※この作品はR-18です。

星に願いを   作:霧里

20 / 23

【挿絵表示】


北斗 夏毛バージョンみたいなイメージで。
ショートにするとちょっと幼く見えるのな


ほくと は しにました…(Hシーン)

 

 

学校。

 

ほくと の嫌いな言葉だ。

 

お勉強だって、大事なことだっては言うけれど、つまり はるか が何処かに行っちゃうって事で、ほくと はそれまでお留守番。

 

暑くなってからしばらく、はるか は家に居てくれた。

二人っきりでキャンプにも行ったし、初めてのえっちだってした。

また明日も一緒。一杯遊んでくれるって思っていた矢先に、どうしてまた学校だなんて言い出したのか、ほくと にはそれが分からない。

 

「ねぇ、はるかー。がっこうとか いーじゃんっ。ほくと と一緒にいよーよーっ。その方が良いよ、絶対楽しいよーっ。おいてかないでってっ、どうしてもっていうなら、ほくと も がっこーいくからー、ね? ね?」

 

カバンを持って廊下に出た遥の背中にしがみつくけど、こういう時の はるか は如何にも強情で、ほくと がどんなに言っても聞いてくれないんだ。

 

「すぐ帰ってくるって、良い子で待っててよ?」

「またすぐって言ったっ。お昼過ぎても帰ってこないくせにーっ」

「仕方ないだろっ、学校なんだから。いいから、離してって北斗っ」

 

わちゃわちゃわちゃわちゃわちゃわちゃ…と。

 

廊下で騒ぐ二人の横をすり抜けた父親は、靴を引っ掛けながら仲睦まじい二人に声を掛けた。

 

「遥、北斗。父さん先に行くぞ?」

「あ、うん。行ってらっしゃい父さん」「行ってらっしゃいパパ」

「…」

 

何とも寂しい。

 

挨拶こそは返してくれたものの、北斗は遥にしがみついたまま離れない。

父親として嫉妬をするわけでもないが、息子には未練がましくひっついてるのに対してのコレには、思う所が無いでもなかった。少しくらい惜しんで欲しいと思うのは、贅沢でもないはずだ。

 

「ふふっ。行ってらっしゃい、お父さん。早く帰ってきてね?」

「ああ、うん。ありがとう母さん、それじゃあ行ってくるよ」

 

それでも、男とは単純なものである。そんな様子に気づいた母親に悪戯っぽく微笑まれた父親は、少し照れくさそうにしつつも足取りは軽くして家を出ていった。

 

さてと…。

 

一家の大黒柱を見送って、今度は子ども達に手を焼かされる。母親というのも中々に忙しい。

 

「北斗…。いい加減になさい。遥も、急がないと遅刻だよ?」

「分かってるけどっ、北斗がっ…この、もうっ!」

「いーやーっ、やーめっ、はーなーしーてーっ! ママ(ボス)にはパパがいるでしょっ! はるかはダーメーっ!」

「はぁ…色気づいちゃって」

 

どっちがと言えば、どっちもだ。

 

いつもよりしつこい北斗と、いつもより手ぬるい遥。

やっちゃえ やっちゃえと背中を押した手前、ある程度は許してきたけど流石に限度というものはある。優先順位を間違えると言うなら仕方がない。その間違いを正すというのも親の仕事であった。

 

ぐぅっと拳を握りしめ、北斗の頭上に掲げた腕から力が抜ける。

後は重力に引かれるまま。騒ぐ北斗の頭に拳が落ち「ぎゃんっ」と景気の良い悲鳴が響く。

 

「遥も、気合い入れとく?」

「良いですっ、行きます、行くからっ! 北斗っ、僕もう行くからねっ!」

「ぁっぁ、ぅぁ…。はるかぁぁぁ…はるかぁぁぁっ…」

 

バタリ。玄関の扉が閉まると同時に北斗はその場に崩れ落ちた。

膝をつき、両手をついて、そのままゴロッと廊下に倒れ込む。

 

「ほくと はしにました…」

 

