※この作品はR-18です。

プリマドンナ~TS転移娘がふたなりサキュバスに堕とされる話~   作:Sfon

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九日目 一方通行
九日目 一方通行


 火曜日。今日の性技の授業は乳首とクリトリスの開発だった。前にも同じことをしたじゃないかと聞いたら、使うおもちゃの種類が違うから良いのだそう。クラスメイトに自分の裸を見せるのはまだまだ恥ずかしいけれど、開始早々にニカさんからべろちゅーをされて頭を馬鹿にされたし、それ以降はニカさんの手によって快感を注ぎ込まれるのに振り回されたからどうということは無かった。恥の上塗りに過ぎないと言えばそうかもしれない。

 

 そうして学校の授業を終え、帰宅し、晩御飯を食べ、今日もオナニーの時間がやってきた。昨日、ニカさんに『私の手で気持ちよくしてあげる』と言ってもらったけど、それはそれとしてオナニーはもはや日課になってしまっていて、しないとどうにも落ち着かない。それに、ニカさんを誘惑するためにも役立つのだから、わざわざ我慢する理由もなかった。

 

 そう、これは自分が快楽を得るためだけじゃない。ニカさんにオレがメスなんだって意識させて、ニカさんの意志によってオレに手を出してもらうための作戦だ。だから、リビングで一人寂しくするなんてもったいないって気づいた。ならばどうするか、ニカさんの居るところですればいいじゃないか。

 

 寝室兼ニカさんの勉強部屋に入ると、ニカさんが今日も真面目に勉強していた。それを横目に見ながら本棚から小説を一冊手に取って、大きな大きなベッドに寝ころぶ。今日は可愛いミニスカワンピースを着ているからそもそも太ももの露出が多いし、ちょっと裾が捲れたり足が開いたりすればショーツが見えてしまうだろう。

 

(まずは軽いジャブってことで)

 

 無防備にうつぶせになり、軽く足を開く。こんな服装でこんな格好をするなんて『襲ってください』と言っているようなものだけれど、ニカさんの様子をちらりと盗み見てみれば、こちらに一瞥もくれずに集中して机に向かっていた。

 

 まぁ、この程度でニカさんの気が引けるとは思っていない。そもそもすでに一度試したことだし、その時だってまともに視線を向けてくれなかったから。でもこの時間はオレにとって大切なものだった。ゆっくり本を読んで気分を高めて、この後につなげるための準備時間なんだから。

 

 今日選んだ小説はどう考えてもエロ目的だと分かる題名のもの。例によってプリマドンナとそのメスのお話だけれど、メスがご主人様に好き勝手弄られてメロメロになるまでの過程が紡がれているようだった。メスがこの世界にやってきてご主人様と出会い、えっちなことを沢山経験して染まっていく様が生々しく描かれている。

 

 そんなものを読んでしまえば当然自分と重ねてしまうわけで、本番シーンなんて『こんなことをニカさんとできたらなぁ』とのめり込んでしまった。そうなればもちろん体も反応し、ページを捲るたびに熱が全身に溜まっていく。肌がしっとりと湿りだし、下腹部が疼く。股間からはよだれが溢れて下着を汚し、熱い吐息が悩まし気に漏れた。

 

(いい感じに体も準備できたし、もう良いかな)

 

 あからさまにならないようにそっと小説を脇に置いて、うつぶせになったまま片手を自分の体の下、スカートの中へと差し入れる。つるっとした肌触りのシルク製ショーツ、そのクロッチ部分を指先で突くと、脂肪がぽってりついた柔らかいマン肉のプニプニ感が伝わってきた。その真ん中にある割れ目に沿って指を這わせれば、一番上にはぷっくりとしたしこりが包皮に包まれて座っている。

 

「ぅん……っ♡ ふぅっ♡」

 

 ショーツの上からクリをこねくり回しながら、ニカさんの使っている枕を引き寄せて顔を埋めた。鼻から思いっきり息を吸うと彼女の暖かい匂いが胸いっぱいに広がって、頭の中に幸せが充満していく。ベッドの暖かさもあって、まるでニカさんに包まれているよう。そんな状態でおまんこを弄れば、あっという間にショーツを貫通するほど濡れてしまった。

 

