※この作品はR-18です。

悪女わからせ~悪徳エルフ女王は勇者の☓☓☓で成敗される~   作:千吹つぐ

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終戦後

 

 結局、王の不在が勝敗を分けた。

 

 バルバトスを失った軍は士気と大義の両方を失い、その遺体を回収すると、ディノス領に向けて撤退した。

 

 撤退戦は惨憺たるありさまとなった。援軍に駆けつけた同盟軍はそのまま猟犬となり、亡国の兵を有るべき国へと還していった。

 

 戦いは終わり、諸侯はみな、胸をなでおろした。

 

 一方、ジンは三日三晩、目を覚まさなかった。

 

 右腕の喪失だけでなく、その後も半日ちかく戦い続けた疲労がひどく、さしもの王も昏倒したのだ。

 

 幸い、エルスタッドにはサーシャを始めとする最高の治癒師達が複数いたため、命が危ぶまれることは一度としてなかった。

 

 むしろ、危険と思われたのは王女の方だった。

 

「ああ、我が王……我が王……」

 

 ジンの寝台に、オフィーリアは寄り添い続け、昼夜を忘れて涙にくれた。

 

 政務を放り出したその姿は意外なことに、国民に好意的に受け止められていた。ある種の政略結婚だと思われていた両者に真実の愛情があったことが、また慈悲深くはあったが家族にも自分にも厳しかった女王の弱りきった姿が、国民を存分に奮起させた。

 

 サーシャを中心として家臣団は事後処理にあたり、世界のすべての民が、夫婦の帰還を待ちわびた。

 

「……オフィー……リア?」

 

 そして四日目の朝に、王は目覚めた。

 

「っ! う、うごくでない! じっとしておれ! 今サーシャを呼んでくる!」

 

「そのまえに……ぐぅ……」

 

「な、なんじゃ? なにが言いたい?」

 

 オフィーリアは慌てて駆け寄り、立ち上がろうとする胸をおさえた。

 

「すまん……約束は……抱くのは今日は、無理そうだ」

 

 大真面目に、ジンが言う。

 

「……く……くふ……この、馬鹿め……馬鹿者め……」

 

 笑いながら、オフィーリアは涙を流した。馬鹿め馬鹿めと罵りながら、いつまでも胸にすがっていた。

 

 

 

 さらに三日後、ジンとサーシャ、そしてオフィーリアは、久しぶりに露台に集った。

 

 ジンは、治るとなれば早いもので、生死の境を脱した翌日にはもう食欲を取り戻し、牛馬のごとく飲んでは食べた。その治癒能力は凄まじく、すでに全身のかさぶたが取れて、うっすらと皮まで張っていた。

 

 だが、それでも失われたものは大きかった。

 

「ふむ、よく馴染(なじ)むな」

 

 ジンが、右手をためつすがめつした。炎剣によって焼き落とされたそこはもう治ることはなく、いまは白木の鎧で代用されていた。

 

「見ろ、仔細(しさい)ないぞ」

 

 珍しく、気遣うようなことを言って、ジンが女達に向けて右手をひらめかせる。義手は宿主の意思を正確になぞって動いていた。

 

「…………」

 

 ふっと、オフィーリアは歩み出た。

 

 右手を取って、頬を寄せる。

 

 義手が、おずおずと肌を撫でる。そこに宿った無骨な意思も、節くれだった固い指も、以前とそれほど差はなかった。

 

 ただ、その暖かさだけは、もう二度と戻らなかった。

 

 オフィーリアの瞳に涙が浮かび、すっと流星のように頬を横切った。

 

『…………』

 

 誰も、なにも喋らなかった。

 

 オフィーリアには、二人の困惑がよくわかった。当然だろう。いままでずっと敵対していた女が、急にこんな態度をとっているのだから。

 

 離れる。しずしずと距離を取って、頭を下げる。

 

「……ジン様に、謝らなければならないことがあります」

 

 不思議と穏やかな気持ちで、言った。

 

「妾はあなた様を弑(しい)し奉(たてまつ)ろうと企(たくら)み、陰謀を働きました。……『顔なしドッペルゲンガー』『ビスカーブの猟犬』『黒舌結社』……」

 

 罪人が罪を告白するように、オフィーリアはつらつらと名前を羅列した。

 

「これらはすべて、妾の謀(はかりごと)でございます……」

 

「……そうだな」

 

 ジンがあっさりとうなずく。オフィーリアもにこりと笑う。

 

