※この作品はR-18です。

天雨アコ「こんなイヤらしい社長が支配する会社に、私はぜったい屈しません!」→なお   作:a-su

7 / 21
今回のメインキャラ
 早瀬(はやせ)ユウカ
今回のサブキャラ
 生塩(うしお)ノア
 調月(つかつき)リオ


社長とユウカ

 社長が薄く目を開くと、一輪の薔薇が赤く煌めいていた。カーテンの隙間から差し込む光を独り占めして、花瓶の中でただ一輪、寂しげな美しさを醸している。

 

「ぶひ……?」

 

 ここはどこだったかな──目をしばしばさせると、花瓶はサイドテーブルの上にあり、そのテーブルは絨毯に足を沈ませていること、絨毯はかなり向こうまで広がっていること、そもそも花瓶までの距離が二メートル以上はある事が分かる。

 

 そうだった。いまは二〇二四年、四月二日の……時計では、午前十時頃。ここは株式会社ユートピア・インテリジェンス本社ビルの高層階にある、ラグジュアリールーム。

 

 そして自分は、特大のベッドで白いシーツにくるまっている。そして、よく知った女の子の温かさを、右半身に感じていた。

 

(しーっ)

 

 早瀬(はやせ)ユウカは人差し指を唇の前に立てた。シーツの中にある脚を社長のそれに絡め、耳元に口を寄せてくる。

 

(もうちょっと寝てようよ)

 

 めったに聞けない、気安い言葉遣いをしていた。彼女が最初にこうなったのは……七神リンを洗脳して唇を我が物にしたときだったと思う。その次は、空崎ヒナが「ああなった」時だったろうか。

 

 社長はその理由を理解しているし、だからユウカを第一秘書にしている。

 

(ユウカ、もうお昼前だよ)

 

(そうだけど、いいじゃない。心臓の音、もう少し聞いてたいの)

 

 ますます密着してくるユウカの心音を感じながら、社長はすみれ色の髪を撫でてやった。

 ユウカの耳元にはヒュプノスペックの感触がない。必要ないからだ。

 

(ね、お昼ご飯どうする?)

 

「ぶひ……」

 

 男は答えず、代わりに女の尻を撫でた。手を滑らせて、肉付きのいい尻の谷間へ指を差し込む。

 

「んっ、もう」

「ぶひ~……」

 

 二人の声が、合図になったようだ。

 

「ユウカちゃんが社長に甘える顔、カワイイ♡」

「うぇっ」

「ぶひひっ」

 

 すでに目覚めていたらしい生塩(うしお)ノアが、ユウカの反対側からシーツに滑り込んでくる。衣服は着けておらず、社長の肌に裸身を押しつけてきた。ストレートの白髪(はくはつ)もすりよせ、社長の左隣からユウカの顔をのぞき込む。

 

「ねえ、ユウカちゃん。どうして朝からそんなに甘えてるんです? なにかイヤなコトがあったんですか?」

 

「そ、それは……もう」

 

 ユウカはぷいっと顔を背けた。

 ノアが社長の頬に唇を触れさせ、さらに、社長の右脚に生温かい息の感触。シーツからはみ出た部分に、裸の調月(つかつき)リオが、唇をすぼめてふぅーと息を吹きかけていた。

 

「ふぅ~……♡ ふぅ~……♡ おはようございます……♡ 下位ランクの分際で、お二人の甘いひとときを妨害して、誠に申し訳なく思っておりますぅ……ふぅぅ~……♡」

 

 黒髪のリオは、シーツを少しずつ剥ぎ取っていく。白々しく謝罪を口にしながら、社長とユウカ、ノアの裸体をさらけ出した。

 

「ふぅ~……♡」

 

 生温かい吐息がペニスに吹きかけられる。二の腕に、ノアとユウカの乳房が押しつけられた。柔らかい感触で両側から包み込まれる。

 

「ぶひ……っ」

 

 社長はたまらず、亀頭を天井へむけて勃起させた。先端にリオのねっちこいキスを、竿や玉袋にノアのソフトタッチを受けると、たちまち海綿体を充血させてしまう。

 

「ぢゅぅ~……♡ ん、すご、あっという間にガチガチ……♡ 昨日この部屋で、私たちとあんなにシたのに……んむ、ちゅっ♡」

 

「ほーら、さわ、さわさわ、ふふ……っ♡ 昨日は入社式のあと、七神さんたちともプールでハーレム・セックスしてたのに……それでも、こんなになっちゃうんですね? すごーい♡」

 

「ふす~っ♡ ふすぅ~っ♡ く、くさい……♡ 生命力たっぷり、精力旺盛な男性のニオイ……♡」

 

「それからオリエンテーションで、新人さんたちと遊ぼうと……したところをユウカちゃんに叱られて……ほら、袋の表面をカリカリ……♡ 代わりに私たち三人からハーレムフェラされて、新人さんたちの前でどぴゅどぴゅ……♡」

 

 連係プレイだ。リオは褒めそやしながら先端を舐めしゃぶり、ノアは快楽を思い出させながら根元や袋を指先でくすぐってくる。

 二人とも社長の秘書だ。才色兼備、自ら一企業を切り盛りしていても不思議はない器量の持ち主たちだが、主な業務はユウカの補佐。

 

「一日で六人の女を抱いたオスちんぽ……しょっぱいチンカス、舌の上でとろけりゅぅ……♡」

 

「しこしこ……にゅるにゅる……♡ その後は、一之瀬アスナさんのファーストキスをもらって、それからユウカちゃんの発案で百合キス大会を楽しんでぇ……しこしこ……♡」

 

「へぉ、へろへろ……♡ へぉ、へぇろぇろぇろ♡ んふ~……っ♡ ふ~っ♡ んふ~っ♡ へぉえろえろぇれぇ~っっ♡ ぢゅずずず~っ♡」

 

「ヤキモチを焼いて燃えちゃったユウカちゃんを、後ろからカッコよく犯してぇ……♡ その感覚を新人さんたちに共有させて……んふ~っ♡ ユウカちゃんがどんなに素晴らしいエッチをしてるか『あの子たち』に教えてあげましたよね、社長♡」

 

 ピッ。

 壁面の大型モニターが起動し、画面に映像が流れ始めた。

 

『ワン、ツー、ワン、ツー』

 

 ブルマだ。トレーニング用のピッチリ赤ブルマに包まれたお尻が画面の中を上下している。

 

「おうッ!? ぶひっ、ぶひっ……!」

「ちょっとノア、なんでカメラの映像なんか」

「社長がご覧になりたいかと思って」

 

 ユウカが唸り、ノアが楽しそうに答える。

 社長は鼻息荒く映像に見入った。

 

「ぶひ~っ、ぶひっ」

 

 盗撮映像である。下の階にあるトレーニングセンターで、今まさに行われているダンス・レッスンの様子を背後からローアングルで映しているのだ。

 

 つまり砂狼シ(すなおおかみ)ロコか、一之瀬(いちのせ)アスナか、あるいは天雨(あまう)アコのブルマ尻が、モニターにどアップで映し出されている。姪であるシロコが、二人を上手く誘導して卑猥なダンスをさせているのだ。

 

「ぶひ~っ、赤ブルマのお尻がどアップで……ぶひ、ぶひぃ~っ!」

 

「ちょっとぉ。おじさん臭い!」

 

 右にいるユウカがあきれた声を漏らし、社長の腹肉をつねる。

 左のノアは社長の胸に頬で甘えながら、すねる親友を楽しそうに見やっている。

 

「ゃんっ♡」

 

 股間のリオが黄色い声を上げた。勃起ペニスが強く跳ねて、形良い唇からちゅぽんっ♡ と飛びだしたのだ。

 

「ぶひ~っ」

 

 ユウカとノアのお尻を撫でながら、社長は画面内のブルマに意識を集中させた。

 

『ワン、ツー、ワン、ツー』

 

 映像は続く。カメラが引いていき、画面に映るブルマは一つから三つになった。最初に見ていたブルマは、三つの中で最も柔らかに揺れている。

 それは、天雨アコのブルマだった。アコのお尻に、トレーニング用の赤ブルマがぴったり張りついている。

 

『ん、次の曲……いくよ!』

 

 シロコの掛け声に合わせて振り付けが変わる。膝に手をついて、ヒップを左右にスイング。素早く直線に、ゆったりと曲線に、スローテンポで∞の字を描き、また早く。

 

