ピクピクと痙攣するアビゲイルを残して、ベッドから降りる。
そのまま部屋の中をぐるぐると、クマのようにうろつく。
せっかくのベッドだ。ベッドでやりたいこと――バックだ! バックしようよ! アビゲイルもドギースタイルは初めてだから、きっと凄く喜ぶぞ。金髪の魔女を雌犬に堕としてやるんだ。
そんなことを考えながら、部屋の中を何周か回った時、フェリスが声をかけてきた。
『どうしたの、ジボダン?』
『アビゲイルを休ませるんだ。その間、動き回ってないと、どうかなりそうだから』
そう言い残して僕はまた部屋の中を巡回する仕事に戻った。
騎乗位もしてもらおう。固い床や、土の上とは違った踊りになるはずだ。どんな風にシてくれるのかな。腰だけクネクネさせるやつやって欲しい。あれ、なんて言えば伝わるんだろう。実演できないのが口惜しい。とにかく
すると、またしてもベッド脇を通る時にフェリスに捕まった。
『そんなに辛いの?』
『腹の内側に向かって引きずり込まれるような感じがする。じっとしていると、自分がそうやって醜い獣に堕ちていくのが分かるんだ』
また、部屋を回り始める。獲物を前にお預けを食らっている狼のように彼女を視姦しながら。
準備が整うまで、おそらく数日はかかるだろう。時間はたっぷりある。せっかくの機会だから、アビゲイルもそろそろ全孔イケるようにしておこう。
実はもう舌は入るんだ。前の同棲生活でいいところまではいった。結構嫌がるけど、先にヴァギナに突っ込んで大人しくさせてしまえば、アナルにベロを挿入しても抵抗はしないことは判明している。ベッドがあれば、バックでじっくり開発できる。
よし、今回の旅行でアビゲイルを
またぐるぐる部屋を回り始めようとして、フェリスの声が聞こえた。
『私にできること、ある?』
ピタリと立ち止まり、フェリスを見る。
美味しそうだ……発情した雌の匂いがする。
すると彼女の後ろから、リディアが抱きついて悪戯っぽい笑みを浮かべた。
『だ、だめ~~っ! フェリスは許してあげて! 代わりに私を好きにしていいから、この子だけは~〜っ!』
ふざけた調子でそんなことを言うリディアを
『……あ、あれ? もうちょっと構ってよ、ジェヴォーダン』
ぐっと腕を掴まれた。
ちょっと寂しそうな色を浮かべるリディアを見て、低い唸り声を上げる。
『飢えている時の僕に、そういう冗談を言わない方が良いよ。歯止めがきかなくなると、本当に襲いかかるから』
『あ……ごめん』
また部屋を回り出そうとして、付け加える。
『近くで見て分かったと思うけど、アビゲイルは特別なんだ。リディアのセックス経験がどれほどのものか僕は知らないけど、アビゲイルの言うとおり、君じゃあ僕の相手は無理だよ』
『え゛』
凍り付いたリディアを尻目に、部屋をぐるぐる。
アビゲイル、まだかなー。早く回復してー。
ぐるぐる、ぐるぐる。
ガッと腕を掴まれる。
『わ、私がセックスで亜人以下だなんて。そんなことあり得ないよ! 私、由緒正しきリリスの血統だよ⁉』
『無理しないで、リディア』
胸に手を当てて気色ばんだリディアに、フェリスが言った。
『さっきの、リディアだって、びっくりしてたでしょ』
フェリスの目は、本気でリディアを案じていた。
僕も色々な戦場でエイリアン達の性交やレイプシーンを見たけど、ブッチャーほど女を乱暴に、激しく責め立てる生物はいなかった。そこには愛情はおろか、交配相手としての最低限の気遣いすらない。ブッチャーにとって、女は供物に過ぎないんだ。
フェリスが正しい。無理はしないほうが身のため。
『フェリスまで私のテクを疑うの⁉』
『そういうわけじゃあ……』
すると、もぞもぞと、アビゲイルがベッドの上で気怠そうに起き上がった。
彼女は勝ち誇った目つきでリディアを見ていた。
それは
「ジェヴォーダン……」
アビゲイルの声が聞こえた。
彼女はベッドに再び身体を横たえ、金色の髪をまき散らし、両手を開いて僕を招いている。微笑みを浮かべたヴィーナスだ。股から精液をこぼして、なんて美しい――。
『ちょーっとまったあああああああああッ‼』
僕がアビゲイルに覆い被さろうとして、ベッドに膝をかけた時、リディアの切羽詰まった声が脳に響いてきた。彼女は僕とアビゲイルの腕を掴んでぷんぷん。
『いい度胸じゃない、亜人! 私もジェヴォーダンを抜くの手伝ってあげる‼』
『リディア‼』
フェリスの静止の声に、リディアが声を荒げる。
『ここまでやられてリリスの一族が引けるかっ! 男も女も関係ない、性なる女神の異名を思い知らせてあげる‼ フェリス、私が代わりにあなたの騎士を慰めてあげるんだから、いいでしょ! 亜人にジェヴォーダンを取られちゃってもいいの⁉』
『そ、それは……』
『ジェヴォーダン、こっち! こっち!』
僕は言われるがまま、ベッドを降りた。
ビッビッと手招きするリディア。
リディアの前に移動する。その間に、上着を脱いでベッドの上で待ち構えるリディア。そのすぐ隣にはオロオロするフェリス。
『天国を見させてあげるよ、騎士様』
そう言って挑戦的な笑みを浮かべたリディアが、そそり立つ僕の極悪なブッチャーランスを握った。
ベッドに跪いて、僕の裏筋をヌラァっと舐め上げたリディア。舌が長い。
彼女はそうやって僕のペニスの形を確認するように、ひと通り舐め尽くすと、今度はその舌先を尖らせて、僕の裏筋をツツツーッとくすぐって刺激する。
睾丸から一気にカリの裏側まで
『やっぱり、おっきいねぇ……』
見せつけるように、僕の顔を見上げながら同じ動作を繰り返した。
リディアは、とにかく可愛い。
ショートヘアが似合う女の子は真の美人だけなわけだけど、そんな整った顔に満足そうな笑みを浮かべながら、グロテスクな肉棒にその美貌を押し付けて、僕の猛る征服欲を満足させてくれる。
舌は常にペニスの性感帯をなぞっていて、片時も快感が途切れることはなかった。
う、上手い。
リディアは何かに気付いたように上目遣いで僕を見て、目元を
『でしょー?』
つい、心の声が漏れていたみたいだ。
カプリと、リディアが僕の亀頭を咥え込んだ。
そのまま僕の腰を両腕で抱いて、上半身を密着させてくる。すると彼女の形のいい双丘と乳首が、僕の睾丸に当たる形になって、これが存外に気持ち良い。
そのまま身体を上下に動かして、ちょっとしたパイズリみたいにしながら、熱心に僕の亀頭とカリ裏をジュプジュプと刺激し続けるリディア。
嫌悪感や義務感を
『ねぇ、ジェヴォーダン。君のながーいので、私も気持ちよくしてよ』
しかも、リディアはフェラしながらでも会話ができる。彼女にしかできない性技だ。
言われたとおり、
「んん~~っ♡」
甘い声がフェラ中のリディアの鼻から漏れた。
既に彼女の秘部は熱い蜜で湿り始めていた。それを舌先に絡ませてモゾモゾと動かしてやる。
でも、ホットパンツがタイト過ぎて、クリトリスを圧迫刺激することくらいしかできない。