「ねぇ、ゆりか…。じゃあ、これならどう?」
「へ? あ…」
ふるっと、ボクの尻尾が彼女のお腹を撫でた途端に、ゆりかは小さく体を震わせた。
女の子同士でするのはイヤ。だけど、指先だけじゃボクが物足りない。
ボクにしか出来ないこと。ボクにしか与えられない快感で彼女を満たしてあげたかった。
自分の尻尾を、まさかこんな風に使う日が来るなんて思わなかったな。
そこは、ボクたちにとっても敏感な場所。
人の指先か、あるいはそれ以上に繊細な部分で、細長く伸びた尻尾は、ゆりかの中に挿れるには丁度いい様に思えた。
尻尾で、ゆりかのお腹の上を撫でていく。
毛先の一本一本から伝わってくる情動は、それだけで快感を呼び起こすと、だんだんと尻尾の動きを大胆なものへと変えていった。
「ふはっ、あはっ、きゃっ、んっ、あははっ、やめ、くすぐったいよ、マロン」
さわり、さわさわと、マロンの尻尾にお腹の上を撫でられる。
気持ちが良いよりも、くすぐったさに負けたゆりかは、もじもじと体を揺らしながら笑い出した。
今、マロンはなんて言ったっけ?
自分の尻尾でエッチするって、そんな風に言われたみたいに思うけど。
「あっ、んっ、やっ…まろん、くすぐっ、ふぁ、はぁ…ふぅ、はぁ…」
ああ、ダメだ。くすぐったすぎて、考えが纏まらない。
指先で撫でられるのとは全然違う感触だった。
柔らかい体毛の一本一本に肌の上を掻き乱されるような感覚だ。
くすぐったいが、お腹の上で踊ってる。
笑いすぎて呼吸が乱れてくると、頭がぼぅってなってきた。
それに、なんだか、変な気分がする。
ただ、くすぐったかっただけのはずなのに、擦り合わせた太ももの向こう側が、かぁって熱くなってくると、だんだんとお股の奥が、疼いてくるみたいに忙しなくもなってくる。
「はぁっ、はぁっ、はれ? まろん、ちょっ、まって、なんか…からだ、おかしっ、はぁはぁ、んっ、やぁっ…」
なんか、体がふわふわとしてきた。
気持良いって、それが分かる。
ふわぁってした心地よさが、お腹の奥から広がって、思わず変な声が出てしまっていた。
ただ、くすぐられてるだけなのに気持ちがいい。
これが私の中に挿ってくるの? そんな事したら、自分はどうなってしまうのか。
だんだんと、私の中で不安が大きくなる。だけど、一度自覚してしまった気持ちよさは、私に纏わりついてくるみたいで、中々に振り払えるものじゃない。
「あひっ! あっ、あっ…ぁぁぁぁ…はぁ、ふぁぁっ…ん、ひっ、ひぅぅ…」
次の瞬間、目の前がチカっと切り替わったみたいだった。
体の奥から温かいものが一気に広がり、全身が ふわぁっとした心地よさに包まれる。
気持ち良い。気持ちがいい。
もしかして、挿っちゃった?
