愉悦転生!神の遊戯場、俺はこんな世界に産まれたく無いだ(T . T) 作:rapas
オバ暦6年 〜 メイ・ヤンヤ 〜
新規一転、今日も新品のお味噌な冴えた頭脳で頑張るの。
兵士訓練所の朝はスキルをoffしてフル装備を背負ったランニングを10kmから始めるの。
き、つ、い、よぉ。 身体も成長仕切ってない女の子に体重より重いフル装備に背嚢っておかしいの。 もう変な笑いしかでねぇ。
年末には全滅上等な雪中登山訓練とか言ってるから体力付けないと死ぬの。
ローリー領の兵士は基本全員が同じ装備、昇進に従って自由装備の許可が降りるの。 ヒムラ隊長やアリオス副隊長は確かに違ってたの。 そして我ら一兵卒は、分厚いリネンの鎧下と薄手のチェインメイルと要所を守る金属甲冑・・・あと一歩で重装歩兵なの。 手持ちは全身を隠せるタワーシールドとショートソードにスピア。 実戦だとロングパイクにジャベリン複数本と投槍器と投石器にスコップと斧が着く。 装備てんこ盛りで、僕が考えた最強歩兵みたいになるの。 普通ならこんなの持てないになるけど、ステータスの暴力でみんな軽業師みたいに跳ね回るの。
弓を持たないのもステータスの性なの。 あんな細くてちっこいのじゃ当たっても貫通しないの! 殺るならぶっといジャベリンを矢より遠く早く投げるし、数が欲しいなら石をガンガン投げた方がコスパが良いの!
ローリー領の兵士訓練はコガンのジジイが仕切ってるの。 ジジイは加護なしのままで正騎士を斃す術を生涯かけて模索してた武人だから戦法も武術もド卑怯なの。ローリー領の一般兵卒は正騎士よりちょっと弱い程度だから戦法と相まって嵌るらしいの。 しかも相打ち上等の特攻とかゾンビアタックって奴を平気で仕掛けるから、正騎士でも恐慌起こして勝っちゃうパターンが多い初見殺しらしいの。 学んでる私ですらドン引きなの。
ジジイもジジイの高弟も実戦組手じゃステupスキルoffで相手してるらしいけど、ステ差が4倍あっても新兵じゃダルマにされるの。 「強い戦士と斬り放題、斬られ放題とか、此処こそワシが求めてた理想郷じゃ〜」ってジジイが良く口走るけど、こんな血生臭い理想郷とか遠慮したいの。
ジジイは死にかけの老人の癖してクソ強いから領内でも戦闘技術で着いて行けるのはヒムラ隊長だけ、ステータス全力でコンジョウ将軍が上回る程度で、権能全開で御領主様や姫様が遠距離で倒せる程度なの・・・姫様がちょー強いとか訓練所で始めて知ったの。 タンク様でも今の私より力が強いらしいの。 ヤンヤ様の近寄ってはいけませんの真の意味がわかったの(^_^;)
そんな現実逃避の思考の中で隣からバタン!ってナナリンの倒れる音がしたの、確認したら私も限界迎えて失神しちゃったの。 今日も完走出来ずメーなの。 バタンキュウなの。
早朝ランニングが終わると水浴びして朝食なの。 気絶中の気付けにぶっ掛けられるじゃ無く、そろそろ優雅に身支度したいの。 朝食のメニューはカリカリに焼いたベーコンと目玉焼きに温サラダと焼きたてパン。 パンがパスタになったり目玉焼きがスクランブルエッグになったり温サラダの野菜が変化する程度で基本は一緒なの。 大凶作の世の中であり得ない高待遇なの。
朝食が終わると行軍訓練なの。 基本は平地、次は荒地と厳しくなってアスレチックな地形を踏破するの。きちゅいの。
行軍訓練が終わるとクールダウンを兼ねた座学を行ってから昼食なの。肉と様々な豆の入ったシチューとミルクとパンに焼いたり甘く煮たりした根野菜が出るの。パクパクさんで満腹なの♪
昼休憩と座学を挟んで、戦技訓練なの。 集団移動からの展開に投擲とかタワーシールドで防御しながらロングパイクでの殴り合いって基本を反復練習してコガン流の奇剣の流れを汲む槍術や投擲術を行って夕方になると、訓練の本番、バーリトゥード組手なの・・・本日のお題は、ルール無用で何でもありありのデスマッチ最後の1人を目指せなの。
教官vs教官もありで高弟どももジジイの首を狙ってるほどのルール無用なの。
ジジイがスキルoffで遊んでる間にどんだけダメージ与えられるかが勝負なの!
前回は高弟の教官と結託して開始と同時にジジイの左右の教官が全力で襲い掛かったら、初手からジジイが全力出しちゃって逢えなく全員斬られたの。 ガッデムなの!
今回は最初はスタンダードな新兵vs教官のフリしてジジイに奇策を仕掛けるの。
ジジイの目なり手なり足を潰せれば教官方にトドメをお任せなの♪
訓練開始と共に死に慣れた訓練兵は肉壁を展開して、ジジイの視線を遮るの。
その後方からは、投槍隊が味方諸共シュートなの♪ ジジイが斬り払いやがったから次の作戦なの!
槍と一緒に投げ込んでた油に脱落組が着火ファイヤーなの! 下手に生きてるよりさっさと死んだ方が楽って精神異常とジジイも偶には死ねや#って怨恨パワーの成果なの!
ジャンプで炎から脱出するジジイ目掛けて空中じゃ避けられまい( ͡° ͜ʖ ͡°)って
ありとあらゆる遠距離攻撃が降り注ぐの! 雷すら斬り払うジジイは非常識なの#
「小娘、今日も主が指揮官か?w 楽しませてくれるのぉ♪」
ファッキュージジイ# あらゆる障害を飛び越えて私までジジイが到達したの!
「こなくそーなの。」
私は投石すると見せ掛けて、ワンテンポ早くジジイの顔面に超高温ファイヤを炸裂させたの。
当たれば高熱でダメージ、当らずともプラズマの輝きで視界を奪うの♪
太陽を上回る輝きを直視したジジイが回復する前に叩き込むのぉ。 と石を握っていたメイの手は切り離されてどっか飛んでったの。 ジジイの後ろから視界が効かなくても動けるナナリンが仕掛けたけど、ずんばラリと袈裟斬りにされてたの。 ジジイの目を見るけどまだ視界は回復して無さそう・・・ナナリンの無明剣を会得してるとかジジイはもう成長しなくてもいいの!マジ勝てないの!
そして私は、今日もダルマさんになったけど根性でタイムアップまで生き延びてやったの!
〜fin〜