※この作品はR-18です。

ファイアーエムブレムガールズの受難   作:プニたけっち

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マルス達の初陣、自分もマルス様の役に立てるはずと考え出陣したシーダだったが彼女にはまだ単独行動は早かった…。


山賊と身体が入れ替わったシーダ

地竜王メディウスとドルーア帝国の復活に端を発したアカネイア大陸の動乱は多くの国々を戦乱の大火に巻き込んだ。英雄アンリが興したアリティア王国も同盟国グラの裏切りによって国王コーネリアスは戦死、神剣ファルシオンも混乱の中でいずこかへ持ち去られた。

 

アリティアの若き王子マルスは僅かな臣下と共に島国タリスへ落ち延び再起の時をひたすら待っていた……来るべき時に備え腕を磨き、牙を研ぎながら……。

 

それから二年後、アカネイア王国唯一の生き残りであるニーナ王女が解放軍を結成し各国へ檄を飛ばした。その知らせはタリスにも届いており、マルス率いるアリティア軍は解放軍と合流すべくタリスを発つ事になるのだが……。

 

 

タリスのペガサスナイトでもあるシーダ王女は愛馬を飛ばし東にある砦に急いでいた。タリス城が海賊に襲われ落城し、砦にいるマルスに救援を要請する為である。砦にたどり着いたシーダはマルスと共にタリスの解放に同軍するのだがこれがいけなかった。

 

一応軍としての規律や力を保っていたアリティア軍とは違い、シーダは戦いに関しては素人と言っても過言ではない。タリス唯一のペガサスナイトということもあり、本人に自覚が無かったとしても心には僅かな驕りが芽生えていたのである。自分なら大丈夫だ、自分なら愛するマルスの力になれる。だから初陣で張り切りすぎてマルスの指揮から外れてしまうというミスをしでかしてしまった。

 

歩兵、騎馬、重装とバランスが取れているアリティア軍にはできずシーダにだけできる事、それは山間部にいる敵に対する攻撃であった。自分にしかできない事があるというのはそれだけで優越感に浸れるものである。屈強なアリティア軍ではできない事が自分にはできる。だから攻撃を仕掛けてしまった。

 

「民の敵、覚悟 ! 」

 

「へっ、馬鹿な女だ ! 」

 

上空から攻撃を仕掛けるシーダだったがよりにもよって相手は山賊(マウンテンシーフ)であった。しかも平地ならともかく山にいる敵に対して攻撃は非常に厳しいものとなる。守りやすく攻めにくいからである。兵法を学ぶ者ならば知っていて当然の事、だが戦とは無縁のシーダは知らなかった。

 

「すげえ美人だ、あれなら奴隷市場に売る前に楽しんでもいいな。喰らえ ! 」

 

「えっ ! きゃあッ ! ? 」

 

シーダの攻撃は外れ、山賊の手斧がペガサスに命中しシーダが落馬してしまう。落下予測地点には敵の山賊がいる。

 

「へへ、ありゃホントに別嬪だぜ……ん ? 」

 

「よ、避けてッ ! ? 」

 

山賊にとって予想外だったのは落下速度の事を計算に入れていない事でシーダが落ちてくるのが想像以上に速かった事だろう。当然上空から落ちてくる以上墜落地点も誤差が生じる。つまり、山賊はシーダを受けとめ損ねた。

 

「「 ッ ! ? 」」

 

頭から落ちてきたシーダと頭からぶつかってしまった山賊の男、二人の眼前に火花が散り、互いに山のど真ん中で気絶してしまったのだ。

 

マルス達もシーダが山に堕ちた事で急遽捜索隊を派遣した。だが城にはまだ海賊の主力が存在していた為、猛牛カインや黒豹アベルといったアリティア軍の主力を割くことはできなかった。大将であるマルスもシーダは心配であったが軍を離れられないため、彼女の無事を祈ることしかできなかったのである。

 

* * *

 

「……こ、ここは…… ? 」

 

肌が土や汗で汚れた男が目を覚ます。男は起き上がろうとしたがそれができない事に気が付くのにしばしの時間を要した。なぜか自分の手足が縛られていたのだから。

 

「お、気が付いたかい」

 

森の奥から幼さの残る女性の声が聞こえ男はそちらを向く。だがそちらにいたのは……。

 

「え……わ、わたし ! ? 」

 