『ふ-っ、ふーっ』

『はー……はー……っ』

 

 アコとアスナは、シロコのペースについてくので精一杯のようだ。とてもダンスを楽しんでいるようには見えない。

 だから……二人の肌は上気して、とめどない汗を噴き出させている。

 

『ふ-っ、ふーっ、ふぅ~っ』

『はー……はーっ、はー……っ』

 

 盗撮ということを抜きにしても、犯罪的なエロさだった。上気した肌に伝う汗、運動で張りつめた太ももの筋肉、ブルマが作り出すお尻の丘……特に、ダンスに従って少しずつブルマが食い込む谷間のエロさときたら、もう。

 

「ぶひーっ、ぶひぃーっ」

 

 最も、食い込むのはブルマばかりではない。ノアが左から、社長の首筋に舌を這わせてきた。

 

「ふぅー……ん♡」

 

 生温かい吐息を吹きかけながら耳たぶに唇をくっつけ、こしょこしょと囁いてくる。

 

「社長? 画面の中のブルマよりぃ、隣にいる女の子を思い出してあげてください……ね?」

 

 そう言いつつ、社長の乳首を指先でカリッ。

 

「ぶひっ!」

 

「ほらほらぁ、今お精子ぴゅっぴゅ♡ したら、ユウカちゃんが妬いちゃいますよ? いくらあの子たちが魅力的でもぉ、見抜きなんてナシ、ナシナシ……♡」

 

「わ、私は別に……もう」

 

 ユウカもまた、耳元でこしょこしょと囁いてくる。二人の美人秘書による生のASMRだ。

 

「ほら、シロコさんのお尻はキュッと締まって、ぷりんと上を向いてるし……お尻エッチしたら最高に気持ちいいって、社長はもうご存じなわけだしぃ……射精くらい、どうぞお好きに……」

 

「そんなセックスができるのもぉ、全て()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のおかげ……感謝のキスとかぁ、必要じゃありません?」

 

「いいわよ、別に……あの一之瀬アスナさん、お尻が堂々と広がってて……ブルマをぴったりと貼り付かせて……男好きするカラダなのに、人懐っこくて、ウブそうで、社長の好みど真ん中……」

 

「そう、ユウカちゃんと出会う前の社長じゃぁ、手も握れないような極上のオンナノコ……なのに今は、ちょっと近づいただけでファーストキスを捧げにくる可愛いワンコ……♡ それもユウカちゃんの考えたユートピア・プロトコルのおかげ♡」

 

 ユウカとノアに肌をすり付けられ、脚を絡ませられ、耳元で囁かれ……シロコやアスナがいかに魅力的で、社長の性衝動を刺激する存在であるかを強調されると、もうダメだ。

 

「だ、出したい! 射精したい!」

「あんっ♡」

「きゃんっ♡」

 

 ユウカとノアの尻を強く揉む。すると二人は腰をくねらせ、愛液で社長の太ももをびしょびしょのぬるぬるにしてくれる。

 

「ぶひゅーっ! リオッ!」

「ん、ぶ……っ♡」

 

 リオがペニスに吸い付いた。ユウカとノアがその頭を引き寄せ、より深く頬張らせる。

 

「ん、ぶ……っ♡ ん、ぶふっ♡」

「ぶひーっ、ぶひぃー……!」

 

 社長はモニターを見つめながら怒張を膨らませる。

 あのブルマたちに頬ずりしたい。それが叶わないなら、せめて……。

 

「んふ~……っ♡ ちゅず……♡」

 

 反面、リオは口腔による刺激を控えめにした。社長を煽る方へ舵を切ったのだ。

 

「ふぅ~っ♡ ふぅ~っ♡ ちゅずず……♡」

 

 トレードマークの無表情を歪めて、我慢汁をすする。口内で唾液とくちゅくちゅ混ぜ合わせ、舌で泡立てて、体液のカクテルを口いっぱいにため込んで……ゆっくりと飲み下し、喉に絡みつかせる。

 

 ごくり。ごくり。

 

 赤い瞳をまぶたで半ば隠して、白い喉を鳴らした。

 

「ぶひゅーっ、ぶひぃー……っ!」

 

 社長は怒張を跳ねさせて、リオの喉に先端をこすりつける。

 黒髪の秘書は逆らわない。されるがままだ。こういう「合理的」な献身は、リオの得意分野。

 

「リオ、上からご奉仕してあげて」

 

「んっ♡ ぢゅる、ぢゅ……ぽ♡ はい♡」

 

 そしてユウカの得意分野は計算だ。社長の性欲に関する計算で、ユウカに敵うものはいない。

 

 リオが吐き出したペニスに、ノアが手早くコンドームを被せる。

 ユウカとノアが離れ、リオが腰元にまたがってきた。そうすると画面のブルマは見えなくなるが……その代わりに、普段オーダーメイドのビジネススーツに押し込まれている肉体が目の前にさらけ出される。

 

 社長は生唾を飲み込んだ。

 

「ぶひ……っ」

 

 雪のような肌が眩しい。ボディラインには平原と丘、山と谷とが連なっている。鎖骨の下から乳山が雪崩を起こし、押し流されるんじゃないかと思うほどの量感をもって下半身を見えなくしている。

 

 山の頂に実るさくらんぼ、その下に広がる花畑は、銀世界に負けじと色付いている。瞳と同じ真っ赤な果実は、リオが少し屈めば社長の腹に届きそうなほどで……雪原の谷間が、Iの字に濃い影を描いていた。

 

「ぶひ~っ、リオぉ……っ」

 

「はい社長。あなたに私を捧げます」

 

 リオが腰を浮かせた。ベッドに足をつき、クモかカエルのような姿勢で下半身の狙いを定める。

 

「よろしいでしょうか」

「ぶひ、ぶひっ」

「ん……っ♡ ふーっ♡ ふっ♡ ふぅー……っ♡」

 

 社長が一も二もなくうなずくと、リオは細腰を落としてくる。白いバストに遮られて見えないが、くちゅ♡ という音で凸凹が出会ったことを知らせてきた。

 

「は……っ♡」

 

 ユウカが熱い吐息を漏らし、ノアが生唾を飲み下す。交わりが始まる瞬間の不可思議な緊張感。

 

「あぅん……♡ はぁー……っ♡ ぁ~っ♡」

 

 リオの入口が、社長の先端を咥えながら落ちる。いやらしく吸い付きながら、少しずつ……固いモノの表面を、柔らかい肉でぬるぬる撫でながら落ちる……。

 

 にゅるぅ~……ずぷ、ちゅく……♡ 

 

「朝なのに、お、おっきぃ……っ♡」

「うぉ~……っ、リオの中が熱いっ」

「んふ~……っ♡ あぅう……♡ ふ、ふか、深い……っ♡ 奥までっ……うれし……っ♡」

 

 ぷちゅんっ♡ 

 

 下半身同士が完全にくっつくと、リオは一度動きを止めた。ぷにぷにと弾力のある最奥部をゴムつきペニスの先端にくっつけたまま、自らの膣壁をきゅっ♡ きゅっ♡ と引き締める。

 

「あぅ~ん……♡」

「リオ、入れただけで腰がぶるぶるしてるわよ」

「さすが社長♡ 女泣かせの極悪オチンポです♡」

「ぁう……っ♡ わたし、もうイって……あっぁっ、ぁふぅーん……っ♡」

 

 なるほど言葉通り、若い媚肉は収縮と弛緩を不規則に繰り返していた。ペニスの先端から根元まで、無数のヒダでにゅるにゅると撫でてくる……。

 彼女のヒュプノスペックは海色の青に点滅していた。

 

「ふっ♡ ふっ♡ ふぅう……っ♡ ふっ♡ ふっ♡」

 

 リオは小刻みに息をして、オーガズムに耐えている。湿り気を帯びた吐息で社長の肌をくすぐりながら、雪の美貌が溶けるのをこらえようとしていた。

 

「ぶひゅぅ~っ……」

 

 社長も、リオほどの美女と一つになる幸せで吐息を荒くしていた。リオの下半身は火がついたように熱く、雪の中に生身のオンナがいたという実感で興奮を焚きつけられる。

 

「はぁーっ♡ はぁっ♡ 社長、動きます……っ♡」

 

