Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
今回の、目的としているサーヴァント。
その姿は、俺は驚きを隠せなかった。
「これは、驚いた。まさかエルフか」
そこにいたのは、この現代ではほとんど見かけないエルフ。
まさか、エルフのサーヴァントが現れるとは思わなかった。
「よっ、お前がここにいるサーヴァントか」
「……いきなり召使い呼ばわりしたのは、初めてだよ、第一、私はフリーレンという名前がある」
「フリーレン?」
ここで、また聞いた事のない名前が出てきたな。
「そっか、俺はメリオダス。とりあえず、事情を」
そう言おうとした次の瞬間、俺の頬が魔法を通り過ぎる。
「魔族相手に聞くと?」
「いや、魔族って、なんだよ」
「お前が魔族と似た存在である事は分かる。だからこそ、その言葉を信用出来ない」
フリーレンは、その言葉と共に、その手にある杖を真っ直ぐと向ける。
彼女は、自分自身の魔法で空を飛んでおり、同時に杖から放たれたのは、青い光。
それに気づくと同時に、俺はすぐにその場を後ろに跳ぶ。
光は、そのまま地面を大きく抉っており、一発でも当たれば危険なのが分かる。
「本当に、厄介な奴だな」
全反撃を行おうにも、フリーレンの魔法は、僅かな時間差をおいて襲ってくるため、発動する事ができない。
だが、このまま逃げ回っていても状況は好転しないだろう。
「お前こそ、何者なんだ?」
そう言いながら、俺はフリーレンに向けて、問いかけながら、魔法を決して止めようとしない。
その魔法に対して、俺は手に持った剣で切り裂きながら、走り続ける。
本来であれば、相手の放つ魔法に対抗できるのは、俺の持つ全反撃だけなのだが、現状ではそれは使えない。
「本当、マーリンみたいな相手とはあんまり戦いたくないよなぁ!!」
そう、俺は地面を思いっきり蹴り飛ばして、一気に前に出る。
それに対して、フリーレンは即座に反応して杖を向けるのだが、すでに遅い。
相手が何かを行うよりも先に、既に攻撃の準備を整えていたからだ。
そして、こちらに向けられた杖に向かって、思い切り剣を叩きつける。
すると、剣によって斬れた空間はそのまま、周囲に広がっていく。
その結果として、フリーレンの攻撃そのものが完全に消え去り、さらにはその余波として放たれた空気まで吹き飛ばす事になる。
結果として、周囲の木々にまで衝撃が広がり、そこから折れていく音が聞こえる。
(まあ、この程度で終わるわけがないけど)
実際に、それを行った本人であるフリーレンは何事もなかったかのように、杖を構えている。
ただ、さすがに自分の放った攻撃を防がれたという事に驚いているのか、表情の変化はないものの、僅かに瞳を見開いている。
「フリーレン、お前の言っている魔族の部分っていうのは、これだろ」
「っ」
それと同時だった。
俺は、すぐに魔神族としての力を開放する。
それと共に、フリーレンは目を見開く。
「これは、一体」
「魔神族の力だよ、お前の言う魔族というのは一体何なのか分からないけどな」
同時に、俺はその手で黒い炎を出す。
その炎を見て、フリーレンはそれを興味深そうに見ていた。
「それはなに? 魔族では見た事ないけど」
「……とりあえず、話さないか、お前の言う魔族とこの世界の魔族。まるで違うかもしれないからな」
「……この世界って?」
それに対して、フリーレンは首を傾げる。
「……もしかしてだけど、サーヴァントの自覚はない感じ?」
「んっ、あっ、本当だ、結構違う」
すると、フリーレンは自分の身体の状態を見て、呟いた。
この感じからして、怠惰だとは思ったが、ここまでとは。
「……とりあえず、飯、食べるか」
「……」
若干、警戒しながらも、俺達はそのまま近くの街まで降りていく。
降りていく最中、その街の風景を見て、フリーレンは、ようやく俺の言葉を信じる気になった。
というよりも。
「なんか、見られているような」
「まぁ、その格好だからな」
俺達は、そのまま向かう。
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子