「やはり、旦那様は気づいておられたのですね」

 

「ああ」

 

「……あなた様は、妾を泳がせることで、本来なら闇に潜んだはずの勢力を炙り出していたのですね。本当に恐ろしい御方じゃ。誰もがあなた様を見くびって、最後は手玉に取られていった」

 

 答え合わせが終わって、オフィーリアは満足する。だがまだ疑問がある。

 

「……しかし、バルバトス様はなぜ捨て置いたのです?」

 

 オフィーリアは聞いた、それだけは疑問だった。

 

「……バルは、恨みを捨てられなかった」

 

 ジンが遠い目をする。

 

「今回のことは、どちらにせよ時間の問題だった。反乱軍は時代が変わったことに気づけず、いや、気づこうとせず、いずれは乱を起こしただろう」

 

「……ご親友、だったのでは?」

 

「それ以上だ……」

 

 ジンが、一粒涙を零した。それを見るのは、二度目だった。

 

「だが俺も奴も、王だった……王だったのだよ、オフィーリア……」

 

「あい分かりもうした。下卑た質問をお許しください」

 

 オフィーリアは頭を下げた。

 

「妾からの質問は以上でございます。あとは如何(いか)ようにも、ご処分ください」

 

「……そう、言われてもな」

 

 ジンが珍しく困惑する。

 

「どうしたオフィーリア、らしくないではないか。さっきから……いや、戦が終わってからというもの、貴様、妙だぞ。いつもの猿芝居はどうした? それではまるで罪を悔やんで、すべてを告白しているように見えるぞ?」

 

「その通りでございます」

 

「なるほど、今度はそういう策略か」

 

「ふふ、これは、我が身の不徳が祟(たた)りますな。ああ、そういえば言い忘れておりましたが、他に残っていたいくつかの策も、戦のドサクサで潰しておきました。どうぞご安心ください」

 

「……説明しろ」

 

 ジンが憮然とする。

 

「意味が分からん。貴様になにがあった。言え」

 

「説明しろ……ですか。ふふ、これはまた酷(こく)なことをおっしゃる。ふふ、ふふふ……」

 

 オフィーリアは笑った。

 

「妾を、こんな風にしたのは、あなた様ではないですか。……闇の勢力に名を轟かし、世界を支配した大魔王を、こんな、心弱き女に堕としたのは、あなた様ではないですか。……その上で説明までしろとは、ふふ、ふふふ、なんと残酷な御方じゃ……」

 

 声が震える。涙が流れる。それは以前の、大悪党だったオフィーリアの断末魔だ。

 

「貴方様の腕が切られた時、妾がどうしたか、知っておりますか?」

 

「……取り乱したと、聞いているが」

 

「それも演技だとお思いですか? ふふ、どうせなら、動像を残しておけばよかったですね。それはそれは無様でみっともない、慌てぶりだったのですよ?」

 

 オフィーリアは小首をかしげた。

 

「あの時、妾は泣きました。泣いて、叫んで、どうかあの方の命をお救いくださいと、神に祈りました」

 

「…………」

 

「ふ、ふふ、信じられますか? この妾が、ですぞ? あの誰も信じず、愛さない、悪の権化たる女狐が、よりによって仇敵たるあなた様を想って、泣いたのです……」

 

「オフィーリア」

 

「ひ、ひっく、こんな……こんな体にしたのは、どなたですか。妾を犯し、妾を調教し、淫乱なメス犬に仕立て上げたのは、あなた様ではないですか」

 

 オフィーリアは服のつなぎを外す。ハラリとドレスが地面に落ちる。

 

 全裸がさらされる。むっちりと熟れた乳と尻がふるふると震え、乳首とクリトリスが勃起し、股間は愛液で濡れていた。

 

「……それだけなら、ひっく……きっと妾はまだ、がんばれました。前と同じように希望を抱いて、猿芝居を続けられたでしょう……ですがあの時、最後の策を無為に使ってしまって、気づいてしまったのです」

 

 あのとき、ジンが腕を落とされた瞬間、オフィーリアは最期の策――キスのときに仕込んだ即死魔法を、あろうことかバルバトスに向けて使ってしまった。

 

「あ、あなた様は体だけでなく、妾の心まで落としてしまった。……妾は妾を裏切ってしまった。……そうなっては、……もう……もう……」

 

 オフィーリアはボロボロと泣く。涙も鼻水も、愛液も腸液も垂れ流して、無様に敗北を宣言する。

 

