※この作品はR-18です。

プリマドンナ~TS転移娘がふたなりサキュバスに堕とされる話~   作:Sfon

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五日目 静かな夜に
五日目 静かな夜に


 ベッドの上で仰向けになっている。服は何も着ていない。目の前にはニカさんの顔があり、四つん這いになってオレに覆いかぶさっていた。部屋は真っ暗で、顔のすぐ前にあるニカさんの顔以外はよく見えない。

 

「ミーナ、あなたが悪いのよ」

「な、なんのこと?」

「いつもいつも私を煽るようなことをして、もう我慢できないわ」

 

 獣のような表情をしているニカさん。口は三日月形に歪み、目付きはギラついていた。ああ、これは襲われるんだなってすぐに分かった。

 

 彼女の手がオレの足首を掴み、グイっと持ちあげる。オレの耳元まで足首が押し込まれて、腰が浮いた。おまんこを隠すものは何もなくって、全部丸見えになっているだろう。大きな体躯でがっしりと押さえつけられているから、足は全く動かせなかった。せめて形だけでも抵抗しようと手をばたつかせるけれど、手の届く範囲にはニカさんの胴体くらいしかないし、こんな姿勢ではまともに押し返すことだってできない。

 

「ニカさん、本気なの?」

「本気よ。もう決めたの」

 

 視界の隅でニカさんの腰がヘコヘコ動き、股間に熱く硬いものが押し付けられたのが感じられた。その正体は深く考えなくたってわかる。ニカさんのおちんぽだろう。何とか割れ目を押し開き、その奥へと入ってこようとするのが分かる。

 

(うわ……おれ、犯されちゃうんだ……♡)

 

 嫌悪感は無かった。むしろ、嬉しいまである。ようやくニカさんから手を出してくれる、オレをメスにしてくれるって思うと、胸の中が温かくなってくるし、頭がじんと痺れた。

 

(おれ、こんなにニカさんのことが好きだったんだなぁ……♡)

 

 オレの足首を両手で掴んでいるせいで、おちんぽの狙いがなかなか定まらない。何度もおまんこの中を弄られているんだから、場所が分からないなんてありえないだろう。眼前のニカさんの表情は焦りが見て取れて、なかなかおちんぽを突っ込めないのが苦しそうだ。ニカさんはオレに入れたい。オレはニカさんに入れてもらいたい。なら、もう良いだろう。

 

「ほら、ここだよ、ニカさん」

 

 手探りでニカさんのおちんぽを掴み、おまんこの入り口まで持ってきた。鈴口が膣口にちゅっ♡と口付けて、ぴったり狙いが合ったとわかる。あとはニカさんが腰を押し込めば、一番奥までずっぷり入るだろう。

 

「ミーナ、いいのよね、行くわよ?」

「うん、いいよ、ニカさん」

 

 二人の視線が交わったその直後、腰にズドン♡という衝撃。お腹が押し上げられる圧迫感。そしてポルチオが押しつぶされる快感。体全体がベッドのマットレスに押し付けられ、何一つ身動きが取れない中で、絶頂した。

 

「ゔぅ〰〰〰っ♡♡♡ ぐぅっ♡ ふゔぅぅぅぁあ゙あっ♡♡♡」

 

 おまんこからはお潮をぴゅ~っ♡って噴き出し、体はすっかり白旗をあげている。目の前が白い世界に覆われ、体に残っていた空気はすべて嬌声として吐き出された。目からは涙が零れ落ち、快感に歓喜している。

 

「偉いわね、ちゃんと初挿入即イキを決められて偉いわよ」

 

 ずるるるるっ……ばちゅんっ♡♡♡

 

 褒めながら、ピストン。おまんこの入り口まで抜かれて、そこから一気に奥まで突き込まれる、一番ストロークの長いピストン。Gスポットも、ポルチオも、クリトリスも、全部一気に刺激されるフルコースの開始だ。

 

 ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡♡♡

 