潔い遺言だこと。

 

しかしこれも毎度の事。遥が家を出る度に廊下でふてくされているのだから、いちいち構うものでもなかった。いつものように家事を片付け、掃除機を持つ手で廊下に戻っても、北斗は変わらず玄関前で拗ねたまま。

 

「ほら、北斗。掃除機掛けるから退いて?」

「つーん」

 

聞く耳持たず。ハタとミミは動いてる以上聞こえてはいるだろうけど、あくまで死体に徹するつもりなのか、そこには二人の仲を引き裂いたことへの無言の抗議が見て取れた。

 

「ふむ…」

 

一つ、頷いた母親は、寝そべる北斗に向けて掃除機の先を押し当てる。

「ぐぇっ」と、盛れる奇妙な声に構わず掃除機を押し進めると、廊下の端から端までを、モップ代わりにされた北斗の体が滑っていった。

 

強情だな。とは思う。

 

いつもなら抗議の一つも上げて、嫌々ながらも体を起こしている頃なのに、今日に限って言えば、よほど遥と引き離されたのがご立腹のようだ。

 

初恋の暴走か。

 

そこを咎めるつもりもない。今は母親をやっていたって、いつかの自分にも覚えのある感情はむしろ微笑ましいとさえ思う。

 

とはいえ、北斗は北斗だ。

 

多少大人の階段を登ったところで、その中身が大きく代わるものでもない。

遥が妹みたいに可愛がっていたように、こっちだって娘みたいに育ててきた。

その扱いが分からない理由がなかった。

 

「さて…と。ごはん…なんにしよっかなー」

 

聞えよがしだ。わざとらしいったらありはしないが、北斗にとってこれ以上の復活の呪文はないだろう。さっきまで不貞腐れていた北斗は顔を上げ、チラリとこちらの様子を伺ってくる。

 

「1人分だと用意するのも面倒ね…パンでも焼くかぁ…」

「え、あ、まって、ママ(ボス)ほくとのは? ほくとの分は?」

 

募らせた危機感を弾き飛ばすように起き上がった北斗は、キッチンに戻ろうとする母親の足にしがみつく。けれど、それも織り込み済みだ。

 

「だめよ、北斗。死体はちゃんと死んでなきゃ? ほら、伏せて伏せて」

「生きてるっ! 生き返ったのっ! ほくと ちゃんと生きてるからっ、だから、ご飯っ、ほくとの分もっ! パンだけじゃっ、だめってっ、ねぇっ、ママ(ボス)っ、ママってばぁ!」

 

花より団子。多少色ごとを覚えた所で、やっぱり北斗は北斗だ。ご飯の誘惑の前に何が勝るわけもなかった。

 

ー

 

「それじゃあ、北斗。お母さん、買い物いってくるけど、一緒に行く?」

「んーん。はるか 帰って来るの待ってる」

「そ。じゃあ、お留守番よろしくね」

「うんっ。任せてっ! みんなのお家は ほくとが守るからっ」

 

ぽんっと胸を叩き、得意げに鼻を鳴らす北斗。

その姿に一抹の不安はある。留守の間に何かあるよりも、一人にした北斗がなにかやらかす方が余っ程想像に容易い。洗濯物をひっくり返し、撒き散らしたティッシュで花を咲かせるなんてのは、彼女が幼い頃には良くあることだった。

 

まぁ、それでもだ。

 

今ともなれば、多少は落ち着いているし、あんまり得意げにする北斗を無下には出来ない。甘やかしていると言われればそうかも知れないが、そのやる気に水を差すこともないだろう。

 

「お願いね」

「うんっ」

 

元気よく頷いた北斗の頭を撫でてやった母親は、苦笑しながらも出かけていった。

 

「…」

 

ガチャンっ。

 

鍵の掛かる音の後、やってくるのはいつも静寂だった。

 

「…」

 

やったー♪ だれもいなーいっ♪ ほくと ひとりだー♪ 何して遊ぼうかなー♪

 