(ニカさんの匂い……好き……♡ おまんこに響く……♡)

 

 すりすり、かり、かりっ♡

 

 指の腹で肉芽をつぶしたり、爪を立てて引っ掻いたり、あの手この手でクリトリスをイジメれば、どんどん体の中に快感が充満していく。それに呼応して腰がどんどん高くなり、やがて猫みたいに天高く突き出すところまで行ってしまった。

 

「ふぁっ♡ あんっ♡ あぁっ♡♡♡」

 

 かり、かりっ♡ くいっ♡ くいっ♡ へこっ♡♡♡

 

(あ、やば。この格好、なんかバックで犯されてるみたいだ。おまんこを後ろに突き出して、体はベッドの上でひれ伏して、どうぞ弄ってくださいって感じで……♡)

 

 一度気付いたら一気に羞恥が押し寄せて、体の熱が爆発した。それが快感を一気にブーストし、絶頂へ駆け上がっていく。お腹の奥から愛液がドバドバ溢れて下着がぬるぬるになり、指先の滑りも増して更に激しくクリを弄ると、絶頂がすぐ目の前まで迫った。

 

 ここまでくるとショーツの上から弄っているだけではまどろっこしくなってきて、ショーツを膝までガバッと下げた。愛液まみれの濡れ濡れおまんこが部屋の空気に晒されてヒヤッとするけれど、それは如何におまんこが熱くなっているかということも示している。

 

 そんなホカホカ発情おまんこに手を当てると、ぐちゅっ♡という水音と共に愛液のぬめりが手のひらに広がった。そのままおまんこのお肉をフニフニ揉んでから割れ目の中に指を埋めて、お腹側に向けてそろりそろりと指先を這わせれば、膣口や尿道口を経由してクリトリスまで到達する。

 

(おまんこ撫でてただけなのに、流石に濡れすぎだよなぁ、これ。ぐちゃぐちゃになってて、弄りやすすぎる……♡)

 

「ふぅーっ♡ はぁっ♡ あ゙っ♡ あ゙ぁっ♡ これっ♡ これい゙ぃっ♡ んぁっ♡」

 

 ぐちゅっ♡ ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡ きゅぅ〰〰〰っ♡♡♡

 

「んぉ゙っ♡ ふゔぅぅぅぅ〰〰〰っ♡♡♡♡♡」 

 

 ガチガチに勃起したクリトリスの包皮を剥き、思い切って指二本で押しつぶし、摘まみ上げたその瞬間。鋭い快感に腰が震え、ぷしゅっ♡と股間からイキ潮が噴き出る。普段寝ているベッドをオナニーで汚してしまった背徳感が追いイキを掻き立てて、また軽く絶頂。

 

(あっ……そういえば、ペットシーツ敷いてないじゃん……)

 

 今更気付いてももう遅い。そもそも、ニカさんに気取られないためにはペットシーツなんて持ってこれるわけもなかった。

 

「きゅぅ……っ♡ はぁ……っ♡」

 

 もちろんこの体がクリアクメだけで満足できるわけもなく、畳み掛けるようにして指をおまんこに挿入。一本じゃ物足りないのが分かりきっているから、最初から中指と薬指の二本を突っ込んで、おまんこをほじり始めた。指先で膣壁を押し込みながら入れたり出したり、膣襞を弾くようにしておまんこ弄りを楽しむと、すっかり濡れた肉壺からぐじゅっ♡ぐじゅっ♡と淫らな水音が響く。

 

「ふゔっ♡ うお゙っ♡ おっ♡ おぉっ♡ お゙っ♡ お゙んっ♡♡♡」

 

(オレの指、細すぎて物足りないけど、クリよりはこっちのほうが好き……♡)

 

 とはいえクリトリスをこねるよりは緩やかな刺激だから、思考にも余裕が出てきた。そのスペースに生まれたのは、すぐそこで勉強しているはずのニカさんの存在。途中からクリアクメに夢中になって忘れていたけれど、ニカさんは今勉強中なんだった。オレのことを見てくれてたりしないかな、と枕に埋めていた顔を上げて視線を彼女に向けると、そこには相変わらず真面目な顔で机に向かっているニカさんがいた。

 

