「・・・・」
「・・・・」
衣擦れの音。ただそれだけが自分の部屋に木霊する。夏休みに入って幾日か。我が両親は夫婦で旅行に行きたいのでお留守番よろしくと自分の息子だけを家に置き去りにした。普段ならば文句の一つや2つ言っているところであろうが、今回に関しては有難かったので特に言わないでおいた。
「こっち、莉々菜」
「は、はい…」
お互い何も身に着けてはいない。隠すものは無く、生まれたままの姿が見える。ベッドの縁に座る。自分の横に莉々菜が座る。体を寄せ合う、莉々菜は俺の片腕に抱き着く体勢を取ったためか、その大きな胸が腕に食い込み形を変えた。肌から直に感じる莉々菜の温かさも、目から見える一糸纏わぬ彼女の姿も。莉々菜の全てが俺の欲情を掻き立てた。
「これからはずっとセックス漬けだ。良いか?」
「…お、お願い…します…」
「そんなに緊張しなくてもいい……」
「う、うん…」
緊張しまくってい莉々菜を落ち着かせるため、優しく抱き締め、頭を何度も撫でていく。すると徐々に緊張が解けてきたのか先程よりも口調が砕けてきた。
莉々菜からは友達の家に泊まると両親へ報告している。勿論嘘だが、口裏を合わせてくれた友人のお陰でその嘘もまかり通った。俺の両親はそもそも自分のことをそこまで気にしていない。なので特に言う事はなかった。これを息子への信頼と取るか、放任と取るかは判断に困るが、今はプラスの状況なので良しとする。
そして出来上がったのが今の俺達だ。数日分の食事も予め作った。俺と莉々菜以外は誰も家に居ないので服は最低限あれば良い。寝るところは俺の部屋に。どうせヤリ終わったらそのままベッドで寝るだろうからな。
「わ、私達…今からずっと……ゴクッ……するんだよ……ね…?」
「ああ、俺の両親が帰って来るまでだけど、それまではずっと莉々菜とヤる。起きてる時も、寝ている時も、どんな時でもだ」
「ふぅ…!ふぅ…♡……ど、どんな時…でも…」
莉々菜の背中に腕を回し、そのまま自分からは遠い方の胸を鷲掴む。今まで我慢してきた性欲を開放し、思うままに莉々菜を自分の女として扱う。横暴とも取れるその行動に莉々菜は文句一つ言わない。それどころか自分が俺の物だと理解させられる男らしい動きに興奮している節さえある。
「莉々菜、んむ…」
「んん…んちゅる…ちゅる…ちゅる…れるれら…れろ…れろ…んじゅる……じゅるる……ぷはぁ…!…はぁ…はぁ…獅子田くん……」
「ヤルぞ」
「はい……♡」
濃厚なキスを交わしたあと、俺達はお互いの境界線を無くす行為を始めるのだった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。90/100→91/100】
「…トロトロだな」
「いっぱい…獅子田くんに開発されたから……それに…昨日からずっと、期待してたから……」
ベッドの上に仰向けになる莉々菜。そしてそのままオマンコを開き、中を見せるように両足を開く。指を莉々菜の中へと入れると、其処はもう濡れており、何時自分のモノを受け入れても良いように準備万端だ。それを指摘すると莉々菜は少し恥ずかしがりながらも、素直に自分の状態を報告してくれた。…そこまで正直には言われると少々照れるが、それも悪くないと心の何処かで思う自分もいた。
「あっ……♡」
「先端だ。…心の準備はいいか?莉々菜」
「………き、来て…!全部…全部受け止めるから…!」
自分のイチモツを莉々菜の秘部へと充てがう。まだ先っぽが彼女の秘部に触れただけだが、莉々菜は既に期待した視線を此方に送る。最後の確認だ。それを聞くと莉々菜は俺の首に両手を絡ませ自分の胸元に引き寄せた。目と目が合う。胸板には莉々菜の胸のムニュッとした感触。莉々菜も早く来て欲しそうだ。ならば行くのみ、だ。
「んぎぃっ…!??」
莉々菜の腟内へと自分の愚息を突き入れる。途中に此方の進みを妨げるような何かを感じたが、構わずに突き進んだ。ぷつりと音がした後に莉々菜は苦悶の表情を浮かべた。…一応は莉々菜の奥まで届いた。一旦動きを止める。
「莉々菜…大丈夫か?」
「痛い…痛いけど……獅子田くん……いや…テツ君に…初めてをあげられて、すごく……すごく…嬉しい…な…」
「莉々菜…!」
「んん…!…で、でも…ちょっと…休憩したいかな……良い…?」
