微妙に気になる。
女性が体重で一喜一憂する気持ちが、これを10倍くらいした感じなんだろうか…。
だが酒と間食は止めない。
MH月『太ってきたけど酒がやめられない止まらない』日
エシャロットがいい塩梅に動けるようになってきたんで、本格的に一人で狩りを任せてみようと思う。
とは言え、大物狩りにはまだ早い。
イャンクック先生を相手に、自前の音波砲を頼ってようやく撃退レベルだしな。
新人としては破格だが、言い換えれば一人前とはまだ認められない。
…いや、半人前に一人で狩猟に行かせる方が無茶なんだけどね。
MHFは複数人前提だから尚更だ。
あと一人二人でいいから、ハンター増えないかなぁ…。
レジェンドラスタのナターシャさんとかフローラさんとか来てくれないかな。
ナターシャさんなら、メゼポルタに華麗な技を持つ弓使いが居る、とか噂を流せば来てくれる気がするが……華麗かねぇ?
魅せ技なら幾つか持ってるし、前回ループでナターシャさんにある程度認められるくらいまでは上達できた。
ナターシャさんの好みも把握しているし、いざ「見せてみろ」と言われても、満足はともかく失望させない程度の自信はある。
…まぁ、ナターシャさんがそもそも今メゼポルタに居るかどうかも分からんのだけどね。
噂を流すだけ流しておいて、引っかかればそれで良し、そうでなければ特に損失も無し。
そんなトコでいいでしょ。
他のレジェンドラスタは………うん、フローラさんとかはいいんだけどさ。
ユクモ村で会った面子の濃さを考えると、迂闊に顔を合わせない方がいいような気がするんだ。
会うなら会うで、こっちも芸風を鍛えねば呑まれてしまう。
…後付の理由としては、エシャロットが怯えないかと思って……上位に行くと、人として大切な何かを失ってああなってしまうんじゃないか、とか思われないかな。
…ん、何、ポイクリ爺さん?
「お主も相当なもんじゃぞ」?
いや自覚はあるけどあそこまでじゃねーよ。
他の2世界ならともかく、モンハン世界は人間もモンスターもいろんな意味でブッ飛んでる奴ばかりだから、俺はまだそこまでのレベルじゃないよ。
…パピ嬢と地主の嬢ちゃんに、「「ないわー」」と手を振られてしまった。
…まぁ、そう思いたければ思ってりゃいいさ。
一般人をランポスの前に放り出すという暴挙が、世界規模で見ればまだまだヌルい方だって理解できないなら、それもいいだろう。
エシャロットにはイヤでも理解させるけどな!
地力もいい塩梅に整ってきた事だし、特別コースことデスマーチに行こうか!
なぁに心配すんな、デスマーチにもレベルがあって、今回は最低レベルで行くから!
都合のいい事に、この前砂漠でバサルモスを倒したおかげで、沼地にいけるようになったばかり。
見ず知らずの土地で野生のカンを磨くのだ!
MH月『ただ只管次の休日が待ち遠しい』日
はい、そんな訳で逃げようとするエシャロットをシビレ罠にかけて拉致ってきました霧窟の沼地。
当然ながら、メゼポルタやポッケ村、ユクモ村の沼地とはまるで地形が違うし、とにかく広いです。
ゲームでは全部同じ地形だったような気もするが、流石にクエストごとに全く違う地形を用意しろ、なんて無茶な話だからね。
ん?
村にハンターが居ないと、何か会った時に対応できないんじゃないかって?
何を今更。
俺とエシャロットが一緒に狩りに行ってた時、村に誰か残っていたと思うか?
…「そう言えばそうだった!」と、今更ながらに村の守りが空ッケツだった事に気付いたエシャロット。
という訳で、村の守りを多少でも堅固にすべく、色々と仕掛けております。
既に村の周囲の森は、俺の特性トラップが満載のキルゾーンと化しているのだ。
爆弾使わないだけ自重している。
ちなみに罠のお手入れは、存在すら忘れられがちなムルカ君に任せております。
あの子、ハンターじゃないけどそれなりに心得はあるんだよね。
ポイクリ爺さんの薫陶の賜物のようだが……アマチュアの域を出ないのは仕方ないだろう。
ムルカ君の本領は、毒の研究っぽいしな。
…で、そのムルカ君の様子が最近ちょっとおかしいんだが……思春期か?
