―TSウォーフェア― ドキッ!TS美少女/美女だらけのドチャエロミリタリー 作:えぴっくにごつ
村には隣接して控えめな山がある。
その中腹地点ほどには程よく平たくなっている岩場があり、そしてその周辺には温かく湿度のある空気と、また熱を含む靄――湯気で包まれていた。
そして岩場には地熱で温められたお湯が満ちている。
そう、そこには温泉が湧いていたのだ。
混成装甲中隊に村より提供されたのは、この温泉を利用しての一時の癒しの時間であった。
「――ふぅ、これは良い休息となったね」
温泉の縁の岩場で、そんな一言を零したのは白髪美人のアルレウだ。
一糸纏わぬ生まれたままの姿で、しかし恥じる様子も無く岩場に腰かけて、組んだ脚の先だけを湯につけている姿。
そんな優雅な居ずまいで、その太過ぎず細すぎずしかし美麗な抜群のプロポーションを。その眩い白髪ロングと合わせてまるで展示するかのように見せつけている。
「アル、お前さんそんな裸体を放り出してからに」
そんなアルレウを愛称で呼び、そして少し呆れた声色で言葉を掛けるは。アルレウの隣足元で湯に浸かる、相棒の青髪の良体格美人のブラウディノ。
湯に胸元付近までしっかり浸かりながらも、その弾力のあるたわわな乳房が湯に浮いて主張している。
そのブラウディノの掛けた言葉は朴訥そうな色だがしかし、保護者のように面倒を見るようなそれ。
「おや、見惚れてしまったかいディノちゃん?」
「風を引いても知らんぞ」
そんなブラウディノに、アルレウは悪戯っぽく揶揄うように返すが。ブラウディノが続けて返したのはやはり保護者のようなそんなムーブであった。
「ふふ、相変わらずの良い夫婦っぷりですこと」
そんな二人の様子を揶揄う声が、温泉の対面側から聞こえる。
その主は爆乳恵体の金髪美人、ベルグンテ。
紡いだ言葉はアルレウとブラウディノのお約束のやり取りを見て、それを微笑ましく思ってのもの。
そんな彼女は湯舟に身体を伸ばした優雅な体勢で浸かり。彼女の爆乳もまた湯舟に浮いて存在感を示し、また湯舟から覗く適度な太さの鍛えられた脚が主張している。
「……」
その近く隣では、同じく湯に浸かる褐色恵体美人のクリッツが。静かに精神統一を兼ねた休息の様子で居る。
そんなクリッツの褐色肌の爆乳がまた湯に浮かんでいる。
「ふへへ~♡」
そして、そのクリッツの爆乳の胸の谷間には。そこに収まり挟まり、谷間に溜まる湯に浸かるサーシェが。クリッツの乳房谷間の感触をその妖精体全身で堪能しながら、幸せそうに顔を緩めていた。
「まさか、戦地で温泉に在り付けるとはな」
そしてアルレウ・ブラウディノのコンビと、ベルグンテ・クリッツのコンビの間で。湯に浸かり岩場の縁に上体を預けて、すでに暗くなり星の瞬く夜空を仰ぎながら零したのはアイゼ。
その絶妙に鍛え上げられた抜群のワガママボディの、たわわな乳房がやはり湯に浮き主張している。
「ふぃー」
そしてアイゼのその側では、浮かべた風呂桶にまた張った温泉湯に浸かり、リラックスしている美少女妖精体のヴォイスの姿もある。
村の人々より提供された温泉での休息。
アイゼ筆頭の機関銃戦闘分隊はそれに一番にあやかる権利を得、こうして心身を解し癒す一時を過ごしていたのであった。
「――うん?」
そんな癒しの一時を享受していた各々であったが。
内のアルレウが、その美麗な瞳をしかし鋭く流したのはその時であった。それは何かの気配に、その接近に気づくもの。
「ん?――無粋な『客』か?」
「どうだろうね?」
ほぼ同時にブラウディノもそれに気づき、ブラウディノとアルレウはそう会話を交わす。
他、ベルグンテにクリッツも同じ様子だ。
「アイゼ、いいかい?」
そしてアルレウは、やはり不明な気配に感づいていたアイゼにそんな尋ねる声を掛ける。
「あぁ、任せる」
