AV鑑賞。本来ならば一人でこそこそ見る類のモノ。自分も家では親にバレないよう、細心の注意をはらって見ていたものだ。だが今回は違う。胡座をかいた自分の上にちょこんと乗り、背中を預けてくる莉々菜。その視線はパソコンの画面に釘付けだ。このパソコンは自分のパソコンである。これならば履歴が残ってしまっても大丈夫だろう。
「も、もっとギュッとして……」
「分かった」
画面の中で繰り広げられる行為の雰囲気に充てられてか、莉々菜は後ろから抱き締めるように指示を出す。その指示に従い抱き締めた。その時に少しビクンと莉々菜の体が跳ねた。どうやら軽くイッたようだ。
「んん……ん…!…ふぅ…ふぅ…♡」
勿論こんな莉々菜の姿を見れば自分のモノも既に臨戦態勢だ。莉々菜はそんな俺のモノに自身の秘部を擦り付け、前後に腰を揺らす。その度に股間に柔らかな快感が伝わり気持ちが良い。AVを見ながら、お互いの体を使い快感を得ようとする。まだ若く、性体験を知らない2人にとってそれはとても淫らで、それでいて幸福を感じる、不思議な体験であった。
「……また、明日」
「……うん…」
別れの時も、2人に流れる空気は何処かボーっとするような、甘ったるい空気だった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。80/100→81/100】
「はあ…♡…はふぅ……もっとして…もっと欲しい……んん…!」
「莉々菜…」
「あん…!!み、耳は……!」
「いいだろ…?」
昨日と体勢は同じ。違うのはお互いに相手の好きなところを弄っているところか。俺は莉々菜の耳を軽く甘噛みしながらも、莉々菜のその豊満に育った双丘を鷲掴み、思うままに揉みしだく。丁度画面でもAV女優が男優に胸を揉まれている。
見様見真似で莉々菜の胸を揉む。先ずは両乳首を親指と人差し指でコリコリと刺激した。
「ひぅっ…!?」
莉々菜の口から甘い声が出る。次は人差し指の腹で、莉々菜の乳首をなぞるように動かす。
「んん~〜〜っ…!!!」
体をくねくねとうねらせ、与えられた快感を何とか逃そうとしている。そうは行かない。
最後にツンと立った莉々菜の両乳首を、ピンッとおはじきのように指で弾いてやる、すると。
「〜〜〜〜っ゙!!?」
莉々菜は顔が俺の背中まで来そうなほどに体を仰け反らせた。股間に湿った液体の感覚を感じる。恐らくは絶頂したのだろう。ハァハァと息を荒げながらあらぬ方向をボーっと見つめている莉々菜に俺はこう囁いた。
「…また、明日な…莉々菜」
「………うん……」
後ろから強く抱き締めた。莉々菜は俺の腕に手を添えながら、艶の含んだ返事を返すのだった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。81/100→82/100】
「フーフー…!フー…!」
「どうだ?俺のを見た感想は」
「…フー…フー………クラクラする……臭いけど…何か……好き……」
今日は莉々菜の目の前に俺のイチモツをさらけ出した。立った俺の前にしゃがみ込み、俺のイチモツをまじまじと見つめる莉々菜。その姿はまるで理性を失った獣のようだ。
「…これ……これを私の……こ、此処に入れるん…だよね…?」
「そうだ」
「こんなに……こんなに大きいのを……」
落ち着かせるために頭を優しく撫でる。すると少し理性を取り戻したのか、莉々菜の瞳に光が戻る。そして俺のイチモツを片手で握ると、またジーッと見つめ続けた。
「オ、オナニー…して良い…?」
「ああ、良いぞ」
「そ、それじゃあ……ん…んん…!はぁ…臭い……でも好き……♡……はぁはぁはぁ……!」
自分のモノをネタに、自慰行為に耽る彼女を見るのは中々滾るものがある。現に勃起した俺のイチモツは更に大きさを増した。その変化に莉々菜が気付かない筈もなく、一瞬目を見開き、動きを止めた。しかしその後、直ぐにオナニーを再開した。莉々菜にとっては俺のチンポがそそり立つのもスパイスの1つなのだろう。そして激しく指を出し入れする速度を上げていくと…
「…んんぅっ〜〜〜〜〜!!!」
体を丸め、前屈みになる。絶頂を迎えたのだろう。少しづつ薄らいでいく。莉々菜と自分の性への忌避感が。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。82/100→83/100】