こら、話そらして逃げるな。
一人前のハンターになるなら、デスマーチは避けて通れない道だぞ。
絶対ウソ?
何を言う、大連続狩猟とか普通にあるだろうが。
確かにアレは一般ハンターになってからやるもんだが、経験しておくに越した事はないぞ。
心配するな。
場所も相手も下位だし、元気ドリンコだけはメッサ持ち込んだから。
回復薬とかコンガリ肉とか持ち込まずに、元気ドリンコだけで袋が一杯になるくらいにな!
という訳でデスマーチサバイバル下位編始まるよー。
MH月『冷蔵庫を整理しようと決めた』日
ユクモ村ではアイルーとガーグァを手懐けて、クエスト完了の知らせと次のクエストの紹介状を貰ってきていた。
が、この場所では開拓に託けて狩り放題。
クエストをわざわざ受けてくる必要すらない。
本来ならクエストを受けずに狩りをするのは、乱入などを受けた際の正当防衛を除いて密漁扱いになるのだが、「開拓中」という建前の元狩り放題である。
ぶっちゃけ、パピ嬢の一筆でその辺の手続きをすっ飛ばせます。
まだ開拓が始まったばかりだからこそ出来る荒業だね。
さて、まずは食糧確保だ!
毒の沼地と言っても、食えるものはそこら中にあるぞ。
毒があれば抜けばいい、抜けないならスキルで毒を無効化して食えばいい!
生き物には須らく食う方法があると思え!
ドスファンゴだろうがランゴスタだろうがババコンガだろうが、たんぱく質には違いない!
ロイヤルカブト?
男の子的にロマンだが食え!
寝床はモンスターや動物の後を尾けて探せ。
雨が当たらない程度の場所を見つけたら、体を冷やさないように毛皮とか使って暖を取れ。
ん?
毛皮が無い?
だからモンスターの後を尾けろって言ったじゃん。
仕留めて防寒具にすりゃええねん。
寝床に居るモンスターも仕留めれば、素材も寝床も防寒具もウッハウッハやぞ。
生態系が崩れる?
生き残ってから言え!
時には後先考えない行動も必要だぞ!
初心者だし、まず教えるのはこれくらいかね?
中級になると、寝ながら周囲を警戒する感覚とか、手に負えないモンスターの対処法とかも教えにゃならんし。
さーて、今回はどんなモンスターが乱入してくるのかな?
それを捌くのもサバイバル訓練の一環です。
折角狩った肉をゲリョスに盗られた?
盗られる方が悪い。
晩御飯はのりこねバッタの佃煮に決定だね。
…俺?
俺も同じメニューだよ。
道具も食料も、ちゃんと仲間内で分配するに決まってるだろ。
食料を奪われたのはエシャロットのミスだが、空腹のハンターの横で一人だけ肉貪ってりゃ仲間内に亀裂が入っちゃうでしょうが。
まぁ、寄生が相手なら渡さないけどさ。
という訳で、俺も肉とか狩ってません。
お前が狩れなきゃ、肉は食えないぞ。
虫料理で胃袋誤魔化そうぜ。
MH月『よく死ぬなぁ、先生…』日
今度はメラルーに、折角釣った大食いマグロを奪われたらしい。
取り返そうとしたが、丁度ゲネポスの麻痺牙が当たってシビシビしてたとか。
生きてるだけありがたいと思いなさい。
…いや俺じゃないよ、痺れたエシャロットに飛び掛るゲネポスを弓で長距離狙撃したのは俺じゃないよ?
多分ね?
…矢に小樽爆弾がついてた?
そしてストックしてあった爆弾が一つ減ってる?
……うるせーな誰がやったんだっていいじゃねーかコノヤロウ!
女?
…この女郎!
ジョロウじゃなくてメロウ!
魚みたいだな!