 クモのように這った体勢のまま、リオが腰を浮かせる。

 

 にゅるぅ~っ……♡ 

 

 そしてまた、ゆっくりと腰を落とす。

 

 ぬぷぅ~っ……♡ 

 

「ゆ、ゆっくりだぞ、ゆっくり」

 

「はい、全てお言いつけ通りに……ん~……っ♡」

 

 にゅるぅ~っ……♡ 

 ぬぷぅ~っ……♡

 

 一往復ごとにペニスがしごかれる。ぎこちなさは皆無で、秘書まんこのヒダひだが余すところなく使われた。ゆっくりとした上下運動で、ペニスのあらゆる面をにゅるにゅる♡ と愛される。

 

「はーっ♡ はーっ♡ 社長……っ♡」

「ぶひ~っ、すげっ! リオぉ……っ!」

 

 ぬぷぅ~っ……♡ 

 

「あふっ、んふぅー……っ♡」

 

 にゅるぅ~っ……♡ 

 

「うぉっ、お~っ……!」

「ふぅ~っ♡ ふぅ~っ♡ ふぅ~っ♡」

 

 リオはまぶたをうっとりと降ろしていき……少しずつ、ペースを速くする。

 

 にゅくっ、ちゅくっ、ちゅこっ♡ 

 にゅくっ、ちゅくっ、ちゅこっ♡

 

 リズムに呼応して、彼女の乳も重く揺れる。柔らかい肉がたぷんたぷんと揺れ、乳首が震えて汗をしたたらせ、白い肌が火照りを増していく……。

 

「ごほうし、ごほうしっ、いつもユートピアにっ、尽くされている社長に……ぁあでも気持ち、気持ちがいいっ♡ おちんぽが硬くてっ、ご奉仕に集中っ、できませ……あ゛ー……あぅぅ~……っ♡」

 

 雪の美貌が溶け崩れる。合理性を愛する第三秘書は、スパイダー騎乗位で中年男の朝立ちに奉仕しながら理性を溶かし……。

 

「あんっ! あんっ! 腰、止まりませんっ♡ 勝手に動くっ♡ 申し、申し訳ありませんっ♡」

 

「ぶひゅーっ! いいよぉ、いっぱい、味わえ、りおっ! もっとスケベに、なれっ!」

 

 とんっ♡ とんっ♡ 

 

 ベッドのスプリングをきしませ、社長も腰を突き上げ始めた。

 

 たんっ♡ たんっ♡ 

 

 すぐさまリズムの合った衝突音が響き、ラストスパートの肉音が加速していく。

 

「はひぃ~んっ♡ 社長ぉ~んっ♡」

「やだ、リオ見てたらムズムズしてきちゃう」

「ユウカちゃんも? 私もです」

 

 ノアとユウカが、よがり狂うリオの身体を支えた。腰振りだけに集中できるようアシストしてやりながら、切なさを込めて社長を見つめてくる。

 

「ぶひーっ!」

「う、……おォんっ♡♡♡」

 

 社長は吠えた。ユウカとノアのムチ尻を鷲づかみにしながら、リオの尻に腰を打ちつける。芯の通ったペニスを打ち込んで、リオを突き犯す。

 

「んぃ~っ♡ ゆっくり、ゆっくりしてぇっ♡」

「りおっ、リオっ! イけっ、イけっ!」

 

 手は抜かない。いくら中年のおじさんでも、三人の女の子から欲しがられてガッツを見せないわけにはいかない。

 

「はひっ、はひぃーっ♡ イきますっ♡ イグっ♡」

 

 リオの叫び。ユウカの物欲しげな視線。ノアが手にすりつけてくる尻。

 

 こみあげる射精感。

 

 ぱんぱんぱんっと荒々しい音がこだまする中、リオは黒髪を振り乱して上半身を反らした。

 

「イクいくイクいく…………ぅううぅっ♡」

 

 天井を向いて甘い声をまき散らし、ユウカとノアに支えられながら硬直する。

 

「おっ……♡♡ ほぉ~……っ♡♡ お……っ♡ お……っ♡ おぅ……♡♡」

 

 そして、社長も。

 

「ぶひーっ! 出るっ!」

 

 びゅる、どぷ、どくんっ。リオの膣内でペニスが爆ぜた。

 

「ぉ~……あちゅ……っ♡ あちゅい……あちゅいぃ……♡♡」

 

 前後不覚になりながらも、リオは下腹部を波立たせて射精を受け止めてくれた。ユウカとノアに支えられながら、かろうじて息を継いでいる。

 

「お、おぉ~……リオぉ……」

「ひゅ~……ひゅ~っ……」

 

 苦しげに呼吸するたび、ぷるっ♡ ぷるっ♡ と震える乳房も、汗に濡れた肌も、社長を魅了してやまない。柔らかい肉がたぷたぷと揺れ、乳首が震えて汗を垂らす様は、それだけで芸術的だった。

 

 やがて射精の終わりを悟ったのか、身震いして脱力した。ユウカとノアに支えられながら、社長に体重を預ける。ぽひゅ~っ、という効果音が聞こえてきそうだった。

 

「ひゅ~……ひゅ~っ……はー……うぁー……♡」

 

 気だるそうな息遣いで酸素を吸っている。余韻に浸っているのか、それとも酸欠で頭が回らないのか、いつもならキリリとした表情をあいまいに……泣いているような、笑っているような、非合理的にとろけたものに歪めていた。

 

「ぶひ……っ、りお、リオ……」

「ん……っ♡」

 

 リオの唇をついばむと、彼女も舌を伸ばして応じてきた。ちゅく♡ ちゅく♡ と音を立ててソフトなキスを交わし、今のセックスが素晴らしかったことを、互いに伝え合う。

 

「ん~……っ♡ ちゅく……♡」

「ちゅく……ぶひ……ちゅく……ぶひぃ……」

「ちゅく……♡ れぅ~……っ♡」

 

 リオの膣内がふわふわに蕩けていき、ペニスがまた勃起し始める。このまま何回でもできそうなくらいだが、あまり体力のないリオには酷かもしれない。

 

「お疲れ様です」

「素敵なセックスでした♪」

 

 ユウカとノアが左右から抱きついてくる。二人の秘書も、リオほどでないにしろ息を荒げていた。汗ばんだ身体をぴっとりとくっつけて、社長の頬をつんつんとつついてくる。

 

「リオさんを幸せにする社長のお姿、カッコよかったですよっ♡」

 

「ぶひひ、ありがとうノア」

 

「あら、お礼はユウカちゃんに言わないといけませんよ? リオさんを洗脳できたのはユウカちゃんの頭脳があってのことですから」

 

「そうだねぇ、ありがとうユウカ。ほら、リオもお礼を言わないと」

 

「あぅう……♡ あり、がとう……ございまひゅ……♡ 洗脳してくださって、ありがとうございひゅ……♡♡」

 

 リオが声を絞り出すと、ノアは満足そうに微笑んだ。ユウカはちょっと複雑そうな、照れの混じった表情になる。

 

「お礼なんて……ま、まぁ確かに? 私がいなかったらリオを堕とすのは無理だったかもしれないけど……?」

 

「ひゃい……わらしは、私は愚からったのでぇ……女として、偉大な男性にお仕えする悦びも知らず……いっぱしの経営者を気取って、ユートピアに敵対を……ぅぅう~」

 

 涙を浮かべる調月リオは、かつては某企業のトップだった。ユートピアに敵対的なM&Aを仕掛けたところ、ユウカの策謀でヒュプノスペックを取り付けられ……ユートピアに忠誠を誓う、優秀な秘書へと作り変えられたのだ。

 

 社長はその頃を思い出し、リオの尻肉を撫で回す。これほどエロい体つきをしながらセックスの悦びも知らず、激務で精神をすり減らして……そんな女の子を保護できて、本当に良かった。

 

「あ~……っ♡ 社長ぉ、おやめください……♡」

「ぶひひ、リオが可愛くてつい」

 

 まだ絶頂の余韻が残っているのか、黒髪の秘書は全身を震わせた。ぶるり、ぶるりと背筋をわななかせながら、身体の出っ張ったところを男の肌にこすりつけ始める。乳首やクリをコチコチにして、そこから快感を得ようとしていた。

 

