※この作品はR-18です。

屠殺鬼   作:赤だし滑子

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ギャルの意地

 ピクピクと痙攣するアビゲイルを残して、ベッドから降りる。

 

 そのまま部屋の中をぐるぐると、クマのようにうろつく。

 

 せっかくのベッドだ。ベッドでやりたいこと――バックだ! バックしようよ! アビゲイルもドギースタイルは初めてだから、きっと凄く喜ぶぞ。金髪の魔女を雌犬に堕としてやるんだ。

 

 そんなことを考えながら、部屋の中を何周か回った時、フェリスが声をかけてきた。

 

『どうしたの、ジボダン?』

 

『アビゲイルを休ませるんだ。その間、動き回ってないと、どうかなりそうだから』

 

 そう言い残して僕はまた部屋の中を巡回する仕事に戻った。

 

 騎乗位もしてもらおう。固い床や、土の上とは違った踊りになるはずだ。どんな風にシてくれるのかな。腰だけクネクネさせるやつやって欲しい。あれ、なんて言えば伝わるんだろう。実演できないのが口惜しい。とにかく夢広(ゆめひろ)。

 

 すると、またしてもベッド脇を通る時にフェリスに捕まった。

 

『そんなに辛いの?』

 

『腹の内側に向かって引きずり込まれるような感じがする。じっとしていると、自分がそうやって醜い獣に堕ちていくのが分かるんだ』

 

 また、部屋を回り始める。獲物を前にお預けを食らっている狼のように彼女を視姦しながら。

 

 準備が整うまで、おそらく数日はかかるだろう。時間はたっぷりある。せっかくの機会だから、アビゲイルもそろそろ全孔イケるようにしておこう。

 

 実はもう舌は入るんだ。前の同棲生活でいいところまではいった。結構嫌がるけど、先にヴァギナに突っ込んで大人しくさせてしまえば、アナルにベロを挿入しても抵抗はしないことは判明している。ベッドがあれば、バックでじっくり開発できる。

 

 よし、今回の旅行でアビゲイルを全孔攻略(ケダモノ)だ!

 

 またぐるぐる部屋を回り始めようとして、フェリスの声が聞こえた。

 

『私にできること、ある?』

 

 ピタリと立ち止まり、フェリスを見る。

 

 美味しそうだ……発情した雌の匂いがする。

 

 すると彼女の後ろから、リディアが抱きついて悪戯っぽい笑みを浮かべた。

 

『だ、だめ~~っ! フェリスは許してあげて! 代わりに私を好きにしていいから、この子だけは~〜っ!』

 

 ふざけた調子でそんなことを言うリディアを一瞥(いちべつ)してから、また部屋をうろうろ。

 

『……あ、あれ? もうちょっと構ってよ、ジェヴォーダン』

 

 ぐっと腕を掴まれた。

 

 ちょっと寂しそうな色を浮かべるリディアを見て、低い唸り声を上げる。

 

『飢えている時の僕に、そういう冗談を言わない方が良いよ。歯止めがきかなくなると、本当に襲いかかるから』

 

『あ……ごめん』

 

 また部屋を回り出そうとして、付け加える。

 

『近くで見て分かったと思うけど、アビゲイルは特別なんだ。リディアのセックス経験がどれほどのものか僕は知らないけど、アビゲイルの言うとおり、君じゃあ僕の相手は無理だよ』

 

『え゛』

 

 凍り付いたリディアを尻目に、部屋をぐるぐる。

 

 アビゲイル、まだかなー。早く回復してー。

 

 ぐるぐる、ぐるぐる。

 

 ガッと腕を掴まれる。

 

『わ、私がセックスで亜人以下だなんて。そんなことあり得ないよ! 私、由緒正しきリリスの血統だよ⁉』

 

『無理しないで、リディア』

 

 胸に手を当てて気色ばんだリディアに、フェリスが言った。

 

『さっきの、リディアだって、びっくりしてたでしょ』

 

 フェリスの目は、本気でリディアを案じていた。

 

 僕も色々な戦場でエイリアン達の性交やレイプシーンを見たけど、ブッチャーほど女を乱暴に、激しく責め立てる生物はいなかった。そこには愛情はおろか、交配相手としての最低限の気遣いすらない。ブッチャーにとって、女は供物に過ぎないんだ。

 

 フェリスが正しい。無理はしないほうが身のため。

 

『フェリスまで私のテクを疑うの⁉』

 

『そういうわけじゃあ……』

 

 すると、もぞもぞと、アビゲイルがベッドの上で気怠そうに起き上がった。

 