それにアイゼは認める形で答え。そしてそれぞれは「動き」を見せ始めた。
温泉から少し離れた、しかしすぐ近くの岩場の影に。少し身を隠すようにして温泉の方を伺う、四人の男の姿があった。
「わぁ……」
「おお……」
「みんなすげぇ美人だ……」
そのうちの三人は20代程の若い男。いずれも村の青年たち。
「ふぁ……」
そして一人は、美少女とも見まがう金髪の美少年。日中にアイゼにより受け止められおっぱいの刑に処された子だ。
その四人の目はいずれも向こうの温泉に、正しくはそこで体を癒す美少女&美女姿の分隊各々のボディに釘付けになっていた。
アイゼ筆頭の戦闘分隊の皆は、一様に謙遜が嫌味になる程にその容姿のレベルは高いものだ。多感な時期の若者男子たちが釘付けになるのも無理はなかった。
「女神様みたい……」
そのうちの美少年が目を奪われるは、今まさに温泉の真ん中で立ち上がった一人の黒髪美人。日中に美少年を支えてくれた人、すなわちアイゼ。
一糸纏わぬ姿のその抜群のボディを、しかし優雅なまでの立ち振る舞いで惜しげも無く晒している。まるで見せつけるように。
今に美少年が口にした通り、彼はその姿がまるで女神のように見えていた。
「――こおらっ」
「!?」
しかし、その見惚れていた男子たちの側方より、唐突に声が掛けられ。そして青年たちの前に一つの人影がスっと合わられ立った。
その正体はアルレウだ。
姿を隠す青年たちを見つけ出してその前に立ち構えて居る。その姿は先までの全裸にバスタオルを簡単に巻くのみで、乳房は大分溢れ出ていて、尻や股間はギリギリの隠れ具合だ。
「なにをしているのかなぁ?いけない覗き魔クンたちぃ?」
そんなアルレウは青年たちを少し冷たく作った視線で見下ろしながら、同じく少し冷たく作った声で発し降ろす。
「村の若いもんか?なかなかいい度胸だ」
「ぅぁ!?」
その反対後方からまた別の少しの圧を込めた声が降りる。見ればそこには、青年たちの逃げ道を断つように、またバスタオル一枚姿のブラウディノが立っていた。
「あらあら、可愛らしいですわね」
「お手本のような児戯だな」
「きゃははっ、狼さんたちが一網打尽だっ」
さらには先まで向こうの温泉に身を置いていたはずの、ベルグンテやクリッツもいつの間にか包囲に加わっている。
おまけにクリッツの肩に座るサーシェが、悪戯っぽい声でそんな笑う色を見せる。
「やれやれ、少年まで一緒じゃないか」
「ぁ……」
そして正面の温泉の方から、バスタオルを巻きながらアイゼが歩み近づいて来て、青年たちの目の前に立った。
妖精姿のヴォイスを伴う様子も相まって、その幻想的なまでの魅惑の姿に。美少年は状況に関わらず、また「やっぱり女神様みたいだ……」などと思ってしまっていた。
「一応警戒してみたが、やはり微笑ましい青春のおふざけだったと言った所か?」
周囲をタオル一枚の美少女&美女たちに完全に包囲され、青年たちは困惑し慌て狼狽える様子を見せる。
そんな青年たちを見つつ、少しの呆れの色で発したのはヴォイス。
ここは一応敵味方の交戦勢力が交わる地域。一応の警戒から動いたアイゼ筆頭の各々だったが、しかし気配の正体が判明してその張った空気を解いていた。
「まぁ、そんなオチだろうとは思ってたが……」
「念を押して置くに越した事は無いからね」
警戒を解き、少し力を抜く色で言葉を交わすブラウディノとアルレウ。しかし。
「――とはいえ、いけない覗き魔クンたちにはオシオキが必要かな?」
次にはアルレウは、引き続きの少し冷たい眼と声色で。どこかサディスティックな色で、青年たちを見下ろしてそんな言葉を紡いだ。
「タダで見られるのも癪ではあるし、一応悪戯にはケジメがいるか?」
「あっはは、ヘンタイ覗き魔くんたちはお仕置きの刑だ~っ」
そしてブラウディノは呟き、サーシェはまた少し邪悪な悪戯っぽい言葉で囃し立てる言葉を上げる。
