Fate/Holy Grail Dismantling Record 作:ボルメテウスさん
無事に最初のサーヴァントであるフランを見つける事を出来、彼女をそのまま居候先へと向かう。
本来ならば、俺が住んでいたアパートに戻りたい所だったが、また魔術師達の襲撃がある以上はある程度の対策が出来る場所に来ていた。
「ただいまぁ」
俺は気怠い言葉と共に、扉を開き、そのまま入っていく。
入ったドアからも、聞こえてくるのは味噌汁の香りであり、それは腹を減らしている自分の食欲を刺激する。
俺はそのまま抱えていたフランを、そのまま休める場所へと寝かせると共に居間へと訪れる。
「お帰りなさい、メリオダスさん」
そう、俺を出迎えたのは、現在、この衛宮邸を管理している間桐桜だった。
「あぁ、少し客がいるけど、寝かせている。ひとりの奴は?」
「学校に行っているわ、メリオダスさんが夜になっても帰ってこなくて、心配していたけど」
「悪い事をしたな。まぁ、今は少し腹が減っているから、食べさせて貰おうか」
「えぇ、どうぞ」
そう、俺の言葉に対して、桜は笑みを浮かべて、朝食を出してくれた。
先程の味噌汁の香りから想像していた通り、日本の定番である白い米と味噌汁。
さらには鮭の切り身が乗っているだけのシンプルなものだ。
ただそれだけなのに、どうしてこう美味く感じてしまうのか? それが不思議だと思っている間にも箸を動かして、それを口に運んでいく。
うん……相変わらず、何というか、普通に旨いな。
そんな感想を抱きながらも食事を終えれば、食器を下げていく。
同時に食後という事で、熱い緑茶を出してくれた。
「どうしたんだ?」
「……また、聖杯に関係している事ですか」
そう、桜は少し俯きながら聞いてくる。
それに対する答えを、俺はあっさりと言う。
「そうですか、つまりは、ひとりちゃんは」
「あぁ、だからこそ、俺はここで、全てを終わらせるつもりだ」
俺は緑茶を静かに飲み干すと共に見つめる。
「そういう1件では、お前は俺を恨んでいるのか。お前の家を滅ぼした俺を」
その問いかけに対して、桜は首を横に振る。
「あの家に、私にとっては辛い思いしかありませんでした。だけど、全てあなたが燃やしてくれたおかげで」
そう、桜は自分の胸に触れる。
10年前の聖杯戦争。
その時、桜の中には聖杯の器の欠片が埋め込まれていた。
あの戦いにおいて、俺の動きは、それらを破壊する事に集中していた。
表側での戦いとは別に、俺は裏で聖杯戦争を終わらせる為に動いていた。
結果、桜達の家を、俺は燃やした。
彼女からは恨まれるのは覚悟をしていたが、今でもこうして良好? な関係を続いている。
「それでは、私もそろそろ仕事へと行きますね」
既に間桐の娘に何の意味もなく、彼女も普通の日常を送っている。
仕事は何をしているのかは聞いていないが、少なくとも魔術とは程遠い日常だろう。
それだけでも、俺にとっては救いかもしれない。
第五次聖杯戦争で、最も関係があった人物は?(その人物によって、ルートは変わります)
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セイバー
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遠坂凛
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間桐桜
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キャスター
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ライダー
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イリヤスフィール
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蒼崎橙子