しばらくそんな行為を続けていると、リディアの声が聞こえた。
『まどろっこしいね……ベッドに横になって』
リードされるがまま、ベッドに上がって仰向けに寝そべる。するとリディアが下も脱いで全裸になり、僕の上に乗っかってきた。69の体勢だ。
すると僕の目の前に現れたのは、褐色の内ももと尻肉。そして綺麗な一筋の割れ目と、その上の尻孔が丸見えになる。絵画みたいに綺麗な出来映えだ。小さな菊座のすぼみすら芸術的に見える。
僕はそんな尻肉をがっしと鷲づかみにし、餌皿を差し出された犬のように、その魅惑の秘裂に顔を突っ込んで貪り付いた。
「――っ! あぁん♡ ふあぁ……あむ……ング……♡」
『あぁん、がっつきすぎだって!』
僕の舌が膣口とクリトリスをまとめて舐め上げた瞬間、リディアがひときわ甘い声を上げて、すぐに肉棒にむしゃぶりついてきた。
『リディアの蜜は甘くて美味しいね』
『ほんと? んふふふ♪ ジェヴォーダンのも、すっごく素敵……頭クラクラしてきたよ、こんなの初めて……』
実は69って初めてなんだ。お互い奉仕しながら会話までできるのって新感覚。
リディアは長めの舌を存分に巻き付けて僕のペニスを舐り、唇でしごき上げてくれた。左側面を、右側面を。柔らかなリングで全体を。彼女の丁寧で元気な奉仕に、陰茎がビクビクと反応してしまう。
「フー……ジュップ……フー……ジュップ……」
顔は見えないけど、鼻息からしてかなり頬張っていると思う。どんな表情でしゃぶってるんだろう。僕はただ、そんな彼女の顔を見ているフェリスの表情から、リディアの痴態を想像することしかできない。
『――ねぇ、どこに出したい? 口? 顔? 胸? どこでもいいよ。それともぉ……ナカ?』
『ナカ』
即答。
さっきからリディアの肉孔をじっくり嬲って鑑賞してるけど、熱々で、物欲しそうにひくつく膣口の奥から続々と蜜があふれてくる。
人間のとはまた違う、鼻から脳に抜けるような
『も~〜、しょうがないなぁ~〜』
リディアがしゃぶっていた僕の熱々の肉棒から「ぷはぁ」と口を離し、僕のお腹の上でくるりと向きを変えた。
ベッドの上で立ち上がり、騎乗位で僕のブッチャーランスをあてがう。
隣のフェリスが緊張した面持ちで見つめている。
ふと、ベッドの端で身を起こしていたアビゲイルが目に入った。彼女の目は笑っていない。
『……ちょっと緊張する……こんなおっきいの、入るかな……』
そう言って、リディアが腰を落とし始めた。
「――ん……ん゛っ⁉」
ニュルンと亀頭に生暖かいぬめりが滑り落ち、ズブズブと、僕のグロテスクな馬なみが褐色の腹に飲み込まれていった。
「うっ――はぁぁ……ぁぁ……」
僕の逸物が半分ほど入ったところで、ふらつくリディア。彼女の腰を手で押さえてあげる。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
『なにこれぇ……苦し……』
『もうやめる?』
ここでリディアに嫌われてはかなわない。僕は恋人の初体験をサポートするように、これ以上無いくらい優しく彼女に接する。
『んーん……大丈夫。まだ入るよ……』
彼女が喉を反らせながら、また腰を落とし始めた。浅い呼吸が部屋に響き渡る。
「はっ……はっ……はっ……はっ……」
コツンと奥を突いた感覚があった。僕の八割方を飲み込んだ時だった。
「んん……っ! ……ひぃ……ひぃ……」
僕の腹の上に倒れ込むリディア。
『もう無理ぃ……全部は入らないよぉ……』
僕を見上げ潤んだ
『いきなりは無理だよ。奥に入れるには僕の精液を馴染ませないと』
『奥ぅ……? ぜったいむりぃ……』
それでもリディアは、倒れ込んだまま僕の乳首を舐め、なんとか身体を起こそうと腕に力を入れて頑張っていた。腕がプルプル震えている。
『まってね、ジェヴォーダン……すぐ……動いてあげるから……』
『僕が動くよ』
『ぃ……え、ちょ……』
目を丸くしたリディアの背中と腰にガッシリと腕を回し、下から腰を突き上げる。ズチュン! という感触があった。
「――うぁっ⁉」
ベッドだと、簡単にこんなことできるんだな。ベッドって偉大。
下から抱きしめ、何度も彼女の蜜壺を往復する。
「くぅんっ! ……あぁん……んんっ! んっ、んっ、んっ! んっ、なん……んなぁ……ぁぁ……ぁ、ぁん……ん、ぁ――ああぅ……」
僕の突き上げに応じて半開きの口から漏れ出す可愛い吐息。
彼女の目はすぐに
リディアの
熱したシロップをたっぷりとかけて、ネトネトになった粗挽きナタデココの巣に出し入れしているよう、とでも言えばいいのだろうか。僕がどう動いても、どこをこすり上げても、至上の快感をペニスに返してくれる。
ぷりっとコリッとした感触が僕の息子全体をキュウキュウ締め付けてくるんだけど、特に裏筋に沿って不可解な微痙攣があって、とにかく腰が止まらなくなる。
