酒場で働くティファの裏側は、体を使った奉仕作業で、性感開発されていた 作:Tifa Lockhart
客たちは叶うはずもない夢や愚痴を吐き出し開放的になってきた。
一通りの客に料理とお酒を提供し一息つける時間になる。
椅子に座り水を飲むティファ。
「ふぅ~」
クラウドは、私が幼い頃から思いを寄せていた人だ。
彼は他の友達とは違い、はしゃがずに一人で遊んでいた。
人付き合いが不器用な人。
でも家族思いの優しい人のだった。
大人数でいると私を無視するけど、二人きりの時だけ心を開いてくれた。
夜に二人で家を抜け出し月明かりを見ながら会話を楽しんだ。
クラウドの夢はソルジャーになることらしい。
私はその夢を応援していた。
でもソルジャーになるって事はこの町、ニブルヘイムを出ていくのだろう。
私は自分の気持を伝えず応援し続けた。
私がクラウドの足かせにならない様に。
そしてクラウドは町をでる。
ニブルヘイムを出る前に
「ピンチの時には守ってくれる」って約束してくれた。
その後2年後、一度だけニブルヘイムに戻ってきた。
その直後に事件がありあまり話をしていない。
あれから5年が経ち別れ話も出来ずに離れ離れになっていた。
本当に好きだったから彼の気持ちを応援した。
彼の前向きな気持ちが私を前に進ませた。
私の人生の中心にいる人。
私の憧れの人。
元気にしているかな。
やっとソルジャーになれたんだね。
でもどうして倒れていたんだろう。
彼は何も変わっていないかな。
それとも別人になってるかな。
私が知っているクラウドのままでいてくれるといいな。
クラウドクラウドのいる病院に行ってみよう。
………
「ティファ、ビールお替り!つまみも追加でお願いね。」
「……!はーい、すぐに持っていくわね!」
ティファがお皿にナッツとジャーキーを盛り、テーブルへと運んでいく。
ビールとおつまみを両手で持つ彼女は、そのスタイルを強調する服装は何度でも店の客たちを引きつける。
「お待たせしました!」
「おー、ティファ、ありがとう!」
「ねぇねぇ、ティファちゃんw」
「はい、何でしょう?」
ニヤニヤしながらティファの顔を覗き込み
「ティファちゃんって、彼氏いるの?」
「えー、いませんよ。」
「本当?ティファちゃんみたいな綺麗な子が彼氏いないなんて信じられないな~」
「ん~!あ!私にも彼がいます!」
「え!だれだれ?」
「それは!このセブンスヘブンですwこの店が私の大切なカレシ♡」
天井を指差しながら最高の笑顔で言い放った。
「なんだよそれ~」
膨れた顔をしているが、ニヤニヤ度が更に上がって
「じゃあ人間の彼氏はいないんだね」
「じゃあ、ちょっと溜まってるんじゃない?」
顎に人差し指を当てて考え始める。
「溜まってる?何がですか?」
「何がって(笑)性欲だよ、せ・い・よ・く」
「何言ってるんですか!もう」
「誰だって欲求はあるでしょ?食欲・睡眠欲?それと?」
客は人差し指を、顔とぬ胸とお尻を刺して
「せ・い・よ・く」
「もう、これ以上エッチなこと言ったら店から追い出しますよ!」
「何言ってるんだよ。まさかまだ処女でもないだろ?」
「酔っ払いすぎですよ!もう今日はお酒は出しませんから!」
「いやーそれは困るなぁ…でも、売り上げが下がったらティファだって困るだろ?」
「そうですけど…私の店は健全な店なんですよ。この店で下ネタは厳禁です!」
「健全な店なのは分かってるよ。でも、ティファ、わざと体を強調する服着てるんじゃないの?」
「そ…そんなことありません!この服は動きやすさを優先して選んでるんです。」
(でも、本当は客寄せのためにわざと選んで着ているんだけど)