男が見たのは毎日鏡の前で見ていた筈の自身、タリスのシーダその人だったのだ。ただ違うのは、シーダがするとは思えない程に下卑た表情を浮かべていた事、シーダが持っていたのは槍ではなく斧だったことである。

 

「よぉシーダ様……いや、元シーダ様だったな。今は俺がシーダだものな」

 

クククッと笑いをこらえながらシーダが嗤う。明らかに今の状況を楽しんでいる表情だ。

 

「ど、どうしてわたしが……な、なんで……なんでわたしの身体こんなに毛が……まさか……嘘、嘘よ……」

 

「おいおい元王族なら現実を受けとめろよ。お前の姿をよぉ……」

 

手も足も自由を奪われた男に対し、シーダは男のズボンをナイフで切り刻み男のシンボルを開放する。

 

「お前はもう男、薄汚い山賊なんだよ。元シーダ王女様……」

 

「いや、いやぁッ ! なんでわたしに男性のお、おチンチンが……こんなの嘘よ、夢よ ! 」

 

シーダ……山賊は半狂乱になりながら地面の上でジタバタ暴れるがどうすることもできない。自らの身体に生えた男の性器が、これが現実なのだと見せつける。一方でシーダとなった山賊は見下ろしながら冷静に答えた。

 

「あんたが落っこちてきた時に頭ぶつけただろ ? あれで俺たちの身体が入れ替わったみたいなんだよな。いやぁ嬉しい誤算だよなぁ、まさか明日生きていられるかもわからない身の上から一国の王女様になれたんだからな ! ガーッハッハッ ! 」

 

可憐な美少女から出たとは思えない下品な笑い声が自分の身体から発せられたと受け入れられない山賊は涙目になり身を震わせる。

 

「返して……わたしの身体を返して ! 」

 

「返して……か。返すわけないだろバカがッ ! もうこの身体は俺のモンだ。代わりにお前は山賊として生きるんだよ……だがまぁ、お前はあまり長生きできないと思うがな。今頃海賊どもは皆殺しにされ、アリティア軍が城を解放しているだろうし、そうなったらお前は……わたしを傷物にしたんですもの。生かしておくわけがありませんわ」

 

最後のほうだけシーダの真似をして女口調で説明するシーダ、それに対し山賊はハッとひらめく。

 

「そうだ……マルスさ」

 

「マルスなら気が付くだって ? はっ、わかるわけないだろ、夢見がちなお姫サマ ? 身体が入れ替わるなんて、信じるわけねぇよ。俺がシーダの芝居すりゃお前なんて……こうよ」

 

シーダは山賊の首に爪を突き立て横に引く。一筋の血が流れるが、山賊もこれの意味はすぐに理解できた。

 

「う、う……うぅ……」

 

思わず泣きかけた山賊だったが、遠くから兵士の声が聞こえてきた。

 

「あ、あれはまさか……」

 

「んん…… ? どうやら迎えが来たみたいだな……俺を探すアリティア軍がな」

 

「あなたを…… ? あッ ! ? 」

 

山賊も声の正体がわかった。マルスが派遣した捜索隊が近くまで来ているのだ。だが……。

 

「ああぁん、シーダ汚らしい山賊に傷物にされちゃうわ…… マルス様ぁ、アリティア軍のみなさ~ん助けて~。ほらほら早く逃げないとお前のお仲間たちにいたぶられちまうぜぇ~ ? よくも我らのシーダ様を ! ってな」

 

身体をくねらせながらシーダならば言わない言葉を敢えて口にする。しかしこの言葉を捜索隊が聞いたら信じてしまうだろう。目の前で助けを求めるシーダと山賊、どちらを助けるかとなったら確実にシーダなのだから。

 

「マルス様……マルス様……助けて……」

 

山賊は天に祈る想いでマルスの名を呼ぶ、その様子を見て何を思いついたのか、シーダは山賊の縄を切った。

 

「な、何を……」

 

「気が変わったぜ、俺の言う通りにしたら助けてやる。できないなら……愛するマルス様にお願いしてあなたを処刑しちゃいますわ ♡ どうするよ、元シーダ様ぁ ? 」

 

生きるか死ぬか……元シーダに選択の余地などあるわけがなかった。

 

* * *

 

