。いっそ現実感が感じられず、騙し絵を見ているような気分になってくる。
自分たちは何をやってるんだろう、何を相手にしてるんだろう、というどこか呆けた空気が漂っている…。
…が、その空気は一瞬で消えさった。
モンスターと遭遇した時特有の、体を竦ませるような圧迫感。歴戦のハンターでさえ避けられない、野生の気迫。それをもっとギラギラした、切羽詰まったような雰囲気を纏う圧力。
その威圧は、俺を含めたハンター達の中にあったどこか抜けた空気を、一瞬で振り払ってしまった。
何が起きたのかは明白だ。
あの狂走ラオシャンロンが、俺たちを捉えたのだ。普段は移動するばかりで、どれだけ攻撃されようとも蚊に刺されている程度にしか思ってなさそうなラオシャンロンが、明確に、俺達を、認識したのだ。
敵、と思われたのか。それとも食い物か。あるいは気に入らないからぶっ壊してやろうと思っただけなのか
いずれにせよ、狂走ラオシャンロンは俺たちに向きを変えて、再度走り出した。
はい、という訳でいかがだったでしょうか。
個人的なイメージとは色々違いましたが、とりあえず形になりました。
ロゴがついたままだったり、狂走ラオの方向転換時に足の数がおかしくなってたりするけど、そこは勘弁な!
まだうまくコントロールできないからね!
使っているのはCopilot,Stable Diffusion,Monica,Vidu AIと様々です。
CopilotやStable Diffusionで原画を1枚作り、動画生成サイトに投げて動画を作成って感じです。
エロ系のものが作れないのが、残念と言えば残念。
ついでに、練習で作った画像を2枚添付します。
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【挿絵表示】
385話の、神夜・明日奈の登場シーンです。
4人組が組めないため、戦闘の少ない哨戒任務に割り当てられ、時間を持て余しています。切り株に座り込んでボヤいています。
「あー…彼氏欲しいなぁ…」
「なんです、明日奈さん。唐突極まり…なくないですね。前にも同じことを言ってましたよ」
ってところですね。
StableDiffusionで作成しようとしたのですが、思った通りの構図にならず、1人ずつ描写し、背景の切り株はCopilotで作ってもらい、最後にペイントで合成しました。
背景除去とレイヤー機能は神ですね。
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【挿絵表示】
そしてもう一枚。
第一話、初デスワープのシーンです。
モスを仕留めて剥ぎ取り中にファンゴに激突され、崖から落下死のシーンですね。
割とお気に入りの図なので、できればこれも動画化したかった…ので、暫くはこれをどーにかしようと四苦八苦するつもりです。
気が向けば、また投稿するかもしれません。
完結から4年も経った今、こんなのを唐突に投稿しても見てくれる人がいるか怪しいもんですが、少しでも楽しいと思っていただけたら幸いです。
次に画像・動画化したいのは………狂走ラオの続きのドラゴンキャッスルセックスと、討鬼伝世界で、塔に脛毛付きの足が生えて逃げ出すシーンかな…。
このシーンをやってほしい!というのがあれば、(可能かどうかはともかくとして)検討してみます。