愉悦転生!神の遊戯場、俺はこんな世界に産まれたく無いだ(T . T) 作:rapas
次こそ・・・
オバ暦8年 〜 災鬼アンタ・デース 〜
配下も育ち、この後に喰らうべき地の候補を見極めとった。
更に西を目指すか?、リターン・マッチに東や南を喰らうか?、北の豚は・・・面倒そうや(;´д`)
「ファミン様、そもそも倒すべき他の神って、どこに居るんや?」
「知らな〜い、オバ以外は、みーんな隠れちゃったも〜ん。」
「オバって神は隠れて無いんか?、ならそいつ見に行こか。」
「キャハッ、マジ? ウケる! なら東〜。」
東って事は、次は正騎士相手やね、まあ強さは勇者と変わらん筈や、コラ楽勝や♪
10万匹に膨れ上がったゴブリンに、多数の小鬼、中鬼、親衛隊たる大鬼を率いて、ワシは東へと取って返した。
その進軍は無人の野を行くが如しや〜・・・なんで西と違って迎撃の軍が来んのや?
少ないと思うが、ヒトが居らん訳では無い。 10万匹のゴブリンに、千や二千の軍なんぞ、ただ喰われるだけやのに?
大河の河口、なんか丸く抉れたような形の湾まで来たが、正騎士の団体さんは全く見ないで?
まばらな軍に1人2人居ればええとこや、親衛隊どころか、中鬼達の良い訓練相手やぞ?
もしかして・・・滅んでひんか?・・・滅んでんな・・・ええこっちゃ(о´∀`о)
「ファミン様〜! まだまだ東でっか?」
「キャハッ オバは、この先〜、山ガチの半島に〜昔は居たー。 まだ居ると思う。」
「ほうでっかぁ、どんな軍が出てくるか?楽しみでんなぁ。」
「・・・、・・・、・・・、軍? なんで?」
「へっ? 正騎士や勇者みたいな、眷属の軍があるんやろ?」
「アーシの知る限り、オバは眷属持って無いよ?」
「ほうなんでっか? 変わった神さんもおるんでんな。」
「変わったって言うか、古〜いって感じー? 最初は108柱の神が直接戦ってたけどー、大半がオバに喰い殺されちゃって、みんな隠れて、眷属でのリモート戦法に変えたって感じ〜、キャハ♪」
待てやコラ!
なんで初戦が最強神やねん! そんな危ないんは、ラスボスって相場やろ! 小手調べで闘う敵ちゃうーーー!
全軍はんて〜ん、転進や〜、退却とはちゃうで〜、正騎士への復讐が終わったから帰るんや〜。
「キャハッ、大慌てでウケる!」
誰のせいや〜、これなら次は滅びかけの南にトドメやね〜。
せっかくの遠出がとんだ肩透かしや〜、おもろないで〜もっと血沸き肉踊る戦闘を楽しみたいんや〜
ちょっと後ろ〜、ゲヒャゲヒャ、グッヒャー、ゲッヒャー、煩いよー・・・ありゃ、襲われてへん?
後続だけで迎撃出来んって、まともな数がおるん? ヨシ!腹いせに蹂躙や〜♪
おお〜、やっとる殺っとる♪ 数は1万ってとこやな? 後ろを取って勝てると勘違いしたんやな〜w
正騎士なら10人も居ればええとこやろ? 数の暴力に恐れ慄け〜w
「・・・、・・・、・・・、あの〜ファミン様、なんかおかしくないやろか?」
「キャハッ、ゴブリンが溶けてる♪溶けてる♪、ウケる〜♪」
「そう言うの、今は、えーですから、何事やねん?」
「んー、たぶんねー、アーシらと一緒〜、あれ全部が眷属♪」
なるほど〜、でも広く薄くじゃ、個体は弱いんじゃねぇですか? 中鬼まで瞬殺されてまへんか?
「キャハッ、すっごいねぇ!、こ〜んなに、大量の高位眷属を抱えられるんだ〜。」
マズイまずい不味いーーー! 逃げるで、ファミン様!
「キャハッ、ウケる〜♪」
ゲッギャー、グギャー、ゲギョゲギョ・・・あーーーー、西からも来たーーー! ちょっとぉーーー、強いなら戦術とか戦法とか使わずに正面からぶち当たろうやーー。
「転し〜ん! 北やーー、中鬼どもはー配下を率いてーー、敵の足止めせーい!」
「キャハッ、グチャ、ぐっちゃー、ゴブリンが右往左往して、ウケる〜♪」
「ちーと、黙っててくれー。」
逃げるで、逃げるでー、なんも構わず、なりふり構わずって奴やー。 こんなんは、何年ぶりやろ? ここは初心に帰るんや! ワシの命が1番大事、他はどんなに失っても取り返しが付くんやーーー。
グギャギャ、ギャッピィーーー、あん?、チョット?、マジで?、やめてくれへんか? 北からも来るんかーーーい。 包囲されてもうた(T . T)
「キャハッ、ウケる♪」
ウケなくていい! 正面の軍には、本日三度目になる見慣れた旗、財宝の山に陣取る竜と、その背に跨がる真珠の王冠を纏った豚って、訳の分からない意匠・・・色々とセンスがぶっ壊れてへんか?
