※この作品はR-18です。

屠殺鬼   作:赤だし滑子

30 / 88
自主的に独房送り

 僕が自主的に独房に行く方法は主にふたつある。

 

 ひとつ目は、女を孕ませる必要を超えて徹底的に蹂躙すること。

 

 例えば代表的なところで肛門性交。尻に突っ込む必要ってないからね。

 

 そういう意味だとオーラルも不要なんだけど、女の身体に与える負担が全然違う。口に入れて遊んでもエイリアン達は何も言わないけど、お尻チェックは厳しい。だからアナルセックスは難しいんだ。

 

 女がギャーギャー喚いてもなお、尻孔に突っ込んでいるとエイリアンがその行為を止めに入ってくるから、それを無視したり、暴れたりすれば連れて行かれる。

 

 なお、ソバージュの子みたいにアナルに抵抗がない子だと、あんまり嫌がらないどころか喜ぶから、遠目にはどっちで犯っているのか分かりにくい。だから元々開発済みの子の方が僕は嬉しい。世の男性諸君らには、ぜひとも頑張っていただきたい。

 

 僕自身が開発する場合もあるんだけど、長い期間をかけてベロを差し込んで慣らす必要があるし、それに元々の才能が必要というか、嫌がる子は徹底抗戦の構えで嫌がるから、なかなか成功しない。

 

 黙らせるには手っ取り早く壊しちゃえばいいんだけど、でも、それは僕の職人(プロ)としてのプライドが許さない。安易な手段に頼ると腕が鈍(なま)る。

 

 だからこそソバージュの子は貴重なんだ。あの子、大好き。彼女の元カレにも感謝。今はもう、全ての孔が僕専用になっちゃったから返せないけど。

 

 閑話休題。

 

 自主的に独房送りになるふたつ目の方法は、適当なエイリアンを突然むさぼり食うこと。

 

 大人しく従っていたところから前触れもなくパクリといくと、相当なインパクトがあるらしく、これも間違いなく連れて行かれる。

 

 今日はこのふたつ目を使った。適当な下っ端の脳味噌を後ろからひと口で頂いた。しばらく嬢と会っていなくて、我慢できなかったんだ。ごめんね、コボルドっぽい誰か。

 

 ところで、これだけおイタをしでかして、どうしてブッチャーは処分されたりしないかというと、それはブッチャーが貴重な兵器だからだ。多少の暴走くらいでは即時処分されたりはしない。

 

 どちらかというと、暴走させた奴が悪いといった風潮すら感じる。兵器の取り扱いに失敗して死んだ間抜け扱い。

 

 さすがにしょっちゅうパックンチョするとマズいだろうけど、その辺は様子を見ながらやっている。

 

 ブッチャーの希少性のポイントは、交尾による妊娠率がかなり低いということ。大量生産ができないと言い換えても良い。わりと一点物に近いんだ。各ブッチャーの特性も異なっているみたいだしね。

 

 そもそもの話、ブッチャーと人間の間で子供が出来るのが不可思議だ。熊と人間が子供を作ったなんて言っても誰も信じないのと同じ。種が違いすぎるのに。

 

 僕も、もう何年にも渡って何十人となく相手をしてきたけど、感覚的にひとりかふたりしか孕ませていないっぽい。それすら真偽は不明。大体はその前に壊れるか、別の施設に引っ越しとなる。

 

 ところで、僕はどうやってブッチャーに改造されたのか? ブッチャーの子供と今の僕がどのように繋がるのか?

 

 具体的な手段は知らない。当事者の僕ですらも覚えていない。

 

 僕の記憶は、最後にフォート89から逃げ出す人たちの殿(しんがり)に立って、最後は全身甲冑のエイリアンと相打ちになってその死体の上に倒れ込む。そしてその後、目が覚めたら磔(はりつけ)になっていて、貞子(さだこ)の群れにしゃぶられていたところまで飛んでいる。

 

 でも確かな事として、ブッチャーは毎日女の種付けに励んでいて、現実に僕と言う歪(いびつ)な怪物が存在する。

 

 このミッシング・リンクを繋ぐには、ブッチャーを作り出すには、その子供と別の生き物を掛け合わせていると考えるのが自然だった。それが今の僕の見立てだ。その見たこともない掛け合わせ過程を、僕は勝手に“改造”と呼んでいる。

 

 最近新たに気付いたこともある。僕は人間の女ばかり相手をしているけど、エイリアンの女ばかり相手をしているブッチャーもいるみたいだ。先日までお隣さんだった鬼軍曹はそうだった。おそらく、改造元の種族に関連しているものと思われる。妊娠率とかに影響あるのかも?

 

 それはつまり、元人間である僕がエイリアンの女にありつくためには、どうにかして自分からアプローチするしかない、ということだ。

 

 エイリアンの女は美人ばかりでスタイルも抜群。さらには露出度も高いものだから、最近精肉店にバイトに行くたびにムラムラするようになってきた。特に腹筋が切れてる健康的な子が多いのが良い。

 

 休憩時間にこっそりどこかでレイプしてこようかな。とも思うんだけど、バレたらミノタウロス店長の立場が悪くなる。僕は店長ラブだから迷惑はかけたくない。

 

 でも見つからずに全部食べちゃえば完全犯罪になると思うんだよね。エイリアンの警察の調査能力ってどれほどだろう。うーん……。

 

 ま、でも僕には嬢がいるからいいんだ。エイリアンは彼女一人で十分。

 

 最終的にそういう結論に至って、今日も僕のグロテスクな摩羅棒と格闘を続ける嬢を見下ろす。

 

 レロレロ、ザラザラ。肉棒越しに彼女の献身的な奉仕を堪能していると、ふと、先日のアビゲイルの献身を思い出した。あれは不思議な満足感のあるパイズリだった。

 

