牢獄の中でタイターニアは全裸だった。
薄暗い部屋の、冷たい床の上で横たえられ、二匹のブッチャーに犯されている。
死んだ魚のようにぱっくり開いた口で、汚らしい逸物を飲み込み、同時に大股を開かされて乱暴に突き上げを食らっていた。
ユッサユッサと彼女の大きな乳房が揺れている。
長いグロテスクなペニスが差し込まれるたびに、タイターニアのお腹の下に不自然な膨らみが蠢き、赤黒い巨根が引き出されると、めくれ上がった陰唇からゴポゴポと白濁液が噴き出す。
上の口からも下の口からもそんな暴力的なピストンを受けて、彼女の身体はまるで小さな子供に弄ばれている人形のように不規則に揺れていた。
僕の方に見せつけるように開かされていた彼女の股ぐらに向けて、ブッチャーが深く腰を突き出し、身体を震わせた。直後に、彼女の白磁のような下腹部がゆっくりと膨れていく。
ほとんど同時に、タイターニアの口を犯していたブッチャーも逸物を差し込こみ、彼女の口と鼻からどろぉっとした精液が零れ出した。
タイターニアの豊かな裸体は既に生臭いブッチャーのザーメンで出来た池の中に沈み、彼女の美しい銀髪は引き千切られ、無残に頭皮までも覗いている。
滑らかだった肌は赤い線傷だらけ。豊かな乳房には歯形までもが残されていて、そこから滴り落ちた彼女の鮮血が、筋を引きながら精汚の水溜まりに混じり合っていた。
部屋の脇で、壁を背にして、その様子を面白そうに眺めている男がいる。
――トゥルヤル――。
ゾワリと
次に意識が戻った時、僕は心臓を両手にひとつずつ握り締め、トゥルヤルの前に立っていた。
部屋には身体を切り裂かれて
今、僕の手の中にある肉塊がブッチャーの心臓だろう。身体から抜き取られてなお、脈動を続けている。気味が悪い。
メシャァと手の中の心臓を握りつぶす。
僕の意識が飛んだのは一瞬のことだったはずだ。
トゥルヤルは脳が追いついていない様子で、愕然と口を半開きにし、僕を見上げていた。
「――◎※#〓○★&▼? □■★▽……?」
こいつ、ブッチャーに話しかけてるぞ。馬鹿なのかな?
……ああ、そうか。僕はまだ、エイリアンの皮を被ったままだった。
乱暴に顔の皮を剥いだ。
トゥルヤルが
数呼吸あって、キュッと、彼の瞳孔が縮んだ。
慌てて僕の胸に手を当てる。
『
頭の中に響く声。トゥルヤルはテレパスが使えるのか。ちょっとエリート臭するもんね。
『――死ねブッチャーッ‼』
憎々しげに歪んだトゥルヤルの顔。
そこで僕が、自分のこめかみを、指でツンツンとして見せる。
そこに自爆装置はない。
「は――」
トゥルヤルも気が付いたようだ。渇いた空気が彼の口から漏れた。
ほとんど同時に、彼は手を引いて目を閉じた。
魔法を使う気だな。
僕の舌が瞬時に伸びて奴の頭部に巻き付く。
ピンクの粘液が垂れ、ジュウ……と音がして頭部から白煙が上がった。
「――ぅ⁉ があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ⁉」
シュルシュルと舌を収納すると、彼のエルフらしい
知ってるよ。それが君の魔法触媒だ。それがなければ、君らエイリアンの魔法使いなんて、ただの虫ケラに過ぎない。
本当は君の妹がアクメ決めて吠えてるところを見せながら殺したかったけど、もういいや。
大声を上げるトゥルヤルの口を片手で塞いだ。
そのまま高く持ち上げ、股間に噛みつく。
服ごとブツリと引き千切り、咀嚼する。味は人間の男と変わらないな。
「んごぉぉぉ――」
その間、奴はピクピクと痙攣しているだけ。
暴れ回る
……ん?
手の力が入りすぎて、トゥルヤルの顎が砕けていたみたいだ。奴は口の奥からコポコポと血を吐くだけで、もう叫ぶ気力もない様子だった。
トゥルヤルの身体を床に叩き付けた。
噛み千切った股間を開かせ、僕のブッチャーランスの先端を、股から吹き出しているエルフの血で濡らし、そのまま奴の尻穴に押し込んだ。
「――――――ッッッ‼」
声なき悲鳴を上げて目玉をひっくり返したトゥルヤル。
実は、この犯しながら食うのって、女も男も、もっというと孔の種類も関係ないんだ。どっちも魂の尊厳を踏みにじりながら食うことに意味があって、もの凄くエキサイトする。
ミチミチと奴の直腸を引き裂く感触を楽しみながら、まずは腕を食う。腕は簡単だ。手羽先をねじり切る感覚で外れる。
次に尖った耳を。コリコリ。次にすっきりした鼻を。コリコリ。軟骨好き。次に片足をもぎ取りながら、もも肉にかぶり付く。
腹を爪で裂いて、中から新鮮な
胸部には手を付けない。死んじゃうから。腹部ならどれだけ
ほら、これが君のハラミ。こっちがヒレ。これがカイノミ。カイノミ美味しいよね。せっかくだから君も自分の肉の味、試してみたら?