とにかく、今日はドキドキキノコとげどく草のソテーです。
げどく草多めなんで、ちょっと舌がピリピリしても全部食いきれば毒にはなりません。
人間そうそう死にやしないよ。
いや毒キノコとか実際はマジヤバイけどね。
俺達ハンターだし。
毒喰らっても放っておくか寝るかすりゃ治るし。
ハンターとしてのスペックをフルに活かすのだ!
MH月『好きな食べ物は好きな酒と一緒に味わいたい』日
…また食料奪われた?
ババコンガ?
おいおい、狙ってやってないよな?
…ちゅーか、この流れ…。
ゲリョスから始まり、メラルー、ババコンガ……この分だと、明日はゲリョスの亜種が出るか。
いやそれはいい、それはいいんだ。
いいんだが……なんか知らんが、食料とか盗むモンスターが連続して出てきている。
この流れだと……まさか、ゲリョス亜種の次はオオナヅチが来る?
古龍か…こんなトコに来るかな?
でも開拓地だけあって、稀に妙なモンが見つかるしな…。
オオナヅチは姿を現す…というか見えるようにしている事が殆ど無いから、何処に居てもおかしくないんだよなぁ。
しかし古龍、古龍ね。
やりあったのはラオと、勝てなかったがルコディオラだけだな。
…襲われた時の準備だけはしておくか。
最悪、アラガミ化して全力で暴れれば、逃げる時間くらいは稼げると思う。
最初はむしろ狩りに行くけどね。
流石に半人前を抱えた状態で、古龍種とやりあう気はしない。
今日のご飯は、毒沼の水をろ過して作った水炊きです。
ちなみに毒沼メニューは、全てムルカ君の直伝です。
毒が好きなのか毒を食うのが好きなのか…。
MH月『シェルターが見られないので、Janeからギコナビに移行しようと思う』日
予想通りゲリョス亜種が来た。
こりゃマジでオオナヅチが来るかもしれん。
とりあえず、サバイバル訓練は本日で終了とする。
エシャロットも色々図太くなってきたしね。
なんだかんだで狩場で数日過ごした事で、周囲への気の配り方や道具の現地調達方法、何よりも野生のモンスターの脅威がどういうものか、身に染みてきたようだ。
当初の目的は達成したと言っていいだろう。
以前デスマーチをやった時は、鼻っ柱や反抗心をへし折る為だったり、強制的に狩りのスキルを身につけさせる為だったり、色々あった。
今回は狩りではなく、生き延びる方法を叩き込む為だったので、狩りキチにはなってない。
狩りキチになる(する)のは、中級以降である。
さて、撤退撤退。
背後に注意…いや、背後だけじゃなくて気配に注意だ。
オオナヅチだったら、真正面に居ても気付けなくたっておかしくないのだ。
フラグ?
しっかり立っていましたが何か?
流石に古龍は厄介だったわ…。
いや、目に見えないってのはどうとでもなるのよ、俺の場合。
スタミナを使うとは言え、鬼の目やらタカの目やらで、姿だけ隠しても簡単に見つけ出せる。
…むしろ見つけてしまったのがアカンかった。
それが無ければ、後ろから舌でド突かれて肉を盗まれる程度で……程度で……………食い物の恨みは忘れんぞ…。
とにかく、あれ?と思って鬼の目を使ってしまったのが悪かった。
モロに目があった。
…アレだな、トカゲだけどアイツ、結構表情豊かだわ。
即座にエシャロットをブン投げて戦闘に突入。
虚空に向かって暴れ始めた俺を見て、「やっぱり狂ってる人だったの!?」と思ったらしいが、ちょっと詳しく言ってみろ。
やっぱりって何だ、「とうとう狂った」じゃなくて狂ってるって現在進行形か。
