酒場で働くティファの裏側は、体を使った奉仕作業で、性感開発されていた 作:Tifa Lockhart
夜の訪れるセブンスヘブン
夏の終わりの夕暮れ時、7番街を照らす偽りの太陽が徐々に暗くなり、夜を演出していく。
その一方で、遠くの空には星々が一つひとつ空に灯り始める。スラムも窓辺の明かりが灯り始めて、静かな夜へと移り変わる。
人々が帰宅し始めると、街は安らぎとともに新たな活気を帯びてくる。
家々から夕食の香りが漂い始めて、どこか懐かしさを感じる。
街の灯火は、まるで星空を地上に映したようにキラキラと輝いて、夜の訪れを美しく彩る。
家族を持つ男は、家族の待つ家で一時の安らぎを得る。
一方、独り身の男は、7番街の中央にある、美貌の店主がいるセブンスヘブンへ向かう。
「いらっしゃい!」と店の入口でティファ・ロックハートが笑顔で迎えてくれる。
「ティファ、いつも元気でいいね」と一人の客が彼女に話しかけた。
彼の口元には満足そうな微笑みが浮かんでいた。
「元気が私の取柄ですから」とティファは軽く笑いながら答えた。
その笑顔は彼女の魅力の一部であり、それが彼女を訪れる客たちの心をつかんで離さなかった。
「いらっしゃい!」
疲れた独身の男達が胃袋と心を満たしに店内に入り席に着き始める。
別の客が声を上げた。「ティファ、ビール頼む!」
「俺もビール!」
「はーい、キンキンに冷えたビールを用意してあるわよ」と彼女は快く応えた。
その言葉の後には、彼女がカウンターに小走りで向かっていく姿が続いた。
その時、彼女の動きに合わせて揺れる胸、タンクトップの谷間、そして黒いスパッツがギリギリ見えないスカートの丈。
彼女の格好は、動きやすさを最優先に考えた結果だった。
しかし、その服装が男性たちを引き寄せる効果を持っていることは、彼女自身も理解している。
それは、酒場で働く彼女の制服であり、他人の視線を引きつけ、客を楽しませるための一部だった。
それは彼女にとって初めは受け入れがたかった。
身体や女性らしさを商売の一部として使うことに抵抗感を感じていた。
それは自分自身を外見”だけ”で評価されることへの嫌悪感から来ていた。
しかし、彼女は生きていくため、そして自身の裏の活動のためには仕方ないと自分に言い聞かせている。
時間が経つにつれて、彼女は男性たちの視線に慣れていった。
もちろん、その視線は彼女のお尻、足、谷間、そして胸に向けられる。
しかし、その視線を避けるのではなく、自分の魅力として受け入れることを学んだ。
それが客を引きつけ、酒場を盛り上げるための一部であり、セブンスヘブンを守る手段だと理解したからだ。
そして、彼女は男性たちから注目されることで、自信を持つようになっていく。
その自信は、自慢出来る体を両親から譲り受けた事への感謝と、使える武器なら最大限活かそうとする過去からの経験から学んだ事だ。
そして彼女の内面や人間性に対しても向上させた。
ビールを注ぎながら、彼女は客たちの顔を一人ずつ見ていく。
その中には、彼女に惹かれてやって来る常連客や、初めて彼女の接客を受ける新しい客など、さまざまな顔ぶれがあった。
それぞれがティファに対する期待感と好奇心が大きな胸に集中する。
注文を受けた料理の食材を手際よく取り出していく。
提供できる料理の材料と保管場所は全て把握してある。
大きめな皿にチーズやサラミを乗せ、冷蔵庫からジョッキを取り出す。
サーバーからジョッキにビールを注いていく。
「ビール用意できたわよ!」とティファが声を上げた。
彼女は5本のジョッキを両手に抱えて、テーブルに運んでいく。
その動きは慣れたもので、一つ一つがスムーズで美しい。
テーブルにジョッキを置くと、彼女は前かがみになり、その姿勢が彼女の胸を揺らし谷間を強調していた。
「はーい、どうぞw」
ティファは一人ひとりの前にビールを置いていく。
その姿勢は更に前かがみになり、大きな胸がテーブルに付きそうなほどに強調されていた。
