フェリス、実は
だとしても疑問は残る。何故こんなところで……?
ついに褐色娘の指がフェリスの陰部に伸びた。
「――ん゛っ⁉」
スカートの下から手を入れられ、一瞬目を見開いたフェリス。
「●&〆★□●&※……」
「★§、#◇☆〆〓★●〆?」
フェリスが何かを喋り、それに褐色娘が答える。
フェリスは唇を噛んで大人しくなった。
ペロリと舌なめずりした褐色娘。
彼女はフェリスの上着を無理やりたくし上げ、露わになった白いブラを口でずらし、その下から覗いた小さな膨らみに舌を這わせ始める。
同時に指先もうねうねとショーツの中で
ずるずると背中を壁に滑らせて、腰を抜かしたフェリスが床にへたり込む。
褐色娘はそんな彼女を静かに冷たい床に押し倒して、行為を続行する。
乳首をペロペロ。かみかみ。続いてフェリスの口をキスで塞ぎ、舌を奥まで差し込んでムグムグ。それが終わったら唾液の糸を引きながら狐耳をはみはみ。
「ふぃ……ふぃ……ふぃ……」
半開きにした口から、なんとも言えない可愛らしい声を上げるフェリス。いつの間にか上気した呼吸を繰り返し、目の焦点はボケていた。
褐色娘、テクニシャンだな。伊達に学校中ところ構わずチュッチュしていない。
ああ、それにしても楽しそう……僕もぜひ。
カリッと亀頭に刺激を感じた。歯を立ててジト目の嬢。せっかく素敵な奉仕してもらっているのに、僕がよそ見をしていたから。
でもさ、あれは目が離せないよ。
一応、ほら、僕ってフェリスのお守りだし。止めなきゃいけないタイミングがあるかも知れない。
しばし動きを止めて見つめ合う僕と嬢。
……。
嘘です。僕はレズのビアンが大の好物。あんなの見なきゃ損。
ほら、今も。褐色娘が床に飛び散った僕の精液を指に絡ませて、フェリスの口に突っ込んでジュプジュプと遊んでいる。
もうフェリスは意識を混濁させていて、舌をつまみ出されたり、白濁液を唇に塗り込まれたりと好き放題されていた。
褐色娘は、そんな彼女の
フェリスのベロがちっちゃくて可愛い。床に飛び散ったやつじゃなくて、僕のデカマラから直接フレッシュなのをあげたい……じゃなくて、褐色娘があのザーメンまみれの指を、フェリスの下の口に差し込もうとしたら、ちょっと止めた方が良いかも。
そんなことを考えていると、嬢が僕の息子を咥えたまま、鼻で小さく嘆息をついた。呆れた目つきになって僕をゴクゴクと飲み込み始める。ヌラヌラ、ヌラヌラ。ゾクゾクと背筋を這い上がる快感。こっちもこっちで目が離せない。
でもやっぱり向こうが気になる。
褐色娘は、ここからどうするつもりなんだろう。興味津々。おもちゃは持ってきていない様子だけど。
褐色娘の執拗な愛撫を受け続けたフェリスは、やがて浜に打ち上げられた魚のようにピクピクと酸欠に喘いでいた。
それを満足そうに見下ろしながら、褐色娘が身体を離した。
するーっと、フェリスのショーツが膝まで引っ張り上げられ、ぐっしょり濡れた白い布地から透明な糸が引いた。
彼女は僕の方に頭を向けて寝そべっているから、僕からは肝心の部位がスカートに隠れて見えないのが口惜しい。
褐色娘は、さっきまでフェリスの秘裂を弄んでいたであろう、てらつく指を、うっとりとした目つきでチュパチュパと
その瞳の奥に灯るのは、どろっとした欲望の火――。
次の瞬間、褐色娘はおもむろにフェリスのショーツを剥ぎ取って、スカートの奥に顔を突っ込んだ。
フェリスの目が驚愕に見開き、腰が跳ねる。
「――ふあぁ⁉ ぁぁんん~~~~っ⁉ んん~~~~っ! んんんっ⁉」
エイリアン達も喘ぎ声は人間とそんなに変わらない。フェリスのちっちゃな悲鳴が、控えめに独房に響く。
「ふーっ……ふーっ……ふーっ……ふーっ……んんん~~~~……」
声を上げるのが恥ずかしいのか、フェリスは両手で口を押さえて必死そうだ。でもそんな彼女の押し殺せていない吐息は、既に
独房の硬い床や壁で幾重にも反射を繰り返した青い嬌声が、臨場感あふれるサラウンドとなって僕の耳に届いた。
それを聞いた僕の脳幹から、性欲ホルモンとして名高いテストステロンがだらだらとあふれ始める。
「んっ! ――んっ! ――んぅ! んんぅ!」
褐色娘の頭が上下運動を繰り返し、その動きに合わせてフェリスの首が反った。
堪らず両手で褐色娘の黒い髪を押さえたけど、股に挟まった彼女の頭はピッタリと吸い付いて離れなかった。
クンニリングスの詳細なシーンは見えない。
そこで繰り広げられているであろう、いかがわしい粘膜の動き。それが見えないもどかしさと、結果として加速を続けるフェリスの呼吸音が、むしろ僕の妄想を掻き立てた。
