(仮)僕と彼女が契約を結んで冒険する話。 作:Marchhatter
たしかに誤解の方向性として、真面目な(?)目白さんらしくないのかも?という気もして、後ですこしだけ軌道修正を入れたりしてみるかもしれません。
今回、わずかに倒錯的な内容(吸血)なので☆をつけましたが、性的ではなく、軽度の残酷描写になります。
彼女を家の近くまで送り(本人が僕を上げるのを嫌がったように、玄関に各部屋の靴箱と郵便受けがあるタイプの、プライバシーのあまりない古い下宿のようだった)、僕は電車で叔母の家に戻った。
叔母はまだ戻ってきていなかった。カードキーは借りてるので、入るのに支障はない。
なんとなくそわそわしながら、きれいに片づいた居間で待つ。ほら人の家って、気兼ねしてあまりリラックスできないじゃん。
今日は、泊まらせてくれるのかな。
一泊だと思ってたからな。替えの衣類とかどうしよう。
叔母はそれから、さらに1時間ほど遅れて帰ってきた。
何やらつやつやと生気に満ちあふれ、満足そう。
濡れ濡れとした目と唇、あふれかえるフェロモン。
あ、これは、血を飲んだな?と僕は気づいた。それも、相当な量。
血は、僕たちには、強い強精剤とワインを合わせたような作用がある。
血の摂取によって、もちろん人外の体力維持や長寿や遅い加齢みたいな長期的作用も生じるが、短期的な能力の飛躍的向上の効果もある。一種の
精神的には、大胆に。そしてややもすると放埒、軽率に。もっと言えば、本能に忠実になる。
いわゆる「血に酔う」って言葉を借りたい状態だ。
「遅くなってごめんなさい。夕食、どうしましょうか?」
外?中?それともテイクアウトかデリバリーでも取るかしら?と問いかけられる。
それもいいけどな。
「外でもいいけど、僕としては家で食べたいかも。」
外食は選択肢が限られるし。もう10時近い。
叔母は一瞬考えていたが、自分で作ることにしたらしい。
エプロンで立ち働く後ろ姿が、そそる。
あの腰を持って、後ろから首すじにキスをするんだ。
すると、美里さんも、目を閉じて自分から軽く体をねじって、ねだるように、──
そんな妄想に浸っているうちに。
あっというまに夜ごはんができてきた。
(冷凍のシーフードと青菜でクリームパスタを作ってくれた。間に合わせだけど、と彼女は言ってたけど、美味しい。)
僕と彼女はワインを飲む。僕はあまり飲めない人だけど、心地よく緊張がほぐれ、いつもは無口になりがちなのに、あれこれと今日のことを報告してみる。
いや、今日のこと以外のことも、すこし。塾のバイトの準備がだるい、とか。
叔母は、ふむふむと僕のとりとめもない話を聞き、柔らかい微笑を湛えて頷いている。
「お風呂、入れたわ。
景ちゃんのお着替えは、一昨日の服を洗濯して乾燥してるから、それ使ってね?
ところで、」
──今度、あの子とはいつにしたの?と聞いてくる。
結局、あの娘は次回、早めに入れることを主張し、また契約について細部を詰めたいという。
せっかく僕が東京にいるし、今日は叔母の家に泊まれるだろう、と考えて、明日会うことにしている。
その次の場所は僕の住む地方都市(校外だけど)、と決めた。
「景ちゃん、お仕事は大丈夫?」
「その日は入れてないから、大丈夫。」
今は、たいした仕事は入っていない。あると時間とられるし仕上がるまで気が休まらないのに、ないと不安に駆られる。
「そう。それと契約書、まだ交わしてないんでしょう?作るのかしら?」
「うん。もちろん、違法だって主張されるような内容にはしないつもりだけど。」
原案を作って、また確認して微修正することになるかな。
それから血をもらって、プレイしよう。いや、その逆の順番がいいかな。うん。
「一緒に何をするのか、決めてる?」
その子はパートナー、いわば恋人よね。
だから、そうしたことだけじゃなく、一緒に軽く観光案内してあげたり、美味しいものを食べたり。
デートコースも、考えてみたらいい。
もしよくわからなければ、相談に乗るわよ?