「…は、葉鍵莉々菜です…年齢は17歳で…──高校に通ってます」
「俺の事をどう思ってるの?」
「だ、大好きな人……です…」
AVにあるインタビュー。それを真似て少々特殊なプレイをする。自分が聞き手となり、莉々菜が話し手をする。要はAVごっこなのだが、恥ずかしがりながら質問に答えてくれる莉々菜の姿に、自分の背筋にゾクリとした快感が走る。これは結構楽しい。
「最近は何に興味があるの?」
分かりきった事を聞く。答え等一つしかないだろうに。莉々菜は耳まで赤く染めて自分の質問に答えた。
「し、獅子田君…との…エ、エッチな事で…す…」
「具体的には?」
「と、特に最近は…彼のオ…オチンチンが気になります…」
「どうして?」
「わ、私を気持ちよくしてくれる……モノだからです…」
「良く言えたな。偉いぞ莉々菜」
「う、うん…!獅子田君が喜んでくれるなら…」
俺の言う通りにちゃんと答えた莉々菜を褒める。抱き締めて、頭を撫でてやると莉々菜は嬉しそうな顔を自分に向けた。…ああ…本当に可愛い彼女だ。
【葉鍵莉々菜の愛情度が上がりました。83/100→84/100】
「莉々菜」
「ん?なーに?」
「実際、何処までやりたいんだ?」
お互いエッチな事には興味があるのは知っている。しかし急いで本番まで行かなくても良いのではないか。莉々菜は俺の言葉なら大体肯定してくれる。しかし心から望んでいない事を無理矢理やらせるのもアレだ。なのでずっぱし、ド直球に聞いてみることにした。
「う……そ、それはぁ………」
「………」
莉々菜が話すのをゆっくりと待つ。
「す、好きだから、最後までしたいなー……って思ってます…」
「そっか、俺が突っ走ってるだけじゃなくて良かった」
最近はかなり性に溺れ始めていた気がしたので、自分の独りよがりなのではないかと少々思い直したのだ。しかし莉々菜も自分と同じ想いだと知れて安心した。これで憂いなく彼女との関係を進められるだろう。
「莉々菜、俺…莉々菜が大好きだよ」
「私も…大好きだよ、獅子田君のことが…」
そしてそのまま2人は口づけを交わした。愛を確かめ合うこの行為は、何時しても幸福である。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。84/100→85/100】
「本番に向けて、莉々菜の体を開発していこうと思う」
初めての行為には当たる前に、ある程度肉体を慣らしておくのが良いらしい。それを知った俺は早速莉々菜にそう告げた。
「か、開発…」
AVを見たお陰でその単語には別の意味もあると莉々菜は知っている。故にかなり恥ずかしそうだ。しかしこれをやらないとただ莉々菜に苦しい想いをさせるだけだ。なので恥ずかしいだろうが莉々菜には頑張ってもらう。
「莉々菜」
「う、うん…ちょっと待ってね」
莉々菜はベッドの上に寝転ぶと、下半身に付けていた制服のスカートと、彼女の大事な場所を隠すパンツを脱ぎ始めた。脱いだ服は莉々菜の直ぐ横に置き、自分は彼女の秘所へと顔を向けた。
「此処を…いや莉々菜のオマンコをこれからは解していくぞ」
「オ、オマンコ……わ、分かった」
「じゃあ早速」
「ん…!」
指を莉々菜のオマンコに挿し込んでいく。少ない本数からゆっくりとだ。彼女の中はまだ誰も挿れたことのない聖域。締め付けは強く。自分の指をギュウギュウと離さない。
「キツキツだな」
「うぅ…恥ずかしい……!」
硬いところがある。これでは自分のモノが入らないかもしれない。恥ずかしがる莉々菜には悪いが。これからは毎日解していく事にする。どちらも気持ちの良い、初体験を迎えるために。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。85/100→86/100】
「ふふ…今日は私の番だからね、獅子田君」
「分かった」
「それじゃあ…」
あまりこっちばかりが攻めるのも良くないだろう。開発は続けているが、それとは別に今日は莉々菜の好きにさせる日にした。自分は彼女の言う通りにしか動かない。それを破ったら重い罰を与える。そんな感じで今日の莉々菜との逢引は始まった。
「んちゅ…れろ…れろ…んん…んむ…あむ…あむ…」
