Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
「それで、今の所は、大丈夫なの?」
凜は、そう俺に対して問いかけながら聞いてくる。
既に、この聖杯戦争が始まって、三週間程度が経っている。
「今の所、七人のサーヴァントの内、こちら側に来てくれたのは憤怒、嫉妬、暴食の3人のサーヴァントが味方になっている」
そうしながら、俺はここまでの間で、味方になってくれた憤怒のサーヴァントであるフラン、嫉妬のサーヴァントのトガヒミコ、暴食のサーヴァントである江華。
「つまりは、1週間に1度のペースでサーヴァントを味方に出来ているという事ね」
その事に対して、凜は少し感慨深そうな表情を浮かべて言う。
この聖杯戦争において、最終的な目的は7人のサーヴァントが完全に味方にならないと意味はない。
しかし、その為には、未だに見つけていない4人のサーヴァントを探して、味方にしなければならない。
「それにしても、まさか全てのサーヴァントを味方にしなければならないとはね。私の時とは大違いだったわ」
遠坂を始め、これまでの聖杯戦争は、最後の1人になるまで争わなければならない。
それを考えれば、確かに全員が生き残るために戦おうとする事は珍しいかもしれない。
それが、本来のサーヴァントによる聖杯戦争での戦い方だ。
だけど、今回ばかりはそのルールを無視して良いと思っている。
それは、これから起こる戦いを考えれば、仕方のない事だと思うから。
だから、遠坂の事を責める気なんて全くない。
「とにかく、そういう方面はあなたに任せるわ。こっちは魔術師を抑えておくわ」
「ああ、頼むわ」
正直、サーヴァントが1人でも魔術師と契約したら、それだけでかなりの脅威になるしな。
「ところで、今回の件に関して、遠坂は何か知ってる事はあるのか?」
これまでのサーヴァントを見る限りでも本来ならば存在しないはずのイレギュラーが存在が多すぎる。
彼女達は、この長い歴史の中で見た事のないサーヴァントばかりだ。
フランと最初に会った時から、何か違和感を感じており、イギリスにいるエルメロイに頼んで、調べて貰った。
だが、彼女達に関する記録はどこにもなかった。
そこから考えても、この聖杯戦争における英霊の情報アドバンテージはほとんどない。
「本当、こういう戦いを行うのは、どれだけぶりか」
長年、生きてきたが、まさかこんな事になるとは思わなかったぞ。
さて、ここからどうするか。
「とりあえず、あなたには少しだけ調べて欲しい場所があるわ」
「調べて欲しい所?」
それに対して、俺は首を傾げる。
「少し離れた場所、そこで自然発生しているとは思えない花畑ができてたはずよ。そこを調べておいてくれないかしら? もしかしたら、そこにいるかもしれないし」
「……了解だ」
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子