大将なんかな? 全身黒尽くめで、2mを超える鉄の塊みたいな、ワシでも分かる、いや〜んな雰囲気バリバリの大剣持った、お前ほんとに人間?って、でっかい体格の奴が突撃の指示を出してるの〜。 どう見てもワシより強くね?
「親衛隊ーーー!防ぐんやーーー、決して通すなーー!」
出来ると思っていない指示を出したらアカンって、人を使う時の心得に前世で、教わった気がするけんど実践できるもんや無い。 期待とは裏腹にやっぱり各所で大鬼達は斬り伏せられて防御に穴が空いていく。
「おっしゃ! 手柄首まで1番乗りーー!」
あー、なんかDQNが来たーー、大鬼の首をスパスパ切ってのエントリーや、来なくてええんやで。
「アリオス隊長ーー!1人で突っ込まないでーー、援護が間に合わないのーー。」
「ダメダメーー、モタモタしてたら、ヒムラ隊長やコンジョウ将軍が来て手柄を持ってかれちまわぁ!」
「キィー、ゴブリンが多いのー、しかも、そこそこ強いのーー、アリオス隊長ーーヘルプミーなのー。」
「ハッハッハ!俺は前しか見ねぇ! メイは記念に1回ぐらい死んどけw」
「相変わらずローリー軍の連中は、頭コガンなのー、兵士は死に慣れて一人前とか、教練狂ってるのー。」
ああー、ワシまでキター、近寄んなーーー!
「オマエ大将だろ? 大将だよな! 首くれよー♪」
力も速さもワシの方が上なんは分かる。 だけどこのDQN、上手い!格上と戦い慣れとる・・・ワシの腕の腱や、足を削りに来とるーーー、やめてーーー(T . T)
「キャハッ、頑張れ、頑張れ、アンタ!オバはもっと理不尽にツヨイヨー。」
オマエ、ナニと闘わせようとしてたんやーー、死ぬーーー。 正々堂々とかクソ喰らえや。
「親衛隊ーーー、コイツを襲えーー。」
「おおっと、危ねぇ。」
チィ、背後からの奇襲も横槍も綺麗に躱しよった。死んどけーー(T . T) だが大鬼が稼いだ僅かな時間は有意義に使わせて貰うでー。 ファミン様より授かった権能を食らって衰弱せいやw
「なんだ・・・?、急に力が入らねぇ。」
いまやーー、ワシはDQNの両腕を掴むと引きちぎって放り投げた!勝ったでーーー!
「キャハッ、アンタ、頑張ったじゃーん♪ 褒めた〜げる♪」
「ファミン様、全然窮地を脱してないんやから、そう言うんのは後でな。」
様子見に近寄って来たファミン様がちょっかい出そうとして来たが後や、さっさとトドメくれて脱出や。
「ファミン?様?だぁ・・・そっちが上役かぁ〜、首寄越せ〜。」
ちょっとDQN? まだ動くんかーー、 ワシを越えてファミン様へ一直線や!
「キャハッ?・・・、アエ? ナンデ?」
両腕を失ったDQNは、ファミン様の喉元に喰らい付いて居る。 まぁヒトのクチじゃぁ、構造的にそんな大怪我を負わせられへんやろ。 そう思った瞬間やった。 DQNの口から光が溢れてファミン様の首を撃ち抜く。
「えッ・・・ナンデ? コレ・・・オバのカミグ・・・」
首を撃ち抜かれたファミン様は、まるでDQNの口に吸い込まれるように消えてった・・・もしかして死んだ? やっべーー。
「親衛隊! 集まれーーー、突破口を開くんやーー。」
ワシはさっさと切り替えて、脱出に意識を割く、だけんど1匹も親衛隊の姿が見えんくなった。
大鬼も中鬼も姿が見えん、哀れなゴブリンが唯々狩られて逝く。
「アリオス隊長ーー!また大怪我なのーー#」
DQNに従とったメスが、ワシを蹴っ飛ばしてDQNへ向かっていった。 まるでワシが路傍の石みたいな扱いや〜(T . T)
「メイ、別にこれくらい、何時もの事だから大丈夫だぞ。」
「何時もじゃメーなのー、死に急ぎを直さないなら、またガガミンさんに言い付けるのーー。」
ヨシ!誰にも注目されんのやったら、このままコッソリ逃げるんやー。
コソコソっとーーーアレ・・・ちょっと大男ーーーワシを踏み潰したらアカンーー見て見てーーー退いてーー。
ブチッ!ブチュ・・・
〜 fin & 第一部完! 〜
おかしい奴を失ったかぁ