 彼女は勝ち誇った目つきでリディアを見ていた。

 

 それは雄(おす)を勝ち取った雌(めす)が使う、ライバルを生物として貶(おとし)める目だ。

 

「ジェヴォーダン……」

 

 アビゲイルの声が聞こえた。

 

 彼女はベッドに再び身体を横たえ、金色の髪をまき散らし、両手を開いて僕を招いている。微笑みを浮かべたヴィーナスだ。股から精液をこぼして、なんて美しい――。

 

『ちょーっとまったあああああああああッ‼』

 

 僕がアビゲイルに覆い被さろうとして、ベッドに膝をかけた時、リディアの切羽詰まった声が脳に響いてきた。彼女は僕とアビゲイルの腕を掴んでぷんぷん。

 

『いい度胸じゃない、亜人! 私もジェヴォーダンを抜くの手伝ってあげる‼』

 

『リディア‼』

 

 フェリスの静止の声に、リディアが声を荒げる。

 

『ここまでやられてリリスの一族が引けるかっ! 男も女も関係ない、性なる女神の異名を思い知らせてあげる‼ フェリス、私が代わりにあなたの騎士を慰めてあげるんだから、いいでしょ! 亜人にジェヴォーダンを取られちゃってもいいの⁉』

 

『そ、それは……』

 

『ジェヴォーダン、こっち! こっち!』

 

 僕は言われるがまま、ベッドを降りた。

 

 ビッビッと手招きするリディア。

 

 リディアの前に移動する。その間に、上着を脱いでベッドの上で待ち構えるリディア。そのすぐ隣にはオロオロするフェリス。

 

『天国を見させてあげるよ、騎士様』

 

 そう言って挑戦的な笑みを浮かべたリディアが、そそり立つ僕の極悪なブッチャーランスを握った。

 

 ベッドに跪いて、僕の裏筋をヌラァっと舐め上げたリディア。舌が長い。

 

 彼女はそうやって僕のペニスの形を確認するように、ひと通り舐め尽くすと、今度はその舌先を尖らせて、僕の裏筋をツツツーッとくすぐって刺激する。

 

 睾丸から一気にカリの裏側まで舐(ねぶ)り上げ、最後にチュッと音を立てて亀頭にキスをする。ぷるっとした張りのある唇をこすり付けて、ジュブジュブとカリ裏を舐めしゃぶり、はぁぁ……と熱い吐息を吐きかけながらまた頭を下ろす。

 

『やっぱり、おっきいねぇ……』

 

 見せつけるように、僕の顔を見上げながら同じ動作を繰り返した。

 

 リディアは、とにかく可愛い。

 

 ショートヘアが似合う女の子は真の美人だけなわけだけど、そんな整った顔に満足そうな笑みを浮かべながら、グロテスクな肉棒にその美貌を押し付けて、僕の猛る征服欲を満足させてくれる。

 

 舌は常にペニスの性感帯をなぞっていて、片時も快感が途切れることはなかった。

 

 う、上手い。

 

 リディアは何かに気付いたように上目遣いで僕を見て、目元を綻(ほころ)ばせた。

 

『でしょー?』

 

 つい、心の声が漏れていたみたいだ。

 

 カプリと、リディアが僕の亀頭を咥え込んだ。

 

 そのまま僕の腰を両腕で抱いて、上半身を密着させてくる。すると彼女の形のいい双丘と乳首が、僕の睾丸に当たる形になって、これが存外に気持ち良い。

 

 そのまま身体を上下に動かして、ちょっとしたパイズリみたいにしながら、熱心に僕の亀頭とカリ裏をジュプジュプと刺激し続けるリディア。

 

 嫌悪感や義務感を微塵(みじん)も感じさせない、心底楽しそうな表情が魅力的だ。

 

『ねぇ、ジェヴォーダン。君のながーいので、私も気持ちよくしてよ』

 

 しかも、リディアはフェラしながらでも会話ができる。彼女にしかできない性技だ。

 

 言われたとおり、黝(あおぐろ)い舌を伸ばして、彼女の首を舐め、鎖骨を舐め。そして身体の中心に沿わせて滑り落とし、みぞおち、臍(へそ)と舐め下ろして、そのままホットパンツの中にぐりぐりと乱暴に突っ込んでいった。

 

「んん~~っ♡」

 

 甘い声がフェラ中のリディアの鼻から漏れた。

 

 既に彼女の秘部は熱い蜜で湿り始めていた。それを舌先に絡ませてモゾモゾと動かしてやる。

 

 でも、ホットパンツがタイト過ぎて、クリトリスを圧迫刺激することくらいしかできない。

 

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