翌日。
俺は、丁度前日に俺の前で最低の痴態を晒していた堀北が、普通に制服を着て授業を受けている姿に、どこかグッとくるものを覚えながら一日を過ごしていた。
茶柱による終礼が終わるとすぐ堀北は席を立って、足早に教室から出ていった。
「ねぇねぇ清隆。今日の堀北さん、なんか普段とちょっと違わなかった?」
クラスの女子のまとめ役である軽井沢恵が、彼氏である綾小路清隆に向かってそんなことを言う。
「そうか?オレは特に気に留めなかったが――」
「俺もそう思ったぜ綾小路! 今日の鈴音はなんつーか、覇気が無かったというかさ。俺、すげぇ心配だぜ・・」
2人の会話に割り込んでくるのは赤髪の男――須藤健だ。
確かコイツは堀北のことが好きだったな。昨日俺が堀北にした行為や、これからするであろう行為のことを話せば、顔を真っ赤にして俺に殴りかかってくるのだろうか。
そういう展開も面白いのかもしれない。
「まあ確かに、日頃の鬼の堀北からしたら、少ししおらしい感じはしたな」
「だろ? やっぱり裏でなんかの陰謀に巻き込まれてるとか――綾小路ならなんか分かんじゃねえのか?」
「悪いが俺は何も知らない。心配なら須藤が堀北を見守ってやればいいんじゃないか?」
「おう・・確かにそうだな! 俺の力は鈴音――いや、困ってるクラスメイトを守るためにあるってもんだぜ!」
どこか誇らしそうに両手の拳を突き合わせる須藤。そんな少年漫画の主人公みたいなセリフ言うヤツだったっけ、コイツ。
と、他人の会話の盗み聞きは程々にして、俺は席を立ち上がる。
今日はあえて堀北に優しく接してやろうか。経験上、女を手懐けるにはアメとムチを使うのが1番手っ取り早いからな。
そんなことを思いながら、俺は堀北の自室へと足を運ぶ。
* * *
「どうしたんだその恰好?」
部屋に入るや否や、下着姿の堀北が俺を出迎える。
「どうせあなたに脱げと命令されるのだから、先に脱いでおこうと思って。そちらの方が合理的でしょ?」
涼しげな顔で説明する堀北だが、恰好が恰好なだけに全くもって説得力に欠ける。
俺としては脱がせる過程も重要ではあるのだが、まあいいや。
「ふーん。昨日の調教だけで、あの堀北も随分と従順なメス犬になったもんだ――」
「それは絶対に違うわ。効率性を重視したに過ぎないのよ」
堀北は俺に被せるようにして否定する。
これはまだ堀北のプライドが抜けきっていないからだろうが――
「そうか。まあそんなことはさておいて・・堀北、ベッドに座れ」
堀北は無言で俺の命令に従う。昨日の調教が確かに意味を成している証拠だ。
俺も堀北の横――肩が触れ合う距離で腰を下ろす。
少し紅潮している堀北は、こちらにちらちらと視線をむけてくる。
「それじゃあ堀北、ブラジャーを外してくれるか?」
こくりと頷いた堀北は反論することなく指示に従う。
こぶりながらもしっかりとした曲線を描いている綺麗な縁取りのおっぱいと、ぷくりと浮き出たピンク色の乳首。昨日も見たんだが、近距離で見ると改めて興奮するものがあるな。
「触るぞ」
両手で堀北のおっぱいを揉む。見かけ通り、小さいことは無いが決して大きくもないといった感じ。ぱふぱふでもふにふにでもなく、まさしくぷにぷにといった感触だ。
性欲のままにがっつくのではなく、あくまでじっくりと。乳輪をなぞるように指を這わせていく。
微かな快感に堀北の肩が軽く揺れる。更に、俺は乳首に当たりそうで当たらない絶妙なラインを責め、執拗なまでに感度を高めていく。
「どうしてそんなねちっこい触り方をするのよ――んぁんんっ!?」
そうして試しに一度、堀北の乳首を軽く引っ張ってみる。いきなり与えられた鋭い電撃に思わず喘ぎ声を漏らしてしまう堀北。普段の引き締まった口調からは想像もできない、甘ったるいメスの声だ。
「いきなり――びっくりするじゃない・・・・」
そう言う堀北だが、全く未知の快感を味わったというような様子では無さそうだ。もしかして自分で乳首開発とかしているのだろうか。
気になったので聞いてみる。
「オナニーは普段するのか?」
「・・・・週に3回ほど。性欲というよりストレスが溜まってた時に、よく一人でシてるわ・・」
堀北はクラスのリーダーとして、他クラスとのAクラスの座をかけた激戦に身を投じている。その重圧からくるストレスは計り知れないだろう。かといって恋人や親友などの親密に話を聞いてくれる間柄の人間は、堀北の周囲にはいないはずだ。
