翌日。堀北は初めて学校を休んだ。理由は火を見るよりも明らかだ。
逆に明らかすぎるからこそ、クラスメイトはみな一様に口を噤んで、1日挟んでもなお、お通夜ムードはそのまま継続していた。(唯一、櫛田桔梗だけは愉快そうだったが)
まだ他クラスの人間は堀北の痴態を知らないらしく、欠席している理由を不思議がっている生徒が多くいる模様。
当然、堀北が欠席していようがしていまいがつつがなく授業は進んでいくわけで。
全ての授業が終わり、気難しそうな表情をした茶柱によるホームルームが終了するとすぐ、俺はとある人物にメッセージを送った。
そしてすぐにコンビニに寄って買い出しを済ませてから、女子寮にある堀北の部屋へと向かう。
* * *
堀北の部屋の呼び鈴を押す。返事は無い。部屋にいることは間違いないので、もう一度呼び鈴を押す。またも返事無し。他の女子生徒の目が気になるが、堀北の性格上はこれが一番効くだろう。
「おい、手間取らせるな堀北!」
大声で怒鳴りながら、俺は何度も何度も部屋の扉を蹴る。そして鈍い音が廊下に響き渡る。
「うるさい・・・・」
およそ1分後、おもむろに堀北が扉を開けた。
その顔は当たり前だがやつれてしまっている。どうせ昨日は寝れなかったのだろう。今の心理・健康状態は想像に難くない。
「とりあえず、入るぞ」
有無を言わさず、自室のノリで中に入る。
堀北は大きくため息を吐いて、だが制止することはしない。
今の俺の目的は1つ。堀北のメンタルケアだ。昨日自分の手であれだけ堀北を追い詰めておいて、全くサイコパスじみた話ではあるのだが、完全に折れてしまっている状態の堀北を相手にしていても面白みがないからな。
ストックホルム症候群――いわゆる監禁・誘拐事件において、被害者が犯人と長時間を共有することで本能的に、心理的な親密な関係を築いてしまう、といった状況を指す言葉だ。俺はそれを利用させてもらう。
ベッドの上に腰掛けると、同じように堀北にも横に腰掛けるように促す。
「昨日はあの後、どうしてたんだ?」
「・・・・」
返答は無い。虚ろな目で虚空をぼーっと見つめる堀北。
「まあ、とりあえずこれ食えよ。昨日からろくに飯食ってないだろ?」
言って、ここに来る前コンビニで事前に購入しておいたいちご饅頭とほうじ茶を手渡す。これらは堀北の好物だと聞いた覚えがある。
人は、一度でも自分と共に食事をとった相手には好感を抱きやすい。
ゆえに自分の分もしっかり購入しておいた。
俺が半分位食べても、まだ堀北は口をつける気配が無かったので、俺の食べさしを強引に堀北の口元へと運ぶ。
「っも――ぐっ・・・・甘い・・・・じゃなくて、自分で食べるわよ!」
こんな調子で徐々に徐々に、得意の話術を使って昨日冷めきった堀北の俺への感情を溶かしていく。
小一時間ほど経った頃だろうか。
堀北の心中を、俺への憎悪を、本人の口からしっかりと聞き入れた後、俺はある1つの結論を出す。
「――つまるところお前は、兄貴に顔向けができないことをしてしまったことを悔いているということだな」
話の節々から察するに、堀北はどうにも兄であり前生徒会長の堀北学に大きく執着しているらしい。
「その通りよ。半年前、兄さんと約束したばかりなのに。立派にAクラスで卒業した後、校門の前で会おうと・・・・」
「別に昨日のお前の行いが直接、クラスポイントに影響を及ぼしたとは思えない」
堀北は懇願するような目を俺に向けて、言う。
「あんなことをされた後で、どの顔を引っさげてまた教室に入れっていうのよ・・・・」
「クク、プライドが高いお前はそういうだろうな。でも、強制的に自尊心と羞恥心を捨て去る方法が1つ、ここにあるぜ」
堀北は生唾を飲む。
「処女を捨てることだ。今のお前は、潔白であるはずの身体と汚された心とである種の乖離症状のようなものが起きている。ならばいっそ身体も穢れてしまえば、楽に生きられるかもしれない」
「っ――!」
堀北は露骨に顔をひきつらせる。が、その頬は予定通り赤らんでおり、直後下半身に手を当て恍惚とした表情を浮かべる堀北。
俺がいちご饅頭に仕込んだ媚薬が効いている証拠だ。ちなみに媚薬は、ケヤキモールの薬局で処方される薬を俺が独自に組み合わせて作成したものだ。化学学年1位は伊達じゃないからな。
元々高嶺の花である堀北の強固なプライドを、脅迫という手段で打ち砕き打ち砕き、服従させ、クラスメイト達の前で恥をかかせ、放置し、一日置いて慰め。そこに媚薬を使い正常な思考力までも奪った。
