何か、合図があった訳じゃない。
ただ、二人一緒にいるだけで、なんとなくソワソワして、なんとなく落ち着かなくなって。
今日もするのかなってさ。
自分から言うのは恥ずかしい。出来ればマロンに気づいて欲しい。
そう思い。盗み見るように彼女を見れば、同じ様な顔をしたマロンと目が合った。
「…する?」
「うん」
何度やっても、この瞬間だけは慣れないな。
見つめ合って、頷き合っただけなのに、胸のドキドキが痛いくらいだった。
しゅるり…しゅるり…。
背中合わせになった私達は、一枚、また一枚と服を脱いでいく。
最後に残ったパンツの一枚を、つま先からベットの下へ落とした後。
お互いの顔もまともに見れないくらいに、顔を赤くした私達は、ベットの上で向かい合った。
「ねぇ、マロン? 今日は…さ? 私からしても良い?」
「あ、うん。じゃあ…お願い、します」
「ふふっ…。なんで かしこまってるの?」
「なんでって…」
恥ずかしそうにしたマロンが、少しだけ太ももの隙間を広げると、そこには、すっかりと大きくなってしまっていた おちんちんが生えていた。
本当に何なんだろう?
見慣れていたつもりでも、やっぱり慣れるものでもない。
何度見たって、顔が赤くなってしまう。
エッチの時だけ生えてくる、マロンのおちんちん。
そんな都合の良い存在に首を傾げながらも、おかげで こういう事が出来るんだから、そう悪いものでもないと思いたい。
私の手の平で、おちんちんを包みこんで上げると、マロンは気持ちよさそうに声を上げてくれた。
こうなってしまうと、後は素直なもんだ。
いつもは そっけないくらいのマロンが、物欲しそうに私を見つめてくる。
無意識に腰をゆらめかせ、出したいって、気持ち良くして欲しいって言うにみたいに、大きく膨らんだ おちんちんを擦りつけてくる。
「ゆりかぁ…ボク、ぼく、もうっ…」
始まって早々、マロンの吐息は熱くなり、すぐにも弱音を零しだす。
私の手で感じてくれるのは嬉しい。
それはもう、全然出してくれて構わないんだけど。
あんまりにも早く音を上げられると、あっけないというか、なんというか。
物足りないんだ。マロンを気持ちよくして上げられたって満足感が薄い気がする。
「ダメだよ、マロン。もうちょっと我慢しよ?」
「そんなの…」
「出来ないんだったら、やめちゃうよ?」
「うぁ…んっ…くぅぅっ…」
マロンは早くも泣き出しそうだった。
潤んだ瞳で私を見下ろしながら、ぐぅっとお腹に力をいれて、射精の瞬間を引き伸ばし掛かる。
変な気分だ。
見下されているのは私なのに、意地悪をしているのは私の方。
でも、これは私のサービス精神ってやつだ。
いつもマロンにして貰ってばかりも悪い。最後には二人で仲良くしてるんだから、お互い様っていうのも分かるけど、やっぱり一方的に愛撫をされるのは私の方だった。
だから、たまにはマロンが先に気持ちよくなってくれても良いのかなって思う。
流れ出した先走りの汁で、私の手の中はもうベトベトだった。
ドクンって、ビクンって、元気よく跳ねるおちんちんを、指先でくすぐって、手の平で撫でてあげると、次から次へとヌルヌルが溢れてくる。
もう我慢してるのも辛そうだ。
情けないくらいに頬を緩ませ、泣きそうな顔をしながら、マロンは荒い吐息を繰り返す。私が良いよって言った瞬間にも、射精しちゃいそうだった。
だから私は、マロンにこう言って上げたんだ。
「まだ、ダメだよ?」
その時のマロンの顔と言ったらなかった。
目を見開いて、ゆるゆると首を振る。もう、しゃべるのすら辛いのか、涙の流れる瞳で懇願されると、思わず首を縦に振りたくなる。
でもダメだ。
だってこれは、この前のお礼だもん。
あの時 めちゃくちゃしてくれた分だけ、マロンには一杯我慢してもらわないと。むしろ、痛い思いをさせないだけ私の方が優しいくらい。
あむっと、震えるマロンのおちんちんの先端にキスをした。
歯を立てないように啄み、舌先でくすぐりながら、溢れた先走りのヌルヌルを舐め取っていく。
「あっ、だめっ…ゆり、か…でちゃ、ぼく…もう、むりだって…。はなれ、はなれてよ、また、ゆりかに、かかちゃ…んひっ…♥」
私から おちんちんを引き離そうとしたのか、マロンに頭を押し返された。
だけど、その指先は震えていて、私の体を押さえつけている時のような、いつもの力強さは感じられない。
私にイジメられている時のマロンは、まるで女の子みたいだった。
ううん。実際にそうなんだ。
本人が男の子っぽく振る舞いたがっているのもそうだけど。
実際に、こんなのが生えちゃってるから忘れそうにもなるけれど。
基本的な体の線は、私と変わらない女の子の体で間違いはない。
髪は細くてサラサラで。肌だって白くて薄い。
しなやかな体は筋肉の形を感じさせず、何処を触っても柔らかかった。
胸の膨らみもたしかにあれば、お尻の丸みも可愛らしいものだ。
ちょっとだけ羨ましい。
だって、私よりも女の子らしい体をしているんだもん。
ただの無い物ねだり。比べたってしょうがないっては分かっていても、やっぱり納得いかない気持ちもあった。
そんな不満も手伝うと、ますますとマロンをイジメる手に力が入っていく。
おちんちんの先にキスをしながら、舌先をその割れ目に押し付ける。
ドロドロと、溢れてくる先走りの汁を舐め取って、ちゅっと吸い上げると、口の中に溜まったソレをゴクリと飲み込んだ。
「あぁぁっ♥ や、だめ、ゆりかぁ…それ、ぇっ、むりぃ…」
ビクっと、マロンの腰が跳ねた。
絶頂の間際。強すぎる快感に声を上げ、私の頭にしがみついて離れなくなる。
堪らなかったのは私も一緒だ。