そう、叔母は言う。
たしかにな、会っていきなりソレばっかり、って苦痛以外のなにものでもないよな。
いや、しっかり苦痛も与えるつもりだけど。すいませんね、変態ですから。
「うん、考えてみるよ。」
ただ、いきなり叔母に頼るのは、違うかな。雑誌記事とか見て、考えてみよう。
その答えに、叔母はうんうんと目を細くして頷いてる。
「それで、プレイ内容は?」
「うーん。それは。まあ。」
──もちろん、普通にしたいけれど。
でも、ちょっと違ったことも。
拘束してみたりとか、さ。
そう、もごもごとオブラートに包んだ言い方をする。
ただこの叔母には、僕の性癖の少なくとも一部はバレてる。
それ関係の資料、摘発されたことがあるし。
「そうね。もちろんそうしたこともしてみるといい。
でも『拘束』なのね。ふーん。
──景ちゃん、女の子を縛ったこと、あるの?」
「?──ないけど。あ、一昨日以外は。」
想像の中ではたくさんしたけれどさ、現実では性交ですら、まだしたことないし。
昨日、この叔母の手首を縛らせてもらったのが、リアルではほぼ初めて。
それと子供の頃、この叔母と誘拐犯ごっこしたことがあった。
僕が小学校2、3年の頃、祖父の家に遊びに行って、相手してくれた叔母を跳び縄で縛った記憶がある。ただ、これはさすがにカウント外だろう。
「やっぱり、そうなのね?
景ちゃんの話だと、彼女さん、まだ若いみたいだし。
たぶんそんなプレイ、初めてじゃないかしら。」
ワインのグラスを干した叔母の目元が、バラ色に上気して美しい。
ルージュを落としたはずなのに、いっそう
彼女は、考えこむ風に続ける。
「──つまり、あなたたちは二人とも、初心者なのかもしれない。
一緒に、
ただ、ちょっと危険なプレイでもあるとすれば。
その子のためにも、予習しといた方がいいんじゃない?」
そうですよね、美里さん、と機械的に相槌を打った後で、美里さんの声に含まれた、いたずらっぽい響きに気づく。
微妙に想像のななめ上の展開に、なりつつある?
僕は思わず、顔を上げて美里さんの表情をたしかめた。
「縄の掛け方くらい、試しときましょうか?」
──ほんの初歩。あと、やっちゃいけないことの、確認かな?
わかってるかも、しれないけれど。
私たちと同じような感覚でその子を痛めつけたりとか、絶対ダメよ?
そう、美里さんが考えぶかげな顔で、提案する。
僕は頭に血がのぼって、鼻が軽くつまり、下が少し持ちあがるのを感じた。
そして。
おそらくは大量の血とアルコールとで頭おかしくなってた、美里さんの好意で。
たまたま家に準備していたというロープを使い、彼女を練習台に。
ごくすこし、縄を掛ける予習をさせてもらうことになったのだった。
──────
「私の場合は、大丈夫でも。
普通の人たちだと危険なことも多い。だから、気をつけるのよ?
最初は、スカーフで手首を軽く縛るだけ、くらいでもいいと思う。」
ここは、奥の、例の叔母が運動するために改造した部屋。
天井には懸垂用のバーもあるし、壁には鏡も、足を上げるための手すりもある。
マットレスも、叔母が持ってきてくれた。
そう思ってみると、なかなかその用途にも適した設備が揃ってる。
かいがいしく準備をする叔母の白い首筋をみながら、僕は鼓動が高まるのを感じた。
ちなみに叔母は、食事を終えた後。
汗かいたかも、と恥ずかしげに軽くお風呂をとり。
今はレースの白いネグリジェに着替えている。
ロングスリーブで裾も膝下、そこだけについて言えば露出は多くないのだけれど。
肩はわりと広く出てて、白く透明感ある肌に浮く鎖骨や、わずかにみえる肩甲骨に、僕の煩悩が刺激される。
ネグリジェはレース生地ではあるけれど、普通の薄い生地との2枚重ねになっていて、肌まで透けたりはしない。
ただ、裾のあたりはレースだけになっていて、白い脚のふくらはぎが透けているので。
裾は長めなのに、短いベビードールなんかより、清楚でありながらいっそうエ○い感じ。
ゆったりとした服だし、縛るには正直、適さない服装かなという気もするけど。
叔母の言い分としては、この服装で、悪漢にさらわれたお姫様の気分を味わいたいらしい。
うん、いい趣味。僕も賛成だ。
なんというか、映画に出てくる敵方の美女や悪役令嬢っぽい、冷たい美貌の叔母は。
このような涼やかな服装だと、まさに嗜虐心を刺激する貴族っぽい高貴さ、高慢さが強調され。
それを縛らせてもらえる、僕としては、──。
「ええと。準備は、これくらいで。
景二さん。縛ってくださらない?」
目の前に立つ叔母が、そう言いながら手首を差し出す。
景二さん、という呼びかけは、ある種の役作りだろう。
借りた縄を叔母の手首に巻き、縛ってみる。
綿素材だけどあまりぐにゅぐにゅのびたりしない、しっかりした芯のあるロープだ。
非常時を想定して、準備していたらしい。もちろん、未使用。
地震で閉じ込められたとき、下に伝い下りる目的もあるようだ。2、3階分くらいはあるのかな。ただ、もう少し長いのも買ってあるから好きに使っていい、と言われた。
手首をただ巻いて縛るだけだと、緩みやすい。
だから叔母に示唆されて、手首と手首の間に、手首を巻く縄とは直角に交差させて、縄のたるみを絞り上げ、結ぶ。
強めに巻いてみて、と要求されたので。
常人より少し力の強い僕が、ぎりぎりと縄を巻いて結び目をつくった。
叔母は、軽く眉を寄せて。
ずいぶんきつく縛ったわね、血が止まるわ、と言いながらも、微妙にうっとりとした表情で目を閉じた。
たぶん脳内で、冷酷な敵に捕われた、亡国の王女様になってるのだろう。
「私には、これくらいで大丈夫。
だけどきっと、彼女さんには締めすぎでしょうね。
こんどは、彼女さんを想定して、すこしだけ緩めてみましょうか。」
結び目をほどき、軽く緩めて縛りなおしてみる。
叔母ももちろん常人ではないので、正確なところは分からないと言いつつ、縛られた手首を動かして感触を確かめている。
「そうね、このくらいなら緩まないし、普通の人でも血は止まらないでしょう。」
OKが出た。
僕は、巻いたときの感触を、縛られた叔母の映像とともに、感想戦用の脳内フォルダに保存する。
「その子に試したいこと。ちょっと危なそうなことを確認しましょう。
そうね、完全に吊るしたりはしないわよね?