「ゔぁ゙っ♡♡♡ 〰〰〰〰〰〰っ♡♡♡」

「あ゙ぁ゙っ♡ ミーナのおまんこ、とっても気持ちいいわ!」

 

 獣の交尾さながらの激しさに、全身がかき混ぜられて意識が薄れる。そこにあるのはただひたすらに快感、そして幸福感。ニカさんに求められて幸せ、おまんこしてもらえて幸せ、メスにしてもらえて幸せ、それだけがあった。

 

(あっ、イクっ♡ また始まってちょっとしかたってないのに、またイクっ♡♡♡)

 

 あまりにも早い絶頂。ニカさんにこれまで開発されたおまんこはあまりにも弱く、一瞬で快感を生む肉壺になり果てていた。バキバキご立派おちんぽにお膣が全身で抱き着き、Gスポットやポルチオを押し付け、快感をこれ以上なく引き出す。そんなおまんこを持ったメスが快感に耐えられるなんて、ありえない話だ。

 

「ニカさん、いっ゙♡ い゙ぎまずっ♡♡♡ おまんこい゙ぎま゙ずぅっ♡♡♡」

「おー、いけいけ。いっぱいおまんこしてあげるから遠慮しなくていいよ」

「はい゙っ♡♡♡ あ゙ぅっ♡ いぐっ♡♡♡ い……きゅっ……♡♡♡」

 

 全身を震わせ、お潮を噴射し、舌を突き出して快感を受け止める。おとがいを空中に突き出し、頭は完全にトリップしていた。そしてその最中に追い打ちを掛ける如く、ニカさんから絶望的な宣言がなされる。

 

「ミーナ、中で出すから。私の精液で子宮を満杯にして、今日にでも孕ませてやるっ♡」

「あ゙ぅっ♡ あ゙っ♡♡♡ だめっ♡♡♡ あかちゃんダメっ♡♡♡」

「そんな顔してダメもなにもないだろっ、おら、私の精液食らってイけっ♡♡♡」

 

 あと数ミリでおちんぽが抜けてしまいそうなくらいまで引き抜かれた。それはこれから受ける衝撃の最後通牒に違いない。全身に走る絶望と歓喜、体は何一つ動かすことができず、ただ受け入れることしかできない。当たり前だった。所詮オレはメス。ご主人様に好きなように使ってもらうことでしか、まともな快感を得ることはできないのだ。えっちにおいて、セックスでオレが優位に立つことなんてできない。すべてをニカさんに委ねて、オレは媚びるしかないんだ。

 

「あ゙ぅっ♡♡♡ にか、さんっ♡ 出してっ♡♡♡ おれの、一番奥でぇっ♡♡♡」

 

 ニカさんの手が足首から離れて、オレの細い腰を両側からガシッとつかんだ。まるでオナホールを動かすみたいな乱暴な手つきに、オレの被虐心が燃え上がる。足は力が入らなくって、ガッパリと真横に開いた。この体はとても柔らかいから、痛みなんて全くなくって、ベッドの上にピッタリ横たわる。

 

 オレにできるのは、おまんこを締め付けてあげることくらい。でも腰には力が入らなくって、どうすればいいか考えた。名案が浮かんだ。

 

「でるっ♡ でるよ、ミーナ!♡♡♡」

「うんっ♡♡♡ おれも、い゙っ♡♡♡ いぐっ♡♡♡」

 

 絶頂のその瞬間、両乳首を自分の手でぎゅ~っ♡って摘まんだ。全身に力が入り、おまんこがおちんぽを抱きしめ、子宮が亀頭に吸い付く。お腹の一番奥で亀頭が膨らみ、おちんぽがビクンと跳ねた。

 

(あっ……なかだし、される……っ♡♡♡)

 

 びゅるるるるるぅっ♡♡♡ びゅるっ♡♡♡ びゅ~~~っ♡♡♡

 

「〰〰〰〰〰〰っ♡♡♡」

 

 声にならない声が喉の奥から溢れ出た。お腹の中に叩きつけられる熱い精液が、マシンガンのように子宮を攻め立てる。子宮の中に流れ込み、お腹が膨らんでいくのがわかった。

 