でも、私の太ももは恥ずかしそうに、マロンの与えてくれる刺激に擦り合わさったままで、女の子の部分には、まだなんの違和感も感じられなかった。
「やっぱり、スケベだね。おヘソ、イジられた だけでそんななっちゃうんだ?」
「おへ、そ? あ、そんなの…」
お腹の真ん中、その窪みの中にマロンの尻尾の先が入り込んでいた。
さっき、小指で擦られた時とは違う。柔らかい体毛の一本一本が意地悪なくらいくすぐってきて、先端が、奥の敏感な所をクリって擦り上げると、腰が跳ねて体から力が抜けていってしまう。
「あぁっ! ひぁっ、やめっ、まろ…んっ、んんぅぅっ、そこ、そこっ、刺激、つよ、びんかん、でっ、あっ、あぁぁぁっ、ふぁ、は、ひぅぅぅぅ…♥」
チカリ、チカチカ…。
視界が何度も切り替わり、また、体の奥から温かいものが広がってくると、お股の辺りから じわりと滲み出していく。
ああ、気持ちいい、気持ちがいい。
気持ちよさで胸がいっぱいになり、自分では聞いた事のない様な声ばかりが出てしまう。
「あ、はぁ…まっ、て。マロン、ちょっと、わたし…やすませ、は、はぁ…ふわぁ…ふぅ、ひぅ…あ、ぁぁ…♥」
たて続けに ゆりかの体を悩ませる快感。刺激としては、まだまだ弱い部類だとしても、今さっきにそれを自覚した彼女が受け止めるには、やや大きい感覚だった。
それでもマロンは構わずに、尻尾でゆりかのお腹を責め続けると、軽い絶頂を重ねていた ゆりかは、ついには力をなくして、ベットに横たわってしまう。
「ボクの尻尾、そんな気持ちよかった?」
「はぁ…ん、まぁ、ちょっと…ちょっとだよ? ちょっとだけ、ね?」
「良かった。じゃあ、そのまま、力抜いててね?」
「ぁぁっ♥ だめって、休ませてって、言ったでしょ、マロン、ちょっとだけだから、もうちょっと、んっ」
だから良いんじゃないか、とは言わなかった。
そんな余裕すら、もうマロンには残っていなかったから。
お腹を撫でていた尻尾が、パジャマの隙間へと忍び込んでいく。
けれど、それをイヤがった ゆりかが、マロンの尻尾を引き止めようと、加減もしないままに思いっきり掴んでしまっていた。
「あぐっ…!!」
「うわぁっ!! あっ、ごめっ、マロンっ。痛かったよね、ごめんね、思いっきり掴んじゃって」
マロンの悲鳴を聞いて、ゆりかは慌てて尻尾から手を離す。
いくらかはマロンが悪いとは言え、愛猫の悲鳴は、ゆりかを萎縮させるには十分だった。
「ゆりか、ダメだろ? ボクらの尻尾はキミが思ってるより敏感なんだからさ」
「うん、ごめんね。マロン…」
なんか、妙な気分だった。
今までマロンを叱ることはあっても、マロンに叱られる事なんてなかった。
罪悪感と気まずさか。マロンも私に叱られている時は、こんな気分だったんだろうか。ごめんと、謝るまでは口にできても。なかなか素直に彼女の顔が見れなくなる。
それはだって、ちょっとだけ怖かったから。
許してくれなかったらどうしようって、嫌われちゃうのはイヤだなって。
「ダーメ。お仕置きするから」
良かった、とは思う。
私がいつもやってるように、頬を両手で挟まれると、無理矢理に目線を合わされてしまう。顔を見るのが怖い。でも、近づいてきたマロンの顔は、全然怒っているような感じはなくって、むしろ、悪戯を楽しむ子供みたいな面影があった。
「お仕置きって、そんなの…」
こんな状況で告げられるお仕置きって言葉に、変な想像をするなってのが無理だ。私がマロンに怒られてしまった理由を辿れば、自然とその続き想像してしまう。
手が取られる。
右手と、左手と、両方の手首を掴まれて、私の顔の横、ベットの上に押さえつけられた。
「これで、もう抵抗できないだろ?」
ゆりかの手首を押さえながら、お腹の上に居座るマロン。
悪戯な笑みをうかべると、逃していた尻尾をもう一度揺らして、ゆりかのパジャマの中へと忍ばせていく。
入れただけでも すぐ分かった。
ゆりかのズボンの中は、熱くて、湿っていて、掻き分けたパンツのゴムの向こう側は泥濘んでいるみたいにドロドロになっている。
いったい、何処から何処までが、彼女の女の子の部分なんだろうか。
目で見えないなりに、尻尾で感じる感覚はとても敏感だった。
まるで指先で探るように、パンツの中を掻き分けていく。焦れったいながらも、それが余計にマロンを興奮させていた。
太ももの付け根をくすぐられながら、マロンの尻尾が自分の恥ずかしい所に近づいてくると、ゆりかは逃げるように腰を引いてしまう。
許してって、私が悪かったからって、マロンの名前を繰り返しながらも、しっかり感じ始めていく自分の姿に、ますますとマロンの興奮が高まっていくのにも気づかない。
くちゅり…。
明らかに、尻尾の先端が何処かへと沈み込んでいった。
その瞬間、ゆりかが体を小さく震わせたのが伝わってくる。
「みつけた…」
「はぁ…はぁ…マロン、ね? やっぱり、わたし…まだ…」
果たして、怖いって、止めてって、泣き叫ばれていたらどうだっただろう?