ここで導き出される結論は、ただ1つ。
「あくまで経験として・・・・ね」
「クク、そう言うと思ったぜ。だってお前は『クソバカ発情鈴音マンコ』だもんな」
かつて堀北が自ら発言した(俺が言わせたが)言葉を引用する。
「・・・・ヤるなら早く、ヤリましょうよ」
下品な雌豚である堀北は俺のチンコが欲しくてたまらない様子。
当然コンドームを付けるべきなのだが、脳の奥から火照った今の堀北には、そんなことを判断する余裕なんて残っちゃいない。
なので普通に生でヤる。
俺は遠慮なくそのまま堀北をベッドに押し倒す。
スカートを手際よく脱がすと、パンツにはべっとりとマン汁が染み付いてしまっていた。メスの濃厚な香りが鼻腔をくすぐり、適度に俺の脳を揺さぶる感覚が心地良い。
上は裸にはさせず、あえてはだけた状態で愉しむとするか。
「もう準備万端って感じだな」
そう言うも、俺自身はあえてパンツを脱がずに堀北を焦らす。
「・・・・? あなたも下着を脱いで――」
「堀北、それが人に物を頼む時の態度か?」
以前の堀北ならここで強く抗議してきただろうが、従順に手塩にかけて調教した今の堀北は、白熱した思考の中でも自分が言うべきセリフを完全に理解している。
「――田中様の立派なおちんぽで、鈴音の初モノおまんこ犯し尽くしてくださいっ・・・・」
多少の恥じらいこそ残っているが、それがまた味わい深い。
「じゃあ、挿入するぜ」
恥ずかしげに目を伏せる堀北に満足感を覚えつつ、正常位の体勢で俺は腰を前に突き出す。
ヌチュッ……ヌププ……ズプ、ズチュ。
ヌップリと、堀北のマンコが俺のチンコを包み込む。
「ひぅっ、・・・ふ、ぁ・・ッっ・・・・」
意外にも破瓜の痛みは感じなかったようで。生まれて初めての快楽に、堀北は身悶えするように喘ぐ。
「めちゃめちゃ締まるな、これ・・・・」
堀北のマンコは締まりよく、それでいてローションをぶちまけたかのように湿潤していて、非常に質の良いオナホだ。
パンパンパンパン。堀北の反応を伺いつつ、俺は腰の速度を徐々にあげていく。
「やっ・・・・あ、ぁうっ・・・ん♡はうっ・・・・そんなに、つよく、したら・・・・んあぁっ♡」
快楽に堕ちきって、ただ自らの性欲を満たすことしか能が無くなった今の堀北の恍惚とした表情たるや。
所詮17そこらのメスは、どこまでいっても欲求には抗えないのだ。
「下品なメス面晒してんなあ堀北! ほら、じゃあこういうのはどうだ?」
「――あっ・・・ひぃぃう・・すっごぃいん♡♡」
堀北のクリトリスを同時に勢いよく弄ってやる。
「ぐりぐりぃ・・・・ばかにっ・・・・なっひゃうのお♡♡」
「ハハッ、これがあのクールな堀北だってよ!」
堀北を心身ともに屈服させたという精神的な満足感と、単純な肉体的な快楽に、俺のテンションはどんどんハイになっていく。
そしてついに、堀北のボルテージは最高潮一歩手前を迎え、膣肉の痙攣が大きくなる。
「堀北、もうイきそうだな」
堀北は伏し目がちにぶんぶんと激しく首肯する。
そして―――
「イック――オホッ・・・・・♡♡ヤッべ――ッイク・・イクイクイクイクほんとにマンコイッちゃうのぉぉぉぉ!!!!!」
ガチャ、と部屋の扉が大きく開けられる。
ついに来たか。
俺は、自らが招いた来客の参上に口角をニヤリと緩める。
対する堀北は、一瞬驚いて肩を大きくビクつかせたが、その表情はすぐに不満げなものに変わる。
まるで――――
「す、すず、鈴音? は? お前ら何して・・・・え?」
俺は今、清廉潔白だと思っていた自分の好きな女がよく知らないヤツに犯されていた時の、男の反応を知った。
来客――そう、須藤健は手に持った荷物を床に落としてしまう程に困惑し、茫然自失としている。
「ああ悪い須藤。もうちょっとで鈴音に中出しできそうなんだわ。外で待っとくか? もし見たいならそこで見学しててもいいぞ」
あえて『鈴音』と呼ぶことで、余計に感情を刺激する。ちなみにこうしている最中にも、俺のイチモツは堀北のマンコの中に在る。
俺の邪悪な表情を見て何かを悟ったのか、握り拳を作った須藤の顔はみるみる怒りの赤に染まっていく。
「昨日の授業中の一件といい、鈴音を裏で操ってたのはテメェか、田中」
「ああ、お前が一途に想っていた堀北鈴音という女を、俺がただのバカマンコに改造してやったよ」
「ッふざけんなよ!!――今すぐ鈴音を離せ!」
