Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
「まさかとは思ったが、まさかこんな所に最後のサーヴァントがいるとはな」
洞窟の中で、俺は目的としているサーヴァントに目を向ける。
その腰まで伸びた銀色の髪と耳飾りが特徴的な凛々しい女性がそこにいた。
「サーヴァントだと?」
その、俺の一言に対して、そのサーヴァントは俺の方に睨み付ける。
「まさか、この私をサーヴァント扱いにするような奴がいるとはな」
「えっ?」
その女性から殺気が漏れ出る。
それに対して、俺は首を傾げる。
「私を、羽前京香を従えさせるつもりならば、その力を見せて貰おうか」
羽前は、その腰にある日本刀をゆっくりと引き抜き、こちらに向ける。
「へぇ、やる気が、良いじゃないか」
俺もまた、背中にある剣をゆっくりと引き抜く。
「刃折れの剣で、私に勝てるとでも?」
「それは、勝ってみてから言ってくれ」
俺の剣を見て、羽前はこちらを睨み付ける。
だが、俺の返答を聞くと共に、ゆっくりと息を吸い。
「ならば、屈服させよう」
同時に、羽前の姿が消えて。
気がついた時には、すでに目の前に迫っていた。
そして、刀を振り下ろす。
それに対して、俺もそれに合わせるようにして剣を振るった。
甲高い金属音が鳴り響き、火花が散り、お互いの得物が弾き合う。
そして、すぐさま次なる一撃が繰り出される。
激しい打ち合いの中、俺は相手の動きを見極めながら攻撃を避けていく。
確かに、その剣の腕前は一級品だ。
並大抵の攻撃じゃあ、当てる事すら難しいだろう。
だが、それでもまだまだ甘い部分がある。
先程まではただひたすらに振り回しているだけだったのだが、今度はまるで剣の軌道が変わるかのように、フェイントを混ぜ始めたのだ。
だが、それが分かっていれば対処方法なんていくらでもある。「そらよっと!」
タイミングを合わせ、一瞬だけわざと体勢を崩すように見せかける。
もちろん、そんな隙を見逃すはずも無く羽前は即座に斬りつけてきた。
それと同時に、少し距離を取りつつ、体を回転させるようにして後ろへと飛び退る。
すると、予想通りと言うべきか羽前は勢いのまま前に倒れ込みそうになる。
「そこだ」
そのまま、無防備になった胴に向かって横薙ぎの一閃を叩き込む。
「くっ……!!」
羽前はなんとか姿勢を戻そうとするが、僅かに間に合わずに体が真っ二つになってしまう。
「……これで終わりか?」
そんな想像が彼女の頭の中で浮かぶ中、俺の言葉を聞いて羽前は顔を歪める。
「なるほど、だが、私はお前の従者になるつもりはない」
「……あぁ、そういう勘違いか?」
俺はそのまま彼女は首を傾げる。
「というよりも、サーヴァントの事を勘違いしているようだな」
「……聞こう」
そのまま、羽前は、こちらの話を聞いてくれるようだ。
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子