流石のボクも、コレ以上は不味いって、罪悪感に引き止められていたかも知れない。
彼女の潤んだ瞳がボクを見上げている。
守ろうとしたのか、それとも逆だったのか。ゆりかが引き寄せた太ももに尻尾が挟まれ、押し込まれた先端が僅かにも彼女の割れ目を開いてしまう。
ゾクリとした。
ちょっと、先っぽが入り込んでしまっただけで、毛先の一本一本が甘い刺激を訴えてくる。その快感は尻尾を伝い、お尻にある付け根の部分を震わせると、背筋から頭に向かって、ぶわぁっと、全身の産毛が逆だった。
「はぁっ、はぁっ…ん、くっ!」
やっぱりボクはネコなんだろう。人間同士だったなら、もう少し我慢ができたかも知れないのに。自分の中で吠えた獣性を、これ以上抑えておくのが難しい。
「ほら、挿るよ、挿ってくよ、ボクの、しっぽ…ゆりかの、女の子のとこ、あぅっ、くぅぅっ…ぁ」
尻尾から伝ってくる快感に目が回る。
ゆっくり、ゆっくり、尻尾の先がゆりかの女の子に包まれる程に、大きくなった快感がボクの体を飲み込んでいくみたい。
絶頂って、言うんだろうか。
一瞬だけ、頭が真っ白になって、何も分からなくなってて。
気づけばボクは、ゆりかの体を押さえつけたまま、彼女のお腹の上で「はぁ、はぁ…」と、深く、重たい吐息を繰り返していた。
「いたっ…!! はぁ、やめっ、まろん、それ以上は…ちょっと、痛い…」
「え、あ、はっ! ご、ごめん、いま、抜くから…」
マロンの尻尾が、自分の中へと沈み込んでいくその途中。
突然、ゆりか が上げた大きな声に、マロンは はっと、我に返ったように表情を焦らせた。
「ちがっ、まって、まろん。そうじゃなくって…」
驚かせちゃった。
慌てるマロンを落ち着かせるように、彼女に声を掛けた ゆりかは、ぎこちないでも笑顔を作ってみせる。
「大丈夫…大丈夫だよ? その、入り口の近くなら、まだ痛くないから…そこまで、なら、大丈夫だから」
「そ、そうなんだ…ごめん。ボク、初めてで…さ、加減がちょっと…」
「知ってる。ずっと一緒だったもんね…ふふっ」
「う、うん…」
小さい頃から一緒だったんだ。それで初めてじゃなかったら、私の方が驚いてしまう。慌てるマロンを見ていると、さっきまでの緊張が何処かへいってしまった代わりに。
ジリっと…。
お腹の奥でまだ、少しヒリついている痛みを思い出す。
もう少し、挿りそうだったな。
残念、にも思うような。でも、やっぱり続きはまだ怖い。
あれが、たぶん処女膜とか言うので、その奥には私の一番大事な部分がある。
想像しちゃった。お腹の上、おへそからなんかじゃない。体の内側からそこを刺激される感覚を。
それは、でも…。
マロンが求めてくれるなら、それも許してしまいそうだけれど。
いくら夢の中とはいえ、お腹に感じた痛みは強く、興味本位のままに乗り越えるには、重たい足枷になってしまっていた。
くちゅり…くちゅり…。
太ももの向こう側、お股の奥、パジャマの中で、濡れた水音が掻き回されている。
それは同時に、私の中で気持ちいいを次から次へと生み出して、体中に塗り拡げていくみたいだった。
「はぁっ…はぁぁっ…あ、まろ、ん。マロン…んぁっ♥」
変な声が出ちゃった。甘えるように彼女の名前を呼んでしまう。