「妾の負けです。……ジン様。……妾は、あなた様を愛してしまった。もう殺すなど、とても出来ませぬ。……もはやあなた様のいない世界など考えられませぬ。この身も心も、ジン様のもの。……どうぞ、殺してくださいまし……ん」

 

 腹に手をやって、魔法を発動させる。

 

「い、いま、不妊魔法を解除しました。ああ、申し訳ありません御主人様。妾はあなた様を謀って、孕まぬように画策していたのです。……ん……んん♡」

 

 さらに、魔法を発動。ピンク色のオーラが腹を包み、魔法陣が刻まれていく。

 

「あ……ああ……♡ いま、排卵魔法と発情魔法、そ、それに、従属魔法を掛けました。あ、ああ、大変です御主人様ぁ♡ こ、これで妾はおしまいです♡」

 

 はーはーと息を荒くする。顔が勝手に笑顔になる。

 

 口上を、述べる。

 

「はぁ……はぁ……御主人様ぁ♡ お、お待ちしておりました……も、もう一週間もお預け……我慢できませぬぅ♡ お、お慈悲をぉ♡ そのぶっといオチンポ様でぇ♡ 妾の雑魚まんこはめ殺してくださいませぇ♡ ほぉれ♡ わん♡ わぁん♡」

 

 オスの興奮を煽るように、オフィーリアは無様に踊る。以前は屈辱の中で強いられた行為を、自分の意志でおこなっていく。

 

「あ♡ ほれ♡ わんわん♡ あ♡ ほぉれ♡ わん♡ わぁん♡」

 

 『チンチン』の体勢で尻を振る。

 

「わん♡ わん♡ わぉぉん♡ へっへ♡ くぅーん♡♡♡」

 

 乳をだぷんだぷんと振り回す。

 

「あ♡ ほぉれ♡ わんわん♡ 御主人様ぁ♡ おちんぽ♡ おちんぽくださぁい♡ オフィーリアの敗北おまんこ♡ どうぞめしあがってくださいましぃ♡」

 

「…………ふぅぅぅ」

 

 ジンが熱い息を吐く、ズボンがパンパンに張っていく。それがオフィーリアには、とても嬉しい。

 

 そのときだった。

 

 頭上からしゅるしゅると、ユグドラシルのつる草が下りてきて、オフィーリアの体に巻き付いた。つる草はすぐに形を変えて、以前着ていた淫靡な下着になった。

 

 いや、変化はそれだけでは終わらない。腰からスカートが伸びて、胴体を豪華なドレスが覆っていく。一方で、乳や股間はあくまでむき出しのままだ。

 

 それは、淫蕩と下劣を極めたような。純白のウェディングドレスだった。

 

 サーシャが目を見張る。

 

「ユグドラシルが、お母様を認めた……」

 

 いままで、決してオフィーリアを認めなかった聖樹が加護を施したのだ、これ以上の保証はなかった。

 

「あ♡ ああ♡ ユグドラシル様♡ なんて素敵なお召し物でしょう♡ ありがとうございます♡ 妾をジン様のメス犬と認めてくださって♡ ありがとうございます♡ わん♡ わわぁん♡」

 

 オフィーリアはコロンと寝転がって、犬のように腹を見せた。

 

「さ♡ ジン様♡ どうぞ妾を♡ 殺してくださいまし♡ この駄まんこ犯しつくして♡ かわいいやや子を孕ませたまへ♡」

 

 ぐっぱぁ♡ と、子宮口すら見えるほどに膣を開く。

 

「お♡ おおう♡ ジ、ジン様ぁ♡ 後生ですぅ♡ もう我慢できませぬ♡ これでは先に狂い死にしてしまいまする♡ はやくこの駄まんこにぃ♡ ジン様のおちんぽくださいぃ♡ おねがいします♡ おねがいしますぅ♡♡♡」

 

 ジンが、服を脱いで、向かった。

 

「あ♡」

 

 キスも、愛撫も、それどころか言葉の一つすらなく。

 

 ただ、その剛直が、女を求めた。

 

 ずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶずぶ!!!!