「でも、ティファの体を触れるなら1,000ギル出してもいいよ」
ティファは怒りながらも、プロとしての笑顔で対応する。
「次にそんなこと言ったら、本当に怒りますよ!それに1,000ギルも持ってるならチップ弾んで下さいw」
(でも1,000ギルってここの2日分の利益…触らせるだけで…)
「冗談だよwwwでも、ティファちゃんはみんなに狙われているからねw。ここに来てるみんなそうだよw」
「それはありがとうございます!でもここは食事とみんなの憩の場です!それと、私の彼はセブンスヘブンですから!」
セブンスヘブンの客は常連ばかりだから、一人に触らせたら皆に知れ渡る。だから、そんなことはできない。
(でももっと大金稼ぐ方法無いかしら…)
でも、バレなければ?その考えは一瞬よぎったが、カウンターに座った新しい客に阻まれる。
「あんたの名前は?」
「いらっしゃい。私?私の名前はティファ。よろしくね」
「ティファか。とりあえず、お酒とつまみを頼む」
「ありがとうwお酒は何がお好み?」
「強くて、酔えるお酒を頼む。あと、ソーセージ」
「強めのお酒ね!では…」
手際よくグラスとお酒を取り、メジャーカップに注ぐ。
そのメジャーカップからシェーカーに移し替える。
今度はピーラーを取り柑橘類の皮を剥く。
薄く向いた皮をお酒の入ったシェーカーに移し、違うドリンクをメジャーカップからシェーカーに注ぐ。
手際よくシェーカーを振りグラスに注ぐ。
カクテルを作り優しくカウンターに置く。
「お待たせ♡強めのお酒よ」
カウンターの客は、彼女が作ったカクテルを一気に飲み干す。
その間にフライパンに油を注ぎソーセージを調理していく。
その間に小皿にチーズとビーフジャーキーを盛り付けて客に提供する。
「はい、おつまみどうぞ」
「あぁ、うめぇ」
「最高の誉め言葉、ありがとう!ソーセージもう少し待ってねw」
客は彼女の顔から体をじっくりと眺める。
彼の目に映るのは、白い肌、長くてしっとりとした髪。
揺れる胸、スリムなウエスト、ウエストからお尻へのライン。
どれを取っても男心をくすぐる素晴らしい体だ。
(この客も私の体みてる…もう…)
「美味しいね、ティファ。もう1杯作ってくれるか?」
「はーい、すぐに作りますね」
フライパンを振りながら答えた。
ソーセージを皿に盛り、付け合せのジャガイモとニンジンを盛り付けて客のカウンターへ運ぶ。
「今からカクテルつくりますねw同じものでいい?」
「あぁいいよ。ここは従業員はティファだけか?」
「人を雇う余裕はないですね〜」
「じゃあ買い出しから掃除から全部一人で?」
「大変ですけど、もう慣れました」
「はいどうぞ!」
ティファはカクテルグラスをテーブルに置いた。
「じゃあティファは男遊びする時間ねーな」
「男遊び?今はここの切り盛りで精いっぱいよ」
「ティファくらいの体ならみんな放っておかないだろう」
「毎日のように声はをかけられますよ。でもこのお店楽しいし、やりたい事あるから」
「じゃあ男なしかぁ、寂しくならないか?」
「寂しい?ここに皆が来てくれるし、仲間もいるから寂しくなんて感じないわよw」
「そうじゃなくてよ、カラダが寂しいって思わないのか?」
「そ!そんなこと考えるヒマはありません!」
「じゃあティファ、一晩頼んでもいいか?」
「ためですよー」
「お互いのストレスを発散できるならいいだろ?」
「だめです!体でストレス発散なんてしません。あなたまでそんなことを言うの?」
「あなたまで?」
「ここに来る客はどうやら私目当てなんだって。さっきもそう言われました。でも、そんなこと言われても体を預けるわけにはいきませんよ!」
