いつものお仕事
うぅー……
クチャ……クチャ……
うぅー……うん……ぁ……
クチャ……クチャ……
響くのは女の声と、湿った音。
ここは牢獄の中。
壁に灯る薄暗い照明。
照らされた冷たい床。
その上で重なり、まぐわう女とケダモノ。
金髪の女が、僕に組み敷かれて呻き声を上げていた。
彼女は長い金髪をシーツ代わりに広げて、その上で僕にレイプされている。
光を失い、牢獄の天井を見つめるだけとなった女の目。
その綺麗な
女の整った顔が悦楽に歪む様子を鑑賞していると、自然と僕の
「はっ……あぁ……はっ……ぁああ……あぁ……んんぁ……」
それに応じて彼女の呼吸も速まる。
すると、開口枷から少しずつ彼女の舌先が頭を出し始めた。
この金髪の女は性感が高まると、こうして舌を伸ばして
口枷の奥で丸見えになったテラつく粘膜の
そのあまりに淫靡《いんぴ》な光景に、思わず腰に力が入った。
彼女の中で僕が膨らんだ。同時に女の口から「あうっ」という
僕に与えられた仕事は、この女を
「はっ……はっ……はっ……はっ……はっ……」
彼女が限界を迎えるまで犯し、種を注ぎ続ける。その過程で女も
女の秘部を隠すべき衣服は、ほとんどが僕の手によって引き裂かれて、腕と
彼女は足を閉じる努力を、もうやめている。僕に逆らえば猛獣の責めが再開するからだ。大人しく受け入れて従えば、こうして丁寧に凌辱してもらえるのを、彼女はやっと理解してくれたんだ。
女は丸一日、毛布一枚無い冷たい床の上で僕の慰みものだった。
すでに彼女の心は閉ざされているにもかかわらず、薄桃色に上気した白い肌はその
もっと犯して欲しい。
もっと、もっとと、女の身体はおねだりしている。
丸一日ぶっ通しで僕に犯され続け、なおも僕の暴力的な
「あっ……あっ……あっ……あぅ……あぁん……」
身体が
彼女は僕に屈服した。
僕が堕としたんだ。
だからもう、僕のものだ。
そんな支配の喜びが脳裏を
膨れ上がる僕の中の昏い
彼女の顔にかすかな緊張が浮いた。
そのままがっしりとホールドして腰を振り、
そうしてエラの張った亀頭で彼女の膣壁をゴリゴリと削り上げる作業に没頭する。女に子種を植え付けるために必要な快楽の儀式だ。同時に、彼女を壊さないよう母体に気遣って動くことも忘れない。
「んおぁっ⁉ んあっ! んあっ! んあっ! あああっ! あうぁおっ! ぁ……あ……あ、あ、あ、あ、あ、あああっっっん゛あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ――」
金髪を振り乱し、いやいやと首を振る女。
彼女は眉間にしわを寄せ、背中を反らして僕が与える強すぎるエクスタシーから逃れようとしていた。でもその
僕の突き上げに合わせて上下に揺れる、たわわな乳房。
弓のようにしなる白い女体。
荒い息遣いと、熱を帯びた喘ぎ声。
一定のリズムで腰を振りながら、彼女の絶頂を待った。
女の徐々に短くなっていく啼き声を楽しみながら、グチョグチョと熱い蜜壺をかき回し続ける。
「あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛う――ッ⁉ あっ、あっ、あっ! あぁ――んッッッ――んあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ‼」
ついに彼女の尻が浮いた。背中がひときわ強く反り、全身にビクビクと痙攣が走る。
それを見届けてから、太ももから駆け上がる獣の衝動に身を委ね、最後に体重を乗せた深いひと突きをくれる。
脳裏に走るフラッシュ。
組み敷いた女の
ドクッと強い一打が女の膣奥を叩き、次いで堰を切ったようにドクドクと注ぎ込まれていく熱い体液の奔流。
「――んああぁ……ああっ……! ああああ……ぁぁぁ――ッッッ‼」
女の声のトーンが甲高い悲鳴に変わった。
僕の脈動に合わせて熱い
僕の
獣の精がドクッ、ドクッと力強く女の
女達は僕が射精するたびに、この気が狂うような征服を受ける。半日も続ければ、ほとんどの女は全面降伏せざるを得ないほどの、
フーッ、フーッと鼻から息を繋ぎ、顔を真っ赤にした金髪の女。彼女は目を潤ませながら虚空の一点を見つめて、僕が送り込む官能の波に耐えていた。
ぴっちりと僕をくわえ込んだ彼女の綺麗な
たっぷりと時間をかけて女の子宮を満たし切った。彼女の白いお腹が少し膨れているほど。すごく達成感ある。
女を残して、むくりと身体を起こす。