 

 

「おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 

 オフィーリアは絶頂した。

 

「おっ♡ おほぉ♡ おほ♡ おぼぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡」

 

 ばちゅん! ばちゅん! ばちゅん! 肉と肉がぶつかり合う。野太いペニスが根本までどっぷりと埋まり、オフィーリアのすべてを味わっていく。

 

「ふぎゅぅぅぅぅ♡♡♡ ちんぽ♡ ちんぽきたぁ♡ あああああ~~♡♡ これぇ♡ これほしかったのぉぉ♡ おほおぉぉぉぉぉ♡♡♡」

 

 一突きごとに、オフィーリアは絶頂した。よだれと鼻水を垂れ流して、顔を赤子のように皺くちゃにして、髪の毛をぐしゃぐしゃに掻き乱す。

 

「ああ♡ ジン様♡ 旦那様♡ 御主人様ぁ♡ 我が王ぅ♡」

 

 ジンが、右手の義手で顎を撫でる。優しい手付きで頭をなでてくれる。

 

 ぎゅううううううう! 

 

 一方で、生身の左手がデカパイを掴む。一発で痕が残るくらいの強烈さに、痛みが脳内で爆発する。

 

「ふぎゅ♡ ふぎゅぅ♡ それ♡ 好きぃ♡ 気持ちぃぃ♡ もっと♡ もっとぉ♡」

 

 痛みも優しさも、そのすべてが快楽だった。オフィーリアは頭を撫でられて絶頂し、乳をひっぱたかれて絶頂し、そして、

 

 

「オフィーリア……」

 

 

「♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 ジンが、名前を呼んでくれる。生きて、動いて、囁いてくれる。

 

 ただそれだけのことが幸福だった。

 

「は♡ はい御主人様ぁ♡ んんんんんんんんん♡♡♡♡♡♡」

 

 キス。挿入みたいな激しいキス。ジンの舌が口中をズボズボとピストンして、顔中を絶頂させていく。

 

「オフィーリア。お前は本当に、改心したのか?」

 

「は、はい。もちろんでございますぅ♡」

 

「…………」

 

「お、お疑いなのですか?」

 

「ああ、なにせお前は、悪党だからな」

 

 オフィーリアは焦った。ちんぽのうごきが、鈍くなってしまう。

 

「そ、そんな、どうしたら信じていただけますか?」

 

「オフィーリア。お前はまだ、俺たちに隠し事をしているな?」

 

「かくし、ごと?」

 

「そうだ、……たとえばそうだな、肥やした私腹のこと、とか……」

 

 ジンが睨みつける。

 

「これまでも随分と聞いて来たが、まだ国庫の計算が合わぬのだ。お前、本当はまだ隠し財産があるんじゃないか?」

 

 オフィーリアは即答した。

 

「も! 申し上げます御主人様! 世界銀行に妾の隠し口座があります! おそよ金貨十万枚分! 合言葉は『ヴィザージュ』です!」

 

 チャリン、と頭の中で音がする。

 

「さ、さらに泥棒市場の頭取にも五万枚! こちらは『リドンの茶屋』に使いをやれば引き出せます! ああ! さらにゴランとエメラダ、コロンの銀行にも……」

 

「おお、えらいぞオフィーリア」

 

 ぐちゅう! ちんぽが再び戻ってくる。ちゃりん、ちゃりん、と、頭の中で金貨がこぼれる音がする。

 

「おほぉぉぉ! あ、ありがとうございます旦那さま♡ さ、さらに妾が飼っている草どもの隠れ家を教えまする。それに政敵のスキャンダルも、すべて♡ すべてぇぇ♡」

 

 絶対に、誰にも言ってはいけない言葉を口にする。それはいままでのオフィーリアを支えていた、有形無形の防御だった。三百年間せっせとためた大事な私腹を、ちんぽ欲しさに白状し、地位を支えた犯罪を、褒めてほしくて売り渡す。

 

「まったく、あれだけ吐かせてまだあるとは、本当に対した悪党だよ、オフィーリア」

 

「ああ、申し訳ありません旦那様。そうだ、他にも妾の秘蔵の即死魔王や、諜報魔法もお教えします」

 

「おお、いい子だ、オフィーリア。ほれ、マンコを突いてやるぞ」

 

 ちゃりん、ちゃりん、頭の中のコインがすべて吐き出されていく。愛する男に吸い上げられていく。

 

 身も心も、オフィーリアは裸になっていく。守るものなどすべて捨てて、ただ一匹のメスになる。

 

 それが、嬉しくてたまらない。きもちよくて、バカになる。

 