なんてはしゃげてたのも最初だけ。お留守番ってさ、任されるのも気分は良いけど、実際に何かがあった事なんかない。ただ、一人ぼっちにされて、寂しいだけの時間が続く。

 

「ま、分かるんだけどね」

 

口に出す程度には理解してるつもりだった。

お仕事に、学校に、お買い物。みんな、それぞれに役割があって、お留守番をするのだってそう。これだって ほくとの大事な役割だ。みんなが、はるかが帰ってくる所を守るんだって思えばやる気も出るが…。

 

実際、それでなにかあった例もない。

 

代わりに、持て余した暇を部屋中で転がしてみれば、ボスにシメられるんだから、一人遊びだって難しいもんだ。

 

一緒に行けば楽しかったかな?

 

ママだって、お買い物に誘ってくるくらいだ。何もない事くらいは分かってるんだろう。でも、早くはるかに会いたいと思えば、待ってるより他にはないしさ。

 

うろうろ、うろうろうろ…。

 

手持ち無沙汰を持て余した北斗は、遥の匂いを追うように家の中を歩き回っていた。その足は当然一番の匂いの強い所。遥の部屋に向かうと、飛び込むようにベッドの上に倒れ込む。

 

「はるか、はるか、はるか、はるかぁぁっ♪」

 

ごろごろごろごろ♪

 

枕に顔を埋め、抱きついて、掛け布団を巻きつけるように転がりまわる。

ベッドの上を滅茶苦茶にして、後で遥に怒られるんだろうなんて事は、その時の北斗の頭からは、すっかり抜け落ちていた。

 

「すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…むふぅぅ…」

 

はるか の匂いがする。それは当然だ。

だって、はるか の寝床だもん。本人がいない今は、ここ以上に はるかの存在を感じられる場所なんかない。

 

息を大きく吸って、吐いて、また吸い込んで。

 

はるかの匂いで全身が満たされていくみたい。頭がぽやぁっとしてきて、夢見心地のよう。だけど、寂しいな。どれだけ はるかの匂いはしても、その温もりは何処にもない。寝起きには残っていただろう体温の跡も、今はもうすっかりと冷めきってしまっている。

 

「はやく…帰ってこないかな」

 

とは言っても、それはまだまだ掛かるだろう。

いつもなら夕方か、お日様が傾き始めてようやくだ。

 

「はるか…」

 

ジリっとしたこの感情は何ていうんだろう?

はるかの事が好き、すっごく好き。一緒にいられないのは寂しくって、でもこの感情は、ただ寂しいだけとも違う気がする。

 

イヤな感じだな。

 

何でこんな、ほくと は…イライラして…。

 

「はぁっ…はぁっ…んっ、ぁ、はぁぁぁっ…」

 

だって、ほら。はるかの事考えてると、なんか落ち着かなくって、ムズムズして、だからイライラしてきてて。胸が締め付けられるんだ。ジリジリと、それは粘つくみたいに ほくとの胸を締め付ける。

 

息が苦しくなってきた。

 

心臓がドキドキしてる。

 

それは良い事じゃないの? 気持ち良いって、気持ち良くなれてる証拠だって はるか は教えてくれたのに、同じドキドキでも はるかと えっちしてた時とは全然ちがう。

 

ああ、でも、そっか…。

 

ほくと、えっちな気分になってるんだ。

 

はるかの匂い嗅いで、はるかとえっちしたの思い出しちゃって。

そうだよ。だって、ここでしたんだもん。今はもう、おふとんも全部変えられちゃってるけど、精液の匂いなんて何処にも残っちゃいないけど。

 

そろり、そろり…。

 

指先がお腹に伸びていく。お腹の上から手を滑らせて、おヘソの下を撫でる様に指を這わせた。はるかに触られて気持ちよかった所。この下に、はるかの ちんちん 挿ってて、なのに今はなにもない。エッチの後に残ってた痛み。ヒリヒリとしたあの感じも今はなく、あの時の事がまるで夢だったみたい。

 

