『ジボダン。次はいつお話できるの?』
『分からないけど、僕の予定が開いていればいつでも。アビゲイルはしばらく動けないから、数日後の方が良いと思う』
『……でね、ジボダン、あの、その……せ……せ……』
何かにつかえたように、
『せっ……せ……っくすって……あんなに、気持ちいいの……?』
彼女は、気を失った風に倒れているアビゲイルを見ながら、消え入るような声でそんなことを言った。顔が真っ赤だ。
『慣れれば気持ちいいよ。僕に抱かれた女はみんな、ああなる』
はぇーっと口を開けて、僕の天を突く巨根に目をやるフェリス。
『フェリスもその内、誰かとセックスするから、すぐに分かるよ。きっと』
僕の言葉に、フェリスは顔からボッと何かを噴き出して、硬直した。
実はフェリスとお話するのが、本当に楽しみになってきている。
とくに
見れば、リディアも小動物を愛でるような目つきでフェリスを見ていた。
『この前の素股よりは、ずっと気持ちいいと思うよ』
フェリスは僕のひと言にはっとなって、目をぐるぐるさせ、しゅんと俯いた。耳も尻尾もへたり込んでいる。リディアが後ろで「いいね!」ポーズを決めていた。
フェリスをノックアウトしたところで、僕は一応の確認をしてみる。
『リディア。聞きそびれたんだけど、君は他人の記憶を読めるの?』
アビゲイルも気にしていたし、言われてみると、僕も気になる。
『んー、私にはまだ無理かな。それに、できたとしても、読んだ相手の脳が壊れて廃人になるから一度きりなんだよね』
彼女、今さらっと怖いことを言った。
『ひょっとして、洗脳したりもできる?』
『洗脳って言うか、簡単なのならできるよ。なんとなく言うこと聞かせるくらいなら。誰か言うこと聞かせたい? アビゲイル?』
……ヤバい。
リディアは、見た目に惑わされ気味だったけど、僕の想像を遙かに超えて危険な存在だ。伊達にエリートお嬢様学校に通ってない。
多分あそこって、エイリアンの高等英才教育施設なんだ。リディアを含めた四人娘、もれなくすごい能力を持ってそう。
『それは、支配するという意味?』
ちょうどさっき、アビゲイルから支配という言葉が出た。ついでに聞いてみる。
『いや……支配とは全然違うよ。私のは一時的に強い好意を植え付けて言うこと聞かせるだけだけど、支配はもっとすごいキツいやつ。呪いとか、悪魔族の契約に近い、でももっと根本的に異なる、エグい、魂を書き換える
『支配はね、ジボダン』
フンスッ! と鼻息荒く割り込んできたのはフェリスだ。急にどうした?
『昔、魔王様と勇者の戦争の時に、魔王様がどこか
……え? なんですと?
『彼らの力が魔王軍に加わって、一気に勇者勢を殲滅できたんだって言われてる。それでね、戦争後は、彼らと私達は独立して暮らしていたんだけど、その支配の力自体は
すごい早口でまくし立てられ、しかも内容がいまいち分からずに困惑する。フェリスはそんな僕をキリッとした
リディアがくつくつと笑いを噛み締めながら、彼女に後ろからギュッと抱きついた。
『――フェリスは優等生だから。愛しのジボダンに、いいとこ見せたかったんだよね~?』
『もー、茶化さないでよリディア!』
リディアをぽかぽかし始めたフェリス。
面白い話を聞けた。
もう支配の力を持ったエイリアンは存在しないんだってさ、アビゲイル。考えすぎだよ。
格子の向こうでじゃれ合う二人の肩に手を置いた。
『教えてくれてありがとう。今日はもう時間が無いから、また後日お話ししよう』
そう言って、僕はアビゲイルにドシドシと歩み寄り、覆い被さった。今聞いた話を忘れる前に伝えておかないと。
二人はまだ格子の外から僕らを見ているようだった。
せっかくだし、僕らの試合をよく見せてあげよう。ブッチャーとタイマン勝負できるアビゲイルという女のすごさを間近で見れば、彼女への風当たりも弱くなるだろう。なめられた時は実力を示して黙らせるのが一番。
後で怒られないように、アビゲイルを優しく引き起こし、片足を抱えて横向きにさせる。格子側からよく見える松葉崩しだ。
アビゲイルはまだ濡れていたので、亀頭の先端で綺麗な割れ目を撫でてあげれば、太いブッチャーランスはヌルリと
プレイボールだ。
「う゛んぁっ――あぐッ⁉」
アビゲイルの膣道を僕の硬質な生殖器が埋め尽くしていく。
すると、彼女の白くて滑らかな下腹部に、ベッドシーツを下から押し上げたような膨らみが現れるんだ。そこをしっかり二人に見せてあげる。
チラリと視線を投げれば、リディアは面白くなさそうに下唇を噛み、フェリスは口を両手で覆って結合部をガン見していた。獣の瞳孔が丸く開いている。
「んんっ♡ ……あはぁっ! ……うぅん♡ ……あんっ‼」