「大丈夫だよ、こうしてるだけでも気持ち良いし、嬉しいからな」
自分のモノが莉々菜の純潔を奪った。それを実感するだけでも自身の心に下卑た征服欲を感じて気持ちが良い。それに離れているところが無いのではと思うくらいの密着度。まるで莉々菜と一つに溶け合ったかのような錯覚を覚えて心地よい。そして何より、
「えへへ…私も……」
莉々菜が浮かべる満面の笑み。まだ痛みがあるからか何処かぎこちなくはあるが、彼女の幸せな想いが自分にまで伝わって来るようで、とても幸福だ。密着しているせいか、お互いの心臓濃厚音まで聞こえてきそうだ。心地よい音色の音が。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。91/100→92/100】
「─テツくん!テツくんテツくんテツくんテツくん〜〜〜〜っ!!!!」
「莉々菜!莉々菜莉々菜莉々菜莉々菜ぁ…!!」
熟れてきた莉々菜の中に何度も何度も自身の肉欲の塊を突き入れる。刺しては戻し、刺しては戻し、その度に雁首が莉々菜の気持ちいい所に当たるのか、莉々菜は可愛らしい喘ぎ声を上げる。密着度100%。そんな言葉が頭に浮かぶくらいに俺達は向かい合って抱き締め合う。自分の胸板に押し付けられた莉々菜の胸が潰れるのも気持ちいいし。莉々菜の大きな尻に腰を何度も打ち付けるのも良い。そして何より自分を気持ちよくさせようとする莉々菜の絡みつくような腟内が最高に気持ちいい。何度果てたか分からないほどに射精している。
「んん~〜〜〜っ…!!!!」
「はぁ…はぁ…!まだまだだ!莉々菜!」
「んむ!?ん!ん!ん!ん─」
イク直前に莉々菜の中からチンポを引き抜く。それだけでも莉々菜は絶頂したのか身を震わせた。そんな莉々菜の全身にドロドロとした白濁液を放出する。何度もぶっかけたせいか莉々菜の体は何処も彼処も俺の精液まみれだ。これはこれで自分のメスにマーキングをしているみたいで興奮した。そのせいか愚息はまたもそそり立ち、莉々菜を求め始める。その欲求に抗わず俺は莉々菜の唇を強引に奪った後、何度目かも分からない行為に突入するのだった。
(テツくん…エッチだよぉ……♡)
テツくんに体を貪られながら私は喘ぎ声を出す事しか出来なかった。でも私が恥ずかしい声を出す度にテツくんは喜んでくれてるみたいだからそれでも良いんだ。私の奥を何度もテツくんのオチンチンで突かれる。その度に頭の中が真っ白になるくらい感じちゃう。テツくんのオチンチンは意地悪さんだ。でもそんなところが大好き。テツくんのせいで私はどんどんエッチな女の子になってる。彼女の体を開発して、色んなエッチな事を教えて、そして自分の女だーって何度も分からせるように体に教え込む。エッチで酷い彼氏だと思う。だけどそんなところも大好きになっちゃったから仕方ないよね。私はテツくんの望み通りのとってもエッチなテツくん専用彼女になるから、だからずーっと私の事を可愛がってね?テツくん。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。92/100→93/100】
「んむ…じゅるる…れるれら…どう?これでいいかな…?」
「ああ、最高に気持ちいいぞ…莉々菜……!」
「えへへ…じゃあもっと頑張るね……あーむ…!じゅるる…!じゅる!ちゅるる…!じゅぽじゅぽ…!んんぐ…!んむ…んむ…!」
「くぅっ……!!」
ベッドの縁に腰掛ける。そしてそそり立つ俺の肉棒を莉々菜に奉仕させる。莉々菜はその両手でも掴みきれない巨乳を使って俺のモノを挟んだ。チンコには横からの柔らかい果実の気持ち良さと、先っぽを咥え込んで舌を使い、射精へと導こうとする莉々菜の奉仕からの快感とで二重の快楽がチンポに伝わる。歯を食いしばり何とか射精を堪らえる。苦しくも嬉しい。そんな背反した感情が頭の中でせめぎ合う。早く出したい、そして莉々菜に俺の精液を飲ませたい。まだ莉々菜のパイズリとフェラチオを味わいたい、この幸福な時間を終わらせたくないから。
(テツくん…可愛い…♡…もっと悪戯しちゃお…)
「あぐっ…!?」