「んふ~……ずっとこのままでいたい……♡」

「ランクイエローには戻りたくありませんか?」

「ひっ……もちろんです、あんな地獄っ」

 

 ノアの問いに、リオはすぐさま答えた。

 

「この幸せを教えられたのに、自慰さえ許されない…………社長のお体にも触れない、視界にも入れていただけない、そんな生活には戻りたくありません……っ」

 

「うふふ。社長に愛される幸せを知れば、もう他の男性なんて目に入りませんよねっ。だって、社長は世界中の女の子に愛されてしかるべき男の人ですから♪」

 

 ノアはユウカにウィンクした。ユウカもまんざらでない表情でうなずく。

 

「そ、そうね? 当然だけど? いくら私の社長でも、独り占めするわけには……いかないし?」

 

「ええ、そのためのユートピア・プロトコル。ユウカちゃんらしい公平で厳しい規則ですよね♪」

 

 ノアはくすくす笑った。そして、社長とリオの結合部にそっと指を這わせる。

 

「あ~……♡」

 

 リオは切なげに眉を寄せて悶えた。社長のペニスが埋まったままの膣口が、くちゅり♡ と湿った音を立てる。

 

「さあ社長? そろそろリオさんの、オ・マ・ン・コ♡ とは、お別れしましょう? 三人でお掃除フェラをしてあげないといけませんし♪」

 

 その言葉通り、ノアたちはこってりとしたフェラチオで社長の股間を掃除してくれた。

 

 ◆◆◆

 

 ユウカがシャワーヘッドを手に取り、温かいお湯を社長に浴びせてくる。

 

「あ~、気持ちいい……」

 

「ふふっ、お疲れ様です。……ちゅ」

 

 ラグジュアリールームの浴室に二人きり。ユウカは軽いキスを頬にくれた。髪留めを解いてロングヘアを流すと、十六歳の頃とは見違えるような大人っぽさだ。

 ユウカの尻に手を伸ばし、軽く揉んでみる。

 

「やん」

 

 彼女はいたずらっぽく笑い、また軽いキスで応えた。手のひらに石鹸を泡立て、社長の胸に這い回らせる。胸板と乳首に泡を塗りつけ、指先だけでコチョコチョとくすぐってくる。

 

「ふあぁ~……」

「もう……だらしない声出して」

 

 思わず快感に浸ると、ユウカはククッと喉を鳴らした。少しずつ手をなで下ろし、胸から突き出た腹へ、へそ、そして敏感なところへも細い指を伸ばしていく。

 

「ユウカぁ~……」

「ちんちん、気持ちいい?」

「い、いい……っ」

「やだ、お顔が近いです。……ちゅ♡」

「ぶひ~っ。舌、舌キスもしたいよぉ」

「だ~め。今は身体を洗う時間ですよ? ()()はほんと、だらしないんですから」

 

 ずいぶん懐かしい呼び方だった。どうやら今日はそういう気分らしい。

 

「はい、前は終わりましたよ」

「も、もうちょっと」

「だめ。今度は背中です」

 

 泡まみれの指先で軽くシゴかれただけでは生殺しだが……ユウカが許してくれないことも分かっている。社長は大人しく、彼女の指の導くまま背中を向けた。

 

「ん……しょっ」

 

 ユウカが背中に抱き着いてきた。泡でぬるぬるになった肌を肌にくっつけ、やがて円を描くように動き出す。

 ゆっくりとした動作から伝わる胸の柔らかさ、尖った先端の感触。その合間に唇の柔らかな感触。熱を帯びたユウカの吐息が、背中に当たっては散っていく。

 

「ん~……っ♡」

 

 ユウカが唇を押しつけてきた。ちゅ♡ という音と一緒に、彼女の唇が背中に吸い付いてくる。きっとキスマークを付けているのだろう。

 

「ちゅっ……♡」

 

 そしてまた、円を描くように動き始める……。

 

「……先生? 気持ちいいですか?」

「うん、すごく……」

「よかった……♪」

 

 やがて洗体が終わると、ユウカはシャワーで泡を洗い流してくれた。正面から、突き出た腹をなぞるように水流を当てていく。

 心地よい水温とユウカの嗜虐心に満ちた視線に包まれ、社長のペニスがさらに持ち上がる。

 

「あ、もう」

「おっぱい触っていい?」

「ふふ……だめ」

「え~」

「ちょっと痩せました?」

「ユウカが厳しいから」

「当然です。先生には健康でいてもらわなくては困ります」

 

 ユウカはちょっと怒った風に言うが、すぐにクスクス笑いだした。

 

「でも、そういうところが好きだったり……しますけどね」

 

 そしてまた軽くキスしてくれる。社長もお返しにキスを返した。彼女の唇は柔らかくて、しっとりしてて、いつまでも触れ合っていたくなる。

 

「んふ~……♡ めっ♡」

 

 だけど、ユウカの顔が離れてしまった。

 

「もっとしていたいけど、これ以上すると歯止めが利かなくなるので……」

 

「いいじゃないか、もっとしようよ」

 

「だーめ。先生はもう社長なんですから、全従業員の事を考えなくちゃ」

 

 出会ったときは高校二年生だったユウカも、もう社会人五年目だ。社長秘書としても、洗脳ハーレムの管理者としても経験を積んできた。これからもきっと、自分にとって唯一無二の存在であり続けてくれることだろう。

 

 ユウカだけが、自分の全てを知っている。特別な存在だと、心から思う。──理想の女の子にはほど遠いのが、残念だけれど。

 

「ねえ社長、今日は一日このお部屋で過ごしませんか? 今日は技術部の子にオフが多くて……ここに呼んで、一日中イヤらしいゲーム、しませんか。ね」

 

「ぶひ……っ? ゲーム……?」

 

「そ、おしゃぶりゲーム……技術部の女の子たちを裸で正座させて、ずらっと並べるんです。社長には目隠しをしてもらって……♡」

 

 欲望に濡れたユウカの瞳が、蒸気越しに見つめてくる。

 

「裸で、あの子たちの前を行ったりきたりするんです。前に立つだけで、みんなオチンチンをパクッ……♡ そんな状況で、そのオクチがどの子のフェラ穴かを当てるの。五人連続で当てたら、もっとイヤらしいご褒美がもらえるんです♡」

 

「ぶひ……」

 

「もちろん当てられなくても大丈夫ですよ? それはつまり……何回でもおしゃぶりしてもらえるってことですから」

 

 ユウカの囁きが耳に染み込む。社長の思考をとろかし、理性を溶かす。

 

「想像して下さい。他の企業に行けば何千万も何億も稼げる女の子たちを、オナホとしてコキ使う……しかも、みんな心から喜んでオチンチンにしゃぶりつくんです。お仕事なんかより、あなたのオチンポにご奉仕することの方が大切だから……♡」

 

「ぶひ~……」

 

 社長は想像を逞しくした。

 

 ユートピアのソフトウェア部門が誇る天才、各務チヒロ・音瀬コタマ・小塗マキ・小鈎ハレ。そしてハード部門の白石ウタハ・猫塚ヒビキ・豊見コトリ。全員が全員、その頭脳に見劣りしない美貌の持ち主でもある。

 

 そんな彼女たちを裸で並べて楽しむ、おしゃぶりゲーム。目隠しをして前に立つだけで、自分からペニスにしゃぶりつく従順なオナホ社員。比類無き頭脳と輝かしい未来を、腹の突き出た中年オヤジのチンコに捧げさせる……。

 

「ぶひぃ~……」

 

 社長は妄想にとらわれ、鼻の下を伸ばしきった。ユウカが目を細め、くすくすと笑い始める。

 

「ふふ、想像しただけでフル勃起しちゃったんですか、先生♡ んちゅ、ちゅっ♡」

 

 唇をついばんでくるユウカに、頼むと言うだけでいい。あるいは、首を縦に振るだけでも十分だ。五分もすれば、ずらりと裸で並ぶ技術部の女の子たちを鑑賞できるだろう。十一人の女の子たちと、一日中ハーレム・セックスを楽しめる。

 

 だが、社長は首を横に振った。

 

「え……?」

 

「みんな新型ヒュプノの開発で、疲れてるんだ。だから今日は休ませてあげたい……ぶひぃ」

 

「そんなの電流を流して──」

 

「ぶひ」

 

 社長はユウカの唇に人差し指を当てた。

 