 アビゲイルの裸体を思い返しながら、嬢のたわわな実りを凝視する。アビゲイルも大きい方だけど、嬢はもっとだ。

 

 飾りっ気のない薄いワンピースが彼女達のユニフォーム。その布越しに隆起して、嬢の荒い呼吸に合わせて上下する膨らみ。あの谷間の影に僕のそげた鼻を突っ込んで舐めしゃぶりたい。

 

 そんな僕の邪(よこしま)な視線に、嬢が気が付いた。

 

 彼女は僕のそろそろイキそうサインにニッコリと笑って見せ、肩をすぼめながら、はらり、はらりと薄衣を肩から外す。

 

 下から現れたのは凄みのある引力を放つ、豊かなおっぱい。

 

 嬢が、グイッと見せつけながら挟み込んできた。

 

 彼女の乳房はとてもボリュームがあって、僕の馬なみが完全に埋まるほどだった。これを絶景と言わずして何と言う。

 

 しかし、やっぱりパイズリはパイズリ。僕にはちょっと刺激が優しすぎる。

 

 僕がなかなかフィニッシュしないことに不満そうに眉をひそめた嬢。すると彼女は、そうだっ! みたいな顔になって、長い銀髪を胸の谷間にパサッと垂らし入れた。

 

 嬢はすでにザーメンでドロドロだった双房をヌチャヌチャとこすり合わせ、それを毛髪によく絡ませた。

 

 ネチャァ……と、糸を引いて開かれたファンタジックな谷間。あまりにもいやらしい光景に目が離せない。はやくはやく。

 

 嬢が改めて僕をサンドイッチにして、しごき始めた。

 

 これが凄く良かった。

 

 彼女の白くて清らかなおっぱいに、僕の猛った邪悪な肉棒と、彼女の輝く銀髪が一緒に包み込まれる絵面に凄く興奮する。ネトネトに汚れた銀髪がエグい陰茎に絡み付いてキラキラ動き回るんだ。

 

 鬼に金棒。ブッチャーに肉棒。肉棒に巨乳。巨乳に銀髪。

 

 僕はこの改良型パイズリで二回フィニッシュした。

 

 これすごく好き。今度、アビゲイルにもやってもらおう。

 

 ……いや、これは嬢の発明だ。勝手に他人に教えるわけにはいかない。著作権者である嬢の許可がなければ駄目だ。職人(プロ)としての誇りを持つ僕が、偉大な発明家である嬢へ敬意を払わなくてどうする。しばらくこれは僕と嬢、二人だけの秘密。

 

 本日四回目の放精をおっぱいで受けきって、嬢は熱い吐息を零した。すでに巻き角の先から膝までスペルマだくだく。

 

 彼女は独房の入り口に背を向けたまま、こっそり唇についた僕のミルクを舐め取ってみせ、にこっと微笑んだ。

 

 彼女、また雰囲気が変わったような気がする。何だろう?

 

 不思議に感じつつも、視線を独房入り口に飛ばした。そこに野暮な目があるからだ。嬢はあのイレギュラーな視線のせいで、今日は僕の白濁ミルクをこうしてちょっとずつ、つまみ食いするしかない。

 

 独房の入り口には、最近やけに遭遇率の高い変態狐女と、先日のオーク将校がいた。狐女は、隙あらば暗がりに引きずり込んで、ふさふさの尻尾がカピカピになるまでスペルマまみれの上、朝までレイプ目で放置の予定だ。オーク将校も、ダントツで僕の吊したい豚ナンバーワンとなっている。

 

 オーク将校の護衛エルフ男も一緒だ。勘違い忍者女はいないようだった。

 

 彼らは僕の四度の発射を眺めながら、何やら長いこと話をしているようだった。

 

 人のイキっぷりを見ながら談義するなんて、趣味悪すぎ。実は狐女だけじゃなくて、エイリアンってみんな変態なのかな……。

 

 いや、人に見られながら存分に射精できる僕も僕だな……。

 

 そんなことを考えていると、オーク将校が自分の剥げ頭をパチパチと叩いて、笑いながら踵(きびす)を返した。去り際に狐女の尻尾を触ろうとしたみたいだけど、ペチンと叩かれていた。

 

 残された狐女とエルフ男が何かを話し始める。

 

 くっそ、あいつら邪魔だな。

 

 忌々しい視線を彼らに送ってから、嬢を見下ろす。

 

 ふと、僕の肉棒を食べようと大きく口を開けていた彼女と目が合った。

 

 嬢は慌てて口をつぐんで手で押さえ、沈んだ目になった。

 

 歯が欠けているのを見られるのが嫌みたいだ。気にすることないのに。

 

 僕と比べれば、みんな整った顔立ちと言える。

 

 確かに嬢の顔面は半分腫れ上がっていて片目が見えていない。歯は何本も折れて味噌っ歯状態だ。

 

 でも見えている方の目は、憂(うれ)いを湛えた紫紺(しこん)の虹彩(こうさい)に、縦に割れた金色の瞳孔が映えて綺麗だったし、泣きぼくろも色っぽい。銀色に輝く髪の毛も一本一本が細くて、まっすぐ腰まで落ちて神秘的だし、なにより全体の所作が美しい。淫棒を握る仕草すら上品だ。生まれつきの美人なんだ。

 

 僕が心の中でそんな賛辞を彼女に送っていると、ふと、嬢の泣きぼくろが動いた。目尻が下がったんだ。

 

 ……分かった。彼女の雰囲気が変わって見える理由。

 

 表情が出てきたんだ。前回は僕の気のせいかと思うような変化だったけど、今日ははっきりと笑顔を浮かべている。

 

 彼女はとても愛らしい表情を見せる女性だった。惚れ直した。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。