さっきまではテツくんの番だったけど今度は私の番だよ。テツくんは私のおっぱい大好きだもんね。おっぱいが当たったら何時もオチンチン硬くさせて、そしてフー!フー!って獣みたいに興奮してるよね。ギラギラした視線を私のおっぱいに向けて、そんな男らしい視線が私は好き。でもこうして私がお口とおっぱい使って気持ちよくしてあげてる時に見せる物欲しそうな目も大好き。そんな目で見られるとキュンキュンってして何だか胸の中が熱くなるから。両手使って奉仕してなかったらオナニーしてたかも。じゃないとこの胸の疼きが収まらないからね。
「莉々菜!!」
「──ッ!?」
(テツくん限界なんだね……全部飲んであげるから沢山ビュービューして良いよ…♡)
私が言いたい事が分かったのか、テツくんは私の頭を強引に掴むと、そのまま喉の奥目掛けていーっぱい射精した。ゴクゴクって喉を鳴らしながらテツくんの精液を胃袋まで流し込む。テツくんのじゃなかったら絶対に飲まないであろう苦い液体。でもテツくんから与えられるものだって思うと何だか幸せで、すっごく嬉しくなるんだ。だからほら、
「あーー……えへへ全部飲んだよ、テツくんの…」
「莉々菜…」
えへへ、嬉しいなぁ…。テツくんは何時も私の頭を撫でてくれるよね。私が頭を撫でられるの大好きだからやってくれるのかな?それとも単純にテツくんが好きだから撫でてくれるのかな?まあどっちでも良いか。こうして撫でられてるとテツくんのものになった気がするし、いっぱい幸せな気持ちになるしで一石二鳥だからね。……ちょっと違うかな?まあなんとなく伝わればいいよね。うん。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。93/100→94/100】
「こ、こういう…ん…楽しみ方も…んっ…あるんだね…」
「俺だけ気持ち良い感じで悪いな…」
「ううん…結構…ん…好き…かも」
莉々菜のお尻の間にローションを垂らす。少し冷たかったのかビクリと莉々菜は体を震わせた。ローションのお陰で滑りが良くなった尻の間に自身の肉棒を挟む。そして莉々菜の両尻を鷲掴み、左右から強く力を加える。最後に腰を前後に動かせば、
「くっ…!結構来るな…!」
(…お尻の間にテツくんのを感じるって…何だか不思議な感じ…)
パイズリとは違い尻を使った性行為。莉々菜のムッチリとした尻が大きいから出来る事だ。流石に彼女とはいえお尻がデカいとは直接は言えないが、デカくて良かった。そのお陰で尻コキが出来た。自分が尻の間に何度もチンポを擦りつけるのに合わせて、莉々菜も少し腰を動かしてくれる。擬似的なバックを体験出来るのはまた違う良さがある。自分だけが気持ちいい独りよがりな行為だが、莉々菜が受け容れてくれるため、そこまで罪悪感はない。やがて…
「うっ…!!」
「んん…!熱いのが…背中に…」
莉々菜の背中に向けて射精する。また莉々菜の体を自分の精液で汚したと思うと得も知れぬ仄暗い快感が背筋に迸る。精液を浴び、股をモジモジと擦りつけあわせる莉々菜の姿も良きだ。
(な、何か焦らされてるみたいで悪くないかも…)
哲己の前ではどちらかというとMになる莉々菜は意外とこの行為を気に入っていた。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。94/100→95/100】
「ふー……落ち着くなぁ〜」
「そうだね〜」
2人で一緒に湯船に浸かり、体の疲れを癒やしていく。疲れとは言ってもセックスばかりしている事による疲れなため他人に言うのは憚られる内容だが、他人に言うつもりは毛頭ないので関係はない。
「莉々菜〜」
「あん…!もう…テツくんってば、エッチなんだから…」
「莉々菜が魅力的だからな」
「も、もう!もう…!」
湯船に浮かぶ2つの果実。それを下から持ち上げてもみもみと掌で転がす哲己。あれだけ沢山したのにまだまだエッチな事をするのを咎める莉々菜。しかし哲己の褒め言葉を聞くと満更でもない表情を見せ、直ぐに黙り込む。哲己相手にはチョロいなとは莉々菜自身もう分かっているが、惚れた弱みがあるため強くは言えなかった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。95/100→96/100】
「莉々菜…」
「だ、駄目だよぉ…まだ洗い物が…」