カウンターに置いたおつまみを取りに小走りで戻り、再度テーブルに運んでいく。
それを客たちは見つめている、無言のまま魅了されていた。
ティファは見られていることに気づきつつ、彼らの視線を受け入れ、さらにはそれを楽しんでいたようだった。
テーブルにおつまみを置くと「今日の仕事はどうだった?」とティファが尋ねた。
「それがよ、また現場にモンスターが現れてよ~」
「また出たの?」
「そうなんだよ、困ったもんだ」
「でも神羅兵呼んだんでしょ?」
「あぁ…呼んだんだが、あいつら手こずりやがって!半日は何もできなかったんだよ。俺たちも一緒に退治したから、疲れるの仕事は進まねーので大変だったんだ」
「そっかー、それで1日分のお給料は貰えたの?」
「神羅がそんな優しいことしてくれねーよ!」
「そっか~、じゃあ大変だったね」
「まぁ、その大変さもティファを見れば吹っ飛ぶよ♡」
「ありがとうw」
「ほかに何か食べる?」
伝票を左手に持ち右手で注文を書こうとする姿勢は胸さらに大きく強調している。
一人が話している間、他の客は目線がティファの体に集中していた。
ある客が答えた。「あ…あぁ、お腹に詰まるもの頼むよ。」
ティファは微笑み「じゃあ、具沢山のペペロンチーノはどう?」
客は頷いた。「俺はそれでいいよ。」
「あとはどうする?」
客は考え込んだ後、答えた。
「適当に人数分持ってきてくれ。」
「ティファちゃん、俺はワインとソーセージ!」
後ろのテーブルに着いた客が注文を出すと
「はーいw」
とティファも振り向いて客の顔を確認しながら大きい声で答えていた。
その客もティファの顔を一瞬見るものの、体中を舐め回すように見ていく。
そして彼女は勢いよく振り向く。
短いスカートをなびかせ、髪を揺らし小走りに走ると、たわわな胸が踊りながらカウンターへ向かう。その動きは男たちを何度も釘付けにした。
店内の男達は会話をしながらも目線はティファに送る。
(またモンスターが出たのか、最近多いわね。また時間を見つけて退治しに行こうかしら)
ティファは華奢で元気な女の子の様な様相だが、ザンガン流武術の達人。
数年間の修行を行っていたからモンスターの数匹くらいなら朝飯前なのだ。
カウンターで料理を始めるティファ。
大きめのフライパンに油を注ぎ、ニンニクと細かく刻んだ唐辛子を放り込む。
ビールを煽っている男たちは小声で話し始めた。
「なぁティファって付き合ってる男いるのか?」
ジャーキーをつまみながら答える。
「前に居ないって言ってたぞ。」
親指を人差し指と中指から覗かせながら
「でもセックスの経験くらいはあるだろ?」
更に小さい声で答えていく。
両手で胸から腰までの形を例えながら
「そりゃぁ、あの美貌と体だ、無いわけないだろ」
両手でおっぱいの形を作り、顔を埋めている形を作りながら
「じゃあ俺にもチャンスあるのか?あのおっぱいに顔をうずめるチャンスが!」
他の男が冷たく答えた。
「うるせーよ!ティファちゃんに聞こえんだろ!それにおめーみたいなブサイクで金のない奴の女になんかならねーよ!馬鹿じゃねーか」
その後、彼らは爆笑しながらビールを飲みだしている。
「ははははww確かにそうだ!」
小声で話しても店内の声はティファに届いている。
(また、私の話している。おっぱいだなんて私の体しか見ないんだから。私は彼氏なんていらないんです!)
客の話を聞きながらも料理をする手は止まらず、丁寧かつ手際よく完成させていく。
ペペロンチーノとおつまみの皿を両手に抱えてテーブルに運んで行った。
保冷庫からワインとグラスを取り出し注いでいく。
別の客が噂話を始める。
「そうそう!噂だけどよ!アバランチの連中がまた森羅に牙を向けているらしいんだ。」
ティファは料理をしながら耳に集中する。
「また争いごとを起こすつもりか?いつものことだな。」
(私たちの行動がばれてる?)