「堀北は普段からクラスを必死にまとめようとしてくれてるもんな」
そう言って俺は堀北の頭を優しく撫でる。
予想外の行動に驚いたのか、一瞬身体をビクつかせる堀北。
「――本当に酷い人よね、田中くんって。実の――ひ、ひあっ・・んっ」
堀北の言葉が終わるのを待つ前に、今度は乳首を舐めることにする。
快感のあまり思わず大きな喘ぎ声を漏らしてしまう堀北。事前に入念に乳首の感度を上げておいたから、それも仕方ない。
「堀北、気持ちいいか?」
「――ええ、まあ自分でするよりかは・・ひゃっ!!」
素直に気持ちいいと口にしない堀北の乳首を軽く甘噛みする。そして、空いている方を唾で濡らした人差し指で弄り回す。
「田中くんっ・・っあ・・激しすぎる・・! ちょっと緩めなさ・・んっ・・」
どうやらこの反応を見る限り、堀北は乳首だけでイける口らしい。
「感じていることを認めるまでやめないぞ」
堀北はキッとこちらを睨めつける。堀北のこの目が本当にたまらない。嗜虐心をくすぐられる。
「ほら言わないのか? やめないぞ?」
「っ――気持ちいい! めちゃくちゃ気持ちいいのよ! だから止めて――っ」
堀北は俺に懇願する。が、
「気持ちいいなら止める必要無いよな? ほら、もっと気持ちよくなってイッちまえよ」
そういうと俺は更に舌の速度をあげ、堀北に快感を送り込んでいく。
ジュルジュル、チュパチュパ、レロレロと徐々に水音が大きくなっていく。
「ら、らめぇ――ほんとにイク、イク、いっちゃうのぉ!!」
堀北の身体の振動が大きくなる。それにつれて、どんどん表情が緩んでいく。
最後の締めに、俺は軽く歯を立てて、一際大きな刺激を与えてやる。
すると――
「イッッッッくぅぅぅぅ!!!!」
ビクリ、ビクリと4回ほど大きく痙攣し、腰が抜けて力が入らないのか俺の方に倒れ込んでくる。堀北からは強烈なメスの匂いが放たれている。
「乳首だけで相当派手なイキっぷりだったな、堀北」
堀北はうなだれながらも、
「あ、あなたのテクニックが凄すぎただけなんだからぁ・・・・」
ハアハアと吐息混じりに俺を褒めてくれる。快楽に溺れて素直になったか、褒められるのは純粋に嬉しい。
その後1分ほど堀北の息が整うのを待ってから、今度は俺がズボンを下ろしパンツを脱ぐ。
「堀北のエロい姿見てたら、俺もこんなになっちまった。ほら、俺に奉仕してくれ」
俺は堀北の目の前にギンギンにいきり立ったイチモツを晒しだす。
初めて見た異性の性器に衝撃を覚えたのか、堀北は目を剥いて閉口してしまう。
「グロいなって思ったか?」
「・・・・いえ、おちんち――男性器の形自体は元から知ってたから。ただ、大きさに少し驚いただけ」
確かに俺のチンコは平均よりもサイズがデカい。堀北がそういうのも無理はない。
「それで・・私は何をすればいいの?」
堀北は白々しく問うてくる。
「分かるだろ?」
「分かるだろって言われても・・」
「じゃあ、俺からはあえて何も指示しない。堀北が思う『奉仕』をしてくれ」
数秒沈黙した後、堀北はゆっくりと俺のチンコに手を触れる。
ひんやりとした細く柔らかい指が這う感触がとてもくすぐったい。が、あくまでも指で軽く弄るだけといった感じで、俺としては少し物足りない。
「堀北、もう少し刺激を与えてくれると助かる」
「――こういうのでいいのかしら・・?」
堀北は不安そうに自問する。直後、俺のイチモツに堀北の爪が突き刺さる。
「いって――それは刺激の意味間違えてる」
急いで手を放した堀北は、申し訳なさそうにこちらを見つめてくる。
その目を見るに俺に反抗する意図は無かったようで、どうやら素でやってしまったらしい。
「意外と天然なとこあんのな。じゃあ具体的に言うと、チンコを手で上下にシごいてくれると」
別の部分で頬を赤らめた堀北は、指示通り俺のチンコを手のひら全体で包み込み、上下運動を始める。
堀北の手は小さく、俺のチンコは手に収まりきらない形となる。
「よだれを垂らしてもらえるか?」
「相当変態なことをお願いされたような気がしたのだけれど――それは・・どういう意味なのかしら?」
「ローション、潤滑剤の代わりだよ」
「そうなのね・・」
舌の上で唾を貯めた堀北は、それをれぇと吐き出す。
生暖かい感覚がぞわぞわと気持ちいい。
「これで・・いいのよね」
堀北はよだれをチンコに塗り込みながら、再度手コキを再開する。
