チリンチリンと鳴る。夏だという事で雰囲気を出すために風鈴を付けてみたが、案外悪くないかも。部屋の中だから送られる風はエアコンからだけど、それでも何か夏だな〜って感じがして好き。
ボーッと天井を見上げる。頭には柔らかい感触。視界には白い布が被せられた2つの出っ張りがあった。なので体勢的には天井を見ているけど、俺の視界内は殆どその出っ張りに埋め尽くされている。
「んっ…!」
手を伸ばした。そしてガシリと捕まえる。柔らかい。何度も味わった感触だが、何故か飽きが来ない。手か伝わるムニュムニュとした心地よさに、己の愚息がグググっと持ち上がっていくのが分かる。男のイチモツとはかくも正直なものだな。そうは思いつつも胸を揉む事は辞めない。チンポが勃起しているのは丸わかりだが、今更隠すような間柄でもない。
「テツ君、おっぱい好きだよね」
「男の子だからな」
「そういうものなの?」
「うん、多分な」
声が聞こえる。穏やかで安心して、聞こえないと少し寂しくて。そんな大好きな声が。
おっぱいを揉まれても、偶に喘ぎ声を上げるだけで何も言わない。出っ張った乳首をコリコリしてやる。あ、声が響いた。少しイッたかな?頭の裏でもぞと股を擦り合わせる仕草にそう思った。
「あんっ…!エッチ……」
考えてみれば不思議なものだ。何故男と云うのは此処までおっぱいを求めるのか。大きな乳を見つけると視線がそちらに向いてしまう。悲しき男の性だ。横に彼女が居ても、チラリと見てしまう。おーデケェ…みたいな感想を抱きながら。そして女性とはそういう視線に敏感であった。例えそれが他人の胸でもだ。自分がつい見てしまった胸に莉々菜は大層ご立腹な様子。反射的にとはいえ見た自分が全面的に悪いので、仕方ないのだが。
「テツ君のはこっち!!」
人通りのない所まで手を引かれた。そしてそのまま自身の豊満な胸へと誘う。モミモミと莉々菜が自分の手を添えながら、俺の手を動かしていく。これは自分が悪い。謝りながら胸を揉む。このおっぱいしか愛さないよと。自分でも何を言っているのかとは思うが、それで莉々菜の機嫌が治ったので結果オーライなのだろう。その後唇を重ね、その場所で一戦構えたが、それはまた別の話。青姦も中々乙なものだ。声が出ないように口を紡ぐ莉々菜の中を無理矢理舌でこじ開ける。そして舌を絡ませながら、何度も彼女の奥を突く。自分の口内に、莉々菜の声が響いた。とても支配欲が満たされた、素晴らしい体験だったな。
「テツ君……?」
「あ」
そんな莉々菜の痴態を思い出すと、自分の魔羅がバキバキと音を立てて本勃ちしたのだ。ズボンの上からでも分かるほどに屹立したモノ。莉々菜は自分に何を考えていたのかと、ジト目を向けた。目を逸らす。もう…と莉々菜は一言。どうせまたエッチな事を想像してたんでしょと言いたげな視線。はい、その通りです。
「…したいの…?」
「うん、したい。莉々菜と」
「そ、それじゃあ…仕方ない…よね…か、彼女…だし…」
可愛い。本当にうちの莉々菜は可愛い。何だかんだ期待しているのがまた良い。一言言うと、莉々菜は自分から離れた。彼女の太ももの感触が去って行くのは悲しいが、これからは全身で莉々菜の感触を味わえるのだから、此処は我慢我慢だ。
それから莉々菜の手コキを受け、彼女の顔にぶっかけた。顔に付いた自分の精液舐め取る様は、俺のイチモツを再起させるには充分な淫靡さだった。上半身を起こす。そしてイチモツの上に跨るよう命じた。コクリと頷く莉々菜、下を向いているが、頬が真っ赤なので恥ずかしがってるのが分かる。
