※この作品はR-18です。

洗脳と触手、若き女性冒険者の苦難   作:笹にとろん

11 / 19
11 そして少女は踏み外す

 

 小動物の足音が消え、不穏な空気に木々がざわめく。

 魔物の気配に遠ざけられた天然を、魔物を倒すことで取り戻してみせましょう。

 

 ──かちゃ、かちゃ。鎧を外す音が、やけに響く。

 

 四メートルほどのクマ型魔物がこちらを振り向く。

 太い四肢と体の輪郭は確かにクマのようだが、頭と胴体は扁平で、横向きだと虫のようでもあった。

 

 ──そっと一歩、魔物に近づく。素足で踏みしめる土と砂利が、足裏を刺激する。

 ──革鎧を留めるベルトを解き、服を脱ぎ去っていく。

 

 魔物の全身は青い鱗に覆われている。硬質な光を反射しつつも、滑らかに擦れ合うそれらの間に、一見隙間は見当たらない。

 虫のように頭に付いた触覚と複眼が震え、こちらを見つめる。

 

 ──痴態を見られる羞恥で、興奮する。魔物に性器とか繁殖って概念はないから、今の私を見ても何も理解しないだろうけど。

 ──インナーを脱ぎ捨て、充血した陰部を外気に晒す。ぽたぽたと滴る愛液が足元の土を濡らす。

 

 そも、もはや私にとって防具は、身を守るために身に着けるのではない。

 ただ、アーサ・エレグベッドとして、舐(・)め(・)た(・)格(・)好(・)で(・)仕(・)事(・)を(・)す(・)る(・)のはポリシーに反する…………それだけ。

 

 魔物がうなり声をあげる。まだ十メートル近い間合いがある。魔物が腕を振り上げて、走り出そうとする───

 

 

 

 踏み込む。跳ぶ。

 薙ぐ。刺す。

 

「ああああああああああああアアアッッ!!!!」

 

 ずざざざ、と素足で土を削りながら制動する。

 私の右手に持った長剣の中程に、鋭い断面を晒した魔物の頭が縫い止められていた。

 

 背後で重く響く音と共に魔物の胴体が崩れ落ちる。

 

「はぁっ…………は──っ…………ハァっ…………」

 

 膝を曲げ、深く呼吸する。戦闘による疲労ではない。

 左手はず(・)っ(・)と(・)、伸び伸びと愛撫に勤しんでいた。

 

 じゅくじゅくじゅく。ぐちゅぐちゅぐちゅ。

 

「うぅ……んぅ…………♡♡…………い、くっ」

 

 びくびくっ、と顎を突き出して堪える。

 

 全身が溶けるようだ。

 迸る絶頂で、全身の皮膚という皮膚がヒリつく。

 遮るものはまばらな木々の他には何もない、開放的な空間で、衣服を一切れも身に纏っていない倒錯感。

 

 思わずくの字に折れそうになって、剣を支えにして耐える。子鹿のように震える膝の間が、滝のような汗で濡れている。

 左手に覆われた女陰は外気から隠され、また左手の中指と薬指も女陰に包まれている。

 

 肉体の中と、外が。私と、私以外が。深い絶頂感の中で、境界を失うようだった。

 

(あ────…………♡♡)

 

 

 いつまでそこでじっとしていただろうか。

 暇を潰すように膣肉を引っ掻こうとするけど、指を折り曲げただけで我慢の限界が訪れそうになる。仕方なく指先一つ動かさず、私は淫猥な石像のように固まっていた。

 

(そろそろ……服着ようかな……)

 

 剣で刺し貫かれ、上下ひっくり返された魔物の生首は、とっくに私を見ていなかった。

 膝に力を入れ、剣を引き抜く。

 片腕を振り回し、胴体めがけて魔物の頭を投げつけておいた。

 

 長いこと肉壺に収まっていた私の左手を、思い切って引き抜く。

 ぢゅぱっ、と大きな音を立てながら、愛液が堰を切って溢れ出す。

 

「ひぐぅっ……♡」

 

 外気を噛み締めるようにゆるゆると閉じていく陰唇から視線を切り、左手から全身の汚れを魔法で消していく。

 