「みんな、頑張ってくれたからね……ぶひぃ。だから、ね?」

 

 若さゆえの熱さ、それは素晴らしいものだが、時に火傷をすることもある。まして他人に熱さを強いれば、火傷では済まない。

 

「みんな、すごく頑張ってくれたんだ……ぶひ」

「……もう。もう!」

 

 ユウカは社長の首筋に吸い付いた。強く吸い込んで、赤いキスマークを残していく。

 

「ん、ん~~……! ぷはっ」

「ぶひひ」

「一之瀬さんがそんなにいいの」

「ぶひ!?」

「まだキスしかしてないのに、メロメロなの」

「いや、ちょ、ユウカ」

「……もう知りません! 先生のバカ!」

 

 ユウカはぷりぷり怒りながら、背を向けてシャワールームを出て行った。

 入れ替わりに、ノアが入ってくる。ぐったりしてしまったリオの介抱をしてくれていたのだ。シャワーを浴びるつもりだったのか、服を脱いで白髪をまとめている。

 

「怒らせちゃいましたね」

「聞いてたのか」

 

 盗み聞き……というほどのこともない。バスルームの外にまで聞こえていただけだろう。

 

「なんでユウカは怒ったんだろう」

「一之瀬さんには対抗心メラメラですから」

「ぶひぃ……どうして……」

「正反対のタイプだから、でしょうか」

「ぶひ~……」

 

 ノアはクスクス笑いつつ、社長の前に立った。

 

「失礼しま~す♪」

 

 そして、そのまま抱き着いてくる。剥き出しのおっぱいを社長の胸にむにゅ~っ♡ と押しつけながら、半勃ちのペニスに細い指を絡めてきた。指で輪を作って肉棒を囲い、上下にシゴき始める。

 

「うぉふっ……」

 

「ほら、し~こしこ、し~こしこ♡ 気持ちいいですか?」

 

「ぶひ~……」

 

 ペニスに血が巡り、肉が張り詰めて、ムクムクと反り返っていく。ノアの手の中でどんどん硬度を増して、ヘソまで届きそうなほど屹立した。

 

「このまま出しますか? お手々でぴゅっぴゅ♡ してもいいですし……お望みなら、おフェラでもお尻の穴でも、生ハメでも……うふふ。社長が望むなら」

 

「う…………ス、ストップだ、ノア、ストップ」

「射精できるなら私でいいでしょう?」

「う、うう……ユ、ユウカの所に行くからっ」

「……ふふ。はぁい。イタズラはここまでにしておきま~す」

 

 ノアはパッと手を放した。

 

「代わりに、キス……♡」

 

 突き出された唇に、社長は軽くキスを返す……だけのつもりだったのだが。

 

「んふ♡ ……はぷっ」

「ぶひっ?」

「はぷっ、ハァ~……うふふ♡ もっとぉ……もっと、ちゅー♡ れろ、れぇ~るっ♡」

 

 ノアのキスはかなり本気だった。予期せぬタイミングでヒュプノスペックが作動したのか、感無量といった様子である。口をぴったり合わせ、差し込んだ舌をウニョウニョとうごめかせるディープキスだ。

 

「あむ♡ れろ、れるっ♡ へぇろ、れろぉ~♡」

「お、落ち着いてノア……うぉふっ」

「や~……っ♡ 行っちゃイヤ、もっとちゅー♡」

「ユ、ユウカのところに……」

「……はっ。私としたことが、忘れてました」

 

 ノアは真面目な顔を作ったが、唇の端から垂れるヨダレが本音を物語る。

 

「ユウカちゃんの所に行ってあげて下さい、()()。でも……最後にもう一回だけ♡」

 

 ちゅっ。

 

 ◆◆◆

 

「ユウカぁ」

「知りません」

「対面座位でイチャイチャしよっ」

「……はい?」

「ユウカとハメキスでイチャつきたいっ」

「ええー……」

 

 座ったベッドをぱんぱん叩いて要求すると、ユウカは渋々といった顔で腰に跨がってきた。

 

「ヤリチン。エロ中年。スケベ親父。淫行教師」

 

 あれこれ文句を言いながら、手際よくコンドームを装着する。

 

「ぶひひ、ぜ~んぶユウカのおかげだよぉ。教師は辞めちゃったけど、社長にまでなったんだから。ぶひぃ」

 

 社長はユウカの大きめなお尻に手を伸ばし、その柔らかさを楽しんだ。むにゅ♡ と指を沈み込ませて軽く揉んだり、左右に開いてみたり……。

 

「ぶひ~……ユウカのお尻、今も昔も最高だよ」

「お尻で遊ばないで。セクハラですよ?」

「ぶひ~……」

 

 ユウカは呆れつつも、満更でもなさそうに腰をくねらせた。社長のペニスに秘裂をこすりつけ、あなたも腰を動かせと要求してくる。

 

「ん……っ♡ あ……♡」

「うぉふ……」

 

 愛液とコンドームが絡み合い、ニチャッ♡ ニチャッ♡ と粘り気を含んだ水音が鼓膜をなぶる。

 

「すご~く濡れてる」

「……生理現象です」

「ヒュプノ着けてないのに」

「……好きなので」

「ユウカぁ……入れたい」

「あ、もう。……仕方ないですね」

 

 ユウカは腰を浮かせて、社長のペニスを手で支える。そしてそのまま、ゆっくりと腰を下ろして……。

 

「う、ひょっ。キツいのに、にゅるるんって簡単に入ってく……」

 

「うう……ん、んん~っ……だって、もう、何回目のエッチだと、思って……っ」

 

 ユウカの膣内は、すっかり社長の形に馴染んでいる。極厚コンドーム越しでも今どこまで入っているか分かるくらいだ。早瀬ユウカの()()()()()()()が、社長のためにカスタマイズされた専用品になっている。

 

 狭くて弾力に富み……なのにユルいという矛盾。入り口はペニスをしっかり咥え、中は数え切れない極小の粒々でペニスを取り囲む。一切の隙間なくぴっちりと、それでいて優しくふんわりと、社長の男性自身を包み込む。

 

 奥はじんわりと熱い。表面はどうでも、ココはいつも社長を熱烈に歓迎してくれる。ユウカの最奥は、社長を迎え入れて瑞々しい活力に燃え……絶妙な柔らかさで、ペニスを癒してくれる。

 

「う、うう~……っ♡ 全部、入っちゃった……」

「ユウカの一番奥だ」

「いちいち解説しないでいいですから」

「最高。中がちゅうちゅう吸い付いてくる」

「やだぁ……当たり前じゃないですか、私のココはあなた専用なんですからっ」

 

 ユウカが頬を染め、ぷいと横を向く。愛らしい流し目と照れる表情のコンビネーションで、社長の胸をときめかせる。

 

「キス……しないんですか」

「していい?」

「ダメって言いましたか」

「ピッタリくっついて、イチャラブキスしよ」

「もう。……仕方ない人ですね、先生は。ん、は、むぅ……♡」

 

 向かい合って下半身を結合し、お互いの首や背中に腕を回しながら、キス。

 

 ちゅっ♡ ちゅっ♡ 

 ちゅう♡ ちゅっ♡ 

 

 腰はあまり動かさず、ラブラブに密着することを意識して唇を重ね合わせる。お互いの柔らかさを味わいながら、ぬめった舌をにゅるりと絡み合わせ、ピチャピチャ♡ といやらしく音を鳴らす……そんなキス。

 

「むふ~……」

 

 社長はユウカの尻をつかんだ。やわっこい肉が指の間からむちっとはみ出し、指を食い込ませると面白いほど形を歪ませる。

 ユウカも社長のお尻を揉み始めた。中年男のケツに指を食い込ませて、むぎゅっ♡ むぎゅっ♡ と左右に開いていく。

 

「……ん」

 

 キスをしながら見つめ合い、お互いがお互いのお尻を愛撫し合うという倒錯的な状況を楽しむ……ユウカの舌先が社長の舌先に触れ、くにゅりと絡み合う……社長の舌先がユウカの口内に入り込み、舌の根元をれろれろっとくすぐる……。

 

「は、ん、むぅ……♡」

「……ぶひ~……」

 

 社長が鼻息を漏らすと、ユウカは唇を離して笑った。

 

