Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
過去には神秘があった。
神秘があったからこそ、その時代ではどのような存在が生まれても可笑しくない。
それが常識だった。
だからこそ、魔術師の多くは過去の遺物を頼り、根源を目指した。
しかし、俺は眼前にいるサーヴァントを見て、そんなのはクソみたいな常識だと理解出来た。
「それにしても、まさか本当に魔術と何の関係もなく、そういう存在という訳なのか? 黒神めだか」
そう、俺は眼前にいる傲慢のサーヴァントである黒神めだかに問いかける。
「まぁ、そういう事になるな、メリオダス」
そう、黒神めだかが俺の言葉に答える。
その表情にはどこか面白そうな感情が含まれている気がする。
「それで、お前の目的に関しては理解した。なるほど、確かに私達の力がなければ、これから多くの被害が出るだろう」
その傲慢な態度は、どこかの英雄王を思わせる。
この世全ての人類を善悪問わずに受け入れる行き過ぎレベルの性善説信者。
それが、傲慢である事は見れば分かる。
そして、聞けば、彼女自身は、そんな遠くの時代ではなく、むしろ現代で生きていても可笑しくない年齢の女性だ。
「それが、こんな人間が生まれたんだ。神秘もへったくれもない」
長年、生きていたが、人間の身でここまでの化け物が生まれるのは、ほとんどあり得ない。
なのに、それが実現出来たのだから、それは神秘とは言わないだろう。
それどころか、もはや法則が違うと言っても良いかもしれない。
「だが、一つだけ条件がある」
「条件?」
その言葉に対して、俺は首を傾げる。
「私よりも優れた所を出せたら良いぞ。まぁ、私が負けるとは思えんがな」
自信満々と言った表情を浮かべながら、黒神めだかは言う。
「なんというか、傲慢だな」
「それが私だからな」
そう凜とした態度で言うめだかに対し、少しばかり興味を覚えた。
「まぁ、別に構わないが、一つ聞く、どんな事でも良いんだな」
「あぁ、当然だ」
そう、めだかは自信が溢れた笑みを浮かべる。
「……んじゃ、俺の年齢、だいたい2000歳ぐらいだけど、めだかの年齢は」
「……ふむ、18」
その言葉を聞いて、めだかはジト目でこちらを見る。
「まさかとは思うけど」
「俺の方が年上だからな。年齢という面では優れているな」
そう、俺は答えてやる。
「まさか、年齢で優れていると言う奴が現れるとはな。確かにそういう意味では私は勝てないが」
「ふふっ、二言はないよな」
さすがに、ちょっとからかいを籠めて言う。
すると。
「面白い!」
めだかは即答する。
「ならば、私の負けだな」
「そうか」
ある意味、戦う事にならなくて、心底良かったと思えるべきだろう。
眼前にいるめだかと戦った場合、どのような結果になるのか。
「少し、気になるけどな」
実際に戦ったら、どうなるのか。
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子