※この作品はR-18です。

Fate/Holy Grail Dismantling Record   作:ボルメテウスさん

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今回の小説は、九尾さんのアイディアを採用させて貰いました。
⑴原作名『Fate/stay night』
⑵メインヒロイン『後藤ひとり(ぼっち・ざ・ろっく)』
⑶ヒロイン募集方法『呪いに関わりがあるキャラ』

それらと共に、呪いと共に大聖杯が呪いに大きく関わっていた事と、10年後に大聖杯を解体する事もあり、それをテーマに書かせて貰いました。
こちらの活動報告で、募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=309722&uid=45956


大罪の始まり

 既に夕陽が見え始めた商店街。

 

 その商店街には、多くの住人が各々の行動を行っていた。

 

 晩の食事の為の材料を買う為に寄っている主婦、お菓子を買いに来た子供、そして──この辺りで働いている労働者達などなど……様々な人間が行き交っていた。

 

 そんな人ごみの中で、俺は既に慣れたようにビールを飲んでいた。

 

「ぷはー! やっぱり仕事終わりの一杯は最高だぜぇー!」

 

「相変わらず、その見た目では詐欺わね」

 

 俺がそう、ビールを飲んでいると後ろから声を掛けられた。

 

「おっ、凛じゃないか、10年ぶりじゃねぇか」

 

 10年前と比べれば随分大人びたが、まだ幼さが残る顔立ちに俺は笑いかけた。

 

「10年ぶりにしては感動が薄いわね……」

 

 呆れた様に言う凛だが、その表情には昔の面影が残っている為、思わず笑ってしまう。

 

「そうか? まぁ、別に良いじゃないか、それよりも、お前も飲むか? 確か、もう飲める歳だろ?」

 

「そうね、けど、今はそれよりも大事な話があるわ」

 

 俺がそう勧めるも凛は断った。

 

 その顔は真剣な表情という事で、俺はとりあえず、酒を置いた。

 

「それで、話ってのは?」

 

 俺はそう訪ねると。

 

「聖杯の解体を行いたい。だから、あなたに協力を依頼したいわ」

 

「へぇ」

 

 俺は特に気にせずに耳を傾ける。

 

「別に良いけど、敵は多いんじゃないのか?」

 

「えぇ、あなたの予想通り、聖杯の解体を阻止しようと、時計塔の多くの魔術師が既に行動しているわ」

 

「ふぅん」

 

 それはまた随分とご苦労なことだと、他人事の様に思う。

 

「魔術師達は、相変わらず根源なんてもんを目指している訳ね」

 

「あなたからしたら、それ程大した物じゃないでしょうね」

 

「まぁな」

 

 確かにそうだ。この世界において、根源を目指す理由が大半だろう。

 

「聞きたいけど、大聖杯を解体する方法、何か知らない」

 

「……まぁ、呪いをなんとかする方法はなくもないな」

 

「本当に!」

 

 そう、凜はこちらに詰め寄る。

 

 それと共に、俺はビールを飲むのを一旦止める。

 

 同時に珈琲を一杯貰う。

 

「まぁ、簡単に言うと大聖杯が狂ったのは、三回目の聖杯戦争の時にアインツベルンの馬鹿がアヴェンジャーを入れた事で、混ざってしまった訳だ」

 

 俺は、そのまま珈琲にミルクを入れる。

 

 そのまま、ミルクをゆっくりとかけ混ぜながら、説明する。

 

「その混ざった大聖杯を放置したから、この状況になった訳だ」

 

「えぇ、それは承知しているわ」

 

「聖杯戦争っていうのは、そんな戦いを行うから互いが互いに憎しみ合っているから、その呪いはより大きくなる」

 

「だからこそ、大きく問題になっているのよ」

 

 そう、凜はこちらに詰め寄る。

 

「ようするに、その呪いを調和すれば良いんだよ」

 

「調和?」

 

 それに対して、凜は驚きの声を出していた。

 

 俺は、そのまま砂糖を取り出す。

 

「だから、サーヴァントに協力して貰う」

 

「協力?」

 

「まぁ、今の所は、俺が世話をしている奴に協力して貰って、サーヴァントを呼ぶ。呪いに強い耐性または呪いそのものだな」

 

「なんで、そこで呪いに!?」

 

 それに対して、凜は思わず突っ込んでしまう。

 

「聖杯戦争の中で育った呪いじゃなくて、純粋な呪いは統合されない。むしろ相手の呪いを食い殺すからな」

 

 だが、それは逆に言えば、それが失敗したら、大聖杯は爆発するんだけどね。

 

「だけど、どうするつもりなの?」

 

「まぁ、サーヴァントを少しだけ変えるけどな。本来のクラスとは違うけど」

 

「クラスを変える?」

 

 それに対して、凜は首を傾げる。

 

「呪いというのは、感情から生まれる。その最中でも、人間の感情、罪を現す。

憤怒、傲慢、強欲、嫉妬、色欲、暴食、怠惰。これらをサーヴァントのクラスとして割り当てる」

 

「それで、呪いのサーヴァントを呼び出すという訳ね」

 

「そういう事」

 

 そのまま、俺はビールを飲む。

 

「さてっと、まったくこういうのはあんまりしたくないんだけどねぇ」

 

「それじゃ、協力してくれる訳ね」

 

「まぁな、この日本は気に入っているしな」

 

 そのまま、俺は立ち上がる。

 

「それじゃ、お願いするわ、メリオダス」




Fate世界のメリオダス情報
この時代におけるメリオダスは魔神である。
その為、長い歴史を生きてきた。
その性質としては、マーリンと似ている。
そして、多くの歴史の中で、最も関わったのは、ブリタリアである。
トリスタンの義父として。アーサー王の剣としての師匠として。

第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)

  • セイバー
  • 遠坂凛
  • 間桐桜
  • キャスター
  • ライダー
  • イリヤスフィール
  • 蒼崎橙子
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