「うっ♡ ゔぅ〰〰〰っ♡ にか、さん……っ♡ ふぅ゙っ♡♡♡ ふぁ゙っ♡」

 

(なんだよ、せっかくこんな姿勢をしてまで見せつけているんだから、オレのことを見てくれたっていいじゃないか)

 

 おまんこを差し出して降伏するメスのポーズをしても、ニカさんは全然振り向いてくれない。耳がほんのり赤く染まっているのは嬉しいけれど、きっとオレの絶頂を感じ取ったからというだけで、オレを見てくれてはいないんだろう。こうなったら、めちゃくちゃイキまくってメスのフェロモンを出しまくって、オレを見なくても発情しちゃうように仕向けるしかない。ならば、手マンなんかに甘えている暇なんてなかった。

 

「ふ〰〰〰っ♡ ニカさんがその気なら、オレだってもっとしちゃうんだから……♡」

 

 指をおまんこから抜いてベッドから起き上がり、向かった先は部屋の一角にあるおもちゃ置き場。そこから手に取ったのは、バイブとピンクローター。自分の手では満足できないって分かりきっているんだから、さっさとこれを使えばよかった。

 

 ベッドに戻ってくるとシーツの染みが目に入り、自分がどれだけお潮を噴いて愛液を垂らしたかを突き付けられる。それはもはや染みというよりは水たまりに近く、指先をシーツに這わせると諸々の汁が合わさった粘液がベットリと付いた。

 

(うわぁ……これ、寝る前に交換したところで、マットレスにも染みちゃってるよね。ベッドパッドって敷いてあるんだっけ?)

 

 これからすることを考えると、いくらベッドの上とはいえ、流石にペットシーツを敷いたほうがいいだろう。おもちゃ類をベッドにおいて全裸のままリビングに向かい、数枚のペットシーツを持ってきてベッドに敷いた。シーツに比べると肌触りは悪くなるものの、自分の体質を考えれば仕方ない。

 

(よし、これで心置きなくできるな。ニカさんは……相変わらず勉強に集中してるけど)

 

 今度はベッドに仰向けになり、大きく股を開いて股間を突き出す。ニカさんにしっかり見てもらうための姿勢だ。片手に持ったバイブを手探りでおまんこにあてがうと、そのまま奥まで押し込んでいく。

 

「うっ……くぅ……っ♡♡♡」

 

 物を突っ込まれるのにすっかり慣れたおまんこは、多少の抵抗を残しながらもスムーズにバイブを飲み込んでいく。カリを模したかえしが膣壁を弾きあげながら膣内を進んでいき、やがてバイブの先端がポルチオまで到達した。

 

 自分の視界はいくら頑張って下を向いたところでおっぱいとお腹、そして足くらいしか見えない。肝心のおまんこがどうなっているかは見て取れないけれど、バイブによって陰唇が割り開かれ、膣口が押し広げられているのは感触から分かる。マン土手を手でなぞれば、クリトリスが広がった割れ目の中から露出しているのも分かった。

 

「ふぅ〰〰〰っ♡ ふーっ♡ はぁっ♡ はーっ♡」

 

(オレのおまんこ弄り、見てくれよ。見て、発情して、オレのことを襲ってくれよ……♡)

 

 ニカさんの視線が向けられていることを妄想しながら、ゆっくりとバイブを抜いてお腹側の膣壁をえぐる。おまんこの浅いところ、ちょうどGスポットのある辺りは特に意識しながら引き抜き、完全に抜けてしまう直前でまた差し込んでいく。無機物がおまんこに入ったり出たりを繰り返していけば、膣内快楽が徐々に膨れ上がっていった。

 

「んお゙っ♡ おまんこ、気持ちいい……っ♡ あぅっ♡ ふぅ゙っ♡♡♡」

 

 じゅぽっ、ぐぽっ♡と音を立てながらピストン運動を続けるバイブはそのままに、もう一方の手は電源の入ったローターを持って、クリトリスを刺激していく。まずは周りのマン肉越しに振動を与え、徐々に肉芽に近づけて快感を強めていった。

 

「あぅっ♡ ゔっ♡ う~っ゙♡ あ゙ぁ゙っ♡」

 

