愉悦転生!神の遊戯場、俺はこんな世界に産まれたく無いだ(T . T) 作:rapas
一回休みは仕方がない!
次こそはタンク様の出番!
〜大貴族の息子〜
生前の記憶は持ち越せていないが、貧しかった印象は残ってる。
だから俺は神に良い産まれのチートを望んだ・・・
そして俺は、チート通りに親ガチャのSSRを引いたのさ・・・だが次男坊だと!?
長男のスペアにしか過ぎない次男になんか意味が無い!
せっかくオーホウ伯爵家の男児に生まれたんだ!
この家の資産も、領地も、家臣だって俺の物だ!それが神に与えられた俺のチートだろう!
産まれたばかりは、周囲の目を誤魔化すために、多少利発な子供の振りを続けた。
「あにうぇーーー、これあげるーーー、庭で見つけたのぉ、カッコイイのーー」
「インガー! いいのかい? スッゴイ大きいじゃ無いか!」
ガキな兄の興味に合わせて、虫取りや石集めなど、子供の遊びを一緒に過ごす事で仲のよい兄弟を演じて来た。
チャンスは意外に早く来た、ガキが5歳、俺が3歳の時に母親に連れられて山へキャンプに出たのだ。
虫取りが趣味なガキは森の奥や崖などでも虫を探したがる。
侍女や兵士が同行して、危険な場所は見張っているが、一度も眼が離れない訳じゃ無い。
ガキは短時間なら眼を離しても無茶はしないと、大人達の信頼を勝ち取るほどの良い子ちゃんではあったからな。
そして俺はガキと全力で戯れ合う、兄好きな弟って印象を作り上げて来た。
だから、周りの目が離れた瞬間に、俺が全力疾走からの体当たりで、ガキを崖下へ突き落としても、
大人どもは俺の証言通りに、ガキが足を滑らせて滑落して死んだって疑わなかったのさ。
晴れて俺は嫡男の地位を手に入れた!
ガキが死んだ事で母親が心を病み。
同行した侍女や兵士に家臣達が、責任を取らされて処刑されてしまったが、些末な犠牲さ。
俺は正しい権利を勝ち取っただけだ。
俺が5歳になる頃には家臣達もガキが居たことなんか忘れて、俺を褒め称えるようになった。
母親は病が酷くなり、親父との会話もまともに出来なくなったので、離れた屋敷に移された。
年の暮れには亡くなったと言うので、葬式ではしっかり泣く演技をして送ってやったよ。
そんな中で次の春も待たずに、親父は後妻にすると愛人を屋敷に連れて来た。
しかも産まれて間もない弟を連れてだ!
母親の血筋が違うのと、まだ赤ん坊の弟では、才能で俺と比較できない。これから数年は後継者の地位は安泰だろう・・・けど、あの女は毎夜毎夜しつこく親父に、弟を後継にと囁いているらしい。 危険だな。
早急に排除しなければな、しかし立て続けに俺と争う立場のものが命を落としたり、不遇にでも成れば俺に嫌疑がかかるだろう・・・ならば、あの女に早々に消えて貰おう、産まれも卑しいようなので家臣達に排斥させるか?
イヤイヤ、殺すよりも美しさを奪い、親父の寵愛を無くそう!
