結局あの後、るんるん気分で男スパイの死体を店長に持っていったのだけど、すぐに集まってきた武装エイリアン達に取り上げられてしまった。がっくし。
でもそんな僕の行動によって、肉屋裏手での僕とアースピントとの接触は、僕が肉の匂いを嗅ぎつけて自主的に人間を狩った、という形で落ち着いた……っぽい。肉屋の
僕が真面目にバイトに精を出していたから、勝手に好意的に解釈されたみたい。やったぜ。
そして今、僕は独房にいる。
何故か。
目の前にいる男が原因だ。
彼は先日の悪魔将校。アースピントの件で僕を検分しに来たみたいだ。
独房には彼と、僕のお気に入り嬢がいる。
嬢は部屋の隅で顔を
悪魔将校は近くで見るとなかなか良い体つきをしていた。
かつて僕がエイリアンの上級将校を狙撃する時は緊張した。
奴ら、一射目を外してしまうと同じ距離で反撃してくるんだ。狙撃銃の距離を、腕のひと振りで。
その威力は凄まじく、僕のペアだった観測手も何人も殺されてしまった。
僕は弾を外すたびに相棒を失う羽目になった。だから、どんな過酷なミッションにも文句を言わずに従事した僕だけど、上級将校の狙撃指令だけは嫌だった。引き金が恐ろしく重かった。
おかげで僕に付いた
悪魔将校は、
何だったんだろう。まさか制御が効いていないって、バレてないよね?
悪魔将校が出て行く間際、部屋の隅にいた嬢にひと言ふた言、声をかけていった。嬢は顔を伏せて、それに恐る恐る答えていた。
彼が去ってからしばらくして、嬢が僕の元にしずしずと歩いてきた。
この子、歩く時はしずしず歩くのがまた良い。
姿勢が良く、背筋が伸びてS字を描いている。おかげで立ち姿が
嬢が目の前に立った。胃の入り口がきゅーっと締め付けられるようだった。
こうして、彼女はまた来てくれた。あの後、僕の精液を飲んだことはバレなかったんだろう。とても心配していたんだ。エイリアン達は女でも容赦なく殺すから。
久しぶりだからか、嬢の様子が少し変わっているような気がした。
……こんな感じだったっけ?
遠距離恋愛中のカップルが久しぶりに再会したら、こんな気分なんだろうか。すごく楽しいな。
そんな健全な飢えが、僕のはち切れんばかりの怒張に現れている。
今日は
こらえきれずに腰を前に突き出して、怒髪天を衝いた肉棒をビクつかせる。彼女がクスリと小さく微笑んだような気がした。
そこからいつもの一級品の口唇奉仕が始まった。
そうだ、嬢に聞いて欲しいことがあったんだ。
久しぶりに外回りをしたこと。肉屋の仕事が手に付いてきたこと。ソバージュの子のこと。メダルを拾ったこと。狐っ子のこと。エルフ娘のこと。鏡のこと。制御装置を見つけたこと。変態狐女がいたこと。アースピントのこと。さっきの悪魔将校のこと。モールス信号を思い出したこと。
そんな出来事や、いろんな思いを込めながら何度も射精した。
嬢はそれを全身で受け止めてくれた。今日もやっぱり飲めないのか、白く汚れた彼女の表情は少し寂しそうに見えた。
そういえば、今日は看守がいない。
看守は部屋の外にいるようだ。たぶん、反省会があったんだろう。これからはずっと、こういう外で待機の形になりそうだ。
ブッチャーに近寄りすぎだったんだよ、あのホブゴブリン君――しゃなくてデミタス君。僕以外のブッチャーだったら、とっくの昔に食われていたと思う。
……見てないんだし、こっそり飲ませてあげたいな。
後でなんか検査でもあるのかな?