急に頭を抱え込まれて、逃げ場がなくなった口の中に おちんちんが入り込んでくる。ほとんど無意識だったんだろう。マロンは声を漏らすばっかりで、反射的に腰を跳ね上げてるのにも気づかない。
舌の上をおちんちんが滑っていく。
勢いのまま喉の奥を突かれて、咳き込みそうになるのを必死に耐える。
「けほっ、あ、ま、て。まろ、ん。ちょっ、はげし…ぁはっ、ん、んっ、んぅ…ちゅっ、れ…んぅ…」
こんなの、絶対後で文句言ってやるんだから。
そう思いながらも私の体は熱くなり、お腹に抱えた熱が、お股から滲み出しているのに気づく。
イジメられるのが好きなの? って、そんな訳はない。
優しくして欲しいよ、そりゃさ。どうせなら、ちゃんと可愛がっても欲しい。
でもさ。こんな風に乱暴にされちゃうと、マロンの事以外わからなくなって、この後の事とか考えると、絶対後悔しそうなのに、もうどうでも良いやって思っちゃう。
強い興奮が、私の頭を鈍くする。
おちんちんで口を塞がれ、息苦しくなったのも手伝うと、ぼぅっとしてくる意識の中で、私はただ、口を動かすことに必死だった。
「ゆりか、ゆりかっ、ね? もう、いい? いいでしょっ? ボク、出すよっ、出しちゃうから…あぅっ、いじわる、やめ…。くぁっ、あ、あ、無理だから、無理なんだから。でちゃ、でる、でるっ、あぁぁぁぁっ!!」
もう良いよ。出しても良いよ。なんて、言って上げられる訳が無い。
だって、おちんちんで塞がれた口の中は、私の唾液と、マロンの流した先走りで、もうグチャグチャだった。
ビクンっと、おちんちんが大きく震え上がる。
ビクビクっと、先っぽから流れるヌルヌルが量を増してくる。
それはまるで、何かに押し出されてくるみたいだった。
次の瞬間。私の口の中に、大量の精液が流れ込んできた。
咄嗟に頭を離そうとして、けど、マロンは私の頭を抱えたまま離してはくれず、おちんちんを咥えこんでいた口の中に そのまま注ぎ込まれてくる。
ドクンっ、ドクンっ。
熱いドロドロの塊に、何度も、何度も、口の中を満たされると、一杯になったマロンの匂いが鼻の奥から抜けていった。
「はっ、あ、けほっ、あ、あ、んぅ、んく、ん、んぅぅ…んく」
ごくり、ごっくんと、喉を鳴らしながら、マロンの精液を飲み込んでいく。
まるで、子供がミルクでも飲んでいるみたい。
上手に飲みきれず、零した白濁液で口の周りを汚しながらも喉を鳴らし続ける。
だって、そうでもしないと、口の中に溢れた精液で息が出来なかった。
ごくり、ごくりと飲み込んで、その合間に呼吸を返す。
息を吸って、吐いて、強いマロンの匂いに頭がくらっとなりながら、なんとか次の精液を飲み込み続ける。
それが、どれだけ続いたんだが。
ようやくと、マロンの体から力が抜けていくと、私の口の中からズルっと おちんちんが抜けていった。
「あ、はぁ…ゆり、か。ごめん…ボク」
「いい…。いいんだけど…けほっ、はぁ…。ん、出しすぎ…死ぬかと思ったじゃん」
「それは…だって、ゆりかが、意地悪するから」
「そうだけどさ…。そんな、気持ちよかった?」
「…うん、まあ、ね?」
「そっか…」
単純なもんだ。
終わったら、絶対文句を言ってやるんだって思ってたのに。
満足そうなマロンの顔を見ると、なんかもうどうでも良くなってくる。
それを疲労のせいにした私は、マロンの体に寄りかかり、二人でベットに横になった。
「ねぇ、マロン? おちんちんってそんな気持ち良い?」
「へ、あ? なに、急に…変なこと聞かないでよ」
「でも、だってさ…。私がしてあげるとすっごい気持ちよさそうでさ?」
「それは…ゆりかだって、そうだろ? 好きな人に色々して貰えるのはさ? その、嬉しいじゃん」
「まあね…」
言いたい事は分かる。
私だって、マロンが私を気持ち良くしてれようって頑張ってくれると、気持ち良いとか言う前に、嬉しいなって気持ちの方が強い。
ちょっとくらい恥ずかしい事だって、それだけで我慢してしまえて、気づけばだんだんと、気持ちが良くなってきていて…。
要は順番の問題だ。
嬉しいのが先か、気持ちがいいのが先かって。想像しただけで、なんかムズムズとしてきた。体が かぁっと熱くなり、ムクムクと、お股の方で何かが張り詰めるような感覚に気づく。
「ねぇ、マロン?」
甘えるような声を出して、マロンの体に手を掛ける。
彼女の上に覆いかぶさった私は、その頬に両手を添えて顔を近づけていった。
ちゅっ。
唇と唇が重なる。
ちゅっ、ちゅっ。
何度も、何度も、啄むような可愛らしいキスを繰り返す。
「ん、は、ぁ。ゆりか?」
戸惑うマロンの視線がくすぐったい。
見上げていて、見下されていて。いつもは私が押し倒される側だったのに。
私も、こんな顔をしてたんだろうか。マロンには私がこんな風に見えてたんだろうか?
ドキンっと、強い鼓動が胸を打った。
恥ずかしそうに頬を染めるマロンを愛おしく思う。
「ねぇ? マロン」
まるで、吸い寄せられていくみたい。
気づけば私は、また、マロンとキスをしちゃってた。
唇を重ねて、押し付け合って、ちろっと伸ばした舌先でくすぐり合う。
ぐっとマロンの体に力が入った。
いつも通り、このまま押し倒されても良かったんだけど。
今日のマロンは、なんだか とっても可愛く見えて。
今日のマロンは、なんだか とってもエッチに思う。
私が抵抗するなんて、思ってもなかったんだろう。
押し倒されそうになる体で、逆にマロンを押し倒した私は、彼女の体の上で馬乗りになっていた。
「ゆりか? どう…したの?」
「ううん、どうもしないよ。ただね? マロンがすっごく可愛いなって、思っちゃって…わたし、ね? なんだか、さ? はぁ…はぁっ…ん」
ねぇ、マロン?
