※この作品はR-18です。

交差戦隊トライエックス! 教え子の全裸変身シーンを見たら、戦隊顧問になってしまった?   作:gazerxxx

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今回は、美澄実(みすみ)さんが10年前、学生時代の戦いを回想します。

深鏡(ふかがみ)美澄実(みすみ)17歳 T168 B91(G)/W62/H89<i848070|29211>


選ばれていた眼鏡少女と選びし銀髪悪役令嬢

 10年前、私も映優梨(はゆり)と同じ、17歳で、まだ青い学生だったわ。

 

 私はエメーシャから夢のお告げで、Xバイオレットへの変身能力を授かった。

 当時、その夢のお告げが聞こえたのは私だけ。

 私は、エメーシャが向こう側の世界で更なる侵入を食い止める間に、最初に侵攻してきた魔界像と戦ったの…。

 

10年前、空の浮遊城から降りてきた魔界像が、道路を踏み荒らし、建物を崩し始めた。

逃げ惑う人々を前に、物陰に潜んだ制服姿の眼鏡少女・美澄実(みすみ)は、唇を噛む。

 

「なんてこと…これ以上は行かせないわ!」

 

美澄実(みすみ)は紫のコンパクトを開くと、空に掲げて、「変身」と叫ぶ。

鏡が反射した光が何倍にも増幅されて、彼女の全身を包み込んだ。

 

美澄実(みすみ)の制服は弾け飛び、彼女の胸尻を覆っていた紫の下着までもが、彼女の肌身から離れて宙を舞う。

 

バウンドした爆乳はぶつかりあっては互い違いに揺れ、大き目の乳首がそっぽを向く。

 

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しかし、彼女から離れたランジェリーは、光の中で新たなコスチュームへと変化していく。

紫のマントが彼女の肩に覆いかぶさり、豊満な裸身を包み込みながら、誇らしげになびく。

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さらに彼女の全身に電気が走り、宙を舞うコスチュームを彼女のボディに牽引していく。

 

火花を散らす電流に導かれながら、長身グラマラスなボディラインに紫のボディスーツがフィットして、揺れ弾む爆乳をピッタリと押し込める。

腰に巻き付いたベルトが、豊満さに反してスマートに見せるウエストをキュッと引き締めてくびれを作る。

 

彼女が伸ばした両手には、肘までを覆う白手袋が装着される。

 

彼女の生脚には電流が包囲網を作ったかと思うと、網タイツへと変化して、彼女の太ももをピリッと引き締めた。

 

そして、彼女の素顔もバイザー付きの紫マスクが、フルフェイスとなってすっぽり覆う。

 

仕上げに白いロングブーツも誘導電流によって両足に装着されると、地面に着地して踏み鳴らす。

 

「世界に轟け、紫電の残光!Xバイオレット!」

 

空から落ちた稲妻が、背後で爆発し、派手な紫煙を巻き起こした。

 

「名乗らなくてはいけないものかしら」

 

自然と名乗ってしまった彼女は首を傾げながらも、市民を助けに空を駆ける。

 

「Xバイオレット、私を救ってくれた戦隊のお姉さんですね」

 

 映優梨(はゆり)も、10年前のその時を鮮明に思い出す。

 

 魔界像ポーンがコンクリートを踏み壊し、セミロングの黒髪を肩まで伸ばし、怯え切った7歳の幼女に迫る。

 

「な、何ですか、だれか、助けてください!」

 

 しかし、道路をひび割れさせる怪物相手には、大人でもとっくに逃げ出していた。暴虐の剛腕が振るわれて、もうダメと目を瞑ったその時。

 

「受けてみなさい、雷光の剣っ!無頼光(ぶらいこう)!」

 

 幼女の瞼の裏で紫の雷が輝くのが見えて、恐ろしく迫っていた地響きが止む。

 恐る恐る目を開くと、紫のボディスーツに白い手袋、むっちりとした美脚に網目が食い込む網タイツ、口元が露出したマスクを被った女戦士が、目の前に立って、ポーンを斬り倒していた。

 

 背格好はまだ10代に見えるのに、凛とした佇まいや、空いた胸元で主張するxxxの文字が刻まれた重量級の乳房の存在感から、幼女にはずっと大人びたお姉さんに見えた。

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「ここは危ないわ。できるだけ遠くまで逃げるのよ!」

 

「あ、ありがとうございます!お姉さんは?」

 

「私?私は、交差戦隊、Xバイオレットよ!」

 