さて、目的が決まったら手段と実行犯をしたて上げなければな・・・
あの女は親父の寵愛をいい事に、尊大に振る舞い、作法もなっていない。ゆえにメイドに兵士、執事や侍女とあらゆる家臣から嫌われている。俺も子供の純粋さを装って
「新しい母上によくわからない理由で叱られた。 僕は何が悪かったの?」
と家臣どもへ吹き込んでいる。
一年かけて見事に、自覚なき虐め加害者の量産に成功した。
主導者ときっかけを与え、対して罪にならんと印象付ければ、コイツらは、なんでもやるだろう。
俺はあの女の朝の身支度を行っているメイド達に、ワザと見つかるように庭師にドクダミっぽいのや、漆っぽいのなど色々な雑草のことを質問して
「若様!それはかぶれてしまいます。 手を触れてはいけません。」
と何度も耳に入れさせた。
メイドにも直接注意を受ける様にして居ると、メイドの1人が
「若様、これらはかぶれてしまいますが、ちゃんと処理をすればお茶になるんですよ。」
とか、言ってきたので
「へぇー! 僕も一度は飲んでみたい!」
「では準備のために、詰んでおきますね。」
と乗って来た。
翌日の朝は、あの女が大騒ぎしていた。
洗顔用のボールに塗っておいたカエンダケが効いたらしいw
嬉しい事に、あの女の顔が爛れただけで無く、弟も失目したようだw
美しさを失った女は親父に捨てられ、弟は修道院へ預けられ、当番のメイドは親父の腹いせに処刑された。
これで俺も安泰だw
8歳の秋、凶作の噂を聞いた。
多少の収穫差で俺の生活が貧しくなる訳では無いが、家の収入が減るなど我慢がならない。
「税って、兵士やお家のために必要なんでしょ? なんで作物の収穫結果で、増やしたり減らしたりしなきゃならないの?」
と親父に吹き込んだ。
親父はしたり顔で家宰が止めるのも聞かずに、税の定額制を発布した。 思った通りで親父は、無茶がわかっていても自分の利益になる事なら、多少の屁理屈は押し通す人だった。
10歳の秋、今年も途切れずに凶作が続く。
例年通りの税を徴収する我が家と比べて、周辺の貴族は税が足りずに困っているようで、我が家への借財の申し入れが後を立たない。
親父はここぞとばかりに、水利権や領地の通行権などを担保に差し出させ、徐々に配下へ貧乏貴族を組み込んでいった。
いずれ俺が受け継ぐ勢力だから、存分に成長し肥大化してほしい。
しかし、好色な親父に若い女を差し出すのは辞めてくれ、貧乏貴族の若い令嬢を好きに犯すのは別にどうでもいいが、下手に男児でも産まれれば面倒なライバルが増える。
いまさら5人や10人を破滅させるのに躊躇いは無いが、不毛な仕事が増えるのは嫌いだ!
今日も親父の身の回りの側使えになるはずだった娘を目に付きにくい場所で、兵士たちに輪姦させている。
悲鳴が嗚咽に替わり、いつの間にかやり殺していたようだ。
最近は若い娘の遺体をゴミ溜めに放置しても、騒ぐ奴はいなくなった。
11歳の秋、親父がゴート男爵を成敗して近隣に領地を広げた。
領地の村同士の諍いを理由に奇襲して滅ぼしたらしい、周りの貧乏貴族も震え上がって配下に加わる者が増えた。
帰還した親父は、滅ぼされた村の生き残りを引き取ると連れて来ていた。
俺より年下の幼女・・・好色ココに極まれりか?と思ったが、手を出さずに育つのを待つらしい、非常に良い見た目だから、先に俺が頂くのもありか?
12歳の秋、まるで収まらない凶作に王国は税の免除を通達した。
大凶作の中で税を徴収したら国民が保たないと考えたようだ、有り難く我が家は王国分の税もいただく事にした。
王国の税制は3公7民で3割のうち1割5分を国に、1割5分を地元貴族が、7割が民となっているそうだ。
しかし、徴税官も分かったもので、国が3割貴族が3割として税を徴収する。6公4民が一般的だ。
もちろん国には規定通りの1割5分を納める。
この大凶作でも民は教会に大量の寄進をしているからまだまだ搾れる。
13歳の春、続く凶作で首が回らなくなった貧乏貴族どもが、勝手に国王の名で徳政令を通達した。
公然とした商人相手の一方的な借金の踏み倒し!、我が家も遅れまいと武力を持たない商人どもをおど・・・快い借財をいただき、当然のように踏み倒した。
13歳の秋、我が家は国内有数の大勢力になっていた。
もはや国の意向を気にする必要も無い力がある。
しかし様々な手を打って来たが、無能な税務官の訴えでは収入は年々減少しているそうだ。
今年も無能な者を処刑して、規律の戒めと、財政状況という極秘事項の漏洩を防止する。
そんな中にあって、国王の一粒種で嫁に出ていたコマ姫が、国王へ挨拶するための里帰りに領内を通過するらしい。
親父は館へ招き歓待するそうだ。
俺より年下なのに婚姻とはどんな政略結婚なのか?
まぁひとつ顔でも拝んでおこう。
〜fin〜
此奴め、なかなか良いムーブしておる。
因果応報、プギャーのタイミング待ちに我はワクワクぞ!