飢饉に瀕した北の町へ行商に出かけた俺たち。治安の悪そうな町に一泊したのだが、荷物が心配になった俺は、フィーロと一緒に馬車で寝る事にしたのだった。
フィーロに魔物姿にならないように言い聞かせ、狭い馬車の中で一緒に横になる。
フィーロの寝姿を眺めていると、その天使のような容貌に、俺のロリコン心が刺激される。
「フィーロをそんなに見つめて、どうしたの?」
フィーロが訊いて来た。
「いや、お前は本当に可愛いなーと思ってね。」
俺は答えた。
フィーロは俺をじっと見る。
「ラフタリアおねーちゃんよりも、可愛い?」
彼女の言に、俺は戸惑う。
「ラフタリアも可愛いが、お前も可愛いんだよ。」
俺は言って、フィーロの頭を撫でる。
「フィーロの方が、可愛いって言って。」
フィーロは俺を見つめて言う。
「そうしたら、いい事させてあげる。」
彼女は、いたずらっぽく微笑みながら言う。
俺は戸惑った。この鳥は、発情しているのか?
俺は、じっと俺を見つめているフィーロに言った。
「ああ、お前の方が、可愛いよ。」
そういって、フィーロを抱きしめる。すると、彼女も俺の背中に手を回してきた。高い体温が、伝わってくる。その温もりに、俺の中の黒い欲望が徐々に湧き上がってくるのを感じた。
俺は、フィーロの背中の羽を撫でた。彼女は、くすぐったそうに笑う。そうして、
「かっちゃんの、におい、すきー。」
そういって、頭を俺の胸に擦り付けた。
フィーロの匂いが、俺の鼻腔に飛び込んでくる。
俺は、フィーロの顎に指をあてて、その顔を上げさせた。その曇りない瞳は、俺の顔を映している。
俺は、その小さな唇に、そっとキスをした。
フィーロがぎゅっと俺を抱きしめてくる。俺も、彼女を抱きしめる腕に力を込めた。
そのまま、角度を変えながら接吻を続けていると、フィーロの小さな舌が口中に入って来た。俺も彼女の中に舌を入れ、お互いの舌を絡ませあう。ぐちゅぐちゅと、卑猥な音が馬車の中に響いた。
しばらくして、お互いの口を放した。ぷはぁとフィーロがしばらく潜っていたかのように息をする。俺たちは、一瞬見つめ合った。
「触って、いいよ。」
フィーロが言う。
俺は、おずおずとフィーロのワンピースの中に手を入れた。そこには、熱い体温の中、小ぶりな果実が息づいていた。俺はゆっくりとそれを揉む。フィーロが息を吐いた。
俺は、左手でもフィーロのふくらみを揉み、右手はフィーロの身体のラインに沿って、下に滑らせるように愛撫した。彼女は目をつむっている。
右手が、フィーロの敏感な部分に達した時、彼女は目を開けた。
「いいよ。」
フィーロは言った。
俺は、割れ目に沿って、ゆっくりと指を滑らせた。そこは、予想反して、湿っていなかった。やはり、発情していないせいだろうか。
キスをしながら胸を揉み、秘所を指で愛撫する。やがて、フィーロが言った。
「かっちゃん、くすぐったい。」
フィーロは心ではその気になっているが、身体は発情していないので、反応をしないのだろう。とは言っても、既に俺の方はその気になっている。愚息は固くなって、スタンバイ状態だ。
俺は、フィーロの手を取ると、俺の一物を握らせた。彼女は心得たかのように、俺の竿をぎゅっと握り、ゆっくりとしごき出した。
「かっちゃん、きもちいい?」
フィーロが言う。彼女の絶妙な力加減に、俺は天国を味わった。
「とってもいいよ、フィーロ。」
俺は返して、彼女に改めてキスをした。
フィーロはどこで覚えたのか、それとも遺伝子の記憶なのか、リズミカルに俺の竿をしごき、俺を天国に誘っている。
俺も彼女を愛撫するが、フィーロはくすぐったそうに笑う。なんだかもどかしい。
フィーロの手の動きと共に、にちゃにちゃという音が聞こえて来た。俺の先走り汁が、彼女の手に絡んできたのだ。
俺は、快感を覚えながら、フィーロの手を掴んで、しごくのを止めさせた。
「口でしてくれないか?」
俺はそう言うと、フィーロの頭を俺の股間に近づけた。彼女は抵抗せずに、
「舐めればいいの?」
と言った。
「ああ。」
俺が答えるのと同時に、生暖かい感触が、俺の一物を包んだ。フィーロが俺の息子を咥えたのだ。
フィーロは頭を前後させて、フェラチオを始めた。ぐちゃぐちょと、卑猥な音が響く。時々舌が竿に絡んで心地が良い。割と喉の奥まで咥えている感じがする。俺は心配になって聞いた。
「フィーロ、苦しくないか?」
「らいりょうぶらよ。」
若干首を振って彼女は答えた。その動作も、快感の元となる。
俺は両手でフィーロの頭を抱えた。耳を愛撫しながら、俺は彼女の頭を前後させる。だんだんと射精感が湧き上がってくる。俺は、フィーロの天使のような顔にぶちまけたい衝動を抑えた。
「フィーロ、行くぞ!」
俺は、フィーロの頭を激しく揺さぶった。彼女が頷いた気配があったが、激しいピストン運動にかき消された。
俺は唸り声を上げながら、獣の欲望をフィーロの口の中に解き放った。射精が長く続く。俺は快感に捕らわれて、フィーロの頭を抱きしめた。
俺ははっとして、フィーロの頭から手を放す。目をつむったフィーロは、喉を鳴らして俺の精液を嚥下した。そうして目を開けると、汚れた唇を舌で舐め取った。
「フィーロ、苦しくなかったか?」
俺は訊いた。
「うん、大丈夫。かっちゃんは、気持ち良かった?」
彼女は答える。
「ああ、とっても良かったぞ、フィーロ。」
俺は言った。
その後、二人向かい合って横になった。
「ふふふっ。」
含み笑いが、期せずして、二人の口から漏れ出た。その後、フィーロと俺は抱き合って眠った。
遺伝子の記憶からか、いろんな知識を持っているフィーロは、特にR-18では動かしやすいキャラクターなのですが、半面‘発情’という問題があります。
無視してしまえば楽なのですが、作者には、フィーロを特徴づける重要な要素に思えて、そうは出来ませんでした。
結果、一線を越えさせることに失敗しています。