「うぉっ、めっちゃ出た……。ミーナ、伸びてちゃダメだよ。まだ始まったばかりなんだから」

「お゙ぅ……っ♡ こ、こんなの、そんな、すぐに続けてとか、むりっ♡♡♡」

「無理でも、してあげる。ミーナが気絶するまで、ずっと」

 

(あ……おわった……おれ、こわされちゃう……♡♡♡)

 

 その宣言があまりに頭をかき混ぜたのか、意識が遠のき――。

 

 

 

「――っ!」

 

 目が覚めた。視界に映ったのはいつもの天井、ニカさんと暮らしている家の寝室だった。

 

 あたりを見渡すと、すぐ横ではニカさんが心地よさそうな顔で眠っている。

 

「はぁっ♡ は~っ♡♡♡ い、いまの……」

 

 夢、だろうか。思い返せば、脈絡はなかった。急に目の前にいたニカさん。眠っている中で目が覚めたとか、そんな感じはしなかった。目をつぶっているのに、目の前に視界が広がったような、そんな感覚。

 

 そっとベッドを抜け出し、布団の中を手で探った。えっちをした後のような、粘液で濡れている感触はない。少なくともシーツは汚れていなそうだ。自分の体を見下ろすと、寝る前の服装のまま。キャミソールにスポブラ、ショーパンとショーツ。ラフな格好に変わりはない。

 

 ただ、ちょっとだけ違和感があって、ショーツの中に手を差し込んだ。えっちな夢を見ていたせいだろう、少しだけ湿っている。割れ目の中に指を差し込むと、くちゅっ♡と水音が立ち、指に粘り気のあるものがべっとりとまとわりついたのがわかった。

 

 おまんこから手を抜いて、何とはなしにそのべたついた指を嗅いだ。

 

 前の世界で嗅ぎなれた、生っぽい匂いがした。

 

 

 

 

 ニカさんを起こさないよう、静かに寝室を出てお風呂場へ向かった。ドアを閉め、鍵を掛け、照明をつける。眩しさに目が慣れた時、手についた粘液が白濁しているのがはっきりと見えた。

 

(いや、まだこれだけなら、本気汁とかそういう可能性もあるから……)

 

 お風呂椅子に腰掛け、片手でおまんこを割り開き、もう片手の指を思い切って膣内に差し込む。できるだけ刺激を与えないようにまっすぐ挿入してから、奥のほうから掻き出すように指を引き抜いた。そこについていたのは、半透明のぶにゅっとしたゼリー状のものと、白濁した液体。どう見ても精液だった。

 

(これは……どういうことだ?)

 

 もしかして、あれは夢じゃなかったのだろうか。それにしては節々に不自然なところがある。ニカさんに手を掛けられた時、眠りから目覚めたような感覚はなかった。妙に体がふわふわしていたし、終わりもはっきりしていない。快感で気絶したんだとしても、ニカさんがオレを放っておいてそのまま寝るだろうか。

 

 とりあえず確実なのは、オレのおまんこの奥に精液が入っていたことだけ。これだけでは何が何だかわからないし、オレが犯されたのが夢じゃなかったとしたら、朝になってからニカさんに何か言われるだろう。

 

 今悩んでも答えは出なそうだ。できるだけおまんこの中から精液を掻き出し、おまんこをキレイに拭いて、寝室に戻った。ニカさんは相変わらず深い眠りの中にいたから一安心。オレも静かにベッドに入り、夜が明けるのを待った。

 

 

 

 

 そして朝。

「ミーナ、朝よ。起きて」

「ん……おはよ……」

 

 いつものように起こしてもらい、洗面。鏡の中には相変わらず可愛い顔をしたオレがいる。うん、今日も可愛い。歯を磨き、顔を洗い、髪を梳かす。この数日ですっかり慣れた作業だ。長い髪をシュシュで一つにまとめ、後ろで止める。家でご飯を食べるときだけ許されているずぼらヘアスタイルで、下を向いても髪が垂れ下がらないからとても助かる。