 体の汚れがさっぱりした頃には、また大陰唇がぴっちりと閉じていた。それでも興奮の痕跡を残すように、陰裂がぷっくらと腫れている。

 

 ところで私のまんこは、いつまで綺麗なままなんだろう。性器を使い込むとが焼けて色が濃くなったり、小陰唇が外側にはみ出して戻らなくなったりするらしい。

 私はこの三日間で激しく弄るようになったけど、今のところ真っ白な肌色のままだし、形もそんなに変わっていない……‥と思う。

 

 いそいそと脱ぎ散らかした衣服や鎧を身につけ直し、マトモな格好に戻していく。

 

「【神皮】、【浮遊】、【固定】、…………」

 

 それから、魔物の死骸運搬を済ませる。いつもの魔法の組み合わせで、魔物を城壁まで吹っ飛ばしておく。

 

「…………ふぅ」

 

 森からは危険な魔物が消え、痕跡は僅かな破壊痕を残しただけ。

 

 周囲を軽く散策すると、魔物に踏み砕かれた思しき木の籠を見つけた。最初にお爺さんが落としてしまった仕事道具だと思うので、壊れているけど一応持って帰ってあげよう。

 冒険者としての仕事は、これで終わりだ。

 

 

 

 今のこの瞬間だけは、まるで変わり映えのしない日常だ。

 

 いつも通りの歯応えのない魔物。

 なんの意図も含ませもなく、善意と義務感で仕事を終わらせる。

 戦って、勝って。帰ったら、報酬が貰える。

 

 

 ───ただ、変わってしまったものは、私の中にある。

 破滅的な欲望が燃え上がる。

 ここからが、新しい私だ。

 

 頬に手を当てる。口元が歪んでいた。

 

 下着の衣擦れで、陰部に熱が灯った。

 

 

 

 ***

 

 

 山のふもとから降りる頃には日が傾き、空は茜色に染まっていた。

 お爺さんは一人暮らしをしているらしく、今回の魔物には大変困っていたそうだ。

 改めて個人的な都合で遅れて申し訳ないと伝えると、朗らかに笑って許してくれた。倒してくれるのが一番だと。

 

「いやあ~、お嬢ちゃんほんと助かったわい。カゴだって持ち帰ってくれてのう」

「いえいえ、軽い負担にもなりませんから。それに、見つけた時には壊れてしまっていて…………」

 

 今回のおおもとの依頼人、山暮らしのお爺さんだ。ごわついた短髪と髭を蓄えた老人は、加齢か生来か私と同じくらいの背丈で、山暮らしに適したがっしりと太い体つきをしている。

 半袖から覗くしわくちゃの肌は、浅黒く焼け、見かけの印象をいくらか若々しくしていた。

 

 手元で木片をくるくる回しながら、「まあこんぐれえなら、直して使えるわい」と上機嫌そうだ。

 

「どうにも使えなぐても、薪になるわ。それにお嬢ちゃんが忘れず拾って帰ってきてくれた、わしはそのことも嬉しいわい。こんなもん、自分であとあと拾いにいってもよかったでのう」

「依頼書の話を見て見ぬふりもできなかったので……。喜んでいただけて何よりです」

 

 これは本心だ。私の中の善い心は、悪いことを

 

「それに、あの若いもんにも手出しできなかった魔物を、こんな別嬪さんが駆除してくれたとはのう! あんたみたいな美人、見たことないわい」

「あ、あはは。ありがとうございます」

 

 私は市内だと結構有名だけど、このお爺さんは人通りの少ない村奥の山小屋に独り住まいの方だ。知らなくても不思議は無い。

 

 ふと、魔(・)が(・)差(・)す(・)。

 この人は私を知らないということは。それは私のことを知る人が、この人のことを知ることもないのではないだろうか。

 

「……おひとりでお住まいなんです、よね? ご家族とかは」

「おお? おう。十何年も前に女房に逃げられて、息子たちとも疎遠での。居辛くなった村を飛び出し、こんなところで一人暮らしじゃよ」

「ここにはあまり、人も訪れないんですか?」

「うはは、まったく、ひっそり暮らしてる老人に会いに来んば、わざわざ籠を届けてくれたお嬢ちゃんだけみたいじゃの」

「……ところで、ひとり暮らしで大変なことはありませんか? 何かお手伝いできること、とか」

「……? 変なことを訊くのう。困ったことは、お嬢ちゃんが解決したしの……んば、めったに人も訪ねてこん生活にもとっくに慣れてしまっての。いまさらお嬢ちゃんの手を煩わすことは……」