莉々菜は俺の首筋に舌を這わせていく。時折強くキスをされたりするが、程よい強さなのでイタクはない。それどころか少し気持ち良い。そんな感想を余所に莉々菜は片手を俺のイチモツへと這わせた。そしてズボン中から俺のモノを外へと露出させる。手慣れたものだ。そして天高く熱り立つイチモツを莉々菜は手で扱き始めた。
「くっ…!」
「まだイッちゃ駄目だよ…」
次に莉々菜は俺の上着を上にずらすと、露わになった乳首を指でコリコリと弄ぶ。これには堪らず何度も声を出してしまった。その度に莉々菜は加虐的な笑みを浮かべるのだった。
「駄目…駄目…まだ駄目だよ〜……ふふ、可愛い…♡」
莉々菜にはSの素質も在るようだ。今日はとことん虐め抜かれた気がする。まあ新たな一面が見れたとして良しとしよう。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。86/100→87/100】
「意外な発見だった」
「獅子田君が可愛いかったから、つい…」
「いや、まあ良いんだけどな。莉々菜も楽しそうだったし」
莉々菜とのSな行為は置いておき、今日は開発以外の行為はしないでおいた。そういう行為ばかりが恋人同士のやる事ではない。なので今日はのんびりと莉々菜と過ごす。
「えい!」
「お?!」
「へへー、どう?気持ち良いかな」
いきなり莉々菜に体を持ってかれたかと思うと、いつの間にか彼女の膝の上に頭を乗せている状態にはなっていた。これは俗に言う、膝枕か?
「うん、最高」
「良かった!」
何時もは自分が甘やかしている莉々菜。今日は逆のようだ。偶に莉々菜も俺を甘やかしたいという事か。これも悪くはない。頭には彼女の太ももの感触が味わえるし、視線を上に向ければ莉々菜の笑顔が見れる。うん、最高だな。こういう時間も良い。
「あれ?少し眠い…?」
「そうだな…ちょっとうとうと」
「眠っても良いよ?」
「そう…だな…少し……」
「ふふ」
莉々菜は優しい声を掛けながら、俺の頭をゆっくりと撫でていく。…本当に何時もとは逆だな。でも…良い……よな。
目を閉じ、安心しきった表情で眠りにつく哲己の顔を柔らかな微笑みを携えたまま、莉々菜は見つめ続けるのだった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。87/100→88/100】
「何だかんだお前等上手くやってそうだな〜」
「お陰さまでな」
「アドバイスが役に立ったなら何より」
弁当をつまみながら他愛のない話をする。樹にはかなり世話になった。最初から最近まで、助けられた数は数知れずか?気恥ずかしいので改めて直接、感謝の言葉を言う事は無いが。樹が友達で良かった。
「ん?それもしかして…」
「あー…そうだな」
「お熱い事だね〜」
弁当とは別に少し小さな小箱。これは最近莉々菜から受け取っているおかずだ。自分の料理を食べて欲しいといういじらしい頼みを断れる訳もなく。俺の弁当には何時もおかずが一つプラスされている。親御さんにバレるため、2人分を作れないのが悔しいとは莉々菜の談。ちなみに莉々菜の料理の腕は高い。なのでめっちゃ美味い。嬉しい&楽しみだ。
「別れ話切り出されないように頑張れよ〜」
「余計なお世話だ」
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。88/100→89/100】
「今日も学校がダルいわね〜」
「珍しいな、葉鍵がそういうなんて」
「…まあ家でやりたいことが多いからね」
誰に見られているか分からない所では莉々菜は猫を被る。本当は自分に甘えたいし、甘えさせたいのだろう。しかしそれを俺以外には絶対に見せたくない。なので学校では素をさらけ出せないためか最近は愚痴が多い。…仕方ない。
「葉鍵、ちょっと耳を貸せ」
「んー?何ぃ?」
「…そろそろやるぞ」
「!?」
開発もかなり進んだ。もう本番まで行っても大丈夫であろう。そう判断した俺はこっそりと莉々菜に耳打ちをした。何をやるかは今までの経験から察しが付いたのか、莉々菜は先程までの少しダウナーな様子から少し上機嫌な姿へと変貌した。
「ふーん、そう…」
尻尾があればとてもぶんぶんと揺れていそうなくらいには上機嫌そうだ。表面上はクールな態度を崩さないが。不器用だが可愛い彼女だ。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。89/100→90/100】
感慨深くなるね。