 深い深い快感に、喘ぎ声もより喉の奥へ生まれを変えていく。それは女の子が可愛さを装う嬌声では無く、本能から漏れ出すメスの鳴き声そのものだった。腹の底をバイブで殴られ、陰核をローターで振動させられれば、あっという間に中イキへと誘われる。

 

「お゙っ♡ おまんこい゙ぐっ♡ ゔぅっ♡ おまんこでイっちゃ……あ゙っ♡♡♡」

 

 絶頂への恐怖心などもうとっくに消え去っており、最短経路で深イキへと駆け上がっていく。おまんこの一番気持ちいいところを容赦なく抉り、押し込み、震わせれば、あっという間に快感が絶頂ゲージを満たしきった。そして。

 

「あ゙ぁっ♡ いぐっ♡ い゙ぎま゙ずっ♡ にか、さ……あ゙ぁ゙〰〰〰っ♡♡♡」

 

 目をつぶって快感に集中し、今日のオナニー初めてのまんこイキに浸る。下半身を飛び跳ねさせ、股間からはイキ潮をぷしゅぅっ♡と噴き出し、瞼の下では涙が滲んだ。そしてここで終わらない。絶頂の最中にバイブのスイッチを入れると、おまんこ全体がブルブルと振動させられ、ポルチオ経由で子宮まで揺さぶられる。それによってまた絶頂を迎え、そこから降りてくることはない。

 

「い゙っ♡ いってるの、とまんな゙い゙っ♡♡♡ きゅ、ぅ〰〰〰っ♡♡♡♡♡」

 

 ぷしぷしとお潮を噴きながら、畳み掛けてくる絶頂に脳みそを揺さぶられる心地よさに浸る。もうニカさんのことなんて頭から抜け落ちて、ただひたすらに快感を貪るメスとなったオレは、そのまま体に力が入らなくなるまでずっとバイブをおまんこに押し込み続けた。

 

 おもちゃによって無機質な快楽が際限なく叩き込まれ、オレは絶頂のたびにイキ潮を噴くだけ。そこにオレの理性は全く介入していなかった。ただ、絶頂の谷間に思考回路が一瞬復帰したとき、絶頂によって定まらなくなった視界の中で、ニカさんがチラッとこちらを振り返ったような、そんな気がした。

 

 

 

「――ナ。ミーナ。大丈夫?」

 

 気づいたら、ベッドの上で大の字になって伸びていた。おまんこからはバイブが抜かれ、ローターも手から転げ落ちている。どうやら快感に脳を焼かれて意識を手放してしまったらしい。

 

「ぁ……だぁ……じょ、ぶ……♡」

「どう見ても大丈夫じゃないわね。なんでこんなになるまでオナニーするのよ。いくらメス快楽に魅了されているとしても、これはちょっと行き過ぎね」

 

 一体誰のせいで際限なくなっていると思っているのか問い詰めたいくらいだった。ニカさんがさっさとオレに手を出してくれれば済む話なのに。

 

「こんなにされたら、流石に私の勉強にも支障が出てきてるのよ。全然集中できなくて、効率もがた落ちしてるんだから。でも、オナニーやめなさいって言っても我慢できないでしょうし……。悪いけど、強制的に我慢してもらうわね」

 

 まだ半分夢心地のオレでは、ニカさんが何を言っているか理解しきれなくて、体を起こすこともできない。ただ、ニカさんが近づいてきてオレのお腹に手を当てて、何かを呟いたのは分かった。同時にお腹の底から暖かいものが広がり、体全体へと行きわたる。

 

「そういうわけで、今日からオナニーは禁止ね。私と一緒にえっちする以外はイカせないから」

「なっ……⁉」

 

 思わず声を上げてしまったのもしょうがないだろう。サキュバスにとってオレの絶頂なんてご馳走みたいなものなんだから、あればあるだけ良いじゃないか。

 

「不満は受け付けるけど、聞き入れるつもりはないからね。ミーナが自制できるようになるまで、暫くの間は私が管理するわ」

 

 そんなご無体な。メス快楽はオレにとって唯一と言って良いほどの娯楽なんだから、奪われては困る。反射的に自分の股間に手を伸ばし、おまんこを弄ろうとしたとき、目を見開いた。

 

「な……なんで、動かないんだ……⁉」

 