「あ♡ あ♡ あ♡ 言っちゃった♡ 言っちゃいましたぁ♡ 誰にも言ってはいけないこと♡ すべてご主人様にばらしちゃいました♡ これで、妾にはなにもありませぬ♡ 妾はただの、御主人様の肉穴ですぅぅぅぅ♡♡♡」

 

「よし、信じてやろう」

 

 ジンが隣を見ると、サーシャがどこかに念話しながら、コクリとうなずいた。どうやら裏付けが取れたようだ。

 

「よくやったオフィーリア」

 

「は、はひ♡ オフィーリアやりました♡ 御主人様の言う通りにしました♡ だから……だからぁぁ♡♡♡」

 

「そら、褒美だ」

 

「はきゅぅぅぅぅん♡♡♡」

 

 ぐいっと、体を起こされる。体面座位の体勢になる。

 

「あぁぁぁぁあ♡ これ好き♡ 好きぃ♡ ああ♡ ジン様♡ ジン様ぁ♡」

 

 オフィーリアも手を回して、ジンの体を抱きしめる。

 

「きゃふぅぅぅん♡ ジン様ぁ♡ どうか♡ どうか罰をくださいまし♡ 三百年も罪にふけった♡ この愚かな女狐を罰してくだされぇ♡ ああ♡ ごめんなさい♡ ごめんなさいぃぃぃ♡」

 

 ばちぃぃぃん! でかい尻が討たれる。まるで水面に波紋が走るように、駄肉がぷるぷると震えていく。

 

「あ♡ ありがとうございます♡ ありがとうございます♡ 罰してくれて♡ お尻を打ってくれてありがとうございます♡ おほぉぉぉ♡」

 

 ばちぃぃぃん!

 

「わ、妾が愚かでした♡ 旦那様を殺そうなどと♡ オス様のちんぽに逆らおうなどと♡ まこと、バカなメス犬の浅知恵でしたぁぁぁ♡」

 

 ばちぃぃぃん!

 

「はぎゅぅぅぅ! ごめんなさああい♡ 罰なのに♡ お仕置きなのに♡ いっちゃいますぅぅぅ♡ オフィーリアいっちゃいましゅぅぅ♡」

 

 カクンカクンと、もはや壊れた操り人形のように、オフィーリアはイキ狂った。外イキが収まれば中イキが、それが収まれば心をイカされて踊り狂った。

 

「ああ、お母様……ついに、分かってくださったのですね」

 

 サーシャが背後からやってきて、そっと背中に触れた。

 

「サーシャは嬉しいです……ああ、お母様……」

 

「おお、サーシャぁ……。そなたにも謝らねば……。妾は悪い母親だった。本当にすまなかった。許してとは言わぬ。存分に罰してたもれ」

 

「ああ、お母様、罰だなんて、そんなこと……」

 

 ずぐずぐずぐ……肛門に灼熱の痛みが入り込んでくる。茨のディルドーがケツ穴を破壊し、同時に魔法が癒やしていく。

 

「分かってくれれば、もう良いのです……」

 

「ああ、そなたは優しい子じゃな。ほんに妾にはもったいない、出来た子じゃ」

 

「……ふふ、罰だなんてそんな、むしろご褒美を差し上げなくては♡」

 

 ガリガリガリ! 乳房を爪がかきむしる。治ったばかりの神経がグズグズにされる。

 

「ぎゃふぅぅぅぅぅん♡ あ♡ あ♡ 痛い♡ 苦しい♡ 嬉しい♡ 嬉しぃぃぃ♡ ほごおおおおおおおお♡♡♡♡♡」

 

「ずいぶんと具合が良さそうだな、オフィーリア」

 

 ジンが、皮肉げに言う。

 

「さっきからイキまくって、羨ましい限りだ」

 

「あ……あ……これは、すみません、旦那様……」

 

 途端に、オフィーリアは青ざめた。よく見れば、ジンはまだ上り初めたばかりで、気息も十分に高まってはいない。

 

「も、もうしわけありません……旦那様のこき捨て穴の分際で……この早漏まんこは先走ってしまいましたぁ♡」

 

「まったくだ。俺はお前と、共に果てたいと思っていたのだぞ」

 

「っ! ……わ、妾と♡ 一緒に……♡ そんな、光栄です♡♡♡」

 

 申し訳無さと、嬉しさが募る。

 

「わ♡ 妾も♡ 妾も御主人様と共に♡ 共に果てとうございます♡」

 

「そうか、では俺がいくまで、これより絶頂は禁止だぞ」

 