「ふぅ…っ、ふぅ…っ」と、繰り返し、繰り返し、熱い吐息を吐き出すマロンに、体を押さえつけられていると、求められている自分に、だんだんと興奮の色が隠せなくなってくる。
もっとして欲しい、もっと求められたい。
マロンが満足するなら、私はなんだってして上げられるんじゃないか。
もう、心と体がメチャクチャだった。
体はもっとと気持ちよくなりたがるくせに、お股の奥の方で感じる痛みに、どうしても素直になれない。
グチャグチャと、浅い所を掻き回され続けて、逃げ出したくなるくらいに恥ずかしいのに、だんだんとそれが気持良いって思う自分が分からなくなっていく。
「ああ、ゆりかの中…すご、しっぽ、ビリビリして…」
ボクの尻尾が、ゆりかの中に挿ってる。
夢にまで見た光景にはまだ遠いけど、感じる快感は本物と変わらない。
中で尻尾を動かす度に、ゆりかが甘い声を上げてボクの事を呼んでくれる。
もっとして欲しいのかな? もっと強くしても大丈夫なのかな?
でも、調子に乗ったボクが、尻尾に力を込めようとすると、顔をしかめながら ゆりかは体を逃してしまう。
不安になった。腹立たしくもあった。
なんで逃げるんだよって怒り出しそうになりながら、また痛くしちゃったのかなって泣きたくなってくる。
ボクだけが気持ちいいだけで、ゆりかには痛いの我慢させちゃってたらどうしよう。
「ごめん、ゆりか。でも、お願いだから、にげない、で…。痛いならちゃんと言って欲しい。我慢させちゃうのはイヤなんだ。キミにもちゃんと、ボクのこと感じてくれないと、意味がなくって…だから」
泣きながら送る言葉とは裏腹に、マロンの体には力が入り、逃げ出そうとするゆりかの体を押さえつけてしまう。
「マロン、めっだよ?」
「え、あ…」
いつも、やんちゃをしちゃったボクを叱る時の顔で、ゆりかがボクの事を見つめていた。
「マロンが不安そうにしてると、私も、その、どうしたら良いのかなって、ちょっと怖い…」
「うっ。ごめ、じゃあ…もう、止めるから」
「もうっ、めってばっ」
「んっ…」
不意をつかれて、抑えていた両手を振りほどかれた。
ゆりか の両手が、ボクの頬を挟み込むと、無理矢理に顔を引き寄せられてしまう。
唇を塞がれ、キスをされた事に気づいた体から、ゾワッと沸き立つ快感に落ち込みたくても、興奮が抑えられない。
「さっきまでのやんちゃはどうしたの? そりゃね、ちょっと、あんまり奥までいれられると痛いんだけど。わたし、信じてるから。マロンは、私が嫌がることなんかしないよね? だからさ? ちょっと力入っちゃうくらいは全然平気だから。安心して? 大丈夫だから。だから私も、安心させて欲しいな。私の全部、マロンに預けるから…信じて、ね? 私も、もうそこまで子供じゃないんだよ?」
ギリッと、マロンは歯を食いしばる。
嬉しかったのか、悔しかったのか。
男みたいに振る舞いながら、いらない心配を彼女にさせちゃった自分の弱さがイヤだった。でも、ゆりかがボクの心配をしてくれるのがすっごく嬉しくって、もっと、もっと、ボクの事だけを見ていて欲しくなる。
頬から零れた涙ですら、彼女の舌に舐め取られると、弱音を吐いていた自分が急に恥ずかしくなってきた。
「マロンの真似…ふふっ」
そういって、微笑む彼女の表情に胸がドキンっと跳ねた。