「このスラムの酒場じゃ、沢山客が来ても売上なんてたかが知れてるだろう?」
「まぁ….でも、毎日の食事にありつければそれで十分だと思っています」
「一晩俺の女になったら10,000ギル出すよ。どうだ?」
(1万ギル!これはセブンスヘブンの3ヶ月分の家賃だわ…)
「そ、そんなことは出来ません。私は娼婦じゃありませんから。やめてください!」
「そんなに怒るなよ。1晩俺の娼婦になるのがいやなら…。そうだな、フェラで逝かせてくれたら5,000ギル出すよ。どうだ?」
(フェラって…あれを咥える事よね…5,000ギル!その額なら、アバランチの活動も余裕が出る)
「本当に5,000ギル出せるの?」
おじさんは沢山の札が入った財布を見せびらかした。
「ああ、もちろんだ。5,000ギルくらいはすぐ出せる」
と言いながら5,000ギルを取り出そうとしたが、ティファは手を出して止める。
「そのお金は真っ当なお金なんですか?盗んだお金とか脅してとったお金じゃないの?」
「ちゃんと商売して得た金だよ」
「本当~?ヤバいもの売ったお金でしょ?」
「ん~、ヤバいと言われれば、ヤバいかもしれないな」
「ほら!やっぱり」
「いやいや、買う側と買われる側の了解を得たうえの金だよ」
「ふーん…でもダメ!お・こ・と・わ・り」
「乗り気じゃないならいいよ。無理やりするのは嫌いでな。じゃあ、止めておこう」
(…待って…それなら、5,000ギルで1回だけ…)
「…」
「そんなに金が必要なのか。借金でもあるのか?」
「そうじゃないけど…ちょっとお金が必要でね」
「じゃぁ!その大きな胸と口を存分に使って5,000ギル貰えよ」
「いや…やっぱりダメ!」
「そうか……もし気が変わったら、いつでも言ってくれ。フェラなら5,000ギル、一晩だけの女になるなら10,000ギル、そうだな…一晩の奴隷になるなら20,000ギルだすよ」
「!奴隷って何ですか?失礼しちゃう!」
「ははw反応いいな、体験してみるか?」と言いながら両手を縛る素振りをする。
(奴隷って何?どんな事されるの?)
「そんなことになんかならない!そんな話、本当にやめて!」
手を振りながら客に背を向ける。
「あぁ、そうか悪かったな。聞かなかった事にしてくれ」
「…はい」
その後、彼は誘うことはなく、ただ黙々と食事を口に運び、お酒を優雅に嗜み、寂しい夜の帳を引き下ろして帰っていった。
「ありがとよ、酒も飯も美味かったよ」
「ありがとうwまた来てねっては言いにくいけどw」
「変な事言っちまったな、申し訳ない」
「謝らないでよ、断った後は何も言わなかったから大丈夫よ、七番街に来たらまた寄ってね」
「あと20日は居る予定なんだ。開いてたら寄らせてもらうよ。じゃあな」
「おやすみなさい」
「あぁ」
最後の客。私を娼婦にしようとした変な客が出ていった。
でも何だろう。
本当に大金を持っていた。
悪い金じゃないなんて言ってたけど。本当かしら。
スラムの酒場経営は厳しい。
どんなに売り上げが伸びようとも、利益は僅かだ。得られた利益は生活費だけでなく、裏の活動にも必要だ。
”裏の活動”それは反神羅組織、アバランチ。
アバランチは神羅や政府の不正を糾すために組織された秘密組織で、簡単に言えばテロリストだ。
でも私の両親は神羅に殺され、私も重傷を負ってこの町にいる。
そんな悪い組織を許すわけにはいかない。
ただ、アバランチの活動には日々数千ギルが必要になる。
情報収集・武器や弾薬・貧困にあえぐ子供達の面倒。
必要なお金は無限に出てくる。
財布の中身を見る度に、その重圧を痛感する。そのような日々をただひたすらに耐え、一日を過ごしている