「んんっ…!んっ…んんっ…♡」
ズズズっ…と莉々菜のオマンコの中に自分の魔羅が、先端から徐々に徐々にと飲み込まれていく。視覚的にも、チンポからくる快感からも、両方で莉々菜の痴態を楽しむ。自分の事を待っていたかのように歓迎してくれる莉々菜の中。ギュウギュウと締め付ける。離さないように。優しく包み込んでくる。気持ち良くする為に。
お互いに抱き締め合いながら腰を上下に動かす。莉々菜の口から流れ出る声が部屋に木霊した。時折耳元で愛を囁いてやる。すると腟内が更にギュウっと締まった。見えないが、莉々菜の頬が緩んでいるのも丸わかりだ。
胸板に感じる莉々菜の巨乳。押し潰されたお陰で彼女との密着度が上がる。ドクンドクンと莉々菜の心臓の音が聞こえた気がした。お互いだけを感じるこの瞬間。莉々菜も幸福だと思ってくれてるのか、部屋には甘い雰囲気が漂い始めた。
それから莉々菜とは滅茶苦茶にお互いを求めた。夏という事もあり、2人共に焦るだくだくだ。滴る汗をペロリと舐め取る莉々菜。
「テツ君の……♡」
恍惚とした莉々菜の表情に堪らず押し倒してしまったが、最後には、彼女も悦んでくれたのでOKだろう。
「疲れたー」
「テツ君元気すぎ…」
「莉々菜が可愛かったからなー」
「!も…もう…!テツ君ったら…♡」
再び同じ体勢に戻る。パパパっとシャワーを浴びたのでスッキリだ。莉々菜の裸にムラっと来そうだったが、時間的に不味いので抑えた。未だ2人だけの時間をずっと過ごせないのは残念だが。これはこれで今しか経験出来ない事かもしれないと、考えを逆転させる事で自分自身を納得させる。限られた中での行為だから気持ちいいというのも有るだろうしな。
「・・・・」
「・・・・」
暫し会話を続けた。すると何方からともなく口を閉じる。ゆっくり、丁寧に哲己の頭を優しく撫でている莉々菜。ボーッとしてその愛撫を受け入れる哲己。沈黙はある。だが嫌な沈黙ではなかった。ただお互いを感じながら、静かに流れる時を満喫している。
「膝枕…大丈夫か?」
「平気」
長く正座をしているので痺れたかなと問いかけを投げる。軽く頭を左右に振ると微笑みながらそう返す。自身の太ももの上に彼の熱を感じる。それがたまらなく莉々菜は幸せだったのだ。許されるならずっとしていたいくらいに。
「時間だね…」
「ああ、そうだな…」
そろそろ帰る時だ。名残惜しい。2人共そう思ってはいるが、また明日だ。別れ際に触れるだけの静かなキスを交わすと、2人は手を繋いだ手を離すのだった。
「水着エッチしよう、莉々菜」
「え?」
水着。夏になるとプールやら、海やらに行く時に着る一張羅だ。確か海もプールも行く予定はなかった筈だと莉々菜筈だと首を傾げた。水着エッチ自体には疑問を持たない辺り、彼女も大分色ボケているのが分かる。
「それでだな─」
「うんうん」
そんな莉々菜に説明を始める哲己。莉々菜は相槌を打ちながら、その説明を頭の中に叩き込んでいく。
莉々菜の水着姿は見たい。そして滅茶苦茶セックスしたい。だけど海とかプールに行くのは何か嫌だ。莉々菜の水着姿を、他の野郎共に見せるのはムカつくからとの事。なので今まで海関連の話はしなかったのだが、夏も終わりに近付いてくると、矢張り莉々菜の水着姿が見てぇ…という欲望を抑えきれなくなったらしい。だけど海行くのはやだな……そうだ!水着姿を着た莉々菜とセックスしよう!そうすれば水着姿見れるし、莉々菜ともセックス出来るじゃん!