すると怒張した僕の肉茎がずるりと女のヴァギナから引き出され、それが上を向く勢いで女の腹から顔にかけて一直線に精液が飛び散った。
女は茫然と、胸の白い膨らみを上下させて、その
僕の剛直は依然として勢いを衰えず天を突いている。べっとりと白濁液と愛液で濡れそぼっているけど、表面に浮いた緑がかった血管はビクビクと脈動し、別の生き物のように赤黒くそそり立って、ゴツゴツと重量感があり、太い。馬なみという言葉がぴったりだ。
僕の下腹部には未だに痛みを伴う欲望が渦巻いている。それは一向に収まる気配が無い。
尽きることのないこの灼熱の性欲は〈ブッチャー〉――〈
僕はかつて人だった。でも、今はブッチャーだ。
この殺風景な四角い部屋の壁には、大きな鏡がある。鏡の向こうで誰かが覗いているんだ。趣味の悪い奴らだ。忌々しい。
鏡の反対側は格子となっている。備品は存在しない、がらんどうな空間。ここはそんなプライバシー皆無の牢獄だ。
壁一面の鏡を眺める。
そこに映った僕の立ち姿には、昔の面影など、これっぽっちも残されていない。
膨れ上がった巨漢。灰色の皮膚。全身に浮かぶ大きな斑点の数々。
そして、股ぐらから雄々しく伸び上がった
肉質な身体とは対照的に、そのペニスだけは
こんな醜い生物が存在していいのだろうか。
自然界への
それが今の僕。
鏡を見つめながら
――もっと女を犯せ。仕事をしろ。
これ、第二の僕が話しかけてきていたり、僕の脳内独白だったりじゃない。側頭部に突き刺さった装置からの指令だ。
ブッチャーの脳味噌はクルクルパー。だからブッチャーは、本来こうして頭部の制御装置からの指令に従って動くだけの存在なんだ。
この狂おしいほどの性欲は、放っておくと暴走する。自分でも抑制が効かなくなって敵味方関係なく暴れ出してしまう。ブッチャーの運用とは、常に暴走と隣り合わせの危険なものだった。だからブッチャーを使役する奴らは一回の仕事で、できるだけ僕に多く射精させようとする。
実際、僕もまだ足りていない。丸一日に渡って出し続けているのにもかかわらずだ。呆れるほど無尽蔵の性欲。驚くべきは、それを実現する勃起力と射精力。目の前にいる女は息をするついでに犯したい。僕はそんなケダモノだ。
でも、そういう風に肉体が改造されている。自分ではどうしようもなかった。
床に横たわる金髪の女を見た。
彼女こそ、今の僕に与えられた
金髪の女は、何とか股だけは閉じていたけど、身体を横に倒す気力も無い様子だ。おしっこを我慢するような姿勢になって、上がった息を整えている。
閉じた股の隙間からは白いザーメンが逆流してコポコポとこぼれ出し、彼女の綺麗な尻を
硬く冷たい床と、寝そべった柔らかな白い丘陵。
手足に残っただけのズタボロの端切と、対照的なサテンのように滑らかな肌。
豊かに潰れた双丘と、ぴんと上を向く桃色の乳首。それらの上に飛び散った僕の汚らわしい白濁液。
僕と女の結合の証が混じり合う、泡立った床の染み。
彼女の美しい顔立ち。口のギャグと、死んだ魚のような目。
そんな劣情を誘う姿が、僕の消えかけていた下腹部の
瞬く間に欲望がごうごうと燃え上がる。
僕は気が付くと大口を開け、天井に向かって身の毛もよだつ雄叫びを上げていた。
長方形の部屋が共鳴し、びりびりと振動する。
そんな僕の咆吼に、精神を手放しかけていたはずの女が反応を示した。
「――ゃ……」
何かを言おうとしているようだ。なんだろう。興味が湧いた。
一歩、二歩と近づいていく。
その歩みに応じて、僕の巨漢がズンズンと床を揺らした。
「――うぉあ、あ……ああああああああっ‼」
女は悲鳴を上げて床を掻きむしり始めた。口枷がはまっているせいで声が
元気じゃないか。すごいな。まだまだ、この女は頑張れそうだ。
もう何十人もの女をこの部屋で犯してきた僕だ。元々、女体には詳しいこともあって、今や女という生き物の限界に精通しつつある。
先ほど、だらしなく身体をおっ広げて弛緩していた状態から、この急速な回復。あと半日は僕の責めに耐えられると判断できる。さすがは前線に出てくるだけあって体力がある。
女の脇で立ち止まった。
そんな彼女の頭を金髪ごと、ぐしゃぐしゃに鷲づかみにした。そのままバスケットボールを持ち上げるように、彼女の上半身を軽々と引き上げる。
「――っ、ぁあ……」
女が苦痛に声を漏らした瞬間を見計らい、彼女の開口枷を爪で引き千切った。
間髪を容れず、僕の汚い剛直をその柔らかそうな唇の隙間にねじ込んだ。