汚れた食器を洗う姿を見ていると、まるで莉々菜との夫婦生活を味わっているようで興奮してしまった。丁度、切りの良い時を見計らって後ろから抱き締める。そして胸を揉み、尻を触る。口では否定の言葉を放つ莉々菜だが、背中に当たる肉棒の感触を感じると強く断る事が出来なかった。
「手を付けろ」
「は、はい……♡」
結局莉々菜は屈してしまった。そもそも哲己には甘く、ベタ惚れのため仕方ないとも言えるのだろうが。それにしてもチョロい。キッチン台に手を付き、お尻を哲己の前へと突き出す。哲己は手慣れた様子で莉々菜のスカートの中に手をいれ、パンツを横にずらした。そしてビンビンになった己の肉棒を突き入れる。その時に莉々菜が甲高い喘ぎ声を出そうとするが、それを唇を塞ぐ事で防ぐ。あまり大きな声を出し過ぎるのは良くないとの判断からだ。
「ん…!ん…!テツくんは…ん…!本当に…んん…!エッチだよ……んんっ…!」
「誘ってくる莉々菜が悪い」
「そ…そんな…ああ…!こと…おっ…!?」
莉々菜の腰を両脇から掴み、其処を起点にして腰を振る。激しくはなく。ゆっくりとそれでいて一定の間隔で腰を莉々菜のデカ尻に打ち付ける。ゆっくりとした攻めだからか、莉々菜も言葉を話すくらいには余裕がある。しかし自分が哲己を誘っているつもりはないと言った途端に、哲己の腰を振る速度が早まる。これには堪らず少しづつ喘ぎ声の方が多くなっていく莉々菜。
「偶にこっちを見てただろ?」
「え、ええと…ああん…!んん!それ…はぅ…!は…ああ!!」
素直にならない奥さんにはお仕置きが必要だ。そう思った哲己はピストンの速度を早めた。それに伴い莉々菜の喘ぎ声も激しさが加速していく。パンパンパンと乾いた音が鳴る。其処に莉々菜の喘ぎ声も合わさる。哲己だけが聞ける淫猥な音だ。それを自覚すると哲己の興奮も更に増していった。
「─出すぞ!莉々菜!」
「ひゃ、ひやぃいいいいっ~~!!!」
哲己の精液が莉々菜の尻を汚していく。中に出せないのは業腹だが、やはり自分のものに印をつけるような行為はそれはそれで味がある。ビクンビクンと体を震わせて何とかキッチン台に縋り付く莉々菜の姿は哲己の欲を復活させるには充分だった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。96/100→97/100】
「おはよう、莉々菜」
「ううん…おはようテツくん…」
莉々菜には少し寝起きが悪いという一面があった。これは2人だけで過ごすが故に知った事だ。まだ眠いのか自分を抱き枕にしたまま一向に起きる気配がない莉々菜。そんな莉々菜を抱き締め、背中を優しく擦ってやる。
「まだ寝たいか?」
「うん…まだ寝たい……」
「うーん…そうすると俺と過ごす時間も減るけど…まあしょうがないか」
「──!それは嫌!起きる!!」
少し意地悪な言い方であったが、効果は覿面。莉々菜はカッと目を見開くと急いで起きる準備を始めた。
「あ、そうだ。改めておはよう…んっ」
「ん…ああ、改めておはようだな。莉々菜」
おはようのキス。自分の家に居る間だけだが、日課となっている2人の約束である。慌てて自分の部屋を出ていく莉々菜を見ながら、今日も甘い時が来ると微笑む哲己であった。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。97/100→98/100】
「…良いのか?」
「うん、今日なら大丈夫だから」
「分かった、容赦はしないぞ?」
「!……う、うん…♡」
自分の宣言に体を震わせる莉々菜。そして自分の体を抱き締めるように腕を回す。言葉だけでイクようになるとはかなり調教も進んだようだ。それはさておきだ。
「行くぞ」
「……はい…♡」
莉々菜の手を引いて、俺は莉々菜を自分の部屋に引きずり込んだ。
「──お〜〜〜〜っ!!?」
「一発目の中出しだ!マンコで全部受け止めろよ!!」
「ひゃい!!ひやぃいいっ〜〜!!!」
正常位での種付けプレス。そう、今日は莉々菜に種付けをしても大丈夫な日だ。今までは出来なかった中出し行為。禁じられていた行為だからか、解禁されるとなると何時もより精液が過剰に生成されるのを感じる。
「しゅ、しゅごい……たくさん中に入ってる…♡」
