Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
「それで、その、終わったんですか?」
そう、現在の住まいである家において、ひとりが問いかけてくる。
少し前に起きた、聖杯の解体の1件は終わりを迎えた。
「まぁな、溢れ出る呪いに関しては既に対処した。本格的な聖杯に関しては、あいつらの仕事だからな」
俺はそうしながらも、味噌汁を飲む。
こうした、日常を送れるようになった事で、落ち着く。
「けど、その、聞きたいけど?」
「なんだ、そんなに怯えて」
そうしながら、ひとりは周囲を見る。
その態度に対して、俺は首を傾げているけど。
「この人達、何時までいるんでしょうかっ!」
「んっ?」
それに対して、一番最初に反応したのはフランだ。
そう、今回の聖杯の解体で召喚されたサーヴァント達。
彼女達は、主に聖杯にある負の部分を大きく影響受けていた。
しかし、聖杯の解体に成功した事によって、大罪の部分となった所は既に消え去り、本来の性格へと変わっていた。
「まぁ、こいつらが満足するまでだな。魔力に関しても、特に問題ないからな」
そう、召還後、7人が7人が、各々の目的でそのまま冬木市に住む事になった。
フランは、簡単に言えば、強くなる事。
元の世界では、どのような目的があるのか分からないが、それでも彼女が強くなる事に関しては、特に拒む理由はなかった。
トガヒミコに関しては、かなり危険である為に、どうするか迷ったが、よく考えたら、昔にも似たような奴らを相手にしていたので、更生をする意味を込めて一緒に暮らしている。
江華は、以前の世界ではなかった風景を見たいという事で、近く、旅に出る予定だった。
魔術師達に利用されないように注意する必要はあるが、基本は問題ないと思う。
フリーレンに関しては、この世界の魔法、つまりは魔術に興味があるらしい。
魔術協会としても、フリーレンという人材は欲しているようで、ライネスの所に世話になるらしい。
また、エルメロイ二世の胃の穴を開ける事になるが、まぁ、大丈夫だろう。
めだかに関しては、どうやら会社を立ち上げるらしい。
元々規格外な人物であり、どうなるのか不安ではあるが、まぁ、うん。
メズールは、危険ではある。
しかし、同時に彼女の望みを叶える為に、ここにいるつもりだ。
最後のサーヴァントである羽前は、どうやら、魔術協会のトップを目指すらしい。
ある意味、サーヴァントという事で、問題視するべきかもしれないが。
「まぁ、そういう意味では、少しの間は、冬木市にいるからな」
「なんというか、私が知らない間に、色々あったんですね」
ひとりはそう呟く。
ひとりに関しては、聖杯の欠片が埋め込まれているという関係もあったが、今は回復している。
だが、変わらず人見知りが激しい為に、しばらくは様子見をするつもりだ。
「そう言えば」
「なんだ?」
「メリオダスさんって、結局何者なんですか?」
ふと、ひとりからそんな質問をされた。
「・・・まぁ、昔、魔神とか呼ばれた程度の奴だ」
「なんだか、とんでもない事をさらっと言いましたけど」
何やら、驚いているひとりだが、そんな大した事はない。
「・・・かなり大した事、あると思いますが」
そんな呟きを聞きながらも、
今回で、Fate/Holy Grail Dismantling Recordは、無事に完結しました。聖杯の解体というテーマにしてしまいましたが、やはり原作のように上手には書けない部分があり、力不足を感じました。
それでも、ここまでお付き合いしてくれた皆様には本当に感謝しています。
そして、今回のFate/Holy Grail Dismantling Recordを制作する際に、協力してくれた九尾様には本当に感謝しています。
これからも、様々な作品を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子