須藤は物凄い勢いでこちらに向かってくる。
しかしそれを止めるのは他でもない――
「やめてよ須藤くん。私は今田中くんに気持ち良くして貰っていたところなのよ――せっかくおまんこアクメキメれそうだったのに・・・・!!」
「は、あ? そん、な・・・・」
堀北本人からの信じ難い拒絶の言葉に、須藤はそのまま魂が抜かれたように膝をついてしまう。
「ククククク!!!! だってよ、須藤。鈴音本人に言われちゃ仕方ないよな? 自分のことを一途に想ってくれていた男より、バカマンコに調教してくれた男のチンコの方が好きだってよ!」
俺の言葉に、かつてのチンピラ不良のあの須藤が、目に涙を浮かべてしまっている。
俺は一旦チンコを抜いて、再度堀北に訊ねる。
「じゃあ鈴音、続きヤるか?」
心底嬉しそうな笑みを浮かべ、堀北は大きく股を開く。
「・・・・・んっ♡ はぁっ/// おちんぽおかえりなさいっ――♡」
須藤のせいで一時快楽が打ち止めとなった苛立ちからか、堀北の方からこちらに積極的に腰を動かしてくる。
ぱちゅぱちゅ、にゅぷにゅぷ。堀北の膣は貪欲に、俺のチンコを捕食せんとばかりにまとわりついてくる。
「鈴音、激しいな」
「この・・・・♡くらいっが・・・・ちょうどいいっ♡♡ のっ////」
あのカタブツの堀北が、淫乱にも快楽を求めメス本来の姿に回帰する。
ツンケンした堀北より、今の堀北の方が可愛らしいと俺は感じる。
と、ここで俺1つ、面白いことに気付いてしまう。
「あれ、須藤お前勃起してね?」
須藤もまた、思春期の健全な男に過ぎない。
状況が状況だが、同学年の美少女がメスのアヘ顔を晒して全裸で本気で腰を振っている。興奮して然るべきシチュエーションた。理性では本能には抗えない。
「俺の所有物だが、特別に鈴音の口マンコ位なら使わせてやってもいいぞ」
「黙れ、うっせぇよ・・・・」
威勢のいいことを言うが、しかしその声はか細い。
大きな感情というなの津波に呑まれている、そんな様な。
「鈴音って舌がめちゃめちゃ長くてさ。ねっとりチンコに絡みついてくるのがすげー気持ちいいんだよな」
ここまでされて、なお堕ちない。
須藤健という男の精神力には、全く目を見張るものがある。
「俺はもう・・・・いくぜ。鈴音、お前はホントに、それでいいんだな?」
「あっ・・♡はあぁぁぁぁ……♡はっ……ふぅ……ぅぅぅ……♡」
「聞く耳持たず、って感じだな」
須藤は握り拳を作って、咆哮と共にそれを思い切り床に叩きつける。
酩酊状態のようなふらつき加減で外に向かう須藤を尻目に、更に追い打ちをかけるべく俺は腰の速度をあげる。
「うぉっ、なっんんん!? ひっ・・・・♡ あっ・・・・やっべ♡♡」
「おらもっと情けなく喘げ!」
堀北のケツを二度三度激しく叩き、馬のように扱ってやる。
「はぃぃ♡ ぁあっ♡ ぁぁぁぁぁぁあああ♡♡♡」
堀北のマンコはどんどんキツく締まっていく。その分俺に送られる快感も更に大きくなる。
「やるじゃねえか・・・・堀北っ――!」
断言しよう、堀北のマンコはいわゆる名器だ。
「んんっ♡ おちんちんおっきくなったぁっ♡ らめぇ♡むっ♡ あぁっ♡」
狂った猿のように腰を激しく打ち付けていく。
パンパン、ではなくバッゴンバッゴン、そのレベルでだ。
「堀北、そろそろイきそうだ」
「もう・・・・らすの・・・・ねっ♡♡ わたしっも・・・・オホォ♡♡ しきゅ・・うっ♡降りてきてるぅ♡♡」
エロ漫画さながらのセリフを言ってのける堀北。そして俺も、腹の奥から込み上げてきた射精感に身を任せて―――
ドピュドピュドピュピュルルルルルルルルル!!!!!!!!
「せーしおなかにどくどくでてりゅぅぅうううう!!!!!♡♡♡♡♡」
堀北も俺の射精につられてイってしまったのか、身体をびくびくと大きく震わせる。
「ふぅーっ♡ふぅーっ♡♡」
「めちゃめちゃでたわー、気持ちよかった」
その後俺は、堀北の媚薬が切れるのを待ってから、わざとらしく言う。
「そういやゴム無しだったけど、堀北今日安全日なのか?」
「――――――っ。完全に失念していたわね・・・・今日は大丈夫な日ではあるのだけれど、一応薬局に行ってアフターピルを貰っておくわ」
「クク、やっぱり性知識には乏しい部分があるみたいだな。『大丈夫な日』なんて無いんだよなぁ。まあ、これからよろしくな、鈴音お母さん」
「―――冗談でも私を母親扱いしないで・・・・!」
バツの悪そうな表情を浮かべる堀北だった。