 

 朝食を簡単に準備してサクッと食べていたら、ニカさんから服装のリクエストがあった。

 

「今日の性技の授業は昨日と大体同じだから、可愛い恰好でお願いね」

「えぇ、一応まだ抵抗があるんだけど」

「お願いよ。私もミーナの可愛い服装が見たいし」

「……しょうがないなぁ」

 

 おまんこから精液が出てきた件、あれは十中八九、ニカさんがオレに何かしているのだろうけど、今はとりあえずいつも通りにニカさんと会話を進める。今のところは特に変わった様子がなくて、ニカさんに犯された線はすでに薄そうだった。あれが現実だったのなら、もう少しオレとの接し方に変化があって良いだろう。

 

 『昨日の夜、オレに何かした?』ってニカさんに質問するはさすがに憚られて、何も聞けないままニカさんと一緒に登校する。今日は黒のタイツとデニムのショートパンツ、パーカー、スニーカーといった服装だ。パーカーはもう慣れているから問題ないとして、ショートパンツは丈があまりにも短くって結構違和感がある。太ももの半分も隠れていないんじゃないだろうか。それに股間にぴったりフィットするつくりになっているから、ちょっと恥ずかしい。

 

 その代わり、黒のタイツは足にぴったりとフィットするものの、肌が隠れている安心感があって、普通のズボンを穿いているのとあまり変わらない感覚もした。ニカさんからは結構好評だし、ミニスカートよりも露出が少なくて結構悪くない。明日からずっとこの格好でも文句ないくらいだ。ただ、性技の授業になればどうせ裸にされるんだろうから変わらないけれど。

 

 そして登校。ニカさんと二人並んで普通の授業を受け、一日の最後にある性技の授業まで暇な時間をただつぶす、そんな一日が始まるのだと思っていた。でも、そうはならなかった。一限目の授業が終わり、二限目が始まったころのことだ。

 

(……おまんこを弄りたい。めっちゃ弄りたい。オナニーがしたい)

 

 なぜか、急に発情してしまった。授業中は体を触っちゃダメって言われているし、流石にみんながいるところで始めるつもりもない。でも、お腹の底から湧き上がる熱やおまんこのむず痒さ、そして下腹部がきゅんきゅんする感じ、どれも耐えがたいほどだ。

 

 乳首は勃起してブラに潰され、じわっとした快感が胸の先端から広がっている。クリトリスも同じく勃起しており、椅子の座面に押し潰されてほんのり気持ちいい。絶頂とは程遠い快感が断続的に生まれて、ますます体が熱くなっていく。ただ座っているだけなのにいろんなところから快感が走るなんて、全く不便な体だ。オレがムラムラしているのを何となく感じ取ったのだろう、ニカさんが突然耳打ちしてきた。

 

「ミーナ、大丈夫?」

「あんまり大丈夫じゃないかも……」

「本当に無理になったら言ってね。授業を抜け出したっていいんだから」

「うん、わかった」

 

 とはいえ、性欲に負けて授業を中抜けするのは恥ずかしいし、気も進まなくって、何とか昼休みまでこぎつけた。ニカさんにお願いして実習室へ行き、個室に入ってすぐベッドに上がる。

 

「ニカさんはあっちでゆっくりしてていいよ。オレは一人でスッキリするからさ」

「そう、じゃあ待ってるわね」

 

 ニカさんを追い出し、そそくさと服を脱いで全裸になった。オナニーはもう慣れたもので、乳首とおまんこの準備ができていればあっという間に始められる。まずは乳首をイジメて体の中に快感を充填。おまんこからだらだらよだれが出てきたら、それを合図に股間へと手を伸ばす。

 

(うわ、もうこんなに熱くなってる……♡)

 

 割れ目を下から上へとなぞれば、指先にべっとりと愛液が纏わりついた。これを使ってクリトリスをこねくり回すのが第一段階。浅い絶頂ながら、短時間で得られる快感の量という面では一番で、要は、所要時間から見た快感のコストパフォーマンスに優れているわけだ。