これがリリスの一族ってやつなのか。すごい。
アビゲイルや、鍛えられた牢獄の女達とはまたひと味違う、ぷるっとしっとり張りのある肌が僕の全身に吸い付いてくるのも、どことなく背徳的で興奮する。
フェリスの場所から見ると、僕とリディアの結合部がバッチリ見ているはずだけど、どんな風に見えてるんだろう。彼女の顔は茹で蛸から一周回って落ち着いていて、とにかく真剣そうに、その一点に視線が釘付けになっていた。
『どう、リディア? 気持ちいい?』
「くっん、んっ、んん……うん、あっ! あんっ♡ ああぅ♡ んっ♡」
『――うん……きもちいい……きもちいいよぉ♡ ジェヴォーダン……!』
リディアの顔は嘘をついていない。目が物語っている。荒い呼吸の合間に喘ぐ口。その端から涎を零し、表情はとろっとろだ。
僕を受け入れてすぐに快感を得られるなら、やっぱり彼女の性の才能は凄いと思う。伊達や酔狂で性なる女神を名乗ったわけじゃないんだ。
『これ、だめぇぇぇ……おかしくなるぅ♡』
『そろそろ出すよ?』
『――う、ん……うん♡ 出して……♡ ちょっとなら乱暴にしてもいいから……ナカで出して♡ ジェヴォーダンの凄いのちょうだいっ♡』
ありがたい許可を頂いたので、褐色の裸体を腕で締め上げ、腰の動きを早めた。
下唇を噛み、頭を振り乱したリディアの首が反った。
「ふっ、ぁ♡ い、ぎ――ッ!」
すぐに彼女は絶頂を迎え、僕も限界に近かった獣慾を彼女の膣内に解き放った。
本日の二番絞りだけど、その量と濃さはまだまだ衰えていない。僕の灼熱の奔流がドクッ、ドクッと何度もリディアの膣奥を直撃し、跳ね返った精液が彼女のポルチオをこすり上げ、子宮へと流れ込んでいく。
「うっ……♡ うっ……♡ くぅっ……♡」
そのたびに、ビクビクとリディアが身体を痙攣させるけど、僕の剛腕ががっちり彼女の腰を押さえているから、彼女は上半身を身悶えさせることしかできない。
強すぎる快感から逃れようと華奢な身体をひねり藻掻いていた彼女は、やがて諦めたように僕の胸に縋り付いて目をきつく閉じ、食いしばった歯の隙間から呼吸を漏らすだけとなった。
「ッ……ふ~~~っ……ふ~~~っ……ッ、か……はっ……」
僕の吐精は長い。尽きることのないブッチャーランスの脈動。リディアも褐色の身体もビクつかせて僕の肉棒を舐めしゃぶり、僕が精を吐き出すたびに余すことなく搾り取り、また次の精子をおねだりする。
僕の上で背中を丸めてぎゅーっと
プシャアッと、僕と彼女の白い結合の証が吹き出し、そのしぶきがフェリスの頬に数滴飛んだのが見えた。現実に引き戻されたようにピクリと身体を跳ねさせた。
――この褐色の娘を本気で孕ませたい。この健康な肉体美を
そんな獣の欲望が、腹の底からズキズキと湧き出してくるのが分かった。
「はひ……はひ……はひ……」
数分間に渡る種付けの終りに、リディアは汗びっしょりの身体を弛緩させた。
『リディアの中、凄く気持ちよかったよ』
『ん……ほんとぉ? やったぁ……』
僕の上で脱力したリディアが、表情を緩ませた。
『話しながら女を犯すのって、初めてだ。リディアの恋人になれたみたいで、ちょっと楽しいね』
スルスルと、褐色の腕が僕の後頭部に巻き付いてくる。
ペロリと僕の頬を舐めて、悪戯っぽい笑みを浮かべたリディア。
『……ジェヴォーダン、私と一緒だと初めてづくしだね。……どう、亜人なんかより私の方が、ずっとイイでしょ?』
そう言って、リディアがクスッとアビゲイルを見た。
『リディアが可愛すぎて我慢できない。もう一回、犯すね』
「――へ?」
『あ、ま、まって! ちょっと、ま――んぁあ゛ッ⁉』
抜かずに上体を起こして、少し暴れたリディアを両腕で締め上げた。
そのまま対面座位の状態になって、彼女を上下に揺さぶり犯す。
ギッシギッシとベッドが揺れる合間に、彼女の苦しそうな喘ぎ声が混じる。
「ふぐっ⁉ あっ、ぐっ、あっ、ひっ、ひ――あ……はぁ……ッ! はぁ……はぁ……はんっ♡ ぁ……あん♡ ……んん♡」
でも、すぐに余裕が出てきたのか、リディアも僕の首に手を回して抱きついて動きを合わせてきた。
そのまま僕の乱暴な揺さぶりに合わせて甘い嬌声を上げ始める。雄の欲情をあおり立てる、洗練された一級品の声音だ。
「――んんぁ♡ はぁ♡ あぁ♡ あぁん♡」
『どう、ジェヴォーダン? きもちいい? 今度は私がリードしてあげる♡ いつでもイッていいからね? 私がジェヴォーダンでも誘惑できる女だってこと、アビゲイルに見せつけてやるんだから♡』
リディアが腰をくねくね、僕の腕の中で
その時――。
『まだ、全部入ってないわよ』
いつの間にかリディアの後ろに移動していたアビゲイル。
彼女は仏の笑みを張り付かせながら、褐色の肩に手をかけていた。