私の呼びかけに、マロンの目の色が変わる。
その時にはもう、私はマロンの胸に触れていて、その膨らみに指を沈ませていた。
「んっ…ぁ、やっ、ゆりか。なに、そんなとこ、さわって…?」
柔らかい胸の膨らみが、ふにふにと、私の指先に形を変えられていく。
思っても見なかった刺激に驚いたマロンは、その刺激から逃げるように体を捩らせた。
「なんかさ、なんかズルいよね? マロン、自分は男の子だーみたいな顔してるのにさ? おっぱいは私より大きいんだもん」
「知らないよ、そんな事。胸の大きさなんて、どうでもいいだろ?」
「良くないよ。私だって、もうちょっと大きかったらなって思うもん。そしたら、この前みたいにさ? マロンのおちんちん、ちゃんと挟んで上げられたのにって」
「あれは…ついっていうか。仕方なくっていうか…」
「仕方ないであんな事されたんだ…わたし」
あの後は、けっこう大変だった。
体に掛かった精液を、とりあえずティッシュで拭いてお風呂に駆け込む。
色んなものでベトベトになったシーツは、洗濯かごの一番下へと押し込んだ。
夕食の間はもう、ずっとドキドキだ。
お母さんにバレやしないかって。
ちゃんと仲直りできましたって、普段どおりに振る舞おうにも、隠し事をしている後ろめたさのせいか、何処かぎこちなくなってしまう。
「いや、ちが…けど、ああもう…なんて言ったら良いかな」
その慌てぶりに嬉しくなった。
いつものマロンだったら、言葉に出来ないことは口にしないし、言えば済む事ですらあまり口にしようともしない。たまの言葉ですらぶっきらぼうで、それは、お互いに好きが通っているからこそ成立する会話だった。
そんなマロンが、自分の気持ちを伝えようしてくれている。
不器用でも、不慣れでも。結局言葉にはならなくても、私にはその姿勢が嬉しかった。
可愛いな。
もっと、可愛がってあげたいな。
思えば思うほど胸のドキドキは強くなり、ムクムクと育っていく下心にそそのかされるまま、彼女の白い肌を撫でていく。
その感触は、ふわふわの、もちもちで、猫だった時の指ざわりにとても良く似ていた。
「ゆりかっ…やめっ、そんなとこ触っちゃ…」
「マロンっていつもそうだよね? 私の体には一杯触るのに、自分の体にはあんまり触らせてくれないの、なんで?」
「なんでって、それは…」
言われなくたって予想はついた。
彼女からすれば、自分の女の子を意識させる部分には、余り触れられたくないんだろう。体の作りはどうであれ、あくまでも、男の子として私を愛していたいんだ。中途半端に叶ってしまっている欲望もあれば、当然といえばそう。
「んっ、ぁっ…やだ、ゆりか…だめっ、やだって、ふぁっ…」
「わかる、わかるよ…。おっぱい触られてるとさ。体ムズムズしてくるよね? くすぐったくって、もどかしくってさ。恥ずかしいのに、なんか気持ちよくなってきて…はぁ、良いな、マロン…きもちよさそ…はぁ、はぁ…っ」
ああ、そっか。私も分かっちゃった。
マロンがいっつも、私に恥ずかしい事を言わせようとしてくる理由。
自分の好きな子が、自分の手で身悶えているのって、すっごく興奮するんだ。
そりゃあ、うん。男の子、手放したくなんか無いよね。
「どうしたの、マロン? いつもみたいに私を押し倒さないの?」
「っ…! ゆりか…いい加減にしないと、ボクだって…」
語気を強め、起き上がろうとしたマロンの体が浮き上がる。
お腹の上から振り落とされそうになったその瞬間に、私は彼女の乳首を摘んでいた。
「ひゃっ、あっ♥」
「ボクだって、なに?」
その可愛い声音に自然と頬が緩み、ニヤけてしまう。
ストンっと、力の抜けた体はベットに戻り、頬を染めたマロンが恥ずかしそうに私を見上げてきた。
「ゆり、か…だめ、やめ…今、そんなとこ触られたら」
「ちがう。ボクだってなに? て、私は聞いてるの?」
「あ、う…。だって、だって…ボクだって、怒るよって、だから…」
「へぇ、怒っちゃうんだ? 怖いなぁ、どうしよう? また私、押し倒されて、ムチャクチャされちゃうのかな?」
そこに、いつもの迫力なんか無かった。
こうなってしまうと良く分かるんだ。
男の子みたいにして女の子を可愛がっていると、体に力が漲ってくる。
逆に、女の子として、男の子に可愛がられていると、体から力が抜けていっちゃう。好きな人が相手なら、ちょっと乱暴にされたって、抵抗を覚えるどころか、もっと私を求めて欲しいと思ってしまう。
「そうだよっ、だから、もうやめてって…」
「やだ」
「やだって…」
「だって、今のマロンすっごく可愛いんだもん」
顔を赤くして、今にも泣きそうで。
助けてって、許してって、私の事を見上げてくるのに、吐き出す息は何処か甘い。私が触れる度に体を揺らして「んっ…んっ…」て、息を飲む姿がもう堪らない。
「今なら分かるよ? マロンが私に乱暴したくなる気持ち。だからね? マロンにも分かって欲しいな? 乱暴にされる私の気持ち」
「いいよっ。ボク…そういうのは…っ」
私を振り払おうとして、再びマロンの体に力が入る。
けれどもうダメ。私には分かっちゃった。
「ひゃっ♥」
「あはっ♪ 可愛いなぁ♥ ねぇ、マロン? 乳首、そんな気持ち良い?」
「ぅぅぅぅっ…!」
悔しそうだった。恥ずかしそうだった。
乳首をきゅっと、指先で摘んで上げると、マロンの声は一段と高くなり、その体から力が抜けていく。