生カイノミを差し出す。
いつのまにかトゥルヤルは気を失っていた。
――この、気を失うのは卑怯だと思う。
これが嫌だから、ティリエルがおかしくなるところを見せつけて、もっとこいつの精神を痛めつけたかったんだ。やっぱり関係者から先に殺すのは必須だろう。そうしないと不完全燃焼だ。
諦めてトゥルヤルの頭部にかじり付いた。
パキョンと音を立てて頭蓋骨が陥没した。中から覗いたプルプルのゼリーに舌を差し込み、生ココナッツジュースを飲むように中身をチュウチュウと吸っていく。
反射反応で奴の身体がビチビチと魚みたいにビクつくけど、それは僕のペニスに良い塩梅の刺激を与えるヴァイブレーションに過ぎない。僕は一度射精した。でも腸が既にズタボロだったから、僕の白いスペルマは結局トゥルヤルの開かれた腹の中に飛び散り朱と混ざり合うだけだった。
トゥルヤルの頭部を食べきって、立ち上がる。
僕の身体からビチャビチャと赤い血肉が滴り落ちた。
部屋の中に視線を戻すと、汚れるのにも関わらず、アビゲイルがタイターニアを介抱してくれていた。
のしのしと歩み寄り、膝を落とす。
彼女、眠っているみたい。疲れただろうに。ブッチャーは女の扱いが雑だから。
タイターニアの顔を撫で、アビゲイルに視線を送る。
見てよアビゲイル。紹介するよ、この
「ジェヴォーダン……」
こんなに汚されちゃって。まぁ、でも大丈夫。ブッチャーの
ああ、でも心配かな? 僕以外の子供を孕みたくないよね。
そうだな、じゃあ今一回掃除しちゃおう。
黝い舌を伸ばし、血まみれの逸物をしごき洗う。胸くそ悪い。エルフの尻に突っ込んで汚いままなんて、そのまま入れるの嫌だろうから。綺麗にしないと。
「ジェ……いったい……なに、を……」
アビゲイルが目に涙を溜めている。きっと、僕とタイターニアがようやく結ばれるシーンに感じ入っているんだ。
眠ったままのタイターニアの股を開き、息子を綺麗な割れ目にあてがった。
アビゲイルのかすれ声が聞こえる。
「駄目よ……ジェヴォーダン……やめて……お願いよ……お願い……」
やめる? どうして? 彼女僕以外の精子が気持ち悪いって。早く僕の精子で上書きしないと。今注いでおけば僕の獰猛なザーメンが胎の異物を駆逐してくれるから――。
やっと、ひとつになれるね。
ズブリと、彼女の肉を押し開いて僕の灼熱棒が埋まっていった。
タイターニアの中はひんやり冷たかった。
彼女はあっという間に僕を根元まで飲み込んでしまう。
ああ……すごい! タイターニア! 夢にまで見た彼女の愛‼
タイターニアを引き起こし、座位の体位で赤子をあやすように彼女の肢体を揺すり犯す。とにかく気持ちが良い。こんなの初めてだ。
僕の射精感は、童貞みたいにあっという間にやって来た。
我慢する必要もない。これから何百回、何千回と抱けるんだ。
本能の赴くままに彼女の奥に熱い精を解き放った。
ぐったりしたタイターニアをきつく抱きしめて、精を吐き続けた。
ダラダラと、彼女のヴァギナから熱いザーメンがあふれ出してくるのを待って、僕は身体を離した。
正直まだまだ足りないけど、あまり時間もないし、また後でね。
ヌプッと逸物を引き抜く。ブジュッと噴き出す白濁液。
ふと隣を見ると、アビゲイルが
服の胸部をキツく握り締め、恐慌寸前みたいな表情になって、いやいやと首を振っている。
どうしたんだろ。
――ああ、分かった。
アビゲイルは、僕が犯し、殺し、食らうところを初めて見たんだ。君の前では限りなく紳士淑女に振る舞ってたから、トゥルヤルのシーンはちょっとショックだったよね。
その様子だと、アビゲイルはしばらく動けなさそうだ……じゃあ、僕はその間にもう一回タイターニアに注いでおこうかな。
「ッ⁉ もう……やめて‼ ジェヴォーダン‼ その人はもう――」
チガウッ‼
気が付くと、立ち上がった僕は天井に向けて怒号を上げていた。
独房のみならず、その恐ろしげな声音は施設全体を、そして街をも共鳴させた。
直後、ズンッ……ズンッ……という低い音が遠くから呼応した。
ズンッ、ズンッ、ズンッと、次々と重い振動が帰ってくる。
分かってる。コオロギ三号軍団が、僕の呼び声に応えて自爆したんだ。
僕らの逃走を阻む障害は取り払われた。
さあ、ここから出よう。
僕たちは自由だ。