私は塚原響。クラスは3年A組に属し、誕生日は11月1日、髪型はポニーテール若しくはセミロング。血液型はO型。好きなことといえば、親友のはるかをからかい倒すこと、ウィンドウショッピング。逆に苦手なことははるかにからかわれることや、料理をすること。
学業面は成績優秀。責任感が強くて水泳部では部長を務めており、熱心な指導から七咲逢をはじめ多くの部員たちに慕われている。そして代々医者の家系の娘であり、私自身、医師を目指し励んでいる。ちなみに小児科志望よ。その名の秀麗さに違わない文武両道の才女として一面が目立つが、私だって花の女子高生、はるかと共に可愛い下着をチェックしようと買い物にも行くし、異性にだって興味がないわけではない。
ただ、私に唯一のコンプレックスと言えば、相手を射殺すような鋭い目付きのせいで、私を知らない下級生からは脅えられ、たじろいでしまう異性も少なくない。私も内心どころか、ある程度それを気にしているわ。書店で笑顔のコツを学ぼうと立ち読みにふける程よ。見た目からは全く想像つかないよね?
本来の私のスリーサイズは詳細不明なんだけど、ここでの話の中ではアニメ版の背丈である166cm、オリジナルスリーサイズ、B88/W58/H82、髪型はポニーテールの設定で話を進めさせていただく。元々の立ち位置的にサブキャラだし仕方ないね。
<今回のお話>
私達が通っている高校は、輝日東高等学校という千葉県の某所地区にある高校だ。ここには全校生徒400名近い学生が在籍し、青春を謳歌している。
今日は週真ん中の水曜日。授業はどの教科も大学試験に向けたものばかり。私とはるかがいる3年A組にも「かったるい、めんどくせぇ」などの空気が流れている。この空気には慣れたけど、やる気あるのかしら……。いや、無さそう。時間は有限なんだから有効に使って欲しいところね。心底でそう思いながら1時間目の現代文や2時間目の物理Ⅲをこなす。
キーンコーンカーン……
チャイムが鳴り、お待ちかねの昼休みの時間へ突入。学食へ行く者や、家から持ってきた弁当を広げて食べる者に分かれる。私も家で弁当を作ってきているので学食へは行かない派の人。
はるか「響ちゃーん!お昼一緒に食べよー!」
響「そうね。一緒に食べようかしら。」
トコトコトコ……。
私とはるかは弁当を持って中庭へ向かって歩き出した。今日は雲ひとつも無い快晴。絶好の中庭日和ね。
〜5分後〜
中庭に着いた私とはるかはベンチに座って弁当を広げる。
はるか「ねぇ、響。」
響「何?はるか。」
はるか「この学校内で橘君が滅茶苦茶デキる男だという話が噂になってるんだ。」
響「ん?何それ。」
はるか「学業面において、成績も響ちゃんより上。中間・期末試験で校内成績が1位、クラス成績が3位なんだって。」
響「え!?私より全然上でしょ!!私でさえ、校内成績が3位、クラス成績が6位なのに!!」
はるか「凄いよね、橘君は。見た目は普通なのに学力がそれじゃ私も気になっちゃう///」
響「見た目は普通って……。はるか、言い方。絶対本人いる前で言っちゃダメよ……。(汗)」
はるか「アハハ……。ごめんなさーい(汗)」
橘君という男の人の凄い話をはるかから聞きながら食を進めてると……。
??「ん?呼びましたか?」
はるか「えっ、橘君!?!?い、いつの間に!?!?Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ」
純一「いつの間には無いですよ。僕も中庭にいたんです(笑)森島先輩。あの、隣にいる方は誰なんですか?」
はるか「ハハ……。ごめんごめん(汗)私の隣にいるのは、親友の塚原響ちゃん。」
純一「初めまして、橘です。よろしくお願いします。」
響「初めまして。塚原よ。ちょうど、はるかと橘君の話をしていたところなの。」