胸の内で蟠っていた感情が、鼓動に押し出され全身を熱くする。
我慢、我慢はもう無理。
今すぐにでも、ゆりかをどうにかしたくなって、それを落ち着かせるのだけでも精一杯だ。
「ねぇ、ゆりか。ちょっとだけ意地悪するね?」
そういってボクは、ゆりかの肩首を舐める振りをしながら、そっと歯を立ててみせた。
「え、なに? っ! いっ…た…え、なんで、噛んだの?」
「なんでって、ネコが交尾をする時に良くするんだよ、これ」
「えぇ…なにそれぇ…」
「あははっ、ごめん。でもさ、ボクのつけた跡がキミに残ってるって、ちょっとだけ…ううん、すっごく興奮する」
悪戯に微笑んだマロンに、もう戸惑いの色は見られなかった。
「ねぇ? もっと跡つけてもいい?」
「だめ、だよ…。痛いのは、やだって…」
「そっか、じゃあ、痛くないなら良いよね?」
「それ、は…ぁっ…」
ゆりかの首筋に、マロンが薄く歯を立てる。
痛いことは痛い。けれど、我慢が出来ないほどでもなく、処女膜を刺激される痛みに比べれば、なんとか声を飲み込むのも簡単だった。
ぺろぺろ、はむはむ、かりっ…。
ザラついた猫の舌で首筋を舐められ、甘噛みされたかと思えば軽い痛みに肩が竦む。その間にも、マロンの尻尾は私の中で動いていて、気持ちよさは変わらずに お股の内側から広がって来ていた。
ぺろぺろ、はむはむ、かりっ…。
繰り返し、繰り返されて、痛いのと気持ちいいのがゴチャゴチャに混ざっていく。
違うって、心に強く思う。気持ちよくなってるのはだって、マロンが強く求めてくれるから、それで嬉しくなってるだけで。噛まれて、痛くて、気持ちがいいとか、そんな変態みたいなこと感じてるわけがないって思いたかった。
ぺろぺろ、はむはむ、かりっ…。
痒いような、くすぐったいような。
けれど同時に、ピリッとした細い痛みが淡い熱に変わっていくと、なんだかそれは、お腹に抱えた温かさにも良く似ているような気がしてくる。
ぺろぺろ、はむはむ、かりっ…。
「あっ♥ はっ…いっ、マロン…もうちょっとだけ、やさしく…」
堪らず上がった甘い声を慌てて飲み込んだ。
だけど、マロンは全然止めてはくれなくって、むしろ、余計に喜んだみたいに私への刺激を強くしていくばかりだった。
「ひぅっ、あ、はぁ…いっ、あっ♥ ふぅ、ふぅ…ひぅぅっ…」
少しだけ、罪悪感はある。
思いながらも、マロンは興奮を抑えられない。
痛みと、気持ちいいので、逃げ出そうとするゆりかの体を押さえつけていると、大切な人に、なんて事をしてるんだろうって当然思う。
でも、ボクのせいで 声を上げる ゆりかの姿に堪らなく興奮した。
ミミが震えて、頭がクラクラして、尻尾を動かす力にも熱が入ってしまう。
ざわり、ざわりと、ゆりかの中で尻尾を波打たせた。
上に下に、右に、左に、彼女の中を丹念に舐め回すように、尻尾を動かしていると、ビクビクっと、何度か強く彼女の中がうねりだす。
ゾクゾクとした。
彼女の感じている快感が、体を伝っていくのが良く分かる。
フルフルと肌を喜ばせながら、太もも寄せ合い、ぎゅっと足の指を閉じて快感に耐える ゆりか。腰を浮かせて、お腹をひくつかせながら身を捩る彼女が可愛くってしょうがない。
「んあっ、やっ♥ やめ、いたっ、まろん、だめって、あ、あっ、はぁぁ…」