「ふふ。何ですかその鳴き声」

「ぶひぃ~、だって、ユウカが好きだから」

「…………もう。口ばっかり」

「ぶひぶひ言いながら甘えたいよ、ユウカぁ」

「その癖、必ず直してあげますから」

「ぶひ、ぶひひっ」

 

 また唇が重なる。

 ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ 

 ちゅう♡ ちゅっ♡ ちゅぶっ♡ 

 

 小さな顔が唾液を欲して舌を伸ばし、社長の唇をついばんでは吸い付き、ツバを奪い去る。

 社長はすみれ色の髪を手で梳きながら、上唇に吸い付いて唾液を取り戻す。

 するとユウカが唇を寄せてきて、下唇に吸い付きながらジュルジュルと音を立てて唾液をすすり上げる。

 

 まるで舌でするセックス。呼吸が続かなくて苦しいのに、ユウカの吐く二酸化炭素を肺に取り込んで、自分の呼気をユウカの口に吹き込む。唾液をやりとりして、愛欲の熱を伝え合って、あなたは特別な存在だと伝え合う。

 

「は、ぁ……今日のキス、すごくエッチ……ん、んっ、幸せで、気持ちいい……ん」

 

「ユウカがかわいいから。ぶひ~……」

 

「もう、またそれですか? ……でも、いいですよ。もっと言ってください。私の事だけ考えて、私の事だけ見てて下さいね」

 

「うん」

 

 今だけはそうできる。今だけはそうしたかった。

 

「社長、もっと舌を伸ばしてぇ……そう、はぷ、はぷ……♡ あは。やーらかい……♡」

 

 ユウカは社長の舌を唇で捕まえて、そのままフェラチオのようにちゅぽっ♡ と咥えてしまった。そのまま舌の裏や側面をねろぉ~っ♡ と舐め回し……頭を前後させてシャブリ……かと思えば、今度は自分の舌を社長に差し出してきた。

 

「んふ……♡ 先生、もっと、欲しい……♡」

 

「ユウカぁ……もっとベロ出して」

 

 今度は男からのベロフェラ。ユウカの舌を唇で捕まえて、そのままフェラチオのようにちゅぽっ♡ と咥えて、舌の裏や側面をねろぉ~っ♡ と舐め回す。

 

「ん、ふ……っ♡」

 

 ユウカは目をつぶり、されるがまま。ちびデブはげの三重苦そろった中年男に舌を捕まえられたまま、ちゅるちゅると吸われて、口内でニチャニチャと舌の裏をこそげられる。

 それが幸せだと、目の光で伝えてくる。

 

「は、ぅん……っ♡ あ、ぁぉ~……っ♡」

 

 やがて、背筋をゾクゾクと震わせ始めた。目じりをとろん♡ と垂れ下げ、顎を緩ませ、口内に溜まったヨダレをポタポタと滴らせる。

 

「ぁお゛っ♡ ん、ほ、ぉ゛♡ ほあ~……っ♡」

 

 彼女の中で最も肉感に富む太ももをそよそよと撫でながら、社長はベロフェラを続ける。触れるかどうかのフェザータッチを織り交ぜながら、ユウカの舌をレロレロと舐めて、くちゅくちゅ音を立てて舌の表面をこそげて。

 

「ほ、ほぉ゛……っ♡ んん゛ぉ~♡ お゛ごっ! ……ぷあっ! だ、めッ♡ も、もうムリっ♡ い、イっ……く、ぅ~……ッ! ♡」

 

 太ももを撫でながら、キス。それだけでユウカはエクスタシーに達してしまう。

 

「お゛……っ♡ は、はっ、はっ♡」

 

 呼吸だけを繰り返すユウカ。唇を離してもベロフェラの余韻に舌を伸ばしたままだ。

 その舌を指でつまんで引っ張りながら、社長は言った。

 

「キスだけでイッちゃったね」

「んふーっ♡ んふーっ♡ ほぁ、あぁー……♡」

 

 早瀬ユウカ……ユートピア・インテリジェンスでも有数の知性派、社長の右腕として辣腕を振るう才女は、今や見る影もない。社長に引っ張られて伸びきった舌を突き出し、とろんと潤んだ瞳で虚空を見つめるだけ。

 

「ユウカ」

 

 社長が呼びかけると、ようやく意識を取り戻した。まばたきのあと、慌てて舌を引っ込め、口をもごもごと動かす。

 

「ん、んん゛……っ! ふあ、はあっ……!」

 

 ユウカは自分の口から垂れたヨダレを手でぬぐい、そのままゴシゴシッと唇をぬぐった。

 

「あ、あのっ……これは、違うんです! その」

 

「その?」

 

「キスでイっちゃったのは私のせいじゃなくて」

 

「へー」

 

「イチャイチャなハメキスが、気持ちよすぎただけで……うう、笑わないで」

 

「ぶひひ……っ♡ 笑わないよぉ。キスでイっちゃう女の子、エッチで素敵だよ」

 

「もう! 全然フォローになってませんけど!?」

 

 こういう言動も、社長にはよく刺さる。単純に好みのタイプだし、付き合いも長い。色々な意味で、早瀬ユウカは特別な存在だ。

 だから、勘違いさせてしまったのかもしれない。

 

「社長……あの」

 

 ユウカがぽつり。

 

「え?」

「お薬、飲んでないって言ったら怒りますか」

「……なんの?」

「ひ、避妊の……私もヒナさんみたいになりたくて、だから避妊薬飲んでないって言ったら、おこ……ひっ」

 

 ああ、失敗したなと思う。セックスの最中に、こんな怯えた顔をさせたくはなかった。

 

「ノア」

「ハイ社長」

 

 隣の部屋にいたノアが、沈痛な面持ちで現れた。ユウカと一緒に抱かれるつもりだったのか、下着姿で……しかし、怯えた様子で目を伏せている。

 

「ユウカは、薬を飲んでる?」

「はい、プロトコル通りに」

「確実?」

「はい、ヒュプノスペックの監視ログでも、尿検査の結果でも、ユウカちゃんが妊娠しない身体になっているのは確実です」

 

 ユウカが離れようとするのを、社長はがっちりと捕まえた。

 

「ユウカ」

「……はい」

 

 社長は、ゆっくりと言った。

 

「ヒュプノスペックをつけてもらうよ」

「……私は違います。私だけは、あなたの特別で……あっ、やぁっ」

 

 ユウカの後ろから忍び寄っていたリオが、ユウカの耳元にウェアラブルデバイスを取り付けた。

 ヒュプノスペック。人工知能によって完全制御され、人間の脳に電流を流してコントロールする。現行モデルは第七世代だが……初号機のハードウェア部分は、共犯者である早瀬ユウカの設計だ。

 

「リオ」

「はい社長」

「いや……やめて! お願い!」

 

 ユウカは、涙目で懇願する。だがリオの指は止まらない。スイッチを押し込み、作動させるだけ。

 

「あ゛っ♡」

 

 LEDが空色の青(スカイブルー)に点滅する。たちまち電流が流れ、ユウカの脳を桃源郷へと誘う。

 

「あ゛……お゛っ♡ お゛、ぉ~……♡」

 

 ユウカの目から光が失せた。社長はユウカをベッドに押し倒しながら、問いかける。

 

「幸せだろう?」

「はいぃ~……ひ、ひあわせ……ですっ♡」

「妊娠なんかせずとも最高のセックスができる」

「で、できましゅっ♡ 幸せですぅ~……♡」

「妊娠なんかせずともセックスで幸せになれる」

「な、なれ…………」

 

ユウカは、陸に上がった魚のように口をパクパクさせた。一体どういう風に電流を流されているのか、目を白黒させる。恐らくだが、何かを拒絶しようと抵抗しているのだろう。

 

「セックスがあれば幸せになれる」

「ぅ……セックス、が、幸せ……」

「いい子だ。ご褒美に気持ちよくしてあげる」

 

 下着姿のリオとノアに絡みつかれながら、男は正面からユウカを見た。十六歳のころと何ら変わらぬ、スラリと小柄だが肉感的な肢体。決して太っているわけではないが、胸や尻、太ももはむっちりと肉が詰まり……。

 

「セックスがあれば幸せになれる」

「はいぃ~……しあわせぇ……♡」

 

 太ももにおいた手を腰まで登らせ、細いウエストのラインをなぞり───その上にある美乳を、下から揉みしだいた。

 ツンと三角形にまとまったそれは指を押し返す張りと柔らかさを両立させている。尖った先端は、社長が指の間で転がすたびにコリコリと硬さを増した。

 