思い出しただけで、お腹が きゅんっとした。

じわっと、お股に感じたヌルヌルは、まるでご飯の前で涎を垂らしてる ほくとと同じで。

 

「はる、か。…あっ♥」

 

あの時と、同じ声だ。

 

自分でも聞いてもドキっとするような変な声が、ほくと をもっと エッチな気分にしてしまう。

 

触りたい。触って欲しい。

 

我慢なんて最初から無かった。

 

初めてのことに戸惑っていただけで、そこに触れれば気持ちがいいと、感じているイライラも紛れる事に気づくと、お腹を撫で回す指先は戸惑うこともなくなっていた。

 

触れているだけでも気持ちいい。

 

撫でているだけ、くすぐっているだけでも だんだんと気持ちいいは強くなって、大きくなって、ほくとのお腹は熱っぽくなっていく。こっそりと爪を立てて引っ掻いた。わざと掴むように揉み込んで、お腹を強く押してみる。

 

「んっ♥ くふっ…はっ、あっ♥ んっ、ゃっ…はぁ、ふぁ、ふぅ…はぁ…んっ」

 

単調な愛撫だけじゃ収まりがつかなかった。もうちょっと、あと少しだけ、加わる変化に息が上がり、肌が色づき、刺激に声が漏れてしまう。

 

変なの…。

 

さっきまで、全然なんともなかったのに、エッチなこと考えだしたらもう どうにもならなかった。まるでスイッチでも入ったみたい。お腹をちょっと撫でてみただけ。はるかがしてくれたみたいにさ、ちょっとくすぐって、それだけでおしまいのはずだったのに、もっとしたくなってくる。

 

あ、ちがう、そうじゃないんだ。

 

したいんじゃなくて、ほくと、して欲しいんだ。

はるかにして欲しくって、なのに、はるか いなくって。

 

「はるかぁ…はるかぁ…ふぁ、んっ、はぁ、はぁ…っ♥」

 

はるか の名前を呼びながら、自分で自分を慰めたってしょうがない。

収まりが付くどころか、体はどんどん熱くなって、頭はだんだん ぼぅっとしてきて。はるか とエッチしてたときと同じのようでやっぱり違う。

 

だって、はるか いないんだもん。

 

えっちな気分になればなるだけ、その違和感がすごい。

もっと触って欲しいのに、触ってもらえない。なんだかムラムラして、体ムズムズして、全身の毛が逆立った。解消できない欲望にイライラが募ってしまう。

 

「ぅぅぅぅっ。はる、かぁぁっ…はぁっ、つっ! ふぅぅっ、はぁぁっ…あぐぅぅっ!」

 

丸めた布団にしがみつき体を擦り付ける。枕に顔を沈めて大きく息を吸い込んだ後、噛みつくような勢いで歯を立てた。

残り香だって良い。布団の中に残った体温に、ちょっとでも触っていたい。

 

「なんでっ、なんでぇぇっ。はるか、いつも、ほくと…のこと、んひっ、おいってちゃっ…はぁっ、はぁっ…もっと、もっと ほくと、ほくとは…ぁぁっ…」

 

くちゅり…。

 

擦り合わせた太ももの内側が濡れていた。

 

もう、えっち、いつされても大丈夫なんだよ。大丈夫なのに…。

 

そりゃ、最初は痛かった。当然だよ。

アソコに触られたのも、お腹の中、あんな広げられたのだってそう。

奥に、奥に、進んでくる程、お腹苦しくなって、ビリビリって痺れてくると体に力が入らなくなってくる。

 

不思議な感覚だった。

 

苦しくって、痛くって、お腹の中で薄い膜が引っ張られるみたい。

それが ぶちって千切れた時はもう泣きたくなった。痛いって、聞いてたより痛くって、もうちょっと、あと少しって、言いながら優しく声を掛けてくれるのに、はるか、全然優しくなかった。

 

ほくと の事逃さないようにって、体抑えられちゃって、腰掴まれちゃってて。

千切れた薄い膜の跡を越えて、痛いのを引きずりながら ちんちんが もっと深くに挿ってくる。

 

ダメじゃない。ダメじゃないけど、でも痛い。

 

深呼吸を繰り返しても足りなかった。汗ばんでた肌も急に冷えてくる。

嫌なわけが無いのに、勝手にお腹に力はいっちゃって、はるかのちんちんを追い出しそうになる。それでも、はるかの為ならって我慢できた。だから余計に、途中で止められた時は悲しくなっちゃった。

 

このままダメになっちゃうの?