「言わないの? 言えないのかな? それとも、言いたくない? どっちでもいいよ? 私はさ? マロンが素直になるまで続けてあげるから。ほら、良い子、良い子って」
「んはっ…ゃっ、んっ、んぅぅっ…♥」
「だまってても、だーめ。だって、マロンより、乳首の方が素直なんだもん。こうされると、気持ちいいよね? 感じちゃうもんね? 胸の奥がすっごいドキドキしてさ? そのまま爆発しちゃうんじゃないかって」
くるくると、マロンの乳首を指先で転がした。
くにくにと、指で捏ねくり回すと、その快感を示すように乳首が固くなっていく。
時折さ。ビクっ、ビクって、気を取り直した様に体に力が入るけど、私を振り払うまでには至らない。だってその度に、私に乳首を刺激し返されたマロンは、思うように動かない自分の体を震わせながら、可愛い声を上げてくれた。
「やだっ、やぁ…なんで、ボク、ボクぅ…からだ、ちから…はいな…」
「女の子として気持ちよくなるって、そういうことだよマロン。もう無理、止めてって思うけど、体はどんどん気持ちよくなるし、もっと気持ちよくなりたいって欲しがっちゃうの」
「いらないよっ、こんなの…ゆりか、お願いだから、もう…」
涙目で見上げてくるマロンの姿にゾクゾクとした。
今、彼女の全部を自分が握っているんだって思うと、どうしたって私の中の男の子が刺激されてしまう。
「ねぇ、マロン? 一個聞かせて?」
「なに? なんだよ、もう…」
「おっぱい、きもちいい?」
「あ、う、ぁぁ…」
喉を震わせたマロンの目尻に、ぶわっと涙の粒が浮かび上がる。
こんなの、ただの意地悪だ。
この間、私がマロンに聞かれたことをそのままに言い返すと、彼女は緩く首を振り始める。そんな、精一杯の抵抗が可愛らしい。
「ふーん…じゃあさ? こんな事されても平気だよね?」
「へ? あ、やだっ…やめ、ゆりかっ、それは…ひゃっ♥」
随分と可愛い声が、私の頭の上で響いていた。
胸の膨らみに顔を近づけた私は、ちょんっと、可愛らしく咲いた乳首にキスをすると、マロンは大きく体を捩らせた。
「ひぃもち、ぉくにゃいんへしょー?」
「やだっ、やぁだ…ちくび、しながら、しゃべっちゃ…ひゃぁぁ♥」
ゾクゾクと体が震え上がる。
ピタリと、胸の膨らみに張り付いた唇から、マロンの強い鼓動が伝わってきた。
「ちゅっ…れろ、はぁ…ふぅ、はむ、ん、ん、むに、むぬぅ、ちゅぅぅ…」
「あぁぁぁ、だめ、だめぇ、やめ、おっぱい、ちくび、ぃぃっ、ぁっ♥」
誰が聞いても嬌声だった。
それを、頑なに認めようとしないマロンだったけど、そんな意地っ張りも長くは続かない。
ピンっと、詰まるマロンの声。
射精をする時とは違う張り詰めた声音に、絶頂の予感を感じとった私は、そっとマロンの乳首から口を離していた。
「はぁ…ぁ、へ、あ…ゆり、か? なん、で…?」
途中で快感が遠のいてしまった事に困惑を隠せず、乱れた吐息を吐き出しながら、マロンは覚束ない瞳で私を見上げてくる。
「ねぇ、マロン? 女の子として感じるの、そんなにイヤ? 私にエッチはさせてくれない?」
「う、あ…だって、でも、ボクは…さ?」
「そうだけど。今はさ、ほら…」
マロンのお腹に手を滑らせていく。
そのまま股間へと指を伸ばし、触れたアソコには何もなかった。
どれだけ触れても膨らんでくるものはなく。すぅっと、引かれた割れ目の線だけがそこにある。
「へ、あれ…ぼく、なんで?」
彼女の女の子の部分に指を這わせ、割れ目にそって指を動かすと、マロンの口から情けないくらい可愛い声が漏れてきた。
「あ、はぁ♥ やぁぁぁぁっ、んんぅっ…ふぁ、はぁ、はぁ…」
絶頂寸前だったこともあるんだろうけど、あんまりにも素直に感じてくれるマロンの姿に、私の興奮も高まってくる。
「だってさ? いまマロンは、女の子として気持ちよくなってるんだから、おちんちんなんて要らないでしょ?」
「いる…いるもん。だって、アレがないと…ボク…あっ♥」
マロンの割れ目。その浅い所に指先を忍ばせた。
くちゅりと、音がする。指先を彼女の愛液が濡らすと同時に、挿ってきた異物を拒んだ割れ目が、きゅっと閉じてしまう。
「でも、まずは。マロンにも準備してもらわないとね? 女の子の初めてって大変だからさ。ははっ、おちんちんイライラさせちゃうのも分かるかも」
マロンは何も答えなかった。
ただ、自分のお股に視線を送って、なにもないアソコをぼんやりと眺めている。
ゆっくりと、割れ目の線に沿って指先を優しく這わせていく。
触れるだけの単調な愛撫でも、女の子の快感に不慣れなマロンには刺激が強いみたいで。ちょっとでも指先が挿りそうになると、太ももを閉じて体を逃がそうとしてしまう。
「あぁぁっ、ふぁぁぁ…ひゃ、やっ、はいって、はいって…あぁぁっ♥」
「ねぇ、マロン? あんまり逃げないでさ?」
「だって、ゆりかの指が…」
「私の指が?」
「ボクの…な、あぁ…うぅっ」
それっきり、マロンは口を開かなかった。
恥ずかしさに歯噛みして、快感から逃れようと腰を引いてしまう。
そんな事されたら、悲しくなっちゃうな。
なんて事は絶対にない。
マロンだってそれは分かるはずだ、中途半端な抵抗ほど、男の子心をくすぐるものはないって。けれど、止めようとして止められるほど単純なものでもないと私も分かっていた。
だって、イヤって訳じゃないんだ。