 手をあてがうところまではできた。びっしょり濡れたおまんこを手のひらが包み、その熱を感じ取ることができる。しかし、そこから先には一ミリも手を進めることができない。クリトリスをこねることも、割れ目を開くことも、もちろんおまんこに指を突っ込むこともできなかった。

 

「オナニー禁止って言ってるでしょ。気持ちよくなるつもりが無いなら普通に触れるから安心してちょうだい」

「こんなことされて、不意にそういう気分になっちゃったらどうすればいいわけ?」

「私がしてあげるわよ。元々そういう話だったでしょ」

「そうだけどさ……」

 

 せっかくこの体に慣れてきたのに、今度はお預けされるなんて。……いや、逆に考えれば、それだけニカさんにオレのことを意識させることができたってことか。そう思えば意外と悪くないかもしれない。

 

「まぁ……分かったよ。それで、今日のご奉仕は?」

「それはいつも通りしましょ。とりあえずお風呂に入ってきてちょうだい」

 

 その後は疲れた体を押して体の汚れをすべて落とし、帰ってきたらニカさんがお風呂に入っている間にベッドのシーツ交換。ペットシーツを敷いていたとはいえ、ベッドパッドまで交換しないといけなくてかなり大変だった。この小さい体でクイーンサイズレベルの大きなベッドシーツやらを交換するのは、もはや全身運動と言って差し支えない。

 

 そしてニカさんが帰ってきてすぐ、床にぺたりと座り込んでベッドの前に陣取った。そんなオレの姿を見てちょっと呆れた表情をした彼女だけど、何も言わずともオレのすぐそばでベッドに腰掛け、股間から立派なものを生やしてオレに見せつける。

 

(相変わらずでっかいなぁ……こんなのをオレにしゃぶらせるなんて、良い趣味してるよ)

 

 心の中でぼやきつつも、おちんぽに手を這わせて口元に持ってきてそっと口づける。いつも通りの味、いつも通りの熱。それらを感じながらゆっくりと口の中へ受け入れていき、舌と唇、手を使っての奉仕。それもそう長くはかからず、数分もしないうちに喉の奥へどっぷりと吐き出された精液を腹の底へと取り込んでいった。

 

「ふぅ……。じゃ、寝るわよ」

「えっ、今日はニカさんがシてくれるって話じゃなかったっけ?」

「あのね。なんでこの流れでできると思ったのよ。お預けよお預け。明日まで我慢しなさい」

「そんなぁ……約束したじゃん……」

「したけど、気絶するまでオナったんだからいいでしょ」

 

 何を言ったところで変わらない雰囲気があり、すごすごと引き下がるしかなかった。二人一緒にベッドに入り、せめてもの抵抗としてニカさんの腕の中に侵入して体をぴったりとくっつける。背中に感じるニカさんの胸の膨らみと体の柔らかさに包まれながら、彼女の腕を抱き込んで自分の体を触れさせた。

 

(ぐぬぬ……まさかえっちをセーブさせられるなんて、サキュバスがそれでいいのか。こうなったら、性技の授業でとことんニカさんにシてもらわないと。家でニカさんにしてもらうタイミングでたくさんおねだりしても、すぐに止められちゃうかもしれないし)

 

 なってしまったものはしょうがないし、残った手札でなんとかするしかないだろう。今日のところはさっさと寝て、明日からまた頑張ろう、そう心に決めて瞼を閉じた。

 

 

 

 深夜、ふと目が覚めた。体に伝わるあたりの感触に違和感があるからだろうか。目はつぶったままなものの、少なくとも布団は剥がされているのが分かる。そして下半身もどこか変だ。今日もワンピースタイプのルームウェアを着ていたけれど、それにしても妙にすーすーするというか、もはや裸なんじゃないかと思うくらい。

 

(いやいや、流石に夜這い上手なニカさんとはいえ、パンツまで脱がせるわけ……)

 

 そう思っていたら、お腹にそっと手が触れた。視界が無い中の完全な不意打ちに思わず肩を震わせてしまったけれど、気づかれただろうか。結構耐えたつもりではある。

 

(さすがにワンピースは捲られてるか。お腹は全部出てるみたいだ)

 

 形のいいヘソをくるくるなぞられたり、スッキリしたお腹をさわさわと撫でられたりと、素肌の上をニカさんの指が走る。そうしてオレの体がニカさんとの触れ合いに慣れた頃を見計らってだろう、下腹部を指先で軽く、とん、とんとタップし始めた。

 

(……これ、もしかして、お腹の上からポルチオを刺激しようとしてる?)