 

 かり、かりかりっ♡ くちゅくちゅっ♡♡♡

 

(あ゙っ♡ やっば。クリトリス、めっちゃ勃起してる。こりゃすごいぞ……♡)

 

 触り始めだというのに、一時間くらいオナニーをした後なんじゃないかってくらいに濡れているし、クリも硬くなっていた。これだけ体が出来上がっていれば、あっという間にアクメを迎えられる。息が荒くなり、股間に熱が集まったのを見計らって、クリをぎゅ~っ♡と押しつぶすだけ。それだけで。

 

「ゔぅ〰〰〰〰〰〰っ♡♡♡ ふぅ゙っ♡ ふ~っ♡ ふぁっ♡ はぁ゙っ♡」

 

 足腰が飛び跳ね、全身にビリビリとした快感が走る。もっとも、この絶頂は乳首イキに次いで軽いもの。たった一回アクメしただけでは全然物足りなくって、すでに次の絶頂への準備が始まっていた。そこまでは割といつも通りだった。

 

「おまんこきもちいっ♡ くりとりすいじるの、きもちいぃっ♡」

 

 えっちな言葉を口にすると、更に体が昂っていく。この部屋の扉は分厚くて、ニカさんには聞こえないはず。いつもよりも大きな声で喘ぎ、小さな女の子のいやらしい声で自分自身を興奮させながら、ひたすらにクリを弄り続けた。

 

「おまんこっ♡ おまんこいくっ♡ クリでいぐっ♡ いぎますっ♡♡♡ うぉ゙っ♡ ほぉ゙っ♡♡♡♡♡」

「やば、お潮めっちゃ噴いてる♡ あっ、また、ふぅ゙っ♡♡♡ いっちゃ、あぁ゙っ♡♡♡」

「ほぉ゙っ♡♡♡ お゙っ♡ お゙ぉっ♡♡♡ んお゙おぉっ♡♡♡♡♡」

 

 しかし、十分後。すっかり指先が疲れてしまうまでクリと乳首をこねくり回して、シーツに股間から延びる棒状のシミをびっしょりと残して、肩で息をするくらいにアクメしたのに、全然物足りない。正確には、快感の量としては満足した。しかし、腹の熱が一向に落ち着かないのだ。いつもならこれくらいアクメすれば気が済むのに、その気配すらない。

 

(もしかして、クリアクメに慣れちゃったのかな……?)

 

 こうなったらとっとと次の手段を使うしかない。実習室の棚に置いてあるローターとバイブを手に取り、清潔であることを確認してから体に取り付けた。ローターは両乳首とクリトリスの上にテープで止めて、バイブはちょっとだけ膣に差し込む。ちょうど先端がGスポットに当たるくらいだ。

 

「ふぅっ♡ はぁっ♡ よ、よし……っ♡」

 

 まずはローターから電源を入れる。乳首が震え、それからクリが震える。どちらも弱い振動ながら、しっかりと快感が生まれて気持ちいい。クリはローターを貼る位置が微妙だったのか今一つの快感だったけど、場所を修正すると――。

 

「うぁ゙っ♡♡♡ くぅ……っ♡♡♡」

 

 思わず声が漏れてしまうほどの快感。もっとも、これはさっきまでのオナニーと大差なくって、触るのが自分の指かローターかの違いだけ。自分の統制下にない刺激だけに快感はより強いけれど、本命と比べれば前菜に過ぎなかった。

 

 そして、いよいよバイブのスイッチを入れる。両手でしっかりバイブを握り、覚悟を決めてスイッチを入れた。押した瞬間、全体が激しく振動を始め、それがGスポットに直撃する。するとどうなるか。

 

「やあ゙ぁっ♡ ふぅ゙ぅっ♡♡♡ うぉ゙ぉっ♡ おまんこ、やばぁっ♡ あ゙っ♡ いぐっ♡ もういっちゃ、あ゙ぁっ♡♡♡」

 