口ではなんて言っていたって。相手に強く求められるとそれを拒めない自分もいる。愛撫されて感じる刺激もそうだけど。ただの羞恥心なんかより、愛されてる実感が上回る。
マロンは何とか体を逃がそうとはするけれど、それで逃げられるものでもない。
マウントを取っているのは私だし。彼女の体にはもう、それをひっくり返すほどの力もない。初めての快感に耐えるのに必死になって、他に気を回す余裕なんてなくなっているはずだ。
マロンの拙い抵抗を可愛く思いながらも、私は遠慮なく女の子の部分に指先を沈めていった。
「ひゃっ♥ あ、あぁぁぁ…く、ぅぅぅぅっ…」
ピクッと、腰を跳ねさせたマロンの口から甘い声が漏れていく。
愛液で濡れた指先に感じる彼女の体温。体内で感じるその温もりは、いっそ熱いくらいで、纏わりついてきた柔肉のヒダヒダに、きゅぅっと指先を締め付けられた。
指先とは言え、初めての挿入に抵抗感は拭えない。
割れ目の中はまだ固く、締め付けられた指先から力を抜けば、すぐに追い出されてしまいそうだ。
ゆっくり、ゆっくりと、狭いマロンの中で指先を動かしていく。
ただ上下に、割れ目に沿って動かすだけでも大変だった。
中指の、最初の関節だけで精一杯。
それ以上に指を挿れようとすると、急にマロンの反応が強くなって、拒絶の色を強くする。
だから、ゆっくりと、ゆっくりとだ。
怖くないんだよって、馴れさせるためにも、大きな刺激を与えないように、優しく指を動かした。
そのうちに、マロンの反応が落ち着いてくると、指先を動かせる範囲も広がっていった。
上下の動きが広がり、割れ目の隙間を広げるように円を描く。
くちゅり…くちゅりと、愛液の糸を引きながら、マロンの緊張を解していると、すぅっと、最初の関節を越えて中指が奥へと挿っていった。
「あ、は…挿った、の?」
「うん。指の先っちょだけだけど」
「う、あ。まだ…挿るんだ、そこ」
「そりゃそうだよ。マロンの おちんちん、こんなちっちゃくなかったでしょ?」
「あの、ね? ゆりか…。ごめん、ボク、挿れられるってこんなすごいって、思ってなくって、けっこう…さ」
「うん。むちゃくちゃされたね? 私もすっごく大変だった」
「あぅ…」
分かっていたつもりでも、遅れてきた罪悪感がマロンの興奮を萎ませていた。
「いいよ、マロンだったら。マロンだって、私になら良いでしょ?」
「それは、そう…だけど、でも…」
今まで男の子として振る舞ってきただけ、抵抗はあるんだろう。
けれど、今だけでも女の子をやってもらわないと、私の中に溜まりに溜まった男の子をぶつける先がなくなってしまう。
「ねぇ、マロン? 怖くないでしょ? 痛くもないよね? ここにさ、おちんちんが挿ってくるんだよ? 分かる? 熱くって、固くなってて、私の指先なんかより、2倍も、3倍も膨らんでててさ。想像できるかな? 自分の中に、そんなのが挿ってくるの。絶対無理って思うのに、なんのかんので挿っちゃって。あ、私、女の子なんだなって、好きな人の受け入れられてすっごく嬉しいなって」
マロンのミミ元で囁きながら、彼女の中で指先を動かしていく。
最初の関節を越えて、次の関節の手前まで。
まだ、根本までは挿り切らなくても、随分と中で動かせる範囲は増えていた。
曲げた指先の腹で、お腹の裏側を引っ掻く様に撫で上げる。
爪を立てないように気をつけながら、ザラリとした、ヒダヒダの感覚とは違うその部分への刺激を強くすると、マロンの声はだんだんと上ずっていく。
「ここ、気持ちいいんだ?」
「ちがっ、きもちよくなんか。でも、ふぁっ、ひゃ…やめ、そこ、つよ…くて、はぁ、んぁっ♥」
違う、違うと、首を振りながらも、マロンの反応はどうみても感じている女の子のそれだった。同じ女の子だもん、その気持ちは良く分かる。
「分かるよ? 目の前がチカチカしてさ。頭の中ぼぅってしてきてるんでしょ? お腹の奥がきゅぅって熱くなって、なんかすっごく もちゃもちゃしてきてさ。せつなくって、もどかしくって、他に何も考えられなくなるよね?」
だんだんと、だんだんと、マロンの抵抗が緩んでいく。
緊張の糸が解れたように、指先への締付けが弱くなると、今度は快感の刺激を受けて震えだす。
ゾワリ、ゾワリ…。
震えて、乱れて、戸惑いながらもまた、ヒダヒダが私の指先に吸い付いてくる。
「ねぇ、マロン? そろそろイッちゃいそう? 私が見ててあげるから、ちゃんと女の子として気持ちよくなってね?」
「そんなの…やっ、ゆりか…まっ、ひぅっ♥」
口だけの言い訳なんか聞いてあげない。
マロンが何かを言う前に、指の腹でお腹の裏側を押し上げると、マロンの中がきゅぅっと締まる。腰を震わせ、背中を揺らし、快感が一段と高まった声を上げたマロンの体に熱が灯る。
どろっと、割れ目の中で愛液が量を増す。
じわっと、マロンの白い肌の上に珠の汗が増えていく。
頬に流れる涙の一筋を舐め取って、彼女のおでこにキスをすると、ミミ元で優しく名前を呼んで上げた。
「ねぇ、マロン? 私に可愛い所、見せて?」
「あぁ…ゆり、か。ぼく…もぅ…ぁっ」
その瞬間、マロンの体からふわっと力が抜けていった。
そのくせ、指先を締め付けるヒダヒダの感触は強くなり、奥へ奥へと波打つ様に震えだす。
「は、はぁぁっ、ん、ひっ、や、やぁぁ、これ、これ…あぅぅぅっ♥」
初めての絶頂。女の子としての快感に、驚き、戸惑ったマロンが、縋るように私に抱きついてきた。