ゆっくり抽送を重ねれば、アビゲイルの蜜壺は、もう僕の精を待ちきれないとばかりに、すぐにだらだらと涎を零し始めた。実は今日はまだ一度も注いでいないから、彼女のお腹は
ここでシュルシュルと
下乳の裏から乳首まで丹念に
「ふぁぁ……♡ ぁぁん……」
アビゲイルは準備万端。肉欲に濡れた目になって、自ら股を大きく開いてスジの浮いた
そこに僕が腰に力を入れて体重を乗せていけば、プルッとした感触の直後にズブズブと、真っ赤に燃えた僕の灼熱棒が挿入されていき、最後には僕の股とアビゲイルの股がぴっちりと重なりあった。
「――んあ゛あ゛あ゛あああッ♡」
白い裸体が鞭のようにしなり、口からは官能的な喘ぎ声が上がった。最近こうしてぴったり合体する時は、獣の声というよりも、雌が雄を誘う艶然とした
「くぁっ……♡ あ――ぁぁ――はああ……んん♡ ――んぁ♡」
僕はピストン運動を再開し、彼女の最奥を突き始めた。
僕の重い突き上げに、アビゲイルのおっぱいがたゆんたゆんと
アビゲイルは床に爪を立てて僕の責めに耐えている。
昨日リディアに語ったとおりの官能が、今彼女に起こっているんだろう。あの独白を思い返すと、息子がムズムズとうずいて仕方が無い。早く射精の刺激で連続ナカ
僕の股ぐらが執拗にアビゲイルの恥骨をコンコンとノックするたびに、キュウキュウと根元からペニスをバキュームされた。僕の精子を自分の最も奥深くに招き入れるために、咥え込んだらもう離さないという、卑しく淫らな肉の踊りだ。
それは僕を屈服させ得る、彼女にしかできない、卓絶した性技。
「んん♡ んんッ♡ あんっ♡ あああっ⁉ ――ッああああああああああ‼ ア、グ――ッ‼ いっ――ッ‼ ~~~~~ッ‼」
彼女のひときわ大きな啼き声と同時に、ヌルヌル、ヌルヌルとした蠕動が僕の肉棒をしゃぶり上げた。
早く。今すぐ。一番奥に。全部出して。そうやって優しく、貪欲に射精を促され、僕は
僕はまたしても、アビゲイルの絶頂に引きずられて精子を吸い出されてしまった。せめてもの抵抗に、舌で強く彼女の乳房を押しつぶし、相打ちの体裁を作りだす。
僕の極悪なブッチャーランスで根元まで串刺しにされて、首を大きく反らして全身をビクビクと痙攣させるアビゲイルの伸びやかな肢体は、芸術的に美しい。
アビゲイルのオーガズムの終わりを待たず、腰の動きを再開した。僕のすごいところは、射精しながらでもピストンできること。これはアビゲイルにも効果大だ。
牢獄に
「あ……だめぇ……まって、まっあ゛ぁ゛ぁ゛――♡ はぁ♡ イッて、いま……おかしく、な、る――ッあ‼ あ゛あ゛ッ♡ あ゛あ゛ッ♡ あ゛あ゛――ッ♡」
アビゲイルの口からこの艶っぽい声が出始めると、僕ももう止まらない。
僕の全てを受け止めてよがり狂う姿に見蕩れながら、夢中になってアビゲイルの奥底を獣芯で強打する。今度は僕のタイミングで、獣の精を彼女の胎に注ぎ込んで汚してやるんだ。
「あ゛あ゛ッ♡ あ゛あ゛ッ♡ あ゛あ゛ッ♡ ん゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛――」
存分に突いて、強かに射精した。
「⁉ ひぁ゛♡ ぁ゛ぁ゛ぁ゛――」
アビゲイルは瞳を曇らせて口を開けっぱなし。
僕の陰茎の脈動に応じて、ポンプで空気を送り込むように、彼女のへそがゆっくりと浮き上がっていく。
胎を少しずつ膨らませる彼女の顔には、夢心地の笑みが浮いていた。
この女は今や、ブッチャーの汚濁を吸い出すたびに、その行為の冒涜性に
「はーッ……♡ はーッ……♡ はーッ……♡ はぅぅ……ん……ぁ♡」
アビゲイルの連続絶頂の終わりを待って、肉棒を引き抜いた。
ドロォッと堰を切ってあふれ出した純白の結合液が、床に広がっていく。
これで本日は一勝一敗。
通算勝率をイーブンに戻すためには、ここは勝ち越さないと――。
リディアとフェリスは、それから三回、僕がアビゲイルの中や外にスペルマを吐きかけるところを鑑賞して帰った。
今日はすごく優しくしたつもりだけど、やっぱりアビゲイルは最後にちょっと不機嫌になった。どうも、自分の痴態を二人に見せられたのが嫌だったみたい。
もうこういう生活だし、その辺は諦めて欲しいんだけど、そこは譲れないようだ。
ここ至ってなお、女を捨ててないところが、逆にアビゲイルの魅力の一つなのかも知れない。
僕はとにかく彼女の頬を舐めて、犬のように許しを請い、同時に犬のように精を注ぎ込み続けることしかできなかった。
アビゲイルもすぐに犬のようにわんわん吠えるようになったから、二人揃ってわんこごっこで獣の交尾を愉しみ続け、気が付くと肝心の相談はまったく進んでおらず、くたりとなって連れて行かれるアビゲイルを見送りながら痛恨の念に襲われたのだった。