くちゅくちゅといやらしい音が何度も何度も部屋中に響き渡る。
「あー、マジで気持ちいいぜ。センスあるんじゃないか、堀北」
「こんなセンスがあっても全く嬉しくないわよ・・・・」
盛り上がってきた所で、俺は更なる快感を得るために堀北に言う。
「――ほら、唇も出せ」
一瞬言葉の意味が理解できなかったのか、固まる堀北。そして、
「なっ・・流石にキスは好きな人とじゃないと――んちゅ!?」
意外と乙女チックなところがあるじゃないかと感心しつつ、俺はそれを無視し強引に堀北の唇を奪う。堀北の桃色の唇は見かけ通り柔らかで、唇同士が触れ合っているだけで非常に気持ちがいい。
「逃げるな堀北」
顔を離そうとする堀北の頭を押さえつけ、更に俺は無理やり舌をねじ込む。
「んちゅれぇ・・離しなさい・・!!」
「おっと堀北。性奴隷のお前がご主人様である俺に逆らっていいとでも? ほら、お前も舌を入れろ」
「く、ふぅ――!!」
堀北を目で制すると、ゆっくりとだが俺の口の中に堀北の舌が入ってくる。その舌は想像以上に長く、そしてざらついていて、フェラチオをさせたら相当気持ちよさそうだと感じた。
「手も動かせよ、堀北」
ベロチューで精一杯になっていた堀北は、失念していたとかばかりにゆっくりと再度手を動かし始める。
チンコと口のダブルパンチで堀北の愛撫を受け、俺は快感と多幸感に同時に包まれる。
シコシコ、れろれろ。ぐちゅぐちゅ。シコシコ。れろれろ。ぐちゅぐちゅ。その繰り返しで、徐々に俺の射精感は高まっていく。
「ビクビク震えている――そろそろ射精しそうなのね・・」
一度ベロチューを止めて、堀北はそんなことを呟く。
「その通りだ・・・・激しくしてもらえるか?」
無言で頷いた堀北の手の速度は、次第に上がっていく。その分俺が感じる刺激は強くなる。
そして、
「んちゅ、れぇ――出すの、ね・・・・!」
ビュルビュルビュルビュル!! と、勢いよく堀北の手の中でザーメンをぶちまける。
脳を走る鋭い電撃に、俺は背筋にゾクリとした快感を覚える。
堀北は初めて見る、男の射精に目を丸くしている。しかしその後すぐにジト目をこちらに向けてくる。
「むぅ・・・・」
よく見ると勢い余って堀北の頬にまで俺の性液かかってしまっていたようだ。
「っふう。すげぇスッキリした」
「スッキリしたじゃないわよ。快感に浸るのもいいけれど、まずはティッシュ箱を取ってもらえるかしら?」
不満げに促され、テレビの横にあるティッシュ箱から2、3枚ほどを取り出して渡してやる。
「それにしても物凄い量の精液を出したわね・・・・ちょっと多すぎない?」
まず頬についたザーメンを拭き取りながら、そんなことを訊ねてくる。
「ここ数日溜めてたからな。それに、堀北の手と唇が気持ちよすぎたからってのはある」
「そう・・・・」
釈然としない様子の堀北。どうせ『なんで事前に射精しとかないのよ。私の顔が汚れたじゃない』なんてことを思っているのだろう。
それから、お互い半裸同士で、ボーっとしながら10分ほど過ごす
いつしか時計を見てから堀北が言う。
「そろそろお暇してもらっても構わないかしら? 晩ご飯の用意とかいろいろあるのだけれど」
「堀北自炊してるんだな」
「意外だったかしら?」
「いや、むしろ几帳面なイメージ通り。俺も堀北が作った飯食ってみたいな」
何の気なしにいったことに、わずかに逡巡する堀北。
「――それも命令なのかしら?」
狙ってか狙わずか、堀北は意地悪く俺に問うてくる。
「いや、単純に俺がそうしたいってだけなんだが」
「そう。命令じゃないのね。じゃあ断るわ。どうして私が自分から好き好んであなたのような下劣な人間の分の食事を作らないといけないのかしら」
かなり手厳しいな。だがまあ、『命令』に対して従順になっただけよしとしようか。
「つれないな。それじゃあ、明日もあるし今日はもう帰る」
「ええ。――それと、自室に帰ったらしっかり授業の予習や期末テストの対策を行うのよ? そして睡眠もたっぷりとる。私にかまけすぎたせいで田中くんの成績や素行が悪化してクラスポイントに響いた、なんてことになったら本当に笑えないもの」
「忠告感謝しとく」
俺はニヤリと口角を緩める。明日は少し変わりダネで、堀北と楽しもうか。
少しでも面白いと思われた方は、作者のモチベに繋がるのでぜひ評価の方よろしくお願いします!