「まぁはっきりしたことはわからねぇが、何か怪しげな動きがあるみてぇでよ」
「ウータイとの戦争も終わって、ようやく平和が戻ってきたんだから、もう止めてくれよな!この街ももう戦争なんて耐えられねーよ。」
(どこかを攻撃するなんて聞いてないなぁ。本部の作戦かしら)
「あぁ、戦争だけは止めてほしい。もうこれ以上壊されたくねーよ。」
「ウータイは負けてボロボロだろうから戦争にはならないだろうが…」
「星の命が!とか言うけどよ、いまの俺達は生活するだけで精いっぱいなんだよ」
(星の命だけじゃないのよ、私たちの命と生活を守るためでもあるの)
「そうそう!戦争と言えば。駅の近くににソルジャーがいるらしいな」
(ソルジャー?もしかしてアバランチの活動拠点がバレたのかな)
ワインとソーセージを手に持ちアバランチの話をしている客へと運んでいく。
「はい、ワインとソーセージよ」
「ありがとよwティファちゃん」
「どういたしましてw」
客はティファが来ると話を止めてティファの行動を見つめているが、カウンターに戻るのを見届けると会話を始めた。
「なんでこんな貧弱な街にソルジャーがいるんだよ」
「こんな街にソルジャーが必要なのか?それともアバランチ退治か?」
「それが、駅の近くで倒れているのを医者が発見したらしい。何とか助かったが、まだ意識が混濁してるらしいんだ。そいつが元ソルジャーって言ってるらしいんだ」
「へー、その元ソルジャーが何でスラムにいるんだよ。こんなところに何してるんだ?」
「まぁまだベッドから起き上がれないらしいからな」
「じゃぁ、起き上がったら、廃工場のモンスター退治を頼んでみるか?あそこら辺はモンスターがうようよしてるからな」
「そりゃぁ名案だけどよ、だれが金出すんだ?あいつに頼むには金が必要だろうな」
「いくらで雇えるんだ?」
「1ギルや2ギルじゃ子供の小遣いだろ?1,000や2,000は必要だろうな」
「そんな金ねぇよ」
「…」
「…」
「金がないから、俺たちでやるしかないだろう。スラムを守る兵隊なんかいねぇんだから。この町に入ってきたら一大事だ」
「はーい!お待たせー!元気の出るおいしい料理できたわよ」
「おー!美味そう!!この香り、その見た目、ティファちゃんの次に美味そうだ」
ティファは無視しながら聞き返す。
「ねえ、さっきの話だけど、ソルジャーの話をしてたよね」
「ん?ソルジャーの話?ああ、その男、元ソルジャーだ」
「元、ソルジャーか、なんて名前なの?」
「え!ティファちゃん、ソルジャーに興味あるの?」
「そりゃあ俺達みたいな、日雇いの男よりは、ソルジャーで強い男がいいに決まってるだろ?」
「そりゃあ違いねぇ」
「そうじゃないのよw食材に使うハーブとかキノコを取りに行きたいの、でもモンスター出るでしょ?」
「確かになぁ」
「じゃあ俺が行ってあげるよ!」
「お前じゃ足手まといだろ!ティファちゃんだって拳法の達人たちなんだぞ?」
「籠いっぱいに食材持っていると戦えないから、護衛が欲しいなって」
(私たちの行動がバレてないか確認しなきゃ)
「それよりwそのソルジャーってどこにいるの?」
「外れの病院にいるらしいけど」
「そう、病院ね。でソルジャーの名前は」
「名前は…確か…」
「カ…いやクラ…!クラウドだ!」
「!!ク、クラウド?本当に?」
「あぁ間違いねぇ、クラウド」
「その、クラウドってどんな容姿?」
「色白で金髪って言ってたな〜」
「色白…金髪…」
(やっぱりクラウドだ…)
………
…
ここは7番街スラムのバー、セブンスヘブン。
独特の雰囲気が漂うこのバーはティファ・ロックハートが一人で運営している。
彼女はバーテンダーでもあり、オーナーでもあり、心地よい笑顔と手頃な価格の食事と飲み物で地元の人々を引きつけている。
バーの客は、スラムに住む労働者たちだ。
彼らは金はないが元気はある。彼らはバーで飲んで食事をし、ティファと会話することで、厳しい生活を一時的にでも忘れている。
しかし、そのにぎわいの裏では、ティファが反神羅組織、アバランチの一員として活動しているという秘密がある。
彼女はバーの運営で生計を立てる一方、地下に秘密の部屋がありアバランチの集会場ともしている。
さらに、バーに来る客から情報を収集する役割も果たしているのだ。
ただしバーの収入だけでは、ティファの生活費と店の運営費がほとんどなくなってしまう。
さらに、アバランチの活動にも多額の費用がかかる。
そのため、ティファは日々、元気な声で体を見せつけ、色気を振り撒きながら客を集めていた。
しかし、彼女がアバランチの一員と知っている客はほとんどいない。
セブンスヘブン・アバランチと忙しく苦しいながらも楽しい毎日を送っていた。
そんなティファに黒い変化が近づいている。
選択肢のない決断。
抗えない苦悩。
性への扉。
心と体の乖離。
落とされる快楽。
ティファを渦巻く環境が勢いよく変わっていく…。