さて、タリス城を解放したアリティア軍だったが一足遅く海賊の頭であるガザックによってタリス王モスティンは殺害されてしまっていた。遅れた理由はシーダの捜索に兵を割いてしまった事であるが、本物のシーダの耳に入らなかったのはせめてもの救いなのか……。

 

だがアリティア軍にとっては大打撃、軍を興したくても唯一のパトロンでもあったタリスの王が不在になってしまったのだから。これでは祖国奪還など夢のまた夢である……が。

 

「マルス様、私が一時的にタリスの王となり後方から支援するというのはいかがでしょうか ? 」

 

そう提案したのは山から救助されたシーダであった。モスティンには他に子どもがおらず、唯一の血縁者は娘のシーダ王女だけなのだ。王が崩御してまだ間もない状態である事を考慮したシーダの提案、アリティア軍には、マルスにはこの提案に乗るしか手は無いのであった。

 

 

それからしばらくして、タリスの復興は瞬く間に進んでいった。そもそも主戦場から程遠いタリスに戦火が届くわけがなく、解放軍と合流し連合軍となったアリティア軍の快進撃によりタリスは安全地帯と化し人も金も物も集まる場所となったのだ。そして豊かになったタリスから送られる人員や補給物資によりマルス達は戦いを有利に運べるのだった。

 

 

タリス城

 

「お、おはようございます……シーダ様」

 

王の寝室にある豪華なベッドからだらしなく投げ出されている美しき脚、全裸で眠っていた美女ことシーダ女王代理は眠そうに目を擦っていた。

 

「おはよう……おっとお前か、なら芝居の必要はねえな。どうよ愚民共の様子は ? 」

 

「はい……誰もがシ……くっ……シーダ様の治世を讃え、復興は順調に進んでおります……」

 

「そうかそうか、俺の手腕の賜物だなぁ。ガーハッハッ ! 」

 

かつての山間部で発した時と変わらぬ下品な笑い声を響かせるシーダ。唇を強く噛みながら答えるのは山賊の身体になった本物のシーダ。

 

あの時シーダが山賊に提案したのは自らの執事になって身の回りの世話をさせる事。そもそもシーダになっても女の事など男にはわからない、そこで事情を知っている元シーダに全部やらせようと思ったのである……暗に民がどうなってもいいのかと匂わせながら。

 

身の回りの事とは、全てである。肌の世話、食事の世話、公務の補助、着替え、生活全般全てである。何故山賊にやらせるのかという声も当然出たが、シーダは必要な事だからと王命で黙らせた。山賊は元々自分の身体だった姿を見せつけられる。美しい肢体、本来ならば英雄王の妃になるはずだった身体を……それはすぐそばにありながら絶望的なまでに遠い……。

 

さらに、シーダの身体を奪った山賊は何となくだがこうした方が金がまわるとわかっていた。その通りにしたら上手い具合にタリスの復興が進んでいくのだった。誰もがシーダが正式なタリスの女王になる事を願っていた。その様をすぐそばで見せつけられる本物のシーダにとっては屈辱以外の何物でもない。

 

父の、自分の国が赤の他人に……山賊に奪い取られてしまった……その一部始終を全て見せつけられてしまったのだ。

 

シーダは二人きりの時は山賊の態度で接し、誰かがいる時はシーダとしてふるまった。だれも疑う者はいない、それほどまでに外面は完璧だったのである。

 

「さて、わかってるな ? 朝のお勤めを果たしてもらおうかな ? 」

 

「はい……か、かしこまりましたシーダ様……」

 

執事服の下を脱いだ山賊は自らの男性器を丸出しにすると、シーダはペニスをそっと握りしめ優しく扱き始める。

 

「山賊サマ……わたしの言う事を守っていたかしら ? 」

 

「うぅ……は、はい……ご命令通り、自分ではいたしておりません。もう十日も……あぁッ ! ? 」

 

山賊の答えを聞き満足そうにニヤニヤ笑うシーダは扱くペースを上げ始める。

 

「そう、そうなの……なんて可哀想なのかしら、こんなご立派なイチモツを股間に生えさせておきながら、十日もお預けをくらっていたなんて……わたしのせいなのね、ならわたしが責任をとってあげなくては」

 

シーダの指示でオナニーを我慢させられていた山賊はシーダから受けるやんわりとした責めに早くも先走り汁が漏れ始めていた。

 