「大丈夫、大丈夫だよ? 気持ちいいだけだから、最初はちょっと怖いかも知れないけど、私も同じだったから、私も一緒だから、怖くなんか無いんだよ?」
しがみついてくるマロンを優しく抱きとめ、その快感の波が落ち着くまで、頭を撫でていると。チリン、チリリンっ…と、快感の波に合わせて、マロンの鈴の音が転がりだす。
「はぁっ、はぁっ…」と、荒い息を繰り返し、ぐっと息を飲み込んだ後、爪が立つほどに、私の体を掴んでいたマロンの指先から力が抜けていった。
「落ち着いた?」
「うん…。ごめん、ボク…思いっきり掴んじゃって、爪、痛かったよね?」
「ううん。平気、大丈夫だよ? 私の時も、そうだったもん」
「あぁ、うん…。そう、だったっけ…」
頬を染め、まだ快感の熱が残る顔を俯かせるマロン。
彼女の頬に手を添えた私は、くいっと顔を上げさせると、頼りなく開く唇を奪っていた。
「んちゅっ、あ、ん…はぁ、ゆり、か…ん、んぅぅっ」
「はぁ。あははっ、マロンってば顔真っ赤だね?」
「な、なんだよ…急に、キスなんか…」
「うん。だって、マロンが可愛かったからさ。私も我慢できなくなっちゃった」
ムクムクと、私の中で育っていた男の子は、もうとっくに限界だった。
いつからそこにあったのか。当たり前のように、私のお股で熱り立つそれは、どこからどうみても勃起したおちんちんで、マロンに生えていたものと変わらないようにも見える。
「は? へ? ゆりか…なに、それ? その…」
「おちんちん?」
「言うなよっ!? バカじゃないのっ!」
「私だって分かんないよ。なんか、生えちゃってるし…。マロンを押し倒したいなって、思ってたら何か、なんかね?」
今更だ。
マロンが女の子になっていて、エッチの時には おちんちんが生えてくる。
仲良しをしてるうちに、そんな事さえ気にならなくなっていたけど、いざ、自分のお股に生えているのを見ると、中々に異様な光景ではあった。
「何かってさ、それでいいの? ゆりかは…」
「まぁ、終わったらなくなるとは思うし。むしろ、終わらないと、無くなんないでしょ、コレ?」
「まぁ、うん…そうなんだけどさ」
経験者は語るか。
一度そんな気分になると、解消するまでは無くならないものらしい。
「じゃあ、その…手でしとく?」
「は?」
日和ったな、コイツ。と、私は心のなかで、マロンの意気地なしに目くじらを立てていた。
「もしかして。さっきマロン、私が口でして上げただけで満足しちゃったの? 手とかで満足するならさ、もうエッチしなくてもいいじゃん? けっこう大変なんだよ、アレ?」
まあ、しなかったらしなかったで、私の欲求不満も大層なことになるだろうけど、脅しとしてはコレで十分だ。
「う、いや…それは…困る」
「ふーん。自分は良くって、わたしはダメなんだ? 私のおちんちんは、マロンに受け止めて貰えないんだね?」
「う、あ…くぅぅっ…」
マロンを押し倒し、両手をベットの上に押さえつける。
開かせた足の間に腰を落とすと、大きく膨らんだおちんちんの棒の部分を彼女の割れ目に押し付けた。
「ねぇ、マロン? 答えてよ? 私、マロンとエッチしても良いのかな?」
「なんか、今日のゆりか…ちょっと、強引じゃない?」
「かもね? こんなのがあるからじゃない? 我慢するの大変なの、マロンも分かるでしょ?」
おちんちんを押し付けたまま、腰を軽く揺らすと、割れ目に出来た隙間の奥から溢れた愛液が、じわじわと、私達の間に広がっていった。
「はぁぁっ、んあっ、やだ、動かさないでって…ゆりか、それ…」
「それって、なぁに?」
「だから、さ? それ…おちん、ちん。ゆりかの、おちんちん、擦れてて…」
「何処に擦れてるの?」
「お股…でしょ?」
マロンのつまらない答えを聞いた私は、努めて表情を消すと、おちんちんの先端を割れ目の入口へと充てがっていた。
「あぁっ!? ま、まってまってっ。おまんこっ、ボクの…おまんこに、擦れてて、もう、割れ目、開いちゃってるから」
「そりゃそうだよ。だって、エッチするんだよ? 私のおちんちん、マロンのおまんこに挿れてあげないと出来ないじゃん」
「それは…そうだけど。でも…そんな、いきなり…心の準備っていうか」
「じゃあ、数えてる間に準備して? ごー、よーん、さーん、にー、いーちっ」
「ちょっと、ちょっとゆりかっ、ほんとにまっ…あっ…!!」
ゼロを数える直前に、抵抗をしようとしたマロンの両手を押さえつける。
上から彼女の体に伸し掛かり、無防備に晒された綺麗な割れ目の奥へと向かって一気に腰を押し進めた。
ズルリと、飲み込まれた おちんちんの上をヒダヒダが撫でていく。
いきなりに挿ってきた肉棒に驚いた割れ目の中は、一度はきゅぅっと、私のモノを締め付けてくるけれど。マロンの一番深い所にまで先端が届くと、拒絶の反応は柔らかく崩れていった。
「あ、はっ、はぁっ…!! ん、ひぃ、あ、ゃ、はいって、ほんとに、ボクのなか…」
そこに、挿ってる感覚だけが強い。
息も絶え絶えのマロンは、広がった自分の割れ目に視線を落とし続ける。
痛いのはちょっとだけ。絶頂の後だったせいか、体から力が抜けちゃってたのも良かったんだろう。
熱くて、固くて、大きい肉の棒が、自分の中を無理やり広げていた。
これが ゆりかのモノじゃなかったら、きっと泣いちゃってた違いない。