とにかくエシャロットを村に戻らせ、警戒態勢を取らせると共に、医者を呼んでくるように命じた。
色々ゴネてたが(精神科医ですか!?じゃねーよ)、俺が吹っ飛ばされたり血が出たり、ペイントボールを山ほど叩き込んで形が浮かび上がってきた辺りで、ようやくオオナヅチに気付いたらしい。
加勢しようとしてきたが、足手まとい以外の何者にもならんからなぁ…装備がアレじゃ、何処切りつけたって弾かれるよ…溜め斬りでもダメージが通るか怪しいもんだ。
なんやかんやで助けを呼びに行かせて……ようやく人目が無くなったんで、全力モード。
アラガミ化しました。
色々あったが、アラガミ化の性能向上は底が知れない。
生命力が増幅されるからか、霊力やスタミナの昂ぶりが冗談抜きで天上知らずだ。
常時鬼の目使用状態になれるから、オオナヅチの姿は丸見え、何処が弱点かも視覚的に理解できる。
ミタマの力もブレーキが外れたみたいに常にかかった状態なんで、クリティカル(勿論、GE世界の剣の達人との相乗効果もアリ)がガンガン出るは、攻撃力自体が底上げされてるは、あまつさえ相手に与えたダメージの何割かがそのまま俺の活力になる。
多少攻撃を受けたって、ゴリ押しで回復できる訳だ。
毒も効きやしねぇ。
流石にオオナヅチが吐き出す、謎の粘液は避けたけどな…ゲームだと、スタミナが最低まで減る上にメシも食えなくなるアレだろう。
幾つか属性攻撃も打ち分けてみたんだが、火・氷・雷の3種はでは氷が有効だった。
やっぱアレか、古龍だったし、龍属性くらいしか効かない可能性も考えてたんだが…。
どっちにしろ、早急に龍属性装備を求めねばなるまい。
アラガミ化した時に持ってた装備で、使える能力が大幅に変わるからなぁ…。
…とは言え、流石に古龍というべきだろうか。
3つの世界の中で最もモンスターがタフなこの世界でも、群を抜いて生命力が高い。
アラガミ化して総攻撃したと言うのに、仕留めきれなかった。
いや、総攻撃と言ったって、全力を使い果たしたらアラガミ化解除の後に完全に動けなくなって死が確定するから、余力は残したけどね。
ともかく、何とか撃退までは持っていけた。
尻尾は叩き切れたんだが、透明化は無くならなかったな。
角の方を壊さなきゃいけないんだっけ?
それとも両方だったか?
そもそも壊せるところだったっけ?
かなーり強く、続けてぶっ叩いたのに…。
まぁ、尻尾が切れたって事は、かなり追い詰める事が出来たって事だろう。
下位とは言え、MHF仕様の古龍を一度でそこまで追い詰めたってのは、割とスゴイ気がするな。
…まぁ、廃人どころかちょっと慣れた人種でも、その気になれば撃退どころか討伐余裕って奴らがゾロゾロいるのがこの界隈だが。
まぁ、とりあえず俺は無事に帰還。
エシャロットも村も無事。
オオナヅチの尻尾を確保してきた(小さい…)から、古龍が近くに居る事も証明できた。
まぁ、オオナヅチの生態は殆ど分かってないし、ギルドの一部からは「本当にオオナヅチの尻尾か? 未発見なだけのモンスターじゃないのか?」って声も上がっているらしいが、それならそれで大きな発見には違いない。
なんにせよ、俺は暫く療養する事が決まってしまった。
怪我自体は大した事ない(アラガミ化してたから防御力も高かったし、再生力は更に高いのだ)のだが、古龍…古龍に限らず、未知のモンスターは未知の病原菌を持っている恐れがあるらしい。
接触感染の恐れもあるので、暫くはテントに閉じこもって一人暮らしという訳だ。
一週間にも満たない期間と言われはしたが……その基準、どうなってんだろうな?