 今度は唸り声をあげて上空から襲いかかってきた馬面のナイト像に、Xバイオレットは再びあの技を見せる。

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 銀の聖剣から紫の電流が迸って、ナイト像を紫の雷が囲んで痺れさせ、動きを封じる。

 

 その雷の跡を辿るようにXバイオレットは、高速でジグザグに飛翔して、紫の電撃を纏わせた剣で一閃する。

 稲妻のスピードで貫かれたナイト像はなす術なく粉々に砕け散った。

 

 幼女が見上げた空には、ルークを模した巨大な浮遊城が町に影を落としている。

 暗い空の中で戦うXバイオレットは、雷を煌めかせて、町に光をもたらしてくれていた。

 

「ありがとうございます、えっくすばいおれっと!私も、いつかお姉さんみたいに…」

 

「なれるといいわね。さあ、私が戦ってる間に、早く!」

 

 姪っ子がトタトタ逃げていく姿が遠くに消えるのを見て、Xバイオレットは安心して空へ飛ぶ。

 

「天使の力を得ただけで、人間ごときが勝てると思うか?叩き潰せ!」

 

 空に陣取る浮遊城ルークへ向かうと、魔界像ビショップが指揮するナイト軍が一斉に突撃し、更にルークから何条もの雷が放たれる。

 

 しかし、Xバイオレットは敵の一斉攻撃にも冷静だった。

 

「見えるわ、雷の動きがはっきりと」

 

 雷属性の力を持つXバイオレットの眼鏡には、雷撃が辿る軌道がはっきりと映っていた。

 

 当たれば大ダメージとなるルークの極太な雷を、紙一重でかわし、電気を纏わせた剣で反発させて軌道を変える。

 時には、襲いかかるナイトに追い詰められたかのように誘導して、盾代わりに雷に命中させたりした。

 

「ええい、何をやっている!これだけの手数で小娘1人仕留められんか!」

 

 前線指揮を執る魔界像ビショップは、舐め切っていたXバイオレットに翻弄されて苛立ちを隠せなかった。

 

 雷を先読みできることに、まだ気づかれてない。

 このまま押し切れば勝てる、とXバイオレットは確信していた。

 

 その時、ルークの最も高い塔から、重々しく威厳のある声が響いて、魔界像が一斉に城を見上げた。

 

「分からぬか、ビショップよ。その娘は雷を見切る目がある。それでは攻撃は当たるまい」

 

 ビショップがぎくりと振り返る。

 

「キング…見ておられたのですか?」

 

「下がれ、ビショップ。この娘こそ、天使が遣わした最大の脅威…余が相手をしよう」

 

 城から浮遊してきた影に、ビショップやナイトが一斉に居並んでひれ伏し、空中に通り道を開ける。

 

 彼らの間を進んできた影は、磨かれた大型の王冠を戴き、厚手のマントを羽織り、腰には鞘に収まった大剣を提げた、王の駒。

 他の駒たちが頭を下げる通り、別格の風格が、ビリビリと空気を震わせる。

 

「余は魔界像のキング。魔界像の覇者にして、この世を征する者!」

 

「とうとう王様のお出ましね…でも、チェスの通りだとしたら、あなたさえ倒せば、この戦いは終わりっ!」

 

 武者震いしながらもXバイオレットは、敵将を倒すチャンスと考えて、貴聖剣サルヴァトラーX(クロス)を握り直していた。

 最大の問題にも、最善の解答を持っていれば、臆することはない。

 Xバイオレットが聖剣を掲げると、雷が轟き、走った閃光が魔界像の目を眩ませた。

 

 その間に、Xバイオレットの放つ電流が、魔界像キングの胴体をバチバチと縛り、動きを封じる。

 

 そして、麻痺して動けない相手にXバイオレットは狙いもつけさせない稲妻飛行で、必殺剣を叩きつける。

 

「雷光の剣っ!無頼光(ぶらいこう)!」

 

 今日、魔界像を何体も葬ったその剣は、王の喉元にも刃が届いた、はずだった。

 

 しかし、紫電をスパークさせた剣は、キングの数センチ先の空間で寸止めされていた。

 

「うっ、な、ぜ…剣が通らないのっ!」

 

 Xバイオレットは唇を噛んで力を籠めるが、見えない壁に阻まれた剣先は、あと数センチ先に見えるキングを貫くことがない。

 

「太刀筋は、悪くない。だが悲しいかな、王には触れることすら許されんのだ」

 

 キングは電流で縛られて何もできないはずなのに、ひと睨みすると電流の拘束が弾け、Xバイオレットは殴られたかのように弾き飛ばされた。

 

「っきゃああっ!今のは、見えない何かがっ…」

 