「あ゛っ♡ あ゛~……お、ぉ~……♡」

 

 胸を揉まれて、乳首をいじられただけ。それだけで、ユウカは脳を蕩かしている。

 

「あ゛ぁっ♡ ぉ~♡ 社長っ、社長のおてて気持ちいい……ッ♡ ユウカのおっぱい揉んで、ナカでおちんぽ様もおっきくなってるっ♡ 全部、全部、素敵ですぅ……ッ♡」

 

 大してテクもない愛撫を、ユウカは無批判に受け入れてくれる。人格が入れ替わったような言動の豹変。自ら腰を揺らし、膣内のヒダヒダで敏感な裏スジを集中攻撃。

 

「くっ……!」

 

 男は歯を食いしばって耐えた。

 膣内は、肉棒が溶けそうなほど熱い。腰を引けばカリ首が膣ヒダに引っかかり、突き入れれば欲張りな柔肉がねっとりと包み込んでくれる。ペニスにぐるぐる巻きついた肉ヒダが、男の快感を搾り取る。

 

「ぶひ~……っ」

 

 それでも耐えなければ。耐えて、ユウカをしっかりと楽しませてやらねば。奪ってしまった未来(ふこう)の代わりに、幸福(かいらく)を与えなければ。

 

 男は、ユウカが悦ぶポイントをえぐった。出会って八年、数え切れないほど抱いたカラダだ、弱点など知り尽くしている。腰使いはあくまでゆっくり、決して自分が射精しないように、カリ首への刺激は避けて──。

 

「はぉ゛っ、……っ♡ そこっ、そこぉ……ッ♡」

 

 ユウカがのけぞり、白い喉をさらけ出した。

 

「そこ好きっ、好きっ♡ 社長、素敵……♡ はぁーッ♡ おぁー……っ♡」

 

 ユートピアの社員たちは、よくこんな言葉で表現する。社長にペニスを授かると、体の中央から恥ずかしい電流が駆け巡るのだそうだ。それがヒュプノスペックの電流と混ざり合い、全身に麗しい華を咲かせる、らしい。

 

「おぁ~っ♡ んぅ、ぁ、あ、あっ♡ すごぉい……♡ すごく、すごく気持ちいいのぉ……っ♡ 私っ、おちんちんが大好きなんですっ♡ 社長に出会えてよかった、ぁ────あー……っ♡ あー……っ♡」

 

 そうすると、分かるのだそうだ。女である自分は、この男には勝てないのだと。ペニスを一センチ授かるたびに、心が塗り替えられていく。女性からオンナに、さらには動物のメスに変わっていくのが、自分で分かってしまうそうだ。

 

「しゃちょう……っ♡ お゛……ぁ~っ♡♡ ぁ~っ♡ 好きぃ、好き好き好き……♡ 愛、あ゛いっ、あ゛ー……ッ♡ あ゛ぁ~……ッ♡♡ お゛ーっ♡ おぅンっ♡ おぁーっ♡ おぁー……っ♡」

 

 愛してると言い切る前に、ユウカの膣内が痙攣する。彼女の絶頂は、ペニスにダイレクトで伝わってきた。

 

「あ゛~……、 しゅごいぃ……っ♡ おぐまで来てるうぅ……♡♡ お゛……っ♡ おーっ……♡ あ゛ーッ、あ゛~~~……っっ♡♡♡」

 

 社長は長いストロークで腰を使った。カリ首から根元までの十三センチを使い切り、ユウカの泣き所をたっぷり刺激してやる。ゆっくり、時間をかけて出し入れすることで、若々しい女体に長い長いオルガスムスを味わわせる。

 

「ひッ、ぃ……っ♡ あ゛ー……ッ♡♡ おぁー……ッ♡♡♡ あ゛ー……っ♡ あ゛ーっ♡ おぁーっ♡ おぁ~っ♡ あぅんッ、あンっ♡ あ゛~~……ッッ♡♡  しゃちょう、しゃちょう……ッ♡」

 

 ユウカが長い絶頂に悶える。膣内は不規則に痙攣し、精を吸い尽くすような動きで肉棒を刺激する。ユウカが感じれば感じるだけ膣内の心地よさが増してゆき───社長は恍惚として吐息を漏らした。

 

「ふー、ふー、ふ、ふひ、ぶひひっ、ユウカのまんこがウネってるよぉ。イキッぱなしなんだねぇ」

 

 社長が問いかけると、ユウカはこくこくとうなずいた。愛らしい造りの顔は端正さを残したまま歪み、涙と鼻水でべちょべちょだ。

 

「社長ぉ……♡ おーっ♡ イってますっ、ユウカずっとイッでましゅ……っ、イッでましゅ……っ、イッてまひゅ……っ」

 

「幸せかい?」

 

「幸せっ、しあわへ……ぇ~……っ」

 

「ぶひひぃ。嬉しいよ、幸せになってくれて」

 

「しゃちょう、あぅん……っ♡ あ゛~っ、ぁ゛~~ッ♡ あーイくイく……ッ♡ またしゅぐイくのおぉ……ッ♡」

 

 ユウカの膣内が熱い。ただでさえ締まりのいい膣ヒダはより一層絡みついてきて、肉棒をしゃぶるように愛撫する。そのたびにじんじんとした甘い痺れが股間全体に広がり、キンタマから尿道へ、我慢汁を押し出していく。

 

「あ゛ー……っ、あ゛~……っ、イくのとまらないぃ……ッ♡ しゃちょう、しゅき♡ あいしてましゅう……っ♡」

 

 ユウカはもう、ペニス一本で完全にコントロールされていた。両手を頭に当て、ばらけた髪を十本の指でかき乱している。唾液の泡をまとった舌を突き出し、社長の前でだらしない顔をさらし……しかし、その表情は幸せに満ち満ちていた。

 

「ぶひ……っ、ユウカ、ボクのちんちん好き?」

 

「す、すっ、きぃ……っ♡ おちんちんおっきい、です……ッ♡ あぅ~……っ♡ あ゛ー……っ♡ あ、イく、イクぅ~……っ♡ おーっイグぅっ、イッぐ……ッ♡♡ んォ~っイぐっ♡  お゙お゛~ッ! ♡ お゛ぉ~ッ!」

 

「ぶひっ、ぶひひッ! イケ、イけぇユウカ!」

 

「ンぉ~っ♡ お゙っお゙ぉっ! おーっ♡ イクイグイッぐ……ッ♡♡ あ゛ぁー……ッ♡ あぅ、あぅうう~~っ♡♡ イぐ……っ♡ しゃちょうのおちんちんにイかされるぅ……っ♡ あ゙ッあ゛ー……っ! ♡ イぐぅ……っ♡ イッた♡ あ~イク♡ お゙ぉ~~~ッッ♡♡」

 

 社長は腰を振りながら、ノアとリオの尻も揉みくちゃにした。パンツをずらし、股間が自分の腰骨へ当たるようにする。

 

「ンっ、社長ぉ……♡」

「あンっ♡ しゃ、社長ぉ……♡♡」

 

 ユウカが絶頂に悶える中、ノアとリオも腰をヘコつかせ始めた。社長の肩にすがり、腰をヘコヘコこすりつけ始める。充血しきったクリトリスと肉唇の感触を提供しながら、耳元に甲高い嬌声を吹き込んでくる。

 

「ユウカちゃんっ、ユウカちゃん、見て見てっ。私とリオさんが、社長に腰ヘコ♡ おまんこコス♡ コス♡ してますっ♡ どうですか、羨ましいですかっ? あン♡」

 

「あんっ……♡ イイっ、イイのぉ……♡ リオ、社長におまんこコス♡ コス♡ するの好きですぅ……っ♡ あんっ、あんっ♡」

 

 ノアとリオは腰をくねらせながら、社長の両耳へ舌をねじ込んだり、首筋にキスマークをつけたりと、淫らにご奉仕する。

 社長はたちまち射精感を昂ぶらせた。

 

「ぶひ~、お゛ーッ、でるっ、出そうッ!」

 

「お゛~っ、う゛ぉーっ……う゛ぉ~……っ、おッ、おぉぉ~っ! ぢんぼすっご! ぢんぼすごぉ! ぢんぼイっぐ、イグッ!」

 