じんわりと、焼き付くような違和感だけがそこにある。
ビクン、ビクンっと、ボクの中で ゆりか のおちんちんが跳ねる度、粘つくような熱さがお腹の中に広がってくる。
「んあっ!? や、まって、ゆり…かっ。いま、うごかしちゃ、だめっ、だめってっ、ふぁぁぁっ!!」
ズルっと、まだ、初めての挿入の衝撃が抜けきらないボクの中で、ゆりかのおちんちんが動き出した。
広がった雁の部分で、中のヒダヒダを捲られながら、入口の方へと抜け出ていくと、ちょっとだけお腹の中が軽くなる。
だけど、次の瞬間には、また ゆりか のおちんちんがボクの中へと挿ってきて、一番深い所を、ずんっと突き上げられると、全身に走った強い衝撃に目が回る。
「あひっ! や、もっと、せめて…ゆっくり、さ…あ、やだ、うごかしちゃ、そんな、はやっ、ひゃっ、んっ、んっ、んふっ」
気持ちいいのか何なのか。自分がどうなっているのかも分からない。
熱くて、固くて、大きくって、大きくなっていって。
ゆりかの おちんちんがボクの中で動く度、お腹に抱えた熱が、どんどんと熱くなっていく。
気持ちがいいどころの話じゃない。
そもそも、抵抗が出来ない。
ただ、強い衝撃に襲われて、頭の中まで揺らされる。
ボクが それに振り回されている間にも、ゆりかは息を上げて、おちんちんからの刺激は激しくなる一方だった。
「あ、はっ! ごめ、ごめんねっ、マロン。キツイよね、頭、変な気分で一杯になってて、分かる、けど。私もこれ…だめ、我慢とか、無理…。出したい、出したいの。マロンの中、全部出さないと…死んじゃっ、んはっ!」
ああ、そっか、そうなんだ。
ゆりか の言う通り、ボクの頭の中は 変な気分で一杯だった。
ぼんやりとし始めた頭の中で、痛いのだとか、苦しいのだとか、鋭い刺激から鈍くなっていくと、後に残ったのはお腹に抱えた熱さだけ。
ゆりか のおちんちんが、自分の中で動いてる感覚だけが、鮮明になってくる。
引き抜かれて、体が楽になる。中のヒダヒダを捲られて、ゾクッとした感覚が抱えた熱を強くする。そのまま、広がっちゃったボクの中へ戻ってきた おちんちんに、一番深い所を突き上げられると、お腹に抱えていた熱さが全身に溢れかえった。
ああ、ダメだこれ。
全然違う。
おっぱいを可愛がられるでもない。おまんこの浅い所を くすぐられるのでもない。
男の子の おちんちんに満たされる。それは、女の子としての自分を強く意識させると、お腹に抱えていた熱が、快感だったことに気づいてしまう。
ぱつんっ、ぱつんっ。ぱつんっ、ぱつんっ…。
ゆりか のおちんちんに突き上げられる度、快感が溢れて止まらない。
女の子として満たされていくと、もっともっとと、ゆりか モノが欲しくなってしまう。
「ゆり…か。ぼく、ぼくぅ…ぁぁっ」
「なに? マロン…私、くるしかったら、ごめんね? 私も、そんな余裕なくって」
「ちが、う、ちがうんだよ…。きもち、きもちいいの、ゆりかの おちんちん、ボクの中、あ、だめ、だめっ。気持ちいいの一杯で、ぼく、ぼく…ふぁぁぁっ!!」
一瞬、頭の中が真っ白になった。
きゅぅっと、お腹が縮こまる。抱えていた熱が一つに集まり、その中心を狙ったように おちんちんに突き上げられた。
ゾクッとした。
お腹の奥から、背筋を伝って、全身に快感が走り抜ける。
「あ、はぁっ、はぁ、はぁ、ふぅぅ…ふぅぅぅっ、んんぅぅ、やぁぁぁっ!」
「あはっ♪ イッちゃったんだ? マロン…可愛い。かわいいなぁ…はぁ、ん、もう。なに、マロンだって、イジメられるの好きなんじゃん。こんな激しくされて、私のときより、全然乱暴なのに、そんな感じるなんて、さっ!」
絶頂の快感が抜けきらないまま、ゆりか がボクの腰を掴んでくる。
腰を大きく動かされて、激しくされてもまだ、もっと激しいのが快感を強くにすると、ボクの中で おちんちんが大きく膨らんでいくのに気づく。
ああ、出されちゃうんだ。
よかった。
ゆりか、ボクの中で、ちゃんと気持ちよくなってくれて。
男の子とか、女の子とか、もうどうでも良くなってた。
好きな人が。ううん、ゆりかが、ボクの事を求めてくれて、ボクはちゃんと受け止めてあげられて。それが、嬉しい。
「ねぇ、マロン?」
「うん、良いよ」
「あ、あははっ♪ わたし、まだ…なにもっ、言ってないよ?」
「だって、出したいんでしょ? おちんちん、そう言ってる、から。いいよ、だから…ね? ぜんぶ、ぜんぶだして? ちゃんとぼく、受け止めてあげるから。ボクで、気持ちよくなって。ね? そしたらさ、ボクの事も…はぁ、あ、気持ちよくして、二人で、ね? ゆりか…ゆりか…あっ」
ゆりかに向かって手を伸ばすと、彼女はぎゅっとボクの手を握り返してくれた。
「あぁ…マロン、可愛いっ、可愛いっ! 好き、大好き。良いよ、二人でだね? 一緒に、行こうね? 手、繋いでさ? 一緒に、気持ちいいの…あぁっ、くっ!」
ゆりか の方へ体が引き寄せられる。
無意識にでも、ボクの腰が落ちていくのが分かる。
もっと、深い所にゆりかのが欲しい。
もっと、深い所で繋がっていたい。
下から上へ、突き上げるように おちんちんが挿ってくる。
お腹の奥が押し上げられ、ぶつかったお股とお股が、くちゅんっと音を立てた。
「マロンっ! まろん、まろん、まろんぅぅぅぅっ!!」
射精の瞬間、声を上げた ゆりかは、ボクの中へと更に おちんちんを進めてくる。