「ふふ……よぉくご覧ください山賊サマ、先っちょからお汁が出てきていますわ……少しも我慢できないほどに溜まりまくっていたのですね」

 

「いや……いや、出したくない、出したくないのに……出ちゃう、勝手に……出ちゃう」

 

ペニスは黒く大きく膨張し早く射精させてくれと言わんばかりに寝室の天井を向けてそそり立っている。シーダは射精しそうになると扱きをやめ、また始めたと思ったら弱めに時には強めに、男を知り尽くした悪女の如き所業、シーダは待っているのだ、ある一言を。

 

「……ください」

 

「……よく聞こえないわ ? もっと大きな声で話してください」

 

「ッ ! ……お願いします ! 射精させてください ! 意地悪しないで ! いつもみたいに、わたしのおチンチンから出させてください ! 」

 

「ふふ……よく言えました」

 

シーダは満足そうに微笑むとペニス裏の筋に刺激を与え、ふぅ……と息を吹きかける。

 

「いいわ、我慢せずにイキなさい」

 

「あ、ああ……アアッ ! 」

 

ペニスから勢いよく射出された精液は寝室のマットを汚し、いくらかはシーダ顔に降りかかってしまった。

 

「わ、わたし……わたしは……」

 

山賊……本物のシーダの胸中にはある思いが芽生えていた。それは恋心などと甘い思いではなく……征服感。目の前にいる女を自分の手で汚したい、マーキングしたいという黒い思い。

 

そんな事、元男が中にいるシーダには手に取るように把握されていたのだが。

 

「いっぱい出しましたね……でもまだ足りないようですね。続き……したいですか ? 」

 

山賊の顔は熱があるかのように真っ赤に染まり、震えながらも弱弱しく……コクンと頷いた。

 

「よろしい、来なさい。あなたの男を私にぶつけなさい」

 

欲情に支配された山賊は獣のような声を出しながらシーダを組み倒した。細く華奢な身体では山賊の巨体には勝てるはずもなく、その巨根をねじ込まれた。

 

「ホンット、盛る男だな ! 自分の身体を、物みたいに扱って、もうお前は、立派な男だな ! 」

 

涎をたらし極上の女を味わう大男、そんな様子を見て嘲笑う女王、端から見れば男が支配している状況だが実際の所は女王様の掌の上なのだ。グチュ、グチュっと音を立ててペニスが出し入れされる。M字開脚で山賊を受け入れるシーダの姿はまさに獣と美女の構図である。山賊は我慢できず、シーダの身体は勇ましき男を受け入れるべく体制を整えた。

 

「「ッ ! ? 」」

 

互いの身体はほぼ同時に絶頂を迎え、山賊のペニスは射出口からおびただしい量の精子が吐き出され、受けとめ損ねた精液がシーダの肢体を白く染めていく……。

 

 

「ふう……ふう……」

 

「ククッ……出したなぁ、こんなに、たっぷりと……これでお前はもう後戻りできないぜ……これなら確実に妊娠しちまう、シーダ女王様を襲い汚したんだ。バレたらお前は断頭台行き、そうされたくなかったら……これからも俺のおもちゃでいな……山賊サマ ? 」

 

「……か、かしこまりました……し、シーダ様……」

 

もう戻れない、身体も、事実も……シーダの嗤い声がタリス城の一室に響き渡る。

 

 

それから後、解放軍がドルーア帝国に勝利したとの報が届いたと同時にシーダ女王懐妊の発表があった。民からの願いもありシーダが正式な女王として即位、タリスは初の女王が即位する事となった。夫の名は公表されなかったものの、タリス城に勤める者の間では周知の事実となっていた。

 

暗黒戦争終結から一年後、アカネイアでは英雄戦争が勃発する。その時もタリス国はアリティアへの助力を惜しまなかったという。それは、どうせアリティアが勝つからというシーダの目算があったのは言うまでもない。

 

その後タリス城ではシーダの子どもとマルスの子どもが遊ぶ姿がよく見られたという。何故か斧に興味を示すタリスの王子、そして母に似たのかペガサスナイトに興味を示すアリティアの王女、実にお似合いだったという。

 

歴史は語る、偉大なるシーダ女王と。

 

歴史は語らずとも人は語る、山賊というケダモノ好きのシーダ様と……。

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