この世界は回復薬みたいな効果の高い薬や、身につけるだけであらゆる毒に耐性をもてるようなシロモノこそ多いようだが、医学が発展しているかと言われるとなぁ…。
…実際、俺も何か感染していないとは言い切れないんだよな。
大抵の傷や状態異常は寝てりゃ治るのがハンターだが、古龍が持ってる妙な病原菌にまで効くかは怪しいものだ。
そもそもハンターだって、風邪とか引いて体調を崩す事だってある。
考えてみりゃ、なんだかんだで今までずっと何かやってた状態だったからな。
一週間くらいなら、文字通り寝て食うだけでダラダラした生活を送ってみるのもいいかもしれない。
エシャロットも充分動けるようになってきたし、パピ嬢に通す依頼の難易度を制限させれば、そうそう命を落とすような事もないだろう。
…………近くにオオナヅチが居なけりゃな。
MH月『酒の呑みすぎで体が重い』日
寝たきり生活一日目。
率直に言って暇である。
働かずに飲む酒が美味いのも確かだが、なんかこう、充実感が足りん。
いつからこんなにワーカーホリックになってしまったのだ。
日記に書く事も殆ど無い。
のっぺらトリオがデスワープに関して色々考えてもみたのだが、集中力が続かず30分もするとメシの事を考えていた。
MH月『つまみの食いすぎで体重が重い』日』
食っちゃ寝生活2日目。
体が鈍りそうだ。
一人でシャドーボクシングとかしてみたが、虚しかった。
MH月『運動の後は飲み食いしたくなる』日
ダラダラ生活3日目。
趣味も異性も居ないと、こんなに退屈なもんか。
まぁ、接触感染の恐れがあるってんで隔離されている現状、女性が居たってナニもできんが。
HR月『運動したら財布が軽くなる』日
酔生夢死生活4日目。
気が付けば新しい月。
この世界はいいな、棚卸しとか面倒な仕事無いし…。
HR月『ようやくJane Styleでシェルターが開けた。今まで何度も同じ設定をした筈なのに何故?』日
あまりに退屈すぎて、狩りの禁断症状が出そうな五日目。
エシャロットが様子を見に来てくれたが、様子も何も暇で暇で仕方ないだけだ。
むしろエシャロットの方が順調なのかと言いたい。
正直、オオナヅチに襲われたりしないか心配していたのだが、今回はフラグは立っていなかったらしい。
見えない古龍を全力で警戒している事もあり、無茶な戦いは控えられている。
一人でクエストに出ると8割くらいの確率で乱入されるそうなのだが、今のところとんでもないバケモノが来る訳ではなく、その場に居てもおかしくないモンスターの出現に留まっている。
…それはそれでおかしな話だけどな…乱入率8割って時点で。
HR月『2chみてると』日
時間の感覚が分からなくなってきた6日目。
HR月『稀に体を動かしたくなる』日
めでたく退院(?)の7日目。
長かった…ホンットーに長かった…!
退屈は人を殺せるって言うけど、アレはマジだね。
皆で退院を喜んでくれた。
約一名、「また狩りに付き合わされるのね…」と凹んでいたのも居たが。
特にパピ嬢がテンション高く喜んでくれたよ。
…俺の事も心配だったそうだが、判子押さないといけない書類も溜まってるみたいだからね。
よーし、それだけ済ませたら、復帰記念に3日くらい狩りまくっちゃうぞ~。
HR月『ストーリークエスト・グラビモスクリアー』日
久々だから狩りは楽しいね。
ちょっと体が鈍ってるけど、これくらいならすぐに戻る。
日記を書いてる暇も惜しい。
禁断症状はまだまだ治まってないぜ!
夜の狩りじゃー!
性ではなく生的な意味で狩りじゃー!
エシャロット、俺に続け!
HR月『冷蔵庫の整理なんかできなかったよ』日
狩場にお泊りした。
流石に徹夜で狩りはしない。
夢を見た。
しかものっぺらトリオの夢だ。
のはいいんだが、エシャロットが同じ夢を見たのは偶然か?
いや、それにしては…本人が気付いているか微妙だが、時々緑色の光る体に悪そうなナニカをチラホラ振り撒いていたような…。
これってアレだよな、俺もいつの間にか使えるようになってたアレだよな?
でも、エシャロットがそれを使えるようになってるのはどういう事だ?
確かに同じ寝床で寝てたが、それで使えるようになると?
以前に見た夢…俺=のっぺらぼうの群体という悪夢を踏まえて考えてみよう。
のっぺらぼうが俺の空間とかのっぺらトリオに融合していた事を考えると、沢山居るのっぺらぼうの中で、ごく一部ののっぺらぼうが特殊な力を持っており、それが融合する事によって新たな力を得る…というのは、根拠こそないが筋としては破綻していないように思う。
が、それが俺以外の誰かに流出ーあてぃるとーするとはどういう事だ?
のっぺらぼうが、俺以外の誰かに取り憑いたとでも?
