学校。
ほくと の嫌いな言葉だ。
お勉強だって、大事なことだっては言うけれど、つまり はるか が何処かに行っちゃうって事で、ほくと はそれまでお留守番。
暑くなってからしばらく、はるか は家に居てくれた。
二人っきりでキャンプにも行ったし、初めてのえっちだってした。
また明日も一緒。一杯遊んでくれるって思っていた矢先に、どうしてまた学校だなんて言い出したのか、ほくと にはそれが分からない。
「ねぇ、はるかー。がっこうとか いーじゃんっ。ほくと と一緒にいよーよーっ。その方が良いよ、絶対楽しいよーっ。おいてかないでってっ、どうしてもっていうなら、ほくと も がっこーいくからー、ね? ね?」
カバンを持って廊下に出た遥の背中にしがみつくけど、こういう時の はるか は如何にも強情で、ほくと がどんなに言っても聞いてくれないんだ。
「すぐ帰ってくるって、良い子で待っててよ?」
「またすぐって言ったっ。お昼過ぎても帰ってこないくせにーっ」
「仕方ないだろっ、学校なんだから。いいから、離してって北斗っ」
わちゃわちゃわちゃわちゃわちゃわちゃ…と。
廊下で騒ぐ二人の横をすり抜けた父親は、靴を引っ掛けながら仲睦まじい二人に声を掛けた。
「遥、北斗。父さん先に行くぞ?」
「あ、うん。行ってらっしゃい父さん」「行ってらっしゃいパパ」
「…」
何とも寂しい。
挨拶こそは返してくれたものの、北斗は遥にしがみついたまま離れない。
父親として嫉妬をするわけでもないが、息子には未練がましくひっついてるのに対してのコレには、思う所が無いでもなかった。少しくらい惜しんで欲しいと思うのは、贅沢でもないはずだ。
「ふふっ。行ってらっしゃい、お父さん。早く帰ってきてね?」
「ああ、うん。ありがとう母さん、それじゃあ行ってくるよ」
それでも、男とは単純なものである。そんな様子に気づいた母親に悪戯っぽく微笑まれた父親は、少し照れくさそうにしつつも足取りは軽くして家を出ていった。
さてと…。
一家の大黒柱を見送って、今度は子ども達に手を焼かされる。母親というのも中々に忙しい。
「北斗…。いい加減になさい。遥も、急がないと遅刻だよ?」
「分かってるけどっ、北斗がっ…この、もうっ!」
「いーやーっ、やーめっ、はーなーしーてーっ! ママ(ボス)にはパパがいるでしょっ! はるかはダーメーっ!」
「はぁ…色気づいちゃって」
どっちがと言えば、どっちもだ。
いつもよりしつこい北斗と、いつもより手ぬるい遥。
やっちゃえ やっちゃえと背中を押した手前、ある程度は許してきたけど流石に限度というものはある。優先順位を間違えると言うなら仕方がない。その間違いを正すというのも親の仕事であった。
ぐぅっと拳を握りしめ、北斗の頭上に掲げた腕から力が抜ける。
後は重力に引かれるまま。騒ぐ北斗の頭に拳が落ち「ぎゃんっ」と景気の良い悲鳴が響く。
「遥も、気合い入れとく?」
「良いですっ、行きます、行くからっ! 北斗っ、僕もう行くからねっ!」
「ぁっぁ、ぅぁ…。はるかぁぁぁ…はるかぁぁぁっ…」
バタリ。玄関の扉が閉まると同時に北斗はその場に崩れ落ちた。
膝をつき、両手をついて、そのままゴロッと廊下に倒れ込む。
「ほくと はしにました…」
潔い遺言だこと。
しかしこれも毎度の事。遥が家を出る度に廊下でふてくされているのだから、いちいち構うものでもなかった。いつものように家事を片付け、掃除機を持つ手で廊下に戻っても、北斗は変わらず玄関前で拗ねたまま。
「ほら、北斗。掃除機掛けるから退いて?」
「つーん」
聞く耳持たず。ハタとミミは動いてる以上聞こえてはいるだろうけど、あくまで死体に徹するつもりなのか、そこには二人の仲を引き裂いたことへの無言の抗議が見て取れた。
「ふむ…」
一つ、頷いた母親は、寝そべる北斗に向けて掃除機の先を押し当てる。
「ぐぇっ」と、盛れる奇妙な声に構わず掃除機を押し進めると、廊下の端から端までを、モップ代わりにされた北斗の体が滑っていった。
強情だな。とは思う。
いつもなら抗議の一つも上げて、嫌々ながらも体を起こしている頃なのに、今日に限って言えば、よほど遥と引き離されたのがご立腹のようだ。
初恋の暴走か。
そこを咎めるつもりもない。今は母親をやっていたって、いつかの自分にも覚えのある感情はむしろ微笑ましいとさえ思う。
とはいえ、北斗は北斗だ。
多少大人の階段を登ったところで、その中身が大きく代わるものでもない。