思わず出ちゃった恥ずかしい声を我慢しようとしているのも、甘噛した首筋からハッキリと伝ってきた。
軽い絶頂を、もう何度も重ねているのが分かる。
ふわぁっとした強い心地よさに もう何度も、それに気づきもしないまま流されているみたいだった。
羨ましいな。
ボクにもある女の子の部分が、少しだけそう思わせてくる。
「ね、ゆりか? ボクもイッて良い?」
「へ、ぁ…? いくって、なに? もう、やめちゃうの?」
「ふふっ、ちがうよ。ボクもキミの中でさ、ふわぁって気持ちよくなりたいんだ。少しだけ、強くしちゃうけど…いいよね?」
「ああ、そういうんだ、これ。うん、いいよ。マロンも私でイッて? 欲しい。私も、さ? 二人で気持ちよくなりたいなって」
快感で溶けたように笑う彼女と、もう一度キスを交わす。
そんな機能もないだろうにな。
ゾワッとボクの尻尾が膨れ上がったみたいに、彼女の中がなんだか窮屈に感じてしまう。
くちゅり…くちゅり…。
ぐちゅ、ぐちゅ…。
引いて、挿れて、掻き回す。
尻尾からゾワゾワと伝ってくる快感が大きくなってくると同時に、目の前がチカチカと揺れ始めた。
「んはっ♥ はぁ、っ、ああ、んっ、まろん、まろんっ、きもちいい、ね? ふたりでさ、いっしょにさ、いっちゃうおうね?」
うわ言のように甘い声を漏らしながら、ついには彼女は自分から体をゆすり始めていた。ボクの尻尾の動きに合わせて腰を動かし、肩をピクッと震わせながら背中を浮かせる。
ぎゅっと、ゆりかの肩を掴まえるボクの手に力が入った。
爪が当たってしまったのか、一瞬顔を顰めた彼女はだけど、すぐに気持ち良さに浮かされながら、快感に飲み込まれていく。
正直、噛み付いてしまいたかった。
それがネコの性なのか、乱暴な行為に憧れはある。
そんな獣性にぐっと歯を食いしばって耐えた。
ゆりかの嫌がるようにはしないって。信じてくれたんだから、思いっきり噛みつくなんて危ないこと出来るわけがないじゃないか。
それに、そうじゃなくたって。
ボクのほうがもう限界だった。
ぽつり、ぽたり、だらだらと…。
ボクの女の子の部分から溢れた愛液が、太ももを伝い流れ出し、糸を引いた一滴が彼女のお腹の上に落ちていく。
イッちゃいそうなんだ。
直接触られていなくたって、尻尾から伝わる快感はボクの中を潤わせるには十分だった。尻尾を動かしながら、堪らず腰が揺れ始め、パタパタと零れ落ちた愛液が ゆりかの体を汚していく。
「まろんっ、まろんっ…」「ゆりかっ、ゆりかぁ…っ」
ジリジリと、快感で頭の裏側が焦げ付いたみたいだった。
あまりの興奮に、心臓が飛び出してしまいそうな程に胸が痛い。
勢い余った尻尾の動きは、ゆりかの中へ、より深くに滑り込んでいく。
「んあっ、はっ、あ、あ、あ、んぅぅぅぅっ…」
処女膜が引っ張られ、お腹の中に引きつった痛みが走った。
もうちょっとで、後少しで破れちゃいそうで、やっぱり怖いのと、少しの期待。
でも、痛みに慣れてしまった私の体は、それすらも気持ち良く感じてしまうと、堪らず、マロンの体にしがみついていた。
私とそうは変わらない。細くて、柔らかい女の子の体だった。
だけど、私を押さえつけてくる彼女の力は強くって、自分とは違う異性の、男の子らしい逞しさも感じてしまう。
