後出しは卑怯じゃない……?
ちょっとイライラしてきたぞ。これはよくない。
多分、鏡の向こうから指示を出しているんだろうけど、ブッチャーのこと、ちゃんと分かってるのかな? あんまり僕にフラストレーションを与えると暴走するんだぞ?
実際、今腕の中に捕らえた獲物は美味しそうだ。
とても美貌で、身体は薄いけどしなやか。特に髪が綺麗だ。生き物の体毛とは思えない。上質なリネンそのもの。作り物のような輝き。女の良い匂い。
間違いなく彼女は手塩にかけて育てられた上等な逸品だ。恥骨をぶつけながら髪の毛食べたい。
エルフの
そんな考えが頭をよぎると、自然と僕の淫棒に血流が収束し、攻撃的な様相を呈してムクムクと鎌首をもたげ始める。
すると熱されたグロテスクな巨根が、彼女の大腿から腰、
その感触に誘われたエルフ娘が視線を落とす。
これで今日一番の恐怖顔をゲット。
……ああ、やっぱりこっち方面の方が効きそうだな。
僕の頭に閃くアイディアがあった。
それは先ほどの罰当たりな脳内妄想禅で、師匠に導かれた悟り。
――犯すな。犯すな。犯すな。犯すな。犯すな。犯すな。犯すな。犯すな。
慌ただしく増えた、そのたったひとつの指令の連続から、鏡の向こうの焦りが伝わってくる。
ちょっと面白いな。鏡の向こうの誰かさんは、このエルフ娘と、いったいどういう関係なんだろう。
はいはい。犯しませんとも。怪我もさせません。
だから
嫌がるエルフ娘を抱きかかえて鏡の前に移動する。次いで彼女を床に下ろし、そのまま鏡を背にして座らせた。
すると僕の赤黒いガチガチのブッチャーランスが、ちょうどエルフ娘の目の前に来て、彼女はあんぐりと口を開けてそれを見上げていた。
目は、閉じていた方が良いよ。
エルフ娘の頭をガシリと掴んで固定し、彼女に見せつけながら摩羅棒を磨く。
彼女は何が起こっているのか分からない、といった様子で茫然とそれを見つめていた。
鏡を見ていると、自分と睨めっこしながらマスタベーションすることになって辛いので、エルフ娘の顔を見ながらシコることにする。
本当に綺麗な顔立ちだ。でもまだ若いんだろう、その表情に幼さが透けて見える。今からこの顔がどんな風に歪むのかと思うと、背筋をゾクゾクと駆け上がるものがあった。
さっきは炎を浴びせ掛けられたからね。お返しに、同じくらい熱い白いマグマを浴びせ掛けてあげよう。
グルル……と僕の喉が鳴った。
直後、ブッチャーランスの切っ先をエルフ娘の鼻っ面に向け、そのまま彼女の
「⁉」
彼女は一瞬びくりを長い耳を震わせ、すぐに目と口を閉じた。間一髪だった。
僕の吐精量は凄い。自分でも感心する。
ビチャビチャと彼女の美貌が汚染されていく。
鈴口の位置を調整しながら、エルフ娘の口、鼻、瞼、そしておでこと、満遍なく白濁ペンキを塗布していく。小鼻の脇まで亀頭で丹念になすりつける。さながらスペルマ左官職人。
二十秒近く出し続けただろうか。やがて獣慾の第一波が収まると、僕は小さく唸り声を漏らして、エルフ娘の顔を強引に上を向かせた。
彼女は僕の剛腕に頭蓋骨を掴まれていて、目と口をギュッと閉じたまま、なにもできない。
ドロドロと流れ落ちていく僕のザーメンが、彼女の服の隙間から胸に流れ込んでいくのが見えた。美しい亜麻色の髪にも、僕の白い欲望がしたたり落ちていく。
……なんか、いい。これすごくいい。
エルフ娘を強引に鏡の方に向かせた。
鏡にも白濁のしぶきが飛び散っていて、そこに彼女の無残な顔と、それを穢した僕のブッチャーランスが並んで映った。首検分みたいなイメージだ。仕留めた首と、仕留めた武器。
「……ぷはぁ」と、エルフ娘が口から白い泡を膨らませた。
制止の指示はない。中止の指示もない。先ほどからピタリと指示は止まっていた。これでいいらしい。
それではと、今度はエルフ娘の髪の毛を束にして掴み上げる。
先ほどからずっと、これが気になっていた。
オカズは上々。彼女の髪は予想通り、とても繊細でざらつきがなく、でもほどよくコシがあり、女の粘膜にこすり付けるのとはまたひと味違う、ジョリジョリとした素敵な快感を息子に与えてくれた。
「……っ!」
エルフ娘が顔を拭ってようやく目を開けた。
鏡に映った自分の顔を見て凍り付き、そしてその隣でしごき上げられている僕の怒張した逸物、さらには、そこに絡み付く己の髪を見た。
エルフ娘の顔が、子供の泣き顔のようにしわくちゃに歪んでいった。
僕のザーメンやカウパー液が十分絡み付いた亜麻色の髪。それはもはや、いかがわしい繊維の束でしかない。先ほどまで彼女の動きに合わせて放たれていたエルフらしい神々しい輝きは、つゆと消えていた。
ヌチャヌチャという、いやらしい音だけが牢獄に響いた。
少し手の動きを早めてやって終わりが近いことを教えてあげる。
でも、彼女はよく分かっていない様子で、相変わらず目を閉じてくれない。経験ないのかな?
ま、回復魔法あるし、いっか。
僕は満を期して二度目のオーガズムを迎えた。今度の狙いは彼女の耳だ。
横から熱い奔流に叩かれて、彼女は顔を逸らそうとした。でも僕が頭を掴んでいるせいでピクリとも動かない。ドロドロと彼女の頬から口にかけて、僕の熱い体液が絡み付いていく。せっかくなので僕は彼女の後頭部、髪の毛、その下のうなじにもしっかりと精液をかけていった。
少し口に入ってしまったのか、エルフ娘は薄い唇をすぼめ、ぺっぺっとベロ出して僕の精液を吐き出そうと試みていた。
でもそれは
そのすべての過程は鏡に丸映しで、向こう側からも丸見えだったはずだ。
どうだろうか、この役者っぷりは。これがブッチャー流のお仕置きだ。鏡の向こうの誰かさんにも満足してもらえるように配慮したつもりだ。お仕置き具合はしっかり見ていただけたと思う。
指示は止まったままだ。これでOKみたいだ。
やった本人が言うのもなんだけど、これをお仕置きと認めるエイリアンって、頭おかしいんじゃないだろうか。
僕はエルフ娘の髪の毛で自分の息子を丁寧に拭き取ってから、ようやく彼女の頭を離してやった。
すると、思い出したように届く声があった。
――お仕置きをしろ。お仕置きをしろ。お仕置きをしろ。
え、まだするの? 結構なトラウマものだったと自負してるんだけど。
これ以上の
っていうか、どんだけ悪い事をしたの、君?