「──!莉々菜!!」
「ひゃう!?」
莉々菜のオマンコから自分の精液が垂れる様は、更に俺の興奮を煽った。今度は莉々菜をうつ伏せにさせると、ベッドに押さえつけるように上からピストンを加える。まだ絶頂の余韻が残っている莉々菜は止めるように自分に懇願する。しかし俺の獣欲は止まらない。寧ろその声が更にピストンの速度を早める。
「─イクイクイクイクぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ううう!!!!」
「ふーっ…!ふーっ…!…逃げられると思うなよ…莉々菜…!」
「はぁ…はぁ………しょ、しょんなぁ……♡」
目元を腕で隠すが、口元が緩んでいる様を隠せていない。莉々菜も期待しているのだ。無理矢理犯され続ける今日の宴を。
「─ひぐぅ〜〜〜〜っ!!!?」
壁に手を付かせてバックから犯す。そしてそのまま莉々菜の中へと精液を発射した。
「──おっ、おっ、おっ、おっ、おっ〜〜〜〜〜!!!?」
騎乗位の体勢。下から突き上げて何度も莉々菜を絶頂へと導く。莉々菜の体が上下に動く度に揺れる胸を鷲掴み、腰を振る。時折乳首を抓ると良い声を出す。
「ゆ、ゆるして…ゆるして…テツくん……」
「まだ今日は終わってないぞ、莉々菜!!」
「──ひぅぅぅぅぅううううっ!!!?」
莉々菜は少し後悔した。まさか哲己の性欲が此処まで底知らずとは思っていなかったからだ。でも、
(こ、こんなに愛されて…幸せ…♡)
何だかんだ幸福感を感じている辺り、お似合いのカップルなのかもしれない。
【葉鍵莉々菜のあなたへの愛情度が上がりました。98/100→99/100】
「テツくん」
「何だ?」
「愛してるよ、誰よりも、どんな時でも」
「俺もだよ、莉々菜」
明日で2人だけの生活も終わる。2人は敢えてこの日は何もせず、ただただ普通の1日を過ごした。ソファに腰掛け、お互いの肩に頭を乗せる。2人だけの時間はこうして、長いようで、短く幕を閉じたのだった。
【葉鍵莉々菜の愛情度が上がりました。99/100→100/100 これ以上は上がりません】
【上がりません。上がりません。上がりません。上がりません?上がり上がり上がり上がりは上がりません??】
【葉鍵莉々菜のあなたへのへのへの?好感度?愛情度?上がり上がりま…し…た?】
【OVERFLOWOVERFLOWOVERFLOWOVERFLOW─】
【この能力を維持することが出来ません】
「は?」
莉々菜の愛情度が100に到達したかと思うと、いきなり視認値がバグり始めた。何なのかと様子を見守っていたが、最後にこの言葉を残して好感度視認能力は消えた。そして恐らく好感度が1上がる能力も。
(どうなるんだ…)
今まで能力のお陰で莉々菜と恋人関係を続けられていた。しかしこの能力が消えたのならばもしかしたら…そんな最悪の予想が頭をよぎる。
「分からない…か…」
この夜、獅子田哲己は眠れない夜を過ごした。
「テツくん〜♪」
「あ、うん」
「どうかしたの?何か今日、テンション低いけど…」
特に何も変化は無かった。ええ…昨日悩んだ時間は…?心配そうに此方を見つめる莉々菜の頭を撫でてやる。すると莉々菜は嬉しそうな顔を浮かべた。
「莉々菜」
「ん〜♪何ぃ〜?」
「俺の事好き?」
「?好き、じゃないわよ?」
「そ、そうか…」
あれ?やっぱり能力が─
「愛してる、でしょ?」
───────
「え?何か私、変な事言った!?」
慌てる莉々菜を俺は抱き締める。そして改めてこう言うのだ。
「…俺も愛してるよ、莉々菜」
「えへへ〜♪そうだよね!私も愛してる!!」
能力は無くなったのかもしれないけど。俺には自分を愛してくれる人がいる。愛する人がいる。それだけで良いじゃないか。それだけで。それだけで。
という訳で完結。ランキング1位になった時は凄く驚きました。評価や感想を下さり感謝感謝です。締め方は個人的にあまり納得いかない感じでしたが、取り敢えず完結させるのが先と思いこのまま投稿しました。なのでこっちの方が良いかな〜とか思ったら書き換えるかもしれません。
色々と書くと長くなりそうなのでここで締め。最後にもう一度感謝を伝えて終わりにします。
此処まで呼んでくれて有難うございました。