 

 エロ漫画とかで見たことのある、体外式ポルチオ。前はシャワーをお腹に当てた時にビリビリきちゃったけど、今回はそれよりもっと優しい刺激だ。この程度でどうにかなるとは思えなかったけれど、それから十分ほどすればお腹の底が快感に疼き、全身の感度が倍増していた。

 

「ふぅ……っ♡ はぁ……っ♡♡♡」

 

 すでに吐息は熱くなっていて、明らかに発情している。お腹をポンポンと叩かれただけなのに、おちんぽを目の前に突き付けられた時のような状況まで持っていかれていた。

 

(ニカさん、オレにはオナニー禁止とか言っておいて、自分はオレの体を弄るとか、ちょっと自由すぎないか……?)

 

 文句を言ったってしょうがないのは分かっている。だってオレはニカさんの所有物に過ぎなくて、オレをどう使うかはニカさんの勝手なんだから、オレが口を出せるものじゃない。でも、それはそれとして気持ちよくはなりたかった。

 

(あれ、でも、この状況って、待ちに待っていたものと同じじゃないか? オレからおねだりできないけど、ニカさんがオレのことを気持ちよくしてくれるならそれで満足だし)

 

 こうなったら寝言のふりをしてニカさんにおねだりでもしてやろうか。そうすれば、『普段は恥ずかしがっているけど本心ではニカさんに愛されたがっている』みたいな、グッとくるオレを印象付けられるかもしれない。……いや、流石に恥ずかしい。何も間違っていないけれど、ニカさんにオレから好きとか愛してるとかそういうことを言うのは、なんというか、ちょっと違う気がした。ニカさんから先に言ってもらわないと不安というか、彼女がオレをどう思っているのか分かったうえじゃないと、気持ちのズレが怖いというか。

 

 いつまでもお腹を叩かれ続けるのがじれったくて、でもおねだりなんてできるわけなくてひたすら耐えていると、ようやくその振動が止まった。ついに次の段階へと進んでくれると期待していると、不意に足が持ち上げられる。

 

(ちょっ……オレ、寝てることになってるのに、そんな大胆なことするの⁉)

 

 持ち上げられた足はカエルのように折りたたまれて、体側へと倒される。両足でM字を作るようにされたこの体勢は、明らかにセックスするためのものだ。オスにおまんこをさらけ出して好き勝手に弄ってもらうための受け入れ態勢で、こんな姿勢をとったメスには反抗する権利なんてなくなってしまう。そもそも反抗なんてできない。

 

(自分の体の柔らかさが恨めしい……。こんな格好なのに、全然苦しくないぞ……)

 

 オレは寝ていることになっているから身動きが取れず、次に何が来るか全く分からないまま、ただただ待つことしかできない。ニカさんが移動しているのだろう、ベッドと共にオレの体が揺れ、そして止まった時、股間の筋を撫で上げられた。

 

「ひぁ……っ♡」

 

 反射的に腰が浮いた。感触からしてショーツは穿いていないし、おまんこはすっかり濡れているらしい。割れ目が開かない程度の軽いタッチで何度も撫で上げられると、肌の滑らかさと共に自分の股間の形が頭に浮かび上がる。クリトリスには触れてくれない。ただただおまんこの割れ目をなぞるようにして指先が這うのみで、時折プニプニとマン肉を突かれたりするけれどそこまでだった。

 

「ふぅっ♡ ふぅ〰〰〰っ♡ はぁっ♡♡♡」

 

(はやく、クリトリスいじって……♡)

 

 ポルチオを叩かれたせいでおまんこの準備はとっくに出来上がっており、何なら今すぐおまんこにバイブを突っ込まれても、何の問題もなく奥まで咥え込むことができるだろう。だけどニカさんは一向に攻めを進めてくれなくて、そのせいでクリトリスがどんどん勃起している気がした。

 

(触られてもいないのに、割れ目から出ちゃったりしてないよね……?)