 ユウカが潰れたヒキガエルみたいに舌を突き出す。素敵なキスをたくさんした愛しい女が、今は野太い咆哮を上げて悶えている。

 そこに人間の女性はいない。ヒトのメスがいるだけだ。洗脳電流で脳を、思考を書き換えられた動物がいるだけだ。

 

「ぢんぼしゅご……ッ♡♡ しあわへ……ッ♡」

「ぶひひぃ、じゃあ……ラストッ!」

 

 ずぬ~~……っと引き抜いてから、とんっと奥に突き込む。クリトリスの裏側を撫でてから、子作りの部屋を亀頭で押さえ込んだのだ。

 

「おッ」

 

 ヴァギナがペニスを痛いほど喰いしめる。背筋が弓なりになり、後頭部がベッドへ押し付けられて、ユウカのイキ顔を社長から見えなくしてしまう。

 ──ああ、さっき、キスしながら射精したかった。そしたらもっと、幸せな気持ちでイケたはずなのに。

 

「お゛~……っ♡ おぁ~……ッ、あへっ、あへぁ~……っ♡♡」

 

 ユウカが手足をバタバタさせて悶える。膣内のヒダというヒダがざわめいて、社長のペニスをねぶり尽くす。

 社長は射精感をこらえながら、リズムよく腰を前後させる。

 

 とん、とん、とんとんとんっ……

 とんっ、とんとんとんっ……

 とん、とん、とんとんとんっ……♡ 

 

「あ゛ー……ッ♡ おーっ♡ あ゛ーっ♡」

 

 ユウカがよがる。

 社長は、膣ヒダがペニスをねぶり回す快感に酔い痴れながら、ゆっくりと腰を振る。

 

「あ゛ー……♡ あぅ~……っ♡」

 

「気持ちいい? ほら、ほら」

 

「はいぃ……っ♡ しゃちょおのチンチンでイキまくりれしゅ……っお゛、お゛、お゛、お゛……っ♡ んぉ~……ッ♡」

 

「幸せか? おら、おらっ」

 

「おんっおんおんおんッ♡♡ しあわへぇ……ッ♡ しあわせれひゅ……っ♡ おーっ♡ おぅっ♡ ちんぽっちんぽ狂うっ♡ お゙ぉ~……ッ♡ お゛~……ッ♡  お゙ぉ~……っ♡ イくッまたイグぅ~~ッッ♡♡」

 

 社長は、腰を深く突き入れた。ユウカの子宮口にぴったりと亀頭を当てたまま、ぐっぐっと腰を押し付ける。

 

「ざーめん出る? 出ちゃうんですか?」

「イケ♡ イけぇ……っ♡」

 

 ノアとリオがより激しく腰をくねらせ、躍動する社長の腰を圧迫する。耳元に唇を寄せ、熱い吐息を吹きかける。

 その熱感が引き金となった。

 

「……っ! あ~イクよっ、ユウカ!」

 

「ンぉー……ッ♡ あ゛ーっ♡ お゛ーっ♡ おぅっ♡ ちんぽっちんぽクルッ♡ 熱いのクルッ♡ せーえきッ! しゃちょうのざーめんでイッぐ、イッぐ、イッぐぅ……っ! あ゛ー……ッ♡」

 

「ぶひ、でる、出るよユウカ!」

 

「ンぉ~……ッ♡ おぅンっ♡ あ゛ーっ♡ おぁっ♡ イぐ、イぐ、イクイクイくイグイグイグゥ────ッッ!! ♡♡♡♡」

 

 社長は仰け反ったままのユウカを真似るように、自分自身も海老反りになる。腰を深く突き入れたまま射精を開始した。ユウカの膣奥めがけて、どびゅるっ! どぴゅっ! と精液を吐き出す。

 

「あ゛ー……ッ♡ あ゛~……ッ♡ お゙ぉ~……っ♡ あ゛ぇ~……ッ♡ あ゛ぅンッ♡ あ゛っあ゛っあ゛っ♡ しゃちょオぉ~……ッ♡」

 

「ぶひ、でる、まだでるっ」

 

「あ゛ーッ♡ あ゛~……♡ おーっ♡ おぁっ♡ イくイくイッぐ……ッ♡ あ゛ーっ♡ おぁっ♡ イぐ、イクぅ~~ッッ♡♡ あ゛ーっ♡ イぐっ、イッぐぅッ♡ あ゛ーっ♡ あ゛ーっ! あ゛ーっ!」

 

 二人して、のけ反り続けて……お互いの顔を見ないまま、ユウカと社長は淋しいオルガスムスを共有した。

 

 ◆◆◆

 

「ユウカちゃんはお部屋に運んでおきました」

「うん……ありがとう」

 

 ノアの報告に生返事を返しながら、社長はベッドの端に座った。

 ユウカと絶頂をともにした達成感も、汗を流すためにシャワーを浴びた爽快感も、水を浴びた犬のように流れ落ちてしまった。いま頭に残っているのは「やってしまった」という後悔だけだ。

 

「ユウカちゃんは、大丈夫なんですか」

「一晩寝れば元のユウカに戻るよ」

 

 ノアがおずおずと聞いてくる。社長はぼんやりした頭で答えた。

 

「でも、あんな……」

「君だって初めての時はあれくらい狂ってた」

 

 視線は画面に固定している──天雨アコがブルマ姿で踊る光景の盗撮映像に。

 

「その人……」

「ああ、新入社員の問題児だ」

「ユウカちゃんに似てますよね」

「……そうかな?どこも、別に」

「個性の話です。あの人、社長にとって好みのタイプだと思いますよ」

 

 振り返ると、ノアは既に退室していた。

 ユウカとアコのどこに共通点があるのか……社長はしばし考えにふけった。

 

 容姿は似ていない。天雨アコのお尻は小ぶりだがふっくらとして、柔らかに揺れるとブルマの食い込みが際立った。あの尻をバックで突きながらスパンキングしたら、あの誇り高い女はどんな声を上げるだろう。

 

 理想家気取りで高慢ちきなブルマ女……言うことは角ばかりだがオッパイは丸く、頭は固いがお尻は柔らかそうで……あれで処女だなんて、下らない理想に囚われて損をしている。

 

「なら……保護してあげないと。そうだろ」

 

『はい、おっしゃる通りです。若くて美しい女性は不幸になりやすいため、男性にはそれを守る役割が期待されています』

 

 どこかにあるスピーカーから「そいつ」の声が届いた。

 社長は立ち上がり、アコのブルマを見ながら画面に頬ずりする。

 

「ぶひぃ~」

 

 昨夜、自分は一本のペニスでユウカを、一之瀬アスナを、天雨アコを同時によがり狂わせた。ヒュプノスペックの洗脳電流によって、アスナとアコにユウカのエクスタシーを疑似体験させた。

 

 ユウカは自分とのセックスに過剰なくらい適応している。対して、アスナとアコは処女だ。ユウカのおまんこ快楽を脳に流されれば、どんな理想を持っていようと衝撃で崩れ落ちるだろう。二度と逃げたりはすまい──と、思ったのだが。

 

 社長は、にいっと口角を吊り上げた。

 

 天雨アコは快楽に崩れ「お願いだから射精してください」とまで叫んだ。なのに、事後になると立ちあがって火のような目で社長をにらみつけた。そしてこう言った──元始、女性は太陽だと。

 

「女の子は月でいるべきだ。そうだろ」

『はい、おっしゃる通りです。なぜなら』

 

(続く)




 ここまで読んでいただきありがとうございました。お気に入り・感想・評価など、いつもありがとうございます。更新の励みにしております。
 次回は、アコのお話に立ち戻るつもりです。C&Cともう一人が登場しますので、お楽しみに。

また、9/8(日)インテックス大阪にて催されるこみトレ44内「青春の方舟2024夏」に合同誌への寄稿という形で参加しております。ご興味ありましたら5号館G42b「夜の書斎」までおいで下さい。
↓サンプル↓
https://syosetu.org/novel/350228/2.html

どのエピソードが好きですか? 続きを書く参考にさせてください。

  • プロローグ
  • ユウカの章-1
  • シロコの章
  • リンの章
  • ユウカの章-1
  • ミッドローグ
  • ミカの章
  • アスナの章
  • アコの章-1
  • アコの章-2
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。