ちょっとだけ乱暴で、少し意地悪で。そんなの、いつもなら鬱陶しいだけなのに。
マロンの中に見つけた男の子な所に、惹かれてしまう自分がいた。
私の中でマロンの尻尾が動いてる。
私の上でマロンが声を上げながら体を揺らしている。
ぽたり、ぽたり…。
彼女の女の子の部分から、エッチな雫が落ちてくる度、彼女がどっちなのかこんがらがってくる。
そんな訳、無いのに。
女の子の部分から、エッチな雫を零すマロンは確かに女の子の筈なのに。
私の中で尻尾が動く度、彼女に力強く押さえつけられるほどに。
彼女を彼に見てしまう。女の子の中に見つけた異性に、胸がトキメイているのに気づく。
もっと、もっとして欲しいし、してあげたい。
おちんちんじゃなくたって、尻尾でマロンが感じてくれるなら、私の体気持良いって思ってくれるなら。もう、どんなにされたって良かった。
処女膜が引きつる痛みも構わずに、自分から腰を動かしてしまう。
それで、破れちゃったらそれでも良い。むしろ、もっと深くに、もっと近くで、マロンのことを感じられる事が嬉しくも思う。
「はっ、はっ、はっ、ゆりかっ…ボク、もう…っ!」
思いっきり肩を押さえつけられた。痛みに背筋が反り返り、浮き上がったお腹の辺りが熱を持つと、痛いのと気持ちがいいので、ビクビクと震え上がった。
ふわぁっと、ふわぁっと、もう何度もイッちゃってた。
後はマロンが私で気持ちよくなってくれれば満足だ。
痛いのも忘れて、腰を動かして、激しくなっていくマロンの動きに私もどんどんと飲み込まれていく。
「ふぁっ、あ、あぁぁっ、ひゃっ、い、いくっ、わた、マロン、またわたし、気持ちいいの、ふわぁって、だから、だから…マロンも、一緒、一緒に…っ」
「うんっ、うんっ! ボク、もっ、ボクもさっ、イクっ、よっ、もう、ゆりかぁぁっ!!」
悲鳴みたいだった。
二人で一緒に声を上げながら、お互いに爪を立てるほどに体を求め合う。
ビリビリと、尻尾から流れ込んでくる快感に、全てがどうでも良くなった。
男の子だとか女の子だとか、そんな些細なことよりも、二人で感じる快感が何より愛おしい。
「あひっ! あ、あ、コレ、ボク…あ、あぁぁぁっ…!!」
尻尾で絶頂を迎えて、その刺激はボクの女の子の部分まで刺激すると、かぁっと全身が熱くなる。溢れたヌルヌルがポタポタとゆりかの体を汚し、流れ落ちた愛液が、おへそに溜まっていくのがどこまでも卑猥に見える。
ゾクゾク、ゾクゾク…
ビリビリ、ビリビリ…
マロンの尻尾が私の中で何度も震え上がっていた。
その度に、私は何度もイッちゃってて、マロンに何をされてももう気持ちよくってしょうがない。気持ちよさの垣根が壊れたみたいに、かぁっとお腹の中が熱くなり、彼女の与えてくれる快感で満たされていく。
体の外も、内側も、もう、全部マロンで一杯だった。
ぽたり、ぽたりと、お腹の上に彼女のヌルヌルが落ちていく。
それはダラリと流れて、私のおへその中に水たまりを作っていった。
ぼぅっと、ぼぅっと、そんな光景を眺めながら、意識がすぅっと遠くなる。
初めてのえっちの後、興奮と緊張で疲れきった私の体は、幸せに包まれていた。
胸を温かくする様な快感に抱かれたまま、夢の中でまた深い眠りに落ちていく。