 

 そうして腰がヒクつくのを堪えながら待っていると、ついに指が割れ目を駆け上がって肉芽まで到達する。まだ包皮を被っているものの、元々敏感な部位であるそこを触られたのだから当然、全身がビクリと痙攣した。

 

「ぎゅぅ……っ♡♡♡」

 

 喉の奥から絞り出されるような嬌声が自分の耳も犯し、腰を更に高く突き出してしまう。一度で終わるわけもないクリトリスへの攻めが繰り返される度、際限なく嬌声はループし、明確な性的快楽を思う存分楽しんでいる体が独りでに踊る。

 

(やっぱり、ニカさんに触ってもらうのが一番気持ちいいや♡)

 

 オナニーでは所詮序盤の馴らしに過ぎないクリアクメも、ニカさんの手に掛かれば気を失うほどの快楽を生み出す。皮をかぶったままのクリトリスを指先でこねくり回されるだけであっという間に快感が溜まり、数分もしないうちに絶頂を迎えた。

 

「うぁっ♡ あ゙、あ゙ぁっ♡♡♡」

 

 股間から暖かいものが飛び出していくのが分かる。もう何度も経験した潮吹きだけど、いまだに羞恥は残っており、ましてやそれがニカさんに掛かったかもしれないと思えば燃えてしまいそうなくらいに恥ずかしい。しかし、それが快感に変換されているのもまた事実だった。そして、クリ攻めはこれだけでは終わらなかった。絶頂を迎えて本格的に熱くなったおまんこがパックリと割り開かれると、冷たい何かが押し当てられる。そして数瞬の後、クリトリス全体が激しく揺さぶられた。股間からはヴィーッ♡という機械音。どう考えてもローターだろう。

 

「あ゙ぁ゙っ♡ ゔ、〰〰〰っ♡♡♡」

 

 そして間髪入れずにおまんこの中が押し広げられ、膣壁を引っ搔き回される。その動きは良く知ったもの。今日の昼間も散々啼かされたニカさんの手マンが始まり、クリ快楽と合わさって瞬く間に絶頂した。

 

 ぶしゅっ♡ ぶしゅぅっ♡

 

「んお゙ぉっ♡ ほお゙っ♡ お゙〰〰〰っ♡ お゙っ♡ お゙ぉ゙っ♡♡♡」

 

 目の前で火花がバチバチ散るほどの快感。喘ぎ声を抑えることも許されず、ただ快楽に振り回されるがまま、無防備に体を飛び跳ねさせる。お口は下品に開いているだろうし、もしかしたら舌も飛び出しているかもしれない。そんなことも気にする余裕がないほどの、快感の奔流に飲み込まれる。終わることを知らないおまんこアクメに体をガクつかせながら、ただひたすらに嬌声を上げ続けることしかできない。

 

 そして、オレが絶頂してもなお、クリトリスにはローターが押し付けられ、おまんこの中はニカさんの指が這う。気持ちいいところを的確に押しつぶされ、擦られ、弾かれれば、一瞬で新しい絶頂がリロードされて、そしてまた体が痙攣した。

 

「ほお゙っ♡⁉ お゙んっ♡ お゙ぅっ♡ ふゔぅぁああああっ♡♡♡」

 

(ヤバい、絶頂から降りてこられない……こんなの、気が狂う……っ♡♡♡)

 

 Gスポットやクリの根元だけではない、ただの膣壁でさえ超敏感な性感帯になっているオレのザコまんこは、ニカさんの指をまるで宝物のように全身で抱きしめる。ぐちゅぐちゅと水音を立てながら出し入れされるその指に吸い付くようにして、おまんこも前へ後ろへと揺さぶられ、それに連動して子宮も震え、もう下腹部にある臓器全部が性器だと思えるほど。

 

「お゙ぉ゙〰〰〰っ♡ ほぉ゙っ♡ お゙っ♡♡♡ お゙っ♡ お゙っ♡ お゙ぉ゙〰〰〰っ♡♡♡」

 

 こんなの、眠姦でやることじゃない。こんなことされたら起きるに決まってるのに、どうしてニカさんはまだ続けているんだろう。そう思ったところでその手が止まるわけでもなく、メスイキを十回数えたあたりで意識を手放した。




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