 

 一歩、近寄る。世間話に適した距離から、手を取り会えるような近さへ、

 お爺さんは私の様子に不審さを感じ取ったのか。いぶかし気な表情を作るも、距離を空けることはしなかった。

 

 囁くように、語り掛ける。

 

「なんでも、いいんですよ。せっかく近くに寄ったんですから、気兼ねなくおっしゃってください。私は誰かの助けになるために冒険者になったんですから」

「は、はあ……?」

「お爺さん…………な(・)ん(・)で(・)も(・)、頼んでいいんですよ」

「……!?」

 

 わずかに身を乗り出し、顔が近づける、お爺さんは驚いたように私を見つめ返す。

 私の頬が夕焼けとは違う照りを宿していることに気づいたのだろうか。それとも、この眼に情欲の炎を見出したのだろうか。

 

 ふう、と口から熱を吐き出す。

 お爺さんは鼻をひくつかせ、ごく、と大きな音と共にたくましい喉仏を上下させた。

 

 じっと何も言わないお爺さんに焦れてきた。わざとらしく、ズレてもいない胸当ての位置を直してみる。

 内側の革鎧に潰されて胸の起伏はほとんどわからないはずだけど、お爺さんの視線は私の体に注がれ始めていた。

 いや、最初から見られてはいたけど。急激に、性的対象として見られ始めたと感じた。

 

 視線を下げる。

 ああ、やっぱり。

 

「ふふ……♡♡」

「お、お嬢ちゃん。それ以上は、よ、よくないぜ……」

 

 比較対象に詳しくないけど。

 少なくとも、ケルレンスくんのそれと比べて────とても、大きい。

 ズボンを押し上げている今は、更に。

 

 

 

 股間の膨らみを見つめられたお爺さんは、照れた顔を隠すように背を向けて、私から離れ小屋に戻ろうとする。

 

 無理に追いかけることはせず、その背中に語り掛ける。

 

「────私、もう二度とこんな場所来ないと思いますよ?」

「──────」

 

 お爺さんが足を止める。覚悟を決めたように振り返りながら、言う。

 

 

「私、すごい冒険者なので。……できないことなんて、ないですよ」

「ほ、本当に、なんでもか?」

 

 無言でうなづき、笑みで肯定する。

 期待と不安を滲ませながら、すぐ近くの雌から目を離せないお爺さんの瞳は揺れていた。

 

「じ、実は。さっきから……いや、お嬢ちゃんのニオイを嗅いでからかの……」

 

 お爺さんは恥じらいを捨て、手を当てた腰をそらし、グッと逸物の膨らみを見せてつけてきた。

 

「……この通り辛抱効かなくなってしもうた。……抜いて、いただけるかな?」

「ごくっ…………ええ♡ な(・)ん(・)で(・)も(・)、します」

 

 

 ああどうしよう。

 

 こんなの、恥ずかしすぎる。

 こんなの、いやらしすぎる。

 こんなの。

 

 

 

 絶対愉しいに、決まってる。

 

 

 




竿役がジジイで脳がしんどい人は二日待ってください。13話まで予約してあるので、勢いで読むといいかもしれません。
勢いで脳が壊れても私は責任は取りません。


おまけに執筆メモからアーサちゃんの三日間を載せておきます。

 一日目
休日、胃に魔物IN、プロコール一時洗脳、下水に触手の死体IN、シコってゲロって膣に魔物IN 股に触手の肉を入れて洗脳強化、トイレでケルレンスを脅す シコって寝る

 二日目
起きてシコる 昼に市内を散策、密練部屋から外へ脱出、二体目の魔物を胃にIN ロニルちゃんで遊ぶ 市内に戻って洗脳半解除、ケルレンスから暴露を受けて精神的にショックを負う

 三日目
夜通しシコる プロコールからフランの状態を知る 悪い子に覚醒、自慰バトルスタイルに目覚める 依頼人の老人を誘惑

なんだ、このスピード感 変態女め……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。