遥が妹みたいに可愛がっていたように、こっちだって娘みたいに育ててきた。
その扱いが分からない理由がなかった。
「さて…と。ごはん…なんにしよっかなー」
聞えよがしだ。わざとらしいったらありはしないが、北斗にとってこれ以上の復活の呪文はないだろう。さっきまで不貞腐れていた北斗は顔を上げ、チラリとこちらの様子を伺ってくる。
「1人分だと用意するのも面倒ね…パンでも焼くかぁ…」
「え、あ、まって、ママ(ボス)ほくとのは? ほくとの分は?」
募らせた危機感を弾き飛ばすように起き上がった北斗は、キッチンに戻ろうとする母親の足にしがみつく。けれど、それも織り込み済みだ。
「だめよ、北斗。死体はちゃんと死んでなきゃ? ほら、伏せて伏せて」
「生きてるっ! 生き返ったのっ! ほくと ちゃんと生きてるからっ、だから、ご飯っ、ほくとの分もっ! パンだけじゃっ、だめってっ、ねぇっ、ママ(ボス)っ、ママってばぁ!」
花より団子。多少色ごとを覚えた所で、やっぱり北斗は北斗だ。ご飯の誘惑の前に何が勝るわけもなかった。
ー
「それじゃあ、北斗。お母さん、買い物いってくるけど、一緒に行く?」
「んーん。はるか 帰って来るの待ってる」
「そ。じゃあ、お留守番よろしくね」
「うんっ。任せてっ! みんなのお家は ほくとが守るからっ」
ぽんっと胸を叩き、得意げに鼻を鳴らす北斗。
その姿に一抹の不安はある。留守の間に何かあるよりも、一人にした北斗がなにかやらかす方が余っ程想像に容易い。洗濯物をひっくり返し、撒き散らしたティッシュで花を咲かせるなんてのは、彼女が幼い頃には良くあることだった。
まぁ、それでもだ。
今ともなれば、多少は落ち着いているし、あんまり得意げにする北斗を無下には出来ない。甘やかしていると言われればそうかも知れないが、そのやる気に水を差すこともないだろう。
「お願いね」
「うんっ」
元気よく頷いた北斗の頭を撫でてやった母親は、苦笑しながらも出かけていった。
「…」
ガチャンっ。
鍵の掛かる音の後、やってくるのはいつも静寂だった。
「…」
やったー♪ だれもいなーいっ♪ ほくと ひとりだー♪ 何して遊ぼうかなー♪
なんてはしゃげてたのも最初だけ。お留守番ってさ、任されるのも気分は良いけど、実際に何かがあった事なんかない。ただ、一人ぼっちにされて、寂しいだけの時間が続く。
「ま、分かるんだけどね」
口に出す程度には理解してるつもりだった。
お仕事に、学校に、お買い物。みんな、それぞれに役割があって、お留守番をするのだってそう。これだって ほくとの大事な役割だ。みんなが、はるかが帰ってくる所を守るんだって思えばやる気も出るが…。
実際、それでなにかあった例もない。
代わりに、持て余した暇を部屋中で転がしてみれば、ボスにシメられるんだから、一人遊びだって難しいもんだ。
一緒に行けば楽しかったかな?
ママだって、お買い物に誘ってくるくらいだ。何もない事くらいは分かってるんだろう。でも、早くはるかに会いたいと思えば、待ってるより他にはないしさ。
うろうろ、うろうろうろ…。
手持ち無沙汰を持て余した北斗は、遥の匂いを追うように家の中を歩き回っていた。その足は当然一番の匂いの強い所。遥の部屋に向かうと、飛び込むようにベッドの上に倒れ込む。
「はるか、はるか、はるか、はるかぁぁっ♪」
ごろごろごろごろ♪
枕に顔を埋め、抱きついて、掛け布団を巻きつけるように転がりまわる。
ベッドの上を滅茶苦茶にして、後で遥に怒られるんだろうなんて事は、その時の北斗の頭からは、すっかり抜け落ちていた。
「すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…むふぅぅ…」
はるか の匂いがする。それは当然だ。
だって、はるか の寝床だもん。本人がいない今は、ここ以上に はるかの存在を感じられる場所なんかない。
息を大きく吸って、吐いて、また吸い込んで。
はるかの匂いで全身が満たされていくみたい。頭がぽやぁっとしてきて、夢見心地のよう。だけど、寂しいな。どれだけ はるかの匂いはしても、その温もりは何処にもない。寝起きには残っていただろう体温の跡も、今はもうすっかりと冷めきってしまっている。
「はやく…帰ってこないかな」
とは言っても、それはまだまだ掛かるだろう。
いつもなら夕方か、お日様が傾き始めてようやくだ。
「はるか…」
ジリっとしたこの感情は何ていうんだろう?