でも軽く引き上げて体を伸ばさせたり、つま先立ちさせたりするのは、そのうちするかしら。」
示唆に従い、天井のフックに手首を縛ったロープの一端を掛け、軽く引き上げる。
手首を縛られた叔母の腕は、引き上げられていく。いわゆる「両手(首)吊り」だ。
まださほど引き上げていないから、か。
彼女はまっすぐ立つのでなく、「S」とか「与」の字に似た感じに。
軽く背中をそらし、お尻を突き出して、手首の縄にぶら下がる感じに形のよい胸を張り。
手首を縛める縄を見上げる感じに、目をとじた顔を上げる姿勢をとった。
立ちバックの体勢。あの腰を抱えて、突き入れたい。
もちろん、あの娘にもこの姿勢で挿れてみたい。
そう思うと、すでに立ち上がっていた僕のソレが、かっかっ、と固さを増した。
縄を引き、さらに吊り上げてみる。
手首がひき上げられ、叔母はまっすぐ直立した体勢になる。
さらに引き上げると、彼女はつま先立ちになり。
さっきと逆に、顔をうつむかせる姿勢になる。
「いろいろ、いやらしいことするなら、このくらいがいいのかもね。
──鞭とか、使ったりするのかしら?」
「うん。使うかも。」
あ、まだ全然、道具とか用意してない。
ただな、まだあの娘が3回以上持つかもわからないし、そもそも性的なことがまるで受け付けないかもしれない。もうちょっと、してからかな。
「鞭はないけど、そこにベルトを持ってきてあるの。加減、試してみる?
裾を上げて、脚を打ってみてくれないかしら。」
白いから、血が付くと洗濯が大変なのよね、と言っている。
軽く裾をまくり、細いウエストを締めている黒いベルトに挟ませてもらう。
びしっ、とベルトをふるってみた。
「あ、んっ!」
ふくらはぎのあたりに、当たったみたいだ。
白く透く肌に、赤い痕が付く。
痛そうに、当たった足を曲げて、かかとをお尻につかせるような動作。
「もうちょっと、上のほうでもいい。
だんだん強く、打ってみて?」
リクエストに応えて、もう少し上まで裾を上げ。
丸いお尻から自然にカーブを描く腿を、狙って打つ。
バシッ、ピシッ、と鞭が鳴る。
「くっ、うっ!」
僕のそれが、かつかつに硬化している。
それを知らないだろう叔母は、身に食い込む鞭に対して、妙にそそる声を上げて身を震わせた。
「もっと、もっと強く。──ああっ!」
普通の人基準では、相当に強く、おそらく力いっぱい近く。
僕基準でも割と強めに、70%くらいの力で振るったとき。
肌が破れて、血が傷口から垂れてきた。
「痛い!ここまでいけば、肌が破れるのね──」
脳内フォルダに、また1枚格納する。。
「彼女さんには、やっぱりもう少し軽く弱く、かなー?