…正直に言えば、ありえない事ではない。
そもそものっぺらぼうの生態だって殆ど分かっていないのだ。
何が起こっても可笑しくは無い。
だがのっぺらぼうがこの世界…というより、「俺の空間」に入ってくる為のルートは、「俺の空間」の中にある穴である筈…あの夢が全て正しいとすれば、だけどな。
「俺の空間」を基点にして、俺にのみ影響を齎すなら納得できる。
だが、他の誰かにまで影響を及ぼせるのか?
仮に可能だとすれば、俺の中に入ってきたのっぺらぼうが、何らかの手段で俺以外の誰かに感染している事になる。
イヤ待て、確か……聞きかじりだが、心理学だったか、型月的設定だったかではアレだ、人間の意識は全て根っこで繋がっているとかそんなのがあった筈。
阿頼耶識、だったっけ?
集合的無意識とかそんなの。
それを考えると、俺を経由しなくても直通で俺以外の誰かにのっぺらぼうが入り込む事も不可能ではない?
或いは、一端俺に接続し、それから深層心理に潜って他者に乗り移る?
よく思い出してみれば、以前討鬼伝世界で夢患いにかかった初穂に、いつの間にか潜り込んでやがったし…。
うぬぅ………仮に、仮に、狩りにだ。
これでエシャロットが、体に悪くてアーマーと名付けられてるくせに実際は爆発攻撃的なアレを使えるようになったとしよう。
環境破壊は確かに問題だが、巨大ロボットの出力でもなく、精々世界に二人程度のアレ粒子。
こう言っちゃなんだが、環境破壊の規模としてはごくごく小さいものだと思う……多分。
アレ粒子がどれくらい残るかとか、正確なところを知っている訳じゃないからなんとも言えないけど。
その粒子の力は、恐らくストーリークリアに非常に大きなプラスとなるだろう。
そして、今回はアレな粒子を使えるようになったことが収穫だったが、どんなのっぺらぼうを送り込むか決められるようになれば、各世界の人々に、別の世界のスキルや技術を送り込んで覚えさせる事ができるようになるかもしれない。
しかし、それでいいのか。
それでいいのか?
考えてもみろ!
それをOKするという事はだな!
のっぺらぼうを人に取り憑かせる事を良しとしたという事なんだよ!
毎晩毎晩、アレのクッソウザい奇行の夢に魘されるんだぞ!
俺みたいな神経が図太いのか、狂ってるのでなければ不眠症でノイローゼコース直行だわ!
そんな酷な事は無いでしょう!
だがロマンもある。
エシャロットはガード性能が高く、そして大剣使いなので溜め攻撃も可能なのだ。
……ガードは剣任せにして、溜め斬り時にアレ粒子も使えないだろうか…。
上手く行けば強烈なダメージに加えて、毒とかの状態異常に出来る気がする。
…机上の空論はともかくとして、まずは本当にエシャロットが緑色のアレを振り撒いているのかの確認だ。
アレって環境に対しても人体に対しても猛毒だった筈。
ヘタするとエシャロットがアレ漬けになってしまいかねん。
HR月『ロマンでエネルギーは補給できるが、栄養は補給できない? 母乳というのもロマンではないかね?』日
…錯覚だったのかなぁ?
エシャロットを狩りの途中に観察していたのだが、緑色の光は全く発見できなかった。
本当に気のせいだったのか、それとも…エシャロットに宿ったのっぺらミタマが、出さないようにコントロールしたのか。
それとも、のっぺらミタマが既に離れてしまったから、発光現象が全く起きなくなったのか。
…ちょっと断定できないなぁ…。
まぁ、再発しない、そもそも勘違いだってんならそれに越した事は無い。
よりにもよってコジマだったから問題だっただけで、別の力をエシャロットが得る分にはそれこそ不都合は無いんだし。
とりあえず、一週間屋内に閉じこもりっぱなしだった鬱憤は晴らせたし、そろそろ帰るか。
え、何?
依頼?
俺が休んでた間に溜まった奴?
沼地でドスイーオス、ゲリョス、ギョウグンギザミにドドブランゴ?
…この3日間で全部狩ったよ。
今は素材を持ってエシャロットが鍛冶屋に行ってるが。