性に消極的そうなフェリスの股に、女の頭が挟まっていて、その奥からクチャクチャと音が漏れ聞こえている。その音に合わせて「ふんに……っ! ふんに……っ!」とエロチックに身体をくねらせてよがる狐っ子。
フェリスの
これはある種の衝撃映像だ。
フェリスは敏感なのか、次から次へと小さなオーガズムに達しているように見えた。褐色娘の
褐色娘は片手でフェリスの尻を揉み、あるいは狐の尻尾をしごき、そしてその手を今度は自分のホットパンツに突っ込んで慰める。飽きることなくそんなルーチンを繰り返していた。
とりあえず、ものすっごく楽しそう。
そうやってフェリスが何度も背中を反らせている内に、いつしか彼女の身体はビクビクと痙攣するだけの肉になっていた。
それでも褐色娘の責めは終わらない。むしろ、抵抗がなくなったことをこれ幸いと、先ほどよりも顔面の密着度を増して励んでいた。バター犬も真っ青な熱心さ。
ついには冷たい床の上でだらしなく大股を開き、その行為を受け入れるフェリス。
光の消えた彼女の
潤んだ眼球から流れ落ちたひと筋の
「じ、ぼ……だん――」
フェリスの口から、涎と一緒に僕の名が零れた。
……なにこれ、凄く興奮する。
寝取らレイプを、疑似体験しているみたい。
床の上で身体を弛緩させ、褐色娘のクンニで為す術なくイカされ続けるフェリス。
そんなシーンを見ながら、嬢のディープスロートを受けていると、あたかも自分がフェリスの奥深くに
僕が嬢に視線を落とすと、それに気付いた彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべて喉の
実際、フェリスはレイプされているわけではない、という謎の安心感が――いや、レイプされているのかもしれないという小さな危機感もスパイスとなって――彼女のあられもない姿で興奮する僕の一抹の罪悪感を覆い隠してくれた。
「ん゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ⁉」
フェリスが大きく背中を反らし、尻を浮かせて声にならない悲鳴を上げた。僕はそんなフェリスの
「――ん゛、ぐ――――ゴポォ」
ビチャビチャと涎とザーメンの混合液が嬢の口から逆流した。
今までに無い形で性欲を刺激されていたせいか、僕のミルクはいつもよりも濃かったようだ。珍しく嬢が極太ペニスを吐き出して小さく咳き込んだ。
「けほっ……けほっ……」
そんな嬢の苦しそうな顔と、フェリスの放心顔を交互に見るという贅沢を堪能する。
僕の視界の端で、褐色娘がスッと立ち上がった。あっちも終わったようだ。
――あ、終わってなかった。
褐色娘は名残欲しいとばかりにもう一度フェリスの上に覆い被さり、ムチュッと濃厚なディープキス。
フェリスもぼんやりとした顔つきで、しっかりと舌を絡めて応えた。唇の隙間から覗いた二枚の舌が、まるでナメクジの交尾のように絡み合っていた。
なんと……調教完了だ。すごい。
僕が感心そうに眺めていると、ようやく褐色娘が立ち上がった。
まだ濡れた指を舐めながら、こちらに歩み寄ってくる。
嬢が床の上を少し移動して道を空けた。
褐色娘が目の前に立ち、僕の胸に手を当てた。
……え? っていうか、まさか――。
『こんにちは。君がジボダン?』
脳に直接響いた、艶のある若々しい声。
きたよ……これがテレパスか。
っていうか、どうやって話せばいいんだ?
独房のガチレズというあまりにも想定外の事態に、準備するのをすっかり忘れてた。
アビゲイルは、テレパスは問答無用で思考を読む力ではないと言っていたけど、これは下手なこと考えられないぞ。
『私はリディア。私の言っていることが分かったら、何か合図してくれる?』
僕は逡巡し、股間の息子をピンと跳ねさせた。
それを見て、プッと噴き出す褐色娘。
『――ごめん、繋がれてたもんね。ってか、本当に言葉が分かるんだ……』
はぁーと感心した様子で僕の顔を見上げてくるリディア。
『フェリスが話の分かるブッチャーがいるー、なんて言うから。からかわれてるのかと思ったけど――』
ニッと彼女が笑うと、小さな牙が覗いた。
『私はテレパスっていう力を使って、君と直接お話ができるんだよ。何か喋りたかったら、私の身体に触れて強く念じてみて……ああ、でも拘束されてるから触れないかぁ』
シュルシュルと
一瞬だけギョッとなったリディアだったけど、すぐに僕の意図に気付いたのか、僕の舌先が彼女の腕に触れるのを止めようとはしなかった。
ペトリ。褐色の肩にくっついたベロ。
さて、と。これで脳内トークすればいいのかな。
『僕はジェヴォーダン。フェリスの
一瞬だけ、きょとんとなって見上げてくるリディア。通じたっぽい。
『ジボダンじゃなくて?』
『それはフェリスの勘違い』
『へ?』と