水着は見たい。だけどなーというグルグルとした思考を重ねた結果。哲己は水着姿の莉々菜とセックス出来ればいいか!と元も子もない結論を出した。浜辺でムードを出しながら、というような情緒もへったくれも投げ捨てて、ただただ水着の莉々菜とセックスするぞー!という結果だけを求めたのだ。これには莉々菜も…
「うん!分かった、テツ君!!」
「ありがとう!莉々菜!」
恋は盲目、は既に通り越している。今の莉々菜の思考はテツ君が喜ぶならば大体の事はOKというガバガバ判定だ。流石に倫理的にアウトなのは反対するが、自分の水着姿を見たい。セックスしたいくらいならば二の次で肯定の返事を返すのだ。愛する人を見つけた莉々菜の吹っ切れ具合は、かくも恐ろしいものである。
「これとかどうだ?」
「き、際どいね…」
椅子に座った哲己。その上に乗る莉々菜。片手で軽く莉々菜を抱き寄せながら、もう片方の手でマウスを操作する。自分の性欲に忠実に選らんだ結果。ことごとくエロい水着ばかりが表示される。お尻にガチガチに勃起したモノが当たっているので、完全に下半身でものを考えてるのが分かった。
「こ、これとか!本当に最低限しか隠れてないよ!?」
「駄目か…?」
「うっ…そ、それは…」
二の次で返事はしたが、いざ着るという実感が湧いてくると、流石に恥じらいが生じたのか莉々菜は顔を真っ赤にしながら、画面に映された水着イメージを指差した。すると少し悲しそうな瞳を向ける哲己。性欲に塗れた瞳でしかないのだが、莉々菜からすればキュンとくる瞳である。なので最終的には、莉々菜は哲己の要望を断る事が出来なかったのだ。
「あ、これも良いな」
「うーん…まあさっきよりかは…」
新たに映し出された水着の露出度も中々のものだが、先程最低辺、いや最高峰なのか?の際どい水着を見たためか、莉々菜の価値観は今一時的にバグっている。
「これとか!」
「うん!良いかも!」
という訳でそれからも、どんぐりの背比べみたいな露出度の水着ばかり見せられた莉々菜。テツ君も楽しそうだから、別にこれでも良いかな〜と彼女の脳内はフニャフニャである。その結果。
「おお…!!」
「ど、どうかな…?」
(滅茶苦茶恥ずかしい…!!)
部屋での水着ショーが始まった。哲己が何個か選んだ水着は無事に莉々菜へと送られたのだ。冷静な思考を取り戻した莉々菜は、手にした水着を見て絶句した。こ、これを着るの…?下手をすれば裸になるより恥ずかしい代物ばかりだ。しかし期待する視線を向ける哲己に今更無理とは言えない。言えば引いてはくれるだろうが、落ち込む姿が有り有りと想像出来るからだ。愛する人の悲しい顔を見たくない。ここだけ聞けば美しいが、その実態は水着セックスの前の葛藤である。
「はあ…!すげぇ…!」
(み、見られてる……色んなところ……!)
語彙力が低下している哲己。あらゆる角度から莉々菜の水着姿を視姦する。時にはこのポーズ取ってと莉々菜に頼んだ。素直に指定されたポーズを取る莉々菜。ただでさえ露出度がヤバイのに、こんなポーズを取れば丸見えだ。羞恥に顔が真っ赤に染まる。しかし哲己に自分のあられもない姿を見られると、何処か興奮するのも確かだ。なので…
「…期待してるのか?」
「……う、うん…ま、まだしない……の?」
「!」
「─んんっ!?」
もじもじとする莉々菜の股ぐらに手を差し込む哲己。水着の中に入り込む彼の手。それを意識すると更に興奮した。はぁはぁと荒い息を吐く。そして哲己へと流し目を送りながら、お誘いの言葉を投げかける。すると哲己の理性が切れたのか、彼は乱暴に莉々菜の唇を奪ったのだ。
「─くぅっ…!はぁっ!あんっ…!あっ…!あぅっ…!!」
「莉々菜…!」
それからは思う存分楽しんだ。毎日違う水着を着て哲己を誘惑する。途中から何だかんだノリノリになってきた莉々菜。バックから突かれる度にその豊満な胸がブルンブルンと揺れた。その光景に哲己の獣欲も更に加速するのだった。気分を変える為に自分も水着を着たが、結構気分が変わる。やはり服装はイメージをしやすくて興奮するのだろう。
水着姿の莉々菜に肉棒の奉仕をさせながら、来年もまたこのプレイをしよう。そう決意する哲己。莉々菜も嫌いではなかったようで、哲己に隠れて、来年の水着のサーチをするのだった。こ、これは…と一瞬引く物もあったが、哲己が喜ぶ顔を想像すると、自然とカートの中にその水着を入れてしまった。青い衝動に愛情がプラスされると歯止めがきかないようだ。
エロは極力省きました。なるべく2人の日常を書きたかったので。一線超えると大分色ボケしますね。2人共にかなりIQが…。という訳で思い付いたので番外編でした。また何か書きたくなったら投稿しますね。ではでは〜