純一「僕に関する話ですか?」
響「そう。橘君に関する話よ。」
純一「……なるほど。一体どんな話をされてたんです?」
はるか「橘君が学年一のトップ成績をいつも取ってること、しかもその成績が響ちゃんよりも上だという話なんだ(汗)」
響「一体、どんな勉強をしたらそんなトップ成績になるの……??」
純一「いやいや……。先輩達が思ってるような勉強はしてませんよ?(笑)いつも通り、自分にとって大事な事を優先事項に置いて効率的にやってるだけの事ですね。よく言われるんですけど(笑)」
はるか「後輩ながら、この大人の余裕……。」
響「本当に凄いとしか言いようが無い……。そして、私の方が勉強になっちゃう程の魅力さね、橘君……。///」
はるか「おっ?響ちゃんを褒めさせ、しかも凄いと認めさせるなんて、中々やるねー橘君。」
純一「そんなもんですかね?」
はるか「いや、そんな事あるって。他人に褒めてもらうにはそれなりの事をしないと……。私からしたら、橘君はそれなりのことを勉強面で実績を出している心の底から凄い人であり、尊敬に値する。」
響「私もはるかに同感ね。凄い事をするというのは、短時間じゃ当然の如く無理。継続的に取り組み続けて結果を出すと言う事だから……。」
はるか「そうそう。だから凄いと言ってるんだよ、橘君。」
純一「ハハハ……。森島先輩と塚原先輩にそんなふうに言ってくれるとは思ってもなかったですね。」
はるか「ふぅん、橘君にとっては想定外の事だったんだ?」
純一「まぁ、そうですね。むしろ、普通の事、当然の事であり別に凄くない事だと思って今まで勉強に取り組んでました。」
響「橘君のレベルで普通って……。流石、向上心の塊ね……。( ゚д゚)す、すげぇ…」
はるか「じゃぁ、私や響ちゃんを橘君から見てどう??」
純一「純粋に成績トップクラスの先輩達ですかね。」
はるか「わぁお……。 」
響「純粋って言葉そのものが妙に刺さるわ……。私のクラスでもあんまり成績が芳しくない男子学生達の成績トップクラスに憧れるとか夢を抱いてる話があるのに……。」
純一「うーん……。憧れはあくまで夢ですからね……。夢を大きく語られても現実で結果が芳しくないと元も子もないというか……。」
はるか「わお……。ちょー現実的思考……。私にもグサッと刺さった……。そして勉強になる……。」
響「橘君の超現実派思考、気に入ったわ。面白いじゃない。」
はるか「え?」
響「ねぇ、橘君。」
純一「はい?」
響「私とまずは先輩後輩と言うよりも……。その、友達になって欲しい……かな。あと、私がいる水泳部に入って欲しいと思ったわ。」
はるか「えっ!?!?響ちゃん!?!?」
純一「良いですよ。勿論、友達になりましょう。塚原先輩の頼みである、僕の水泳部入部の件も快諾します(笑)」
響「ありがとう、嬉しいわ……。あと、部活の時を除いてタメ口もOKだから……。」
純一「了解。そうさせてもらうよ。」
はるか「あー!響ちゃんと橘君ずるーい!」
純一「ハハハ……。すまない(汗)」
響「ごめん……。」
はるか「もう、私もいることを忘れないで欲しいな……。私の事もタメ口で構わないよ。橘君。堅苦しいよりも気軽に話した方が良いじゃん。」
純一「確かに。それは言えてる。」
響「そうね。橘君、これから宜しくね。」
純一「俺の方こそよろしく。塚原先輩。」
橘君の思考と言い、魅力に圧倒されてしまった。彼独特の現実派思考に興味深く感じた私は橘君と友達になりたい気持ちが強くなり、結果として友人になれた。中々男子の方での友人はいなかったから特別嬉しかったのかもしれない。彼に対する期待がいっぱいであり、ゆっくりだろうが早いだろうが関係なく橘君と仲良くなっていけたらいいと思う私でした。
Fin.