はるかの事が好き、すっごく好き。一緒にいられないのは寂しくって、でもこの感情は、ただ寂しいだけとも違う気がする。
イヤな感じだな。
何でこんな、ほくと は…イライラして…。
「はぁっ…はぁっ…んっ、ぁ、はぁぁぁっ…」
だって、ほら。はるかの事考えてると、なんか落ち着かなくって、ムズムズして、だからイライラしてきてて。胸が締め付けられるんだ。ジリジリと、それは粘つくみたいに ほくとの胸を締め付ける。
息が苦しくなってきた。
心臓がドキドキしてる。
それは良い事じゃないの? 気持ち良いって、気持ち良くなれてる証拠だって はるか は教えてくれたのに、同じドキドキでも はるかと えっちしてた時とは全然ちがう。
ああ、でも、そっか…。
ほくと、えっちな気分になってるんだ。
はるかの匂い嗅いで、はるかとえっちしたの思い出しちゃって。
そうだよ。だって、ここでしたんだもん。今はもう、おふとんも全部変えられちゃってるけど、精液の匂いなんて何処にも残っちゃいないけど。
そろり、そろり…。
指先がお腹に伸びていく。お腹の上から手を滑らせて、おヘソの下を撫でる様に指を這わせた。はるかに触られて気持ちよかった所。この下に、はるかの ちんちん 挿ってて、なのに今はなにもない。エッチの後に残ってた痛み。ヒリヒリとしたあの感じも今はなく、あの時の事がまるで夢だったみたい。
思い出しただけで、お腹が きゅんっとした。
じわっと、お股に感じたヌルヌルは、まるでご飯の前で涎を垂らしてる ほくとと同じで。
「はる、か。…あっ♥」
あの時と、同じ声だ。
自分でも聞いてもドキっとするような変な声が、ほくと をもっと エッチな気分にしてしまう。
触りたい。触って欲しい。
我慢なんて最初から無かった。
初めてのことに戸惑っていただけで、そこに触れれば気持ちがいいと、感じているイライラも紛れる事に気づくと、お腹を撫で回す指先は戸惑うこともなくなっていた。
触れているだけでも気持ちいい。
撫でているだけ、くすぐっているだけでも だんだんと気持ちいいは強くなって、大きくなって、ほくとのお腹は熱っぽくなっていく。こっそりと爪を立てて引っ掻いた。わざと掴むように揉み込んで、お腹を強く押してみる。
「んっ♥ くふっ…はっ、あっ♥ んっ、ゃっ…はぁ、ふぁ、ふぅ…はぁ…んっ」
単調な愛撫だけじゃ収まりがつかなかった。もうちょっと、あと少しだけ、加わる変化に息が上がり、肌が色づき、刺激に声が漏れてしまう。
変なの…。
さっきまで、全然なんともなかったのに、エッチなこと考えだしたらもう どうにもならなかった。まるでスイッチでも入ったみたい。お腹をちょっと撫でてみただけ。はるかがしてくれたみたいにさ、ちょっとくすぐって、それだけでおしまいのはずだったのに、もっとしたくなってくる。
あ、ちがう、そうじゃないんだ。
したいんじゃなくて、ほくと、して欲しいんだ。
はるかにして欲しくって、なのに、はるか いなくって。
「はるかぁ…はるかぁ…ふぁ、んっ、はぁ、はぁ…っ♥」
はるか の名前を呼びながら、自分で自分を慰めたってしょうがない。
収まりが付くどころか、体はどんどん熱くなって、頭はだんだん ぼぅっとしてきて。はるか とエッチしてたときと同じのようでやっぱり違う。
だって、はるか いないんだもん。
えっちな気分になればなるだけ、その違和感がすごい。
もっと触って欲しいのに、触ってもらえない。なんだかムラムラして、体ムズムズして、全身の毛が逆立った。解消できない欲望にイライラが募ってしまう。
「ぅぅぅぅっ。はる、かぁぁっ…はぁっ、つっ! ふぅぅっ、はぁぁっ…あぐぅぅっ!」
丸めた布団にしがみつき体を擦り付ける。枕に顔を沈めて大きく息を吸い込んだ後、噛みつくような勢いで歯を立てた。
残り香だって良い。布団の中に残った体温に、ちょっとでも触っていたい。
「なんでっ、なんでぇぇっ。はるか、いつも、ほくと…のこと、んひっ、おいってちゃっ…はぁっ、はぁっ…もっと、もっと ほくと、ほくとは…ぁぁっ…」
くちゅり…。
擦り合わせた太ももの内側が濡れていた。
もう、えっち、いつされても大丈夫なんだよ。大丈夫なのに…。
そりゃ、最初は痛かった。当然だよ。
アソコに触られたのも、お腹の中、あんな広げられたのだってそう。
奥に、奥に、進んでくる程、お腹苦しくなって、ビリビリって痺れてくると体に力が入らなくなってくる。
不思議な感覚だった。
苦しくって、痛くって、お腹の中で薄い膜が引っ張られるみたい。
それが ぶちって千切れた時はもう泣きたくなった。痛いって、聞いてたより痛くって、もうちょっと、あと少しって、言いながら優しく声を掛けてくれるのに、はるか、全然優しくなかった。
ほくと の事逃さないようにって、体抑えられちゃって、腰掴まれちゃってて。
千切れた薄い膜の跡を越えて、痛いのを引きずりながら ちんちんが もっと深くに挿ってくる。
ダメじゃない。ダメじゃないけど、でも痛い。
深呼吸を繰り返しても足りなかった。汗ばんでた肌も急に冷えてくる。
嫌なわけが無いのに、勝手にお腹に力はいっちゃって、はるかのちんちんを追い出しそうになる。それでも、はるかの為ならって我慢できた。だから余計に、途中で止められた時は悲しくなっちゃった。
このままダメになっちゃうの?
ほくとは、はるか と番になれないの?
せっかく、こんな、はるかと一緒になれたのに。目が覚めたらこうなってたんだ。次に目が覚めたら元に戻ってても全然おかしくない。もう、痛くてもなんだって、最後まで はるかにしてほしかったし、されたかったし…。
「はるかぁ…すきぃ、もっと、きもちいいの、ほくとに…ほくとに、ふぁぁっ♥」
体が熱い。頭がぼぅっとする。
はるかとえっちした時の事ばっかり考えてしょうが無い。
濡れた太ももの感触が気持ち悪い。お股がムズムズして落ち着かなくって、ちんちん欲しいのに、して貰えなくってイライラしちゃってる。
丸めた布団を足に挟んでお股を擦り付けた。
ふわふわと、最初は柔らかかった肌触りも、次第にヌルヌルに変わっていき、ぬちゃっと糸を引くような音が ほくとのミミを震わせた。
「あ、これ…」
その音は、はるかのちんちんが動いてた時とよく似た音だった。
ほくとの中を行ったり来たり。ぬちゃ、ぬちゃって、その度に濡れた音が糸を引くように響いてた。
頭がおかしくなりそうだったんだ。
おっぱいなんていつも はるかに触られてたのに。お腹だってそう。撫でられてると、くすぐったくて、可笑しくなって、ただ楽しい。同じ気持ち良いの筈なのに、ぬちゃ、ぬちゃって、音が大きくなる程、ほくと の体もっと気持ちよくなって、はるかに触ってもらえるの嬉しくって。
お腹を撫でられながら、はるかのちんちんが動いてた。
ぬちゃ、ぬちゃって。お腹、じんじんして、痛かったはずなのに、どうしようもなくビリビリと痺れてくる。
気持ちいいだとか、もう、何もわかんない。
ぬちゃ、ぬちゃって音が、ほくとのミミにへばり付いて、頭の中まで響いてくるの。気持ちいい? 気持ちいい? て、それが頭の中に直接語りかけてくるみたいで、もうどうにかなっちゃいそうだった。
「あっ♥ あぁぁっ♥」
気づけばもう、変な声ばっかりだ
遠吠えなんかとは全然違う。気が抜けたような弱っちい声。そんな情けない声をはるかに 聞かれるの、すごく恥ずかしくかった。なのに、なのにね? 声を出したら、出しただけ、体から力が抜けてっちゃうの。もっと、もっとって、ほくとの全部、はるかに上げたくなって、もらって欲しくて…。
気持ち良い、気持ち良いって、言ってるみたい。
我慢したいのに。ちんちん、中で動かされると我慢出来なかった。
ほくとの深いとこ、ちんちんでトントンって、されたら、気持ち良いが声になって漏れちゃってた。
もう、その頃には、痛いのとか全然分からなくなってて、ジンジンするような痛みは、ビリビリするような刺激に変わっていく。
腰が震えてしょうが無い。背筋を伝ってきたビリビリが ほくとの頭を震わせると、一瞬、頭の中が真っ白になって、目の前がパチパチして、何も分からなくなっちゃってた。はるかの ちんちんが動けば動くほど、刺激は強くなるばっかりで、ドキドキが痛いくらいに胸を叩く。
その内に、お腹の奥から何かがせり上がってくるのを感じていた。
じわじわと、それは ほくとの中で膨らんで、広がって、満たされて、溢れ出す。
もう、何をされてもダメになりそうだった。はるかに触られた所全部が、ゾクゾクしてきて、今にも ほくと が ほくとじゃなくなるみたいで怖い。
ぎゅっと、はるかの手を握ると同時に、お腹の中もきゅっと力が入ってしまう。
それは、だって、痛かった時の、拒絶していた時とは違う感じだ。
もっと奥に欲しいって、はるかの ちんちんが、ううん、はるかの精液出して欲しいって言うみたい。
ほくと、そんな事全然知らなかったのに。
これが、イクって事なのかな? 絶頂って、ママが言ってたみたいなこと。
はるかの精液欲しくって、はるかにも気持ち良くなって欲しいから…。
「ぁぁっ…♥ だめ、これ…ほくと、一人で、して…るのにっ、なんで、なんでぇ…あ、きちゃっ…いくの、ダメ。はるかとじゃなきゃっ、こわ…いぃぃっ♥」
きゅぅっと、お腹に力が入ってしまう。
ぎゅぅっと、枕にしがみつきながら、絶頂寸前の体を無理矢理に抑え込む。
けど…。
「はぁぁっ、ぁぁぁっ♥ あ、だめ、だめぇ…。むり、こんな、がま…んっ、いやぁぁっ♥ はぁぁっ、ふぅぅぅっ、ぐるぅぅぅっっ、ぃっっ、ふあっ…ぁっ、ぁっ♥」
もう、だめ。
一歩も、ううん、指先の一つだって動かせない。
ほくとの体、もう、全部気持ち良くなっちゃってる。
喉元まで出かかってるんだ。気持ちいいの声、気持ち良くなれる声。はるか の名前を呼びながら「あぁぁぁぁぁっ♥」て、叫んだら絶対に気持ちがいい。
あんな、弱っちくて、情けない声、恥ずかしいのに。
でも、はるか、ほくとが声だすと、嬉しそうに、もっとって、言うみたいに ちんちん動かしてきた。
「はるかぁ、はるかぁぁっ…♥」
ゾクゾクした。
はるかの名前を呼んだだけでもうダメになる。
「ほくと、ほくと」って、はるかにも、ほくとの事呼んで欲しい。
ダメ、ダメ…。
ほんとに無理。腰、勝手に動いちゃ、お股自分から擦っちゃう。
お布団ヌルヌルで、ぬちゃ、ぬちゃって、音しちゃってて。
「ふぅぅぅっ♥ はぁぁぁっ♥ ひぅっ♥」
丸めた布団の上に覆いかぶさり、もっと強く腰を押し付けた。
おっぱいが潰れて、乳首が擦れて、ビリビリとした甘い痺れが尻尾の先まで伝わると、ぶわぁっと毛が逆だっちゃう。
「はるかっ、はるかっ♥ はるかはるはるかはるかっ…♥」
ああ、ほくとの体、こんな気持ち良いとこ だらけだったんだ。
次に はるかとエッチしたら、ほんとにダメになっちゃうかもしれない。
でも、いいや。
はるかにだったら、ほくと、ダメにされても…。
「はるっ♥ ぅぁっ、あ、あっ…ひちゅっ♥ んっ、っぃ♥ あぁぁぁぁぁぁっ…♥」
情けない声。
こんな、弱っちくて、恥ずかしい声なのに。
でも、声を上げれば上げるだけ、気持ち良いのが止まらない。
ぎゅぅっと、はるかの布団にしがみつき、ビリビリとした刺激に心地よさが膨らんでいく。それは体のあちこちで、ぱんっ、ぱんって弾けては、ほくとはそのままイッちゃってた。
はるかの名前を叫びながら絶頂する。
そんな情けないような、恥ずかしいような自分の事が、ちょっとだけ癖になっちゃいそうだった。
ご覧頂きありがとうございました。