 何とか空中で立ち直ったXバイオレットは、学年内でも優秀な頭脳を巡らせて、答えを出す。

 

「そう、私が雷を操るように、あなたは見えない力を操るわけね。たとえ体を縛っても、それで防御もできれば、攻撃もできる。バリアのようなもの?」

 

「いかにも。余にしか見えぬオーラアーマーは、動けずとも身を守る鎧であり…お前を殺す剣でもある」

 

 泰然としたキングが腰の大剣に手を伸ばすと、彼の周囲の空気が歪んで見えた。

 おそらくオーラアーマーと呼ぶ目に見えない力が満ちてる、とXバイオレットは察した。

 

 そして、キングが腰の鞘から大剣を抜き出すと、剣の柄から先には、本来あるべき刀身がなかった。

 Xバイオレットは、それを見て瞬きし、二度見する。

 

「あなた、剣が…ない?」

 

 キングはしたり顔で頷く。

 

「余のオーラアーマーの前では、メイトに鍛えさせた名剣でも、使用に耐えられなくなる。余にとっての剣とは…常に余と一体のものだ!」

 

「っ、来る!」

 

 Xバイオレットはその意味するところを解して、回避に飛んだ。

 あの剣は空っぽではない。オーラアーマーがどの剣よりも強いと豪語するなら、オーラアーマーを剣とすること。

 不可視のオーラで形作った剣が襲ってくる!

 

「王の命断(オーラスラッシュ)!」

 

 しかし、Xバイオレットの回避範囲を軽々と超える長大な剣が伸びて、彼女を切り裂いた。

 全身が真っ二つになったと錯覚するほどの衝撃に意識は真っ白になり、飛行するためのマントは破れ、平衡感覚を失って墜落するXバイオレット。

 そして地上に叩きつけられると同時に、Xバイオレットは「かはっ…」と大きく咳き込む。

 

 全身に打ち身の痛みが走って動けない。

 頼みの剣も落としてしまった。

 敵のボスと、こんなにも力の差があるなんて…。

 

 この世界を守る約束、果たせなくてごめんなさい、エメーシャ。

 それに、せっかく守った映優梨も…。

 

 その傍らに誰かが立った時、Xバイオレットは覚悟した。

 魔界像キングがとどめを刺しに来た、と。

 しかし、その影は恐ろしいキングではなかった。

 

 流れるような銀髪のストレートロングに、頭頂部だけカチューシャ風に編み込んだ高貴な髪形に、銀色の瞳をした北欧系の美貌。

 17歳の美澄実(みすみ)と年は変わらないが、同じく高身長で、175センチほどありそうだ。

 

 発達したスーパーモデル体型で黒いイブニングドレスを身に纏い、大きく空いたスリットから長い生脚を踏み出して、Xバイオレットを見下ろしていた。

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「魔杖よ。このボロボロになった女が、”聖剣サルヴァトラーXの持ち主”だと言うの?」

 

 その外国人美少女は、なぜか倒れた美澄実(みすみ)を意に介さず、自分が手にした身の丈ほどの杖に話しかけていた。

 杖が答えるはずはないが、先端の黒水晶が黒い光を明滅させると、北欧系美少女は納得したように頷く。

 

「そうね。混沌が幕を開けた今日この日、ついにこの私も戦う力を手に入れるというわけね!」

 

 この少女は、どうやら現状を知っていて戦いに臨むつもりだ。

 

「お願い…私の代わりに…」

 

 キングが来る前に自分を見つけた誰かに、Xバイオレットは苦しい呼吸の中で祈った。

 誰でもいいから、あのキングを倒して、町を守って。

 そのためなら、私はどんな代償を差し出してもいい…。

 

「ええ、お前の代わりに戦ってやるわ。この私、アルケミスがね」

 

 アルケミスと名乗った少女は微笑むと、地面についていた尖った杖先を、クルリと返し、先端の黒水晶をXバイオレットに向けた。




Xバイオレット
雷の力を操る聖剣天使。更に、大気中の電気の流れを見抜き、雷を予測、誘導することができる。
必殺技は電流で相手を拘束しながら、稲妻の動きで斬る「無頼光」

読者さんからの原案FAはこんな感じ
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単騎で魔界像軍を相手できるので戦力は上々ですが、魔界像のキングにはかなわず。
Xバイオレットはトライエックス3人以上の戦果を挙げてますが、さらに上を行くのがキングです。
しかし、過去には魔界像の進軍を、どうやってか退けたようですが…?

次回は、Xノワールの変身、そして過去の決着が明かされます。
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