いや、絶対そんなのやってない。エイリアン達はびっくりするほど雑だ。これだけ全身ドロドロに汚れていれば、ちょっと飲んだってバレっこない。
絶頂の兆しを感じたところで、いつものように陰茎をビクつかせてシグナルを送る。同時に
こういう舌の使い方はやったことがなかったけど、やればできるもんだ。でも舌の付け根がギリギリいってる。かなり無理な動きだこれ。
今は伸ばす、巻き付ける、引き付ける、舐めるといったカエルみたいな動きしかできないけど、訓練すれば手みたいに使えるかも?
っていうか嬢の髪の毛、なんか甘いぞ。美味しい……。
僕の意図が伝わるのか不安だったけど、彼女は少し驚いた風に見上げてから、すぐに
嬢は僕の馬なみをあっさり全部食べてしまうと、いつもより強い喉の蠕動運動をくれ始めた。よかった、伝わったみたいだ。
彼女の鼻先が僕の下腹を小突き、温かい鼻息がそよそよと息子の付け根に掛かる。すごく熱心な頭の動きだった。んぐ……んぐ……と、これでもかと激しくぬらぬら、ざらざら。ぱくぱく、ごくごく。銀色の頭を左に右にと角度を変えて、前後運動を繰り返す。
その間、僕は彼女の髪の毛を舌に絡めて遊んでた。
彼女がくれる快楽のうねりを堪能していると、すぐに僕のリビドーは最高潮に達した。
小さな唸り声と共に獣の吐精が始まる。
すると嬢は一瞬身体をピクンと硬直させたものの、すぐさま器用にコキュコキュと喉を鳴らし、勢いよく吐き出される獣慾の奔流を飲み干していった。
この喉で吸い出されていく感じ、ちょっと金髪の子を思い出すな。でも嬢の方がずっと良い。紛れもない愛情を感じる。
数十秒にわたる僕の吐精を全部腹に収め、嬢はどろりと僕の逸物を吐き出した。彼女の目は
肩を上下させて息をつく嬢。彼女の頑張りを労おうと、僕は
上乳を舐め、横乳をぷにぷにと押し、舌を下乳の影に差し込む。
乳首を圧迫しながらこすり上げ、たゆんたゆんと何度も揺らして遊んでから、胸の谷間へと。
せっかくだからと、そのままお腹の綺麗な丘に沿って、彼女のひっそりとしたデルタ地帯に舌先を下ろしていく。
いよいよ舌先が彼女の秘部を探り当てる直前、嬢が僕の舌を掴んだ。
僕の顔を見上げた彼女の表情は沈んでいた。唇を噛み、寂しそうに眉をひそめ、小さく首を横に振った。
そっか。声出ちゃうもんね。こっそりってわけにはいかないか。
僕には何故だか嬢の気持ちが分かった。僕だけの妄想とは思えないほどに、その解釈は彼女の動作や表情とシンクロしていた。
ならば、と。僕はベロを嬢の口に突っ込んだ。
ジュボジュボと音を立てながら、彼女の口蓋を舐め尽くしていく。これなら音的にはフェラと一緒だ。外の看守に気付かれることもあるまい。
欠けた前歯の裏から始めて、抜け落ちた歯の合間を丁寧に舐め取ってから、上顎をゴリゴリと荒々しく削ってやる。
すごく舌の奥と顎の付け根がピキピキ言ってるけど、根性だ。
「……ぅん……ムグ……」
彼女の舌を巻き取るように
「は……ぁぁ……」
嬢は床にペタンと座ってうっとりと唇を指で触っていた。
その後の彼女の口淫は、いつにも増して情熱的だった。
僕はさらに二回、彼女に飲精された。口の端から精液を零しながらゴックンと嚥下してみせた彼女の表情もまた、満足げだった。
こうして嬢に抜いて貰うと、すごく頭がスッキリして、思考がクリアになる。いろんないいアイディアが浮かぶのも、この独房なんだ。
特に、飲んでもらえると、身体の底に溜まったドロドロとした
こうして嬢との短い
やるべきことは見えてきた。