 腰が飛び跳ね、一瞬で絶頂まで引き上げられる。この数日で開発された膣内は、今やこの体で最も快感を生みやすいと言って良いほどの性感帯になっていた。Gスポットを突き上げるようにバイブを押し込めば、あっという間に股間からお潮が漏れ出す。

 

 ぷしゅ♡ ぷしゅぅっ♡♡♡

 

 絶頂までまだ距離があるというのに、あまりにも潮を吹きすぎたせいでクセづいてしまった体が、股間から快感のお返事として透明な飛沫をあげる。そのお潮は尿道を刺激し、クリトリスも一緒に刺激して、新たな快感を生んだ。

 

 そんなことをしていればあっという間に快感が股間から全身に広がり、また絶頂がやってくる。今度はクリアクメみたいな軽いものじゃない、おまんこ生まれの深い快感だ。股間がぴくぴく痙攣を始め、バイブをお膣がぎゅっ♡と締め付ける。それが引き金となった。

 

「ゔぁ〰〰〰っ♡ ひぅ゙っ♡♡♡」

 

 ぴゅ~っ♡ ぷしゅ〰〰〰っ♡♡♡♡♡

 

 股間から弧を描いて飛びだすイキ潮。背筋はのけぞり、足はピンと伸ばされ、おとがいは宙へ向かう。頭の中では快感がチカチカと明滅を繰り返し、あまりの気持ちよさに涙が零れた。

 

(深イキ、きもちよすぎる……っ♡♡♡)

 

 これがこの数日でハマってしまったメスの快感。体の奥底から湧き上がり、意識を全て押し流すような悦楽の濁流。これを知ってしまったが最後、おまんこを弄って気持ちよくならないとモヤモヤしてしまって堪らない。それは今までにも経験していたこと。だから今回も、おまんこで何回か深イキすれば収まるって思っていた。

 

 しかし、更に十分後。合計で六回の絶頂を楽しんだにもかかわらず、腹の熱は収まらなかった。むしろ、かえって強くなっている気すらする。シーツはとっくにびしょ濡れだし、さすがに手が疲れた。体もそれなりに疲労しているのに、下腹部だけが満足してくれていない。

 

(なんで……? 今までこんなことなかったのに……♡)

 

 これ以上自分で触っても、きっと解消しないって直感した。ずっとニカさんを待たせておくわけにもいかないし、ここは諦めるしかないだろう。高ぶった体のまま、雑に全身を濡れタオルで拭いて清めると、服を着る間もなく個室を出た。

 

「ニカさん……」

「終わった……? まだみたいね」

 

 ソファに座ってオレを待っていたニカさんのところに行くと、大体の状況を把握してくれた。股間をぐっしょり濡らし、乳首をビンビンにして顔も真っ赤、完全に出来上がった全裸姿を見せれば一発で分かって当然だろう。

 

「ニカさん、自分でいくらやっても全然収まらなくって、どうすれば……」

 

 オレからオナニーしたいって言いだしただけでも珍しいのに、こんなに満足できなくて苦しんでいる様子を見たら流石のニカさんも驚いたようだ。普段のオレだったら、こんな全裸でニカさんの目の前に出るなんてするわけもないし、オレがどれだけ切羽詰まっているか一目でわかるだろう。

 

「わかったわ。私に任せて」

 

 ニカさんに手を引かれ、実習室の個室へと戻る。ベッドに二人で上がり、ニカさんに抱きしめられ、そっと頭を撫でられた。その表情は、愛情に満ちた優しい顔。それを向けられるだけで、オレの頭はあっという間に幸福感に包まれる。

 

「大丈夫よ。私が収めてあげるから」

 

 頭を撫でていた手がするすると降りていき、そっと顎を持ち上げる。視界にはニカさんの顔。目が細められ、ゆっくりと近づいてくる。

 

(あ、キス、してくれるんだ……)

 