「っ!?」

 

 さぁぁぁ、と背筋が冷える。だがその一瞬後には、『こつん♡』と。

 

「っっっっ! ほびゅ♡ んんん!!」

 

 『こつん♡』『こつん♡』と子宮口をちんぽが叩く。そのたびにオフィーリアは「ふー♡ ふー♡」と深呼吸してなんとか耐える。

 

「だ……旦那様……そんな、ご無体な……む、無理ですぅ♡ そんなの、無理……むりむりむりぃ♡」

 

「うるさい。我慢しろ」

 

 最大の苦痛がオフィーリアを襲う。痛みよりも、屈辱よりも耐え難きもの、すなわち幸福。

 

「おごぉぉぉぉぉ♡ へごぉぉぉぉ♡」

 

 湧き出す清水を手で抑えるように、必死の努力を続けていく。

 

「ふごっ! ふごぉ! むり♡ 無理でずぅ♡ ごんなの無理ぃ♡ ふごぉぉ♡」

 

 豚のように鼻を鳴らして、顔面を醜くクシャらせて、なんとか快感に耐える。

 

「駄目だ。我慢しろ」

 

「ひぐぅ! だ、旦那様は、ひどいお方じゃ……そのようなおおせ……お♡ おお♡」

 

「いくな。許さん」

 

「や♡ いやぁ♡ く♡ くるぅ♡ おかしくなるぅぅぅぅ♡ お、おねがいしますだんなさま♡ ど、どうかお慈悲を♡ おじひをぉぉぉぉ♡」

 

 必死でジンにしがみつく、すこしでも早く射精してもらえるように、淫らな本音を囁いていく。

 

「は、はよぉ♡ はよぉ精子くだされぇ♡ ……旦那様……孕まして……孕ましてぇ……♡ どうか妾を殺すなら、孕ませ殺してくださいませ♡ そのおちんぽで大魔王を成敗してくだされ♡ 妾の子袋占領して♡ 人間様の子供を産ませてくだされ♡」

 

「いいだろう、オフィーリア」

 

 どすん! どすん! ちんぽが子宮を殴りつける。

 

「おほぉぉぉ♡♡♡ ひ、光のヴェールは、やや子にゆずりまする♡ それが、愚かな妾ができる一番の奉公じゃ……ああ、ああ……♡」

 

 本当に、なんて残酷な王だろう。冷酷だった魔王に愛を教え、生きる喜びを与えてから、殺す。これ以上の復讐を、オフィーリアは知らない。

 

「殺してやる、オフィーリア。さあ! 孕め!」

 

「はひぃぃぃぃ! 孕みましゅ♡ オフィーリア♡ 孕みましゅぅぅぅぅ♡」

 

 体のすべてを押し付けていく。腕を抱いて、足を絡めて、ぶちゅぅううううう♡ とむさぼるようにキスをする。

 

「いいぞ! いけ! オフィーリア! 逝け!」

 

 ぶちゅう♡♡♡ 亀頭が子宮に口をつける。

 

 腰が爆発する。

 

 快楽が抑えきれなくなる。

 

「はひぃぃぃぃぃぃ♡ いぐ♡ いぐぅぅぅぅうううううううううううう♡」

 

 どぐん♡ どぐん♡ どぐん♡ どぐん♡

 

「いぐううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 ぱち、ぱち、と、脳みその神経が切れていく。きもちいい。おかしくなる。心がふわふわして、オフィーリアだった存在が終わっていく。

 

「ほごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 ぷしゅぅぅぅ! 股間から大量の潮を噴き出して、オフィーリアは絶頂した。

 

 パタパタと、まるで花が咲くように、男女の身体が離れていく。オフィーリアは聖樹に身を預けて、果てなき絶頂に溺れていった。

 

「あ……ああ……あああ……」

 

 まるで、幼き少女のころ、全力で野山を駆け巡って、疲れ果てて寝転がったときのような、そんな、爽やかな疲れを感じていた。

 

「あ……あひ……あひぃ……ふえぇ♡」

 

「オフィーリア」

 

 右手が、そっと顔を撫でる。草の匂いがする、優しい義手に頬を寄せる。

 

「おかあさま……」

 

 娘が、頭をなでてくれる。過去の愛情を取り戻すように、抱きしめる。

 

「ああ……ああ……ああ……」

 

 世外桃源の幸福のなか、オフィーリアは死んでいった。

 

 

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