それは、覗き行為をしに来たと思しき青年たちに向けての、お仕置き行為を宣告する言葉だ。
別にこの場の誰もが、裸を見られた程で狼狽え恥じるような生娘ではもちろんないが。しかし一種の悪戯に対するけじめが必要と見てのそれ。
「ぅぁっ、え……!」
「ちょ、ちょ……!」
その宣告と、そして包囲するバスタオル美少女・美女から集中する冷たくサディスティックな視線に、輪を掛けて困惑狼狽する青年たち。
(……フフ、可愛く狼狽えちゃって、いじめたくなっちゃうよっ♡)
(久しぶりに若いので火遊びと行くかな)
(ふへへ、どの子にしようかな~っ♡)
と――悪戯へのケジメなどと言うように、もっともらしく振舞っては居るが。
その内心で、アルレウやブラウディノやサーシェなど各々が浮かべていたのは、そんな欲に塗れた企みであった。
分隊各員に包囲されてしまった青年たちだが。彼らは皆、よく見ずとも分かる程に『顔がいい』。さらに言えば『美味そう』だ。
各々は、そんな青年たちを覗き行為の後ろめたさに付け込んで。ちょっとしたスケベな火遊びでも楽しもうという腹積もりであった。
「ぁっ、お、お待ちください皆さま……っ!その、ご、誤解なのですっ!私たちがここに参りましたのは、村からの用命を受けてなのですっ!」
しかし。狼狽えていた青年たちの内から一人が前に出て、慌てそして思い出したように訴える言葉を述べたのはその次だ。
「用命?」
その言葉を聞き、アイゼが代表しては不思議そうな顔を作りつつ尋ねる。
「はい、えっと……」
それに一言答えるとその青年は、また少し急く様子で何か動きを見せる。両手を胸の前で合わせ、祈りを捧げるような形を簡単にだが作る青年。
――その青年の体が、ポワと発光して眩い光に包まれたのは次の瞬間だ。
光に包まれその内にぼんやりと映るシルエットは、なんとその次には姿形を変貌する。
「――ふぁ」
そしてその変化が終わり、光が収まり消えた次にそこに姿を見せたのは。一人のエルフの女であった。
淡く鮮やかな長い青髪を持ち、その元には可憐な顔立ち。華奢めなボディにはしかし、反したたわわな乳房や尻腿を持つ美少女。
そんな魅惑のエルフの美少女の、纏う服装はしかし今の青年のものと同一。そう、美少女エルフの正体は今の青年だ。
「ありゃ」
「ほう」
その今しがた巻き起こった変貌の様子光景を見て、アルレルやブラウディノは関心交じりの少しの少しの驚きの声を零す。
「さ、みんなもっ」
「ああっ……!」
「そ、そうだった……っ」
その分隊各々の視線を受けながら、エルフの美少女は他の二人の青年たちに促し。他の二人も慌て思い出したように祈るポーズを取り、次にはそれぞれの体が眩い光に覆われる。
「――ふぉっ」
「――ふぅっ」
そして現れたのは、
茶色の髪に同毛色の狼耳や尻尾が生え見える、気の強そうな狼獣人の美少女。
そして身長高めで赤毛ショートヘアの美麗な、イケメン系の美女。
その正体はもちろん、今の二人の青年。
「あらあら」
「成程」
それにまた驚きつつも、興味深げに視線を送り言葉を零すはベルグンテにクリッツ。
今の出来事を見たことでまた予想できたかも知れないが、このレイエルナ大陸の人々もまたこの世界の常識の御多分に漏れず。多くがその性別を自在に変える事を可能とするのだ。
「あの、皆さま申し訳ありません、とんだご無礼を……しかし誤解なさらないでいただきたいのです」
青年から変貌したエルフの美少女は、佇まいを整えて改まると共に。分隊の各々へ向けて言葉を紡ぐ。
「私共は……皆様への『ご奉仕』に参ったのですっ!」
そしてエルフの美少女は少し気恥しそうに、しかしはっきりした声でそんな明かし伝える言葉を発する。
「うん?」
しかしその思わぬ宣言に、一方のアイゼ等は思わずの呆けた様子を浮かべてしまった。