 目を閉じてニカさんを受け入れると、唇に柔らかくて暖かい感触。唇を尖らせて差し出すと、そっと啄まれ、舐められ、力を奪われていく。いつの間にか口が開いてしまい、それを見逃さなかったニカさんの舌が口内へ差し進んでいった。

 

 ぐちゅっ♡ くちゅくちゅっ♡とニカさんの舌がオレの舌を突き、『あなたも動かしなさい』と言っているよう。それに応えようと不慣れながらも舌を突き出し、ニカさんの舌を追いかける。

 

 気持ちよさのせいだろうか、目頭が熱くなり、涙が滲む。頭を撫でられながらするキスは心の底から体を溶かし、燻っていた快楽を幸福感に変えていった。数分もキスをしていると体の疼きが消え去り、ニカさんへの愛情が胸を満たす。このままだといつまでも続けられてしまいそうな、長い長いキス。心残りではあるがしょうがない、ニカさんの背中を軽く叩くと、そっと口が離れていった。

 

「ミーナ、もういいの?」

「うん、なんか、落ち着いたみたい」

 

 あれだけオナニーしてもダメだったのに、ニカさんにキスしてもらうだけで落ち着くなんて、やっぱりこの体にはニカさんが必要なのだろう。すっかり彼女に染められてしまったからか、ニカさんにシてもらわないと気が済まなくなってしまったらしい。でも、昨日までは毎日のように、ニカさんにたっぷりシてもらったはず。どうして急にこれほどの疼きが出てきたんだろう。

 

(……もしかして、昨日の精液、あれを奇麗にしたから?)

 

 心当たりがあった。

 

 今日の性技の授業も無事に終え、帰宅して晩御飯、お風呂、そして就寝。いつも通りの生活を意識して過ごし、ベッドに入る。今日はここからが本番だ。

 

(そもそも、あの精液はどのタイミングでオレの体に入ったんだろう。一番ありそうなのは、この後……)

 

 二人で同じベッドに入り、目を閉じる。仰向けに横になって目を閉じているだけでも眠気が襲ってきそうなものだが、このためにあらかじめ仮眠をたくさん取っておいたから何とか耐えられた。授業を聞いているときや自由時間に、できるだけ今日の疲れをとってしまおうとした成果が出ているんだろう。

 

 暫くは、動きが全く無かった。隣ではニカさんの寝息が聞こえるし、オレが考えすぎたか、今日はそういう日じゃなかったのか、今日のところはもう寝てしまおうと思っていた。その時だった。掛けられていたタオルケットがそっと捲られて行く。最初はニカさんが起きただけかと思ったが、それにしてはおかしい。ニカさんの寝ているあたりだけではなく、オレのほうまで全部捲られ、足元に纏められた。おかげでオレに掛かっていた布団は全部無くなってしまい、ベッドの上でただ仰向けになっているのみとなった。

 

(もしかして、本当にそうなのか?)

 

 布団を捲り終わったニカさんは、オレの横まで近づいてくると、そのままごそごそと何かをし始めた。目をつぶっているからわからないものの、カチャカチャと物音がするから何らかの準備をしているのだろう。

 

 自分の目の届かないところで、何をされているかも分からないのは純粋に怖い。オレが起きないようにしているんだろうから痛いことはされないだろうけど、見ようとすれば見える状況で目をつぶり続けるのはかなりの精神力を消耗した。やがて物音が途切れた時、オレの胸元に何かが触れた。それはオレの服を摘まみ、じ~っと小さな音がして、胸元が涼しくなる。

 

(これ、オレの服のチャックを下ろされてるのか)

 

 今日来ている寝間着はスウェット生地のパーカーとゆったりしたショートパンツ。フロントジップのパーカーは何の抵抗もなく前が開かれて、中のキャミソールが露わになる。まさかニカさんにこっそり服を脱がされるなんて思ってもいなかったけれど、何か理由があるのかもしれない。もしここで起きたらどうなるかわからないし、何とか目が覚めていることに気付かれないようにしながら、この状況をやり過ごすしかないだろう。