ベルトでなくて専用の鞭なら、また違うかもしれないけど」
彼女はそう言って、力を抜いた。
僕は一度鞭を置き、タオルで
叔母が甘い笑みを浮かべて、首を曲げてこちらに流し目をくれて、僕の視線に対して頷く。
叔母の許可を得た僕は、血のしたたる鞭の傷に自分の口を近づけた。
僕が小学校低学年から、中学生1年生くらいまでの間。
母はもう血を飲むのを止めていて、僕の血の入手先に困っていた。
(小学校に上がる前はよく覚えていない。
後で、父は祖父に血を手配してくれるようになったが、その前までは、外国で事業を立ち上げて運営するのに忙しくて、僕たちに構えなかったのだろうと思う。)
祖父と叔母は、おそらく祖父の知り合いから飲ませてもらっていた。
ただ、僕が定期的にもらえるくらいに親しい仲ではなかった。
だから月に1回くらい、この叔母が僕に自分の血を飲ませてくれていた。
普通の人の血が望ましいけれど、同族の血でもある程度量があれば大丈夫だからだ。
(普通の人の血には多い何かの成分が、僕たちの一族の血には少ない、と僕は解釈している。
母の血を僕が飲まなかったのは、普通の人の血にはあるその何かの成分が、人の血を飲むのを止めた母の血には、もはや含まれていなかったからなのだろう。)
叔母は、たいてい手首を切って僕の口に含ませてくれた。
完全に跡もなくきれいに傷が治る僕たちだから、できたことだと思う。
普通の人なら、リストカットを疑われていただろう。
今にして思うと、叔母もやっぱり痛かっただろうと思うけれど、いつも辛抱強く。
微笑みながら布団に横になって、気のすむまで僕に吸わせてくれていた記憶がある。
たいてい、それは土曜日の午後。
叔母は中学や高校から帰ってきたばかりの制服姿で、僕に飲ませてくれて。
僕に大量に血を吸われたせいで消耗してしまい、よく、そのまま寝てしまっていた。
夕日の照り返しを受け、血の気のない顔には、閉じた目の長い睫毛が翳をかけていたのを覚えている。
叔母が大学に上がっても、ときどき帰省して僕に血を飲ませてくれた。僕が彼女と同居するようになってからは、どこからか叔母が血液パックを入手してきてくれるようになった。
だから、僕はなんとかやってこれた。
今、こうして叔母の腿の傷を舐め、吸いつくと。
あのころと同じ味。生き血の甘美な味が、口の中に広がり。
ぞくぞくとする歓びが、僕の背筋を走る。
やっぱり、僕たち一族はろくなものじゃない。
吸血の喜びに狂って、破滅する人も多いと聞いた。
僕もしばし、我を忘れて叔母の滑らかな腿の傷に吸い付き、血を啜るのに夢中になっていた。
しばしの時間の後、口を離す。
傷は小さく、僕が得たのはごく少量。
それでも強い満足感(そしてかすかな自己嫌悪感)が、ある。
口を離すと、血はまたにじんだけれど。
特に止血をするほどのこともなく、止まってしまう。
僕らの謎の体質のせいで、普通の人より血が止まるのも早い。血小板(?)が多いのだろうか。
叔母を見上げると、また微笑んで頷かれた。子ども扱いされたような、きまりの悪さ。
「そうね、鞭はそのくらいで。
次は、もうちょっと吊りあげてみましょうか。」
叔母の手首を吊った縄は、天井のフックに引っ掛け、壁際の手すりに結んでいる。
壁際の手すりからはずし、きりきり、と引き上げる。
フック大丈夫かな、と見上げた僕の懸念を読み取ったように。
「天井とフックはかなりの耐荷重があるから、大丈夫。
──それにしても、結構、来る、わねっ!」
手首だけで釣り上げられ、叔母の足が床を離れる。
「これ、長くは無理。」
一族の強みの多くを受け継ぎ、苦痛への耐性も高いはずの叔母が、顔を軽くゆがめた。
「こう、縄を手でつかむと少しは楽かな。ただ手首だけだと、相当、ね──。」
叔母は目をぎゅっと強く閉じて耐えていて、自分からはギブアップしなかったが。
そのうち縛った手首(叔母は、自分で言ったように縄を握って体重を分散させることもしていなかった)の先が、軽く鬱血してきたのを見て。
僕はここまでと判断して叔母を降ろし、縄も解いた。
色が軽く変わった手首に血流を戻すべく、軽く手首を振ったり揉んだりしながら、叔母は。
彼女さんにはこんなことまでやっちゃダメ。絶対、脚を床から離さないように!
せいぜい、つまさき立ち程度が限度ね。と言っている。
「もっと高度なやつは、追々かしら。
首を絞めたりは、当面しないわよね?するなら、また別に予習しましょう。
それにしても、こっち路線でいくとするなら。
縄じゃなくて、使いやすい、ちゃんとした拘束具の方が安全かもしれないわよ?」
うーん、それもありか。
でもそれは、ちょっと続くかどうか様子を見てからかな?
そう返すと、叔母はおかしそうに笑みを浮かべた。
「あれ、その子とはダメになっても、他の子とまた契約するんじゃないの?
そうだったら、買ってもいいはずなのに。
でもあなた、その子がいいって確信してるみたいね。」
言われて、ちょっと意表を突かれた気がした。
たしかに、僕はあの娘のことが、妙に気になってるみたいだった。