「あ、くっ、はっ、あ、あ、んひっ、ひぅ…あ、ふぁ、ふぁぁっ、やぁぁぁっ♥」
ぐっと、少しだけ。
行き止まりだと思っていたお腹の奥に、おちんちんが沈み込んだ気がした。
広げられた割れ目の その向こう側で、何かが開いた感じがする。
ドクンっ…。
それと同時に、おちんちんが 強く脈を打った。
かぁっと、抱えていたお腹の熱が一気に広がり、ゾクッとした快感が全身に広がっていく。
一瞬、お腹に向かって全身が縮こまる。
落ちていくようなその感覚の後、ふわっとボクの体から力が抜けると、無防備になったお腹の中へと、ゆりかの精液が 一気に流れ込んできた。
「あ、はぁぁっ、ふぁぁぁ、あ、あ、あ、いい、ゆりか、これ、だめ、だめっ、ボク、や、しんじゃ、これ、ひゃぁぁっ。やだ、やだっ、ゆりか、ゆりかぁぁっ、ぎゅって、おねがっ。あ、はっ、ふぅっぅ、ふぁぁっぁゃっ、んはぁぁっ♥」
繋いだ手をぎゅっと握りしめる。腰を押さえつける手にだって、しがみついていた。跳ね上げるように腰が動く。背筋が反り返り、体がガクガクと震えてしょうがない。
気持ち良い。気持ちがいい。
気持ち良すぎて怖い。
ゆりか、ゆりか、ゆりか…。
「大丈夫、はっ、つっ。大丈夫だよ…まろんっ、わたしもっ、は、ちゃんと一緒、だから…ね? まろんの中、いっぱい…でててっ。あぅっ、か、はぁっ、はぁっ…」
それから、どれだけそうしていたんだか。
ずっと、ゆりかと手を繋いでいた。腰を押さえつけられたまま動けない。
絶頂の波がようやく収まり、力の抜けた体がベットの上に沈んでもまだ、ボクたちは手を繋いだまま、お互いのことを ぼぅっと見つめ合っていた。
どろっと、溢れてくるものがある。
それは当然、繋がったボクらの隙間から流れ出すと、二人の視線はそこに集まっていた。
「あ、ははっ…すご、わたし…こんな、出しちゃったんだ」
「ね? ホント、さ…ボクよりも、だすんじゃん?」
「そんなの、マロンのときだって、絶対一杯出てたもん」
「そうかな?」
「そうだよ。わたしだけ、エッチみたいに言わないでって」
くすっと、くすくすっと、どちらからでもなく笑い合う。
そうして、ボクらが満足した頃には、二人を繋いでモノは何時の間にかなくなってしまっていた。
ー
「ちょっ、マロンっ! 待ってってばっ!」
ドタドタと、リビングへと駆け下りてくる二人の気配に、母親は大きく息を吐いていた。
またか、と程なくして思う。
ケンカしてるか、イチャイチャしてるか、どっちかしか出来ないのかと、頭が痛くなるくらいだった。
「ちょっと二人とも? キッチンで遊ばない。お母さん料理中なんだけど」
「ごめんなさいっ! でもっ、マロンがっ!」
「ふかーっ!!」
ゆりかから逃げてきたんだろう。母親の後ろに隠れたマロンは、威嚇の声を上げていた。
「あ、まってっ! マロンっ!?」
言ってる間にも、ゆりかの隙をついたマロンが、母親の影から飛び出すと、リビングのソファの裏へと隠れてしまう。
割と激しめなエッチの後。押し寄せてくるのは、後悔にも似た羞恥心だった。
ゆりかの前ではイヤでも女の子にされてしまう。男の子としてエッチすることに味を占めた ゆりかは、結構な頻度でボクの体を求めてきていた。
このままじゃ不味い。
そうは思っても、ゆりかに押し倒されると抵抗ができない。
おちんちんを見ただけで頭が鈍くなるのに。
「マロン」って、「おいで」って優しく言われると、ゆりかの声に操られるみたいに体が動いてしまう。
「マロンっ。ねぇ、マロンってば。もうしないから、ね? ね? だから、にげないでよもうっ」
「こっちこないでっ! 何がスケベ猫だよっ。ゆりかの方がよっぽど性欲お化けじゃないかっ!!」
「ちょっ!? マロンっ、まってまってっ! お母さんがっ…ていうか性欲お化けはひどくないっ!」
順番にね? 代わりばんこにねって、した約束もどこへやら。
昼寝をしているボクにさえ「だって、なんか…ムラムラしてきて」って、欲情した彼女に、あっさりとボクは女の子にされてしまっていた。
それだけならまだいい。
それだけだったらボクはまだ…。
それの何が怖かったって、彼女の旺盛な性欲もそうだったけど。
ゆりかに寝込みを襲われておきながら、嬉しいって思っちゃった自分を見つけた瞬間、女の子としての自分を受け入れ始めている心の変化に戸惑いが隠せない。
「で? また ゆりかちゃんが何かしたわけね?」
「そうだけどっ。でも、ちがうくて、あのねっ、あのねっ!」
地団駄だ。パタパタとその場で足踏みをしながらも、ゆりかの口からは言い訳の言葉も出てこない。
「ゆりかちゃん。なにを「ニャンニャン」言わせてたかは聞かないけど、運動会はほどほどになさいよ?」
その瞬間、ゆりかの顔は沸騰したヤカンみたいに赤くなっていた。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
とりあえず、一旦一区切り。
TSは良いぞ。結局、生やした理由を答えるならそうなるか。
雑に生やすメリットは、雑にリバができるって所。
サキュバスでもなんでも用意すれば、言い訳も簡単なんだろうけど。
その辺りの設定がノイズになっちゃって、一気にカットしたって経緯はある。
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