なんかちんちん生えたっス! 作:情緒不安定ゾンビ
「ひゃうっ、ダメダメダメっス! 私には心に決めたようなそうでもないようなこの微妙な距離感が心地良いようないざ結婚ってなるとちょっと尻込みしちゃうような人がいるんっスぅうう!」
「だーいじょうぶだーいじょうぶ。ライナは女の子なんだからさ。コレでナニしようと、ライナはちゃんと
「嘘っスそんなの詭弁っス! っていうか、ウルリカ先輩こそそんなん触ったらダメっス、ばっちいっスよ! あっ、ダメ、ほんと、やぁ、ん、くぅっ……!」
「えー? ばっちくなんかないよぉ。私にも似たようなのが生えてるわけだし? うんうん、こんなに張り詰めてたら苦しいよねー。あはっ、かーわいいー」
「ほんと、だ、めぇっスぅ……」
「そんなこと言いながら、腰はねちゃってるよ? 触って触ってーって、こっちに押し付けてくるみたいに。……はあ、それにしても立派……。これ、挿れたらけっこうなところまで……」
「また、また唾飲み込んだっス! さっきからなんなんスかウルリカ先輩、ちょっとだいぶ怖いっス! あ、ダメそんな、ああっ……!」
「んぐっ、ふふ、ひもちいいー?」
「や、咥えながらしゃべらな……、ひうっ、うう、ん……っ!」
そんな会話が繰り広げられ、しばらくの後。
あまり騒いで、他の人も来たら。こんなところを、見られてしまったら。
そんな恐怖心と、口を開けばだらしない声が漏れてしまう危機感からライナは黙り込んだが、それが返って、くちくちじゅぶじゅぶといった卑猥な音を大きく響かせているような状態だ。
自身も生えている者の的確な技を弄し
一方ニヤニヤと笑いながらそれを楽しみに楽しんだウルリカは現在、幾度か精を吐き出してもすぐに元気を取り戻し続けて来たソレに、うっとりと舌を這わせている。
するとふいに。
「ひっく、うえっ、も、もう嫌っス。おうち帰るっスぅ……」
とことんわけのわからない状況。敬愛する先輩にこんなことをさせてしまっているという罪悪感と、そこから来る倒錯感もあってか今まで味わった事のない種類の目眩がするほどの快感。
もういっぱいいっぱいになったライナは、とうとう泣き出してしまった。
「そ、そんな泣くことはない、んじゃない? 腫れているところをやさしーく撫でてるだけなんだからさー。ていうか、ライナのうち、ここだし。……まあ、ライナが本当に嫌ならやめるけど」
若干焦った様子でウルリカが(さすがにちんちんは手放して)説得にあたると、ライナはずびりと鼻水を啜りながら、返していく。
「やっ、じゃ、ないんスけど。嫌じゃない自分が嫌、というか。なんでこう、ちんちんってやつは
「うんうん、そっかそっか。おちんちん初心者だねぇ。でもそんなものだよ。付いている人間は誰でも、大なり小なりみんなおちんちんに振り回されるものなんだよ」
「誰でも。……モングレル先輩、も?」
よしよしと頭を撫でながらのウルリカの慰めに、ライナは涙を止め、そろりと尋ねた。
「もちろん。
「確かに、猥談バトルとかやってる人らを見ると、そんな気がするっス」
「そうそう。あ、そうだ。ライナもこうして見て、体感して、おちんちんの上手な扱いを覚えたら、モングレルさんのこと、メロメロにできちゃうかもよー?」
『なーんて』と、冗談として笑い飛ばすつもりで、ウルリカは言ったのだけれども。
それを聞いたライナが、えらく真剣な表情で「モングレル先輩が……、私にメロメロ……」とぽそりと呟いたのを見て、続くはずだった言葉を飲み込む。
まあ、泣き止んだし?
前向きになってくれたみたいだし?
嘘も方便、っていうか。
そんな邪悪な思いを抱いたウルリカは、それを丸っと隠す綺麗な笑顔で、更に畳みかけていく。
「コレはいわばライナにとっては異物なわけで。いきなり生えて来たんだしまた明日になったら急に消えてたりするかもじゃん? モングレルさんとの関係では、完全に関係ないモノなわけだよ」
「まあそう……っスね」
「そうそう! さっきも言ったけど、コレになにがあろうとライナが乙女なことには変わりないんだから、全然気にしなくて良いでしょ!」
「そう、っスよね!」
「ましてモングレルさんとライナって別に付き合っているわけでもないし? 不貞とかそんな話にはなりようがないわけでさ」
「そうっス! 文句言われる筋合いないっス!」
「ってことはもう、私が良いって言っている以上、なんにも悪い事じゃないよ。罪悪感とか、いらないって!」
「ありがとうっス! っスっス!」
「というわけで、ほら、とことこんまですっきりさせて、しずめちゃおうよ! みんなが起きてくる前に!」
「そうっスね! オッス! お願いしまーす!」
互いにノリノリになったライナとウルリカ。ついでに元気を取り戻した、ライナのおちんちん。
それを確認して、ウルリカは実に満足そうに頷いた。