 

 キャミソールの下には何も着ていない。家の中だし、パーカーの生地はそれなりに厚いから問題ないと思っていた。しかし、今となっては話が違う。キャミソール一枚では胸の輪郭も、その先端の突起も隠せないのだから。

 

(これ、見られてるのかな……)

 

 あたりは暗いから、よほど夜目が利かないと細部までは見えないはずだ。ただ、それだとしても、胸に張りついているキャミソールがニカさんの視線に晒されていると考えると顔が熱くなる。男の精神が残っていれば胸を見られるくらいどうということはないはずなのに、今やその形を凝視されるだけで頬が火照ってしまう。それだけメスの思考が体に染みついてしまったのだろう。

 

 そのまま胸を触られるのか、それとも更に服を脱がされるのか、ニカさんの気配に集中していると、意外なことにそのままベッドを降りた彼女。表情を動かさないように細心の注意を払いながら耳を澄ませると、後を追うようにして衣擦れの音が数度。

 

 もしかしなくても、ニカさんが服を脱いでいるのだろう。この状況で服を脱ぎだすなんて、することは一つしかない。しかし、このタイミングでニカさんがする意味なんてあるんだろうか。今日だって一発抜いてあげたし、オレの体なんて性技の授業中に見放題なんだから、わざわざ寝込みを襲うことなんてないのに。

 

 理解はできないけれど、それで彼女の動きが止まるわけでもない。ニカさんがベッドの上に戻ってきて、数瞬の後に微かな揺れ、そしてほのかに漂ってくる生っぽい匂い。

 

(これ、扱いてるよな。ニカさんが、自分で生やしたやつを)

 

 わざわざ脱がされたということは、きっとオレの体をオカズにしているんだろう。寝ているふりをしているから身動きが取れなくって、無防備な姿をさらすしかない。それをまじまじと見られているのだ。動揺しないわけがない。

 

 そうして暫く生殺しにされること数分、おもむろにカチャカチャと物音がしたかと思うと、ベッドの揺れが止まる。そして彼女が息をのむような音。微かな水音。漂う生臭さ。どうやら達したらしい。

 

 ニカさんが夜な夜なオレの体をオカズにしてオナニーしていたのはわかった。でも、これとオレのおまんこの中にあった精液がどう結びつくのかわからずにいると、事態は急転した。オレが穿いているショーパンの裾に指が掛けられたのだ。思わず腰を跳ねさせようになったが、何とか気合で堪える。

 

(こいつ、下も脱がそうっていうのか……!?)

 

 『こんなことされたらさすがに起きるだろ』と思うけれど、今まで起きていなかったから自信をつけてしまったのだろう。オレの眠りは自分が思っているより深いらしい。ショーパンが膝あたりまでずり降ろされ、ショーツが露わになったはずだ。

 

 今度こそ触られるかと心の準備をしていたら、そっと股間に指が触れた。くる、と思ったときにはもうクロッチ部分がずらされ、おまんこがちょっとだけ寒くなる。いつの間にか濡れてしまっていたようだ。

 

 次に来る刺激に備えていると、割れ目がそっと割り開かれ、膣の入り口に何かが当てられた。それはゆっくりと中に入ってきて、細長くて柔らかい棒状のものだとわかる。新手のバイブで夜な夜なオレの体を開発しているのだろうか。

 

(いったい、何だっていうんだよ)

 

 強い刺激がいつ来るのかと身構えていたら、お腹の中で『びゅるっ』と水音。ああ、これか、とわかった。どうやら何かしらの道具を使って、オレのお腹の一番奥に精液を注ぎ込まれていたらしい。その理由は知らないし、もしかしたら単なるニカさんの性癖なのかもしれない。なんにしろ、昨日の夜、おまんこの奥から精液が流れ出してきたわけはこれで判明したのだ。

 

(細かい理由は、また明日にしよう……)

 

 もう起きている理由もないだろう。ニカさんがオレの服装を直していくのを感じながら、そっと意識を手放した。




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