 

ほくとは、はるか と番になれないの?

 

せっかく、こんな、はるかと一緒になれたのに。目が覚めたらこうなってたんだ。次に目が覚めたら元に戻ってても全然おかしくない。もう、痛くてもなんだって、最後まで はるかにしてほしかったし、されたかったし…。

 

「はるかぁ…すきぃ、もっと、きもちいいの、ほくとに…ほくとに、ふぁぁっ♥」

 

体が熱い。頭がぼぅっとする。

 

はるかとえっちした時の事ばっかり考えてしょうが無い。

 

濡れた太ももの感触が気持ち悪い。お股がムズムズして落ち着かなくって、ちんちん欲しいのに、して貰えなくってイライラしちゃってる。

 

丸めた布団を足に挟んでお股を擦り付けた。

 

ふわふわと、最初は柔らかかった肌触りも、次第にヌルヌルに変わっていき、ぬちゃっと糸を引くような音が ほくとのミミを震わせた。

 

「あ、これ…」

 

その音は、はるかのちんちんが動いてた時とよく似た音だった。

ほくとの中を行ったり来たり。ぬちゃ、ぬちゃって、その度に濡れた音が糸を引くように響いてた。

 

頭がおかしくなりそうだったんだ。

 

おっぱいなんていつも はるかに触られてたのに。お腹だってそう。撫でられてると、くすぐったくて、可笑しくなって、ただ楽しい。同じ気持ち良いの筈なのに、ぬちゃ、ぬちゃって、音が大きくなる程、ほくと の体もっと気持ちよくなって、はるかに触ってもらえるの嬉しくって。

 

お腹を撫でられながら、はるかのちんちんが動いてた。

ぬちゃ、ぬちゃって。お腹、じんじんして、痛かったはずなのに、どうしようもなくビリビリと痺れてくる。

 

気持ちいいだとか、もう、何もわかんない。

ぬちゃ、ぬちゃって音が、ほくとのミミにへばり付いて、頭の中まで響いてくるの。気持ちいい? 気持ちいい? て、それが頭の中に直接語りかけてくるみたいで、もうどうにかなっちゃいそうだった。

 

「あっ♥ あぁぁっ♥」

 

気づけばもう、変な声ばっかりだ

遠吠えなんかとは全然違う。気が抜けたような弱っちい声。そんな情けない声をはるかに 聞かれるの、すごく恥ずかしくかった。なのに、なのにね? 声を出したら、出しただけ、体から力が抜けてっちゃうの。もっと、もっとって、ほくとの全部、はるかに上げたくなって、もらって欲しくて…。

 

気持ち良い、気持ち良いって、言ってるみたい。

 

我慢したいのに。ちんちん、中で動かされると我慢出来なかった。

ほくとの深いとこ、ちんちんでトントンって、されたら、気持ち良いが声になって漏れちゃってた。

 

もう、その頃には、痛いのとか全然分からなくなってて、ジンジンするような痛みは、ビリビリするような刺激に変わっていく。

 

腰が震えてしょうが無い。背筋を伝ってきたビリビリが ほくとの頭を震わせると、一瞬、頭の中が真っ白になって、目の前がパチパチして、何も分からなくなっちゃってた。はるかの ちんちんが動けば動くほど、刺激は強くなるばっかりで、ドキドキが痛いくらいに胸を叩く。

 

その内に、お腹の奥から何かがせり上がってくるのを感じていた。

 

じわじわと、それは ほくとの中で膨らんで、広がって、満たされて、溢れ出す。

もう、何をされてもダメになりそうだった。はるかに触られた所全部が、ゾクゾクしてきて、今にも ほくと が ほくとじゃなくなるみたいで怖い。

 

ぎゅっと、はるかの手を握ると同時に、お腹の中もきゅっと力が入ってしまう。

それは、だって、痛かった時の、拒絶していた時とは違う感じだ。

もっと奥に欲しいって、はるかの ちんちんが、ううん、はるかの精液出して欲しいって言うみたい。

 

ほくと、そんな事全然知らなかったのに。

 

これが、イクって事なのかな? 絶頂って、ママが言ってたみたいなこと。

はるかの精液欲しくって、はるかにも気持ち良くなって欲しいから…。

 

「ぁぁっ…♥ だめ、これ…ほくと、一人で、して…るのにっ、なんで、なんでぇ…あ、きちゃっ…いくの、ダメ。はるかとじゃなきゃっ、こわ…いぃぃっ♥」

 

きゅぅっと、お腹に力が入ってしまう。

ぎゅぅっと、枕にしがみつきながら、絶頂寸前の体を無理矢理に抑え込む。

 

けど…。

 

「はぁぁっ、ぁぁぁっ♥ あ、だめ、だめぇ…。むり、こんな、がま…んっ、いやぁぁっ♥ はぁぁっ、ふぅぅぅっ、ぐるぅぅぅっっ、ぃっっ、ふあっ…ぁっ、ぁっ♥」

 

もう、だめ。

 

一歩も、ううん、指先の一つだって動かせない。

 

ほくとの体、もう、全部気持ち良くなっちゃってる。

喉元まで出かかってるんだ。気持ちいいの声、気持ち良くなれる声。はるか の名前を呼びながら「あぁぁぁぁぁっ♥」て、叫んだら絶対に気持ちがいい。

 

あんな、弱っちくて、情けない声、恥ずかしいのに。

 

でも、はるか、ほくとが声だすと、嬉しそうに、もっとって、言うみたいに ちんちん動かしてきた。

 

「はるかぁ、はるかぁぁっ…♥」

 

ゾクゾクした。

 

はるかの名前を呼んだだけでもうダメになる。

「ほくと、ほくと」って、はるかにも、ほくとの事呼んで欲しい。

 

ダメ、ダメ…。

 

ほんとに無理。腰、勝手に動いちゃ、お股自分から擦っちゃう。

お布団ヌルヌルで、ぬちゃ、ぬちゃって、音しちゃってて。

 

「ふぅぅぅっ♥ はぁぁぁっ♥ ひぅっ♥」

 

丸めた布団の上に覆いかぶさり、もっと強く腰を押し付けた。

おっぱいが潰れて、乳首が擦れて、ビリビリとした甘い痺れが尻尾の先まで伝わると、ぶわぁっと毛が逆だっちゃう。

 

「はるかっ、はるかっ♥ はるかはるはるかはるかっ…♥」

 

ああ、ほくとの体、こんな気持ち良いとこ だらけだったんだ。

次に はるかとエッチしたら、ほんとにダメになっちゃうかもしれない。

 

でも、いいや。

 

はるかにだったら、ほくと、ダメにされても…。

 

「はるっ♥ ぅぁっ、あ、あっ…ひちゅっ♥ んっ、っぃ♥ あぁぁぁぁぁぁっ…♥」

 

情けない声。

 

こんな、弱っちくて、恥ずかしい声なのに。

 

でも、声を上げれば上げるだけ、気持ち良いのが止まらない。

 

ぎゅぅっと、はるかの布団にしがみつき、ビリビリとした刺激に心地よさが膨らんでいく。それは体のあちこちで、ぱんっ、ぱんって弾けては、ほくとはそのままイッちゃってた。

 

はるかの名前を叫びながら絶頂する。

 

そんな情けないような、恥ずかしいような自分の事が